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第6章 レヴェリー・プラネット運営方針
第110話 もう嫌だ! I want to break away
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用心に用心を重ね、彼は語り始める。
「とりあえず、3つのクランにエージェントを入れてます」
「つまり?」
「レイザーズに白木を、ネメシスに姉川、俺はエクレール……」
「待ってください。2つ質問があります。まず、エクレールとはなんですか?」
「連合軍に参加してるクランの名前ですよ。フランス語で”稲妻”って意味らしいです」
「なるほど。では2つ目ですが、資料によれば、スエナが率いるクランはウサギ王国のはずです。そこに潜入しているエージェントは誰ですか?」
「そのぅ……。いないんですよ」
「いない?」
梅下の顔が険しくなる。赤羽は大慌てで話を継ぎ足す。
「いや、サボりとかじゃなくてですね! そもそもの話、エージェントはデカいクランにだけ入れるもんでしょう。
だってマンパワーは限られていて、全てのクランに入れるなんて不可能なわけで……」
「そんなことは承知しています!」
「はい。えー、それでですね……。ウサギ王国ってわりと小規模なんですよ。だから、今までエージェントは入れてなかったんです」
「しかし……」
「もう少し喋らせてください。まずこれを言うべきだったんですけど、連合軍に参加してるクランは今のところ3つです。ネメシス、ウサギ王国、エクレール。
それぞれの規模はぜんぜん違う。しかし、立場はどれも平等って取り決めになってます。
でも、ランキング2位の大規模クラン、ネメシスからすれば、ウサギ王国もエクレールもザコ! すっかりナメきってますよ」
「それで?」
冷や汗が赤羽を包む。なんとかこのピンチを切り抜けなければ。とにかく言うだけ言ってみよう。
「こういう事態に直面して、エクレールのリーダー、パトリシアはこう考えたわけです。
”何も対策しなければ、連合軍はネメシスに乗っ取られ、奴らの野望を達成するための捨て駒にされてしまう。
それを避けるには、エクレールとウサギ王国が協力し合い、ネメシスに対抗すればいい”」
「……(不機嫌な顔)」
「パトリシアはスエナに近づき、一緒に冒険したりアイテムをプレゼントしたり、うまく友好関係を築きました。
だから、現在エクレールに潜入中の俺は思ったわけです。パトリシアを利用すれば、間接的にスエナをコントロールできる、と」
「要約すると、あなた一人でエクレールとウサギ王国、両方を監視するということですか?」
「えぇ、まぁ……」
「わかりました。なら、それでよろしくお願いします」
「はい!」
なんとか梅下を怒らせずにすんだ。赤羽は胸をなでおろす。
本来なら、スエナが連合軍結成に取りかかった時点で部下のエージェントを送りこむべきだったのだ。しかし判断にモタつき、チャンスを逃した。
だから彼なりに知恵を絞り、こうして失敗を取りつくろった。同時に2つのクランを担当するのは大変だが、解雇が嫌ならやり遂げるしかない。
これ以上この件を追及されたくなければ、話題を変えたほうがいいだろう。赤羽は言う。
「ところでボス、今回はどれくらいやるつもりですか? どこまで戦争を長引かせ、どこで終わらせる予定で?」
「まだ決めていませんよ。どちらの陣営がどれだけ課金するか、判断はそれ次第です」
「じゃあ、レイザーズの課金が少なきゃ見殺しって可能性も?」
「えぇ。最近のデータによると、レイザーズの合計課金額は右肩下がり……。
引退する人も多く、勢いがない。先日も、ゴーエンという重課金プレイヤーがやめました」
「でも、やめたくせにすぐ戻るプレイヤーって多いじゃないですか」
「私が確認した限りでは、彼はある日いきなりログインしなくなり、それからずっとそのままです。完全に引退したんでしょう」
「うーん……。お言葉ですが、ボス、俺はあいつのことをちょっと知ってまして。彼は熱心に遊んでました、突然やめるとは思えないんですよ」
「なら、きっとリアルで何かあったのでしょう。交通事故で入院とか……」
「まさかLMに”怒られた”んですかね?」
「……(無言)」
命が惜しいならむやみにLMの話をしてはいけない。2084年の日本では当然の処世術だ。
流れを断ち切るため、梅下はまったく別の話題を持ち出すことにする。
「剣崎くん、ちょっといいですか」
「はい」
「そもそもの話、12号サーバーの合計課金額そのものが減り続けています。どういうことですか」
「言い訳になってすみませんが、仕方ありませんよ。このサーバーが始まって、ずいぶん時間が経ちました。
時と共にどんどん引退者が出る、そのぶん課金者も課金額も減る。避けられない運命です」
「そこを何とかするのがあなたの仕事でしょう!
剣崎くん、もう一度いいますが、今回の戦争はビッグ・チャンスです。しっかり稼ぎなさい!」
「かしこまりました」
「今さらこんな話をするのもなんですが、プラネットの主なスポンサーは銃メーカーです。
ところで、この前そこから苦情が来てね。こういう話です。
”プラネットでカッコよく銃が使われることで宣伝効果が生まれ、現実世界の銃が売れる。
そういう話だからスポンサーをしているのに、最近さっぱり効果が感じられない。
もっとたくさん銃を出し、活躍の場を作り、宣伝して欲しい。さもなくば関係を打ち切る”」
クソ! なにが宣伝だ! 銃とは生き物を殺す道具、それを売る手伝いをしろって、絶望的にひどい話じゃないか!
もう嫌だ! なにもかも御免だ! 治の心は怒りで真っ白になり、熱い気持ちが噴き上がる。名状しがたい何かが体外へ流れ出す。
それを見た梅下が治にたずねる。
「剣崎くん、どうして泣いてるんですか?」
「あっ……」
呆れ顔の梅下は冷たく言い放つ。
「もういいです。まったく……! この場は私に任せ、医務室に行ってください」
「はい……」
治は席を立つ。ふらついた足取りで会議室を出る。頭を占領しているのはたった一つの気持ちだけ。
もう嫌だもう嫌だもう嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌。
「とりあえず、3つのクランにエージェントを入れてます」
「つまり?」
「レイザーズに白木を、ネメシスに姉川、俺はエクレール……」
「待ってください。2つ質問があります。まず、エクレールとはなんですか?」
「連合軍に参加してるクランの名前ですよ。フランス語で”稲妻”って意味らしいです」
「なるほど。では2つ目ですが、資料によれば、スエナが率いるクランはウサギ王国のはずです。そこに潜入しているエージェントは誰ですか?」
「そのぅ……。いないんですよ」
「いない?」
梅下の顔が険しくなる。赤羽は大慌てで話を継ぎ足す。
「いや、サボりとかじゃなくてですね! そもそもの話、エージェントはデカいクランにだけ入れるもんでしょう。
だってマンパワーは限られていて、全てのクランに入れるなんて不可能なわけで……」
「そんなことは承知しています!」
「はい。えー、それでですね……。ウサギ王国ってわりと小規模なんですよ。だから、今までエージェントは入れてなかったんです」
「しかし……」
「もう少し喋らせてください。まずこれを言うべきだったんですけど、連合軍に参加してるクランは今のところ3つです。ネメシス、ウサギ王国、エクレール。
それぞれの規模はぜんぜん違う。しかし、立場はどれも平等って取り決めになってます。
でも、ランキング2位の大規模クラン、ネメシスからすれば、ウサギ王国もエクレールもザコ! すっかりナメきってますよ」
「それで?」
冷や汗が赤羽を包む。なんとかこのピンチを切り抜けなければ。とにかく言うだけ言ってみよう。
「こういう事態に直面して、エクレールのリーダー、パトリシアはこう考えたわけです。
”何も対策しなければ、連合軍はネメシスに乗っ取られ、奴らの野望を達成するための捨て駒にされてしまう。
それを避けるには、エクレールとウサギ王国が協力し合い、ネメシスに対抗すればいい”」
「……(不機嫌な顔)」
「パトリシアはスエナに近づき、一緒に冒険したりアイテムをプレゼントしたり、うまく友好関係を築きました。
だから、現在エクレールに潜入中の俺は思ったわけです。パトリシアを利用すれば、間接的にスエナをコントロールできる、と」
「要約すると、あなた一人でエクレールとウサギ王国、両方を監視するということですか?」
「えぇ、まぁ……」
「わかりました。なら、それでよろしくお願いします」
「はい!」
なんとか梅下を怒らせずにすんだ。赤羽は胸をなでおろす。
本来なら、スエナが連合軍結成に取りかかった時点で部下のエージェントを送りこむべきだったのだ。しかし判断にモタつき、チャンスを逃した。
だから彼なりに知恵を絞り、こうして失敗を取りつくろった。同時に2つのクランを担当するのは大変だが、解雇が嫌ならやり遂げるしかない。
これ以上この件を追及されたくなければ、話題を変えたほうがいいだろう。赤羽は言う。
「ところでボス、今回はどれくらいやるつもりですか? どこまで戦争を長引かせ、どこで終わらせる予定で?」
「まだ決めていませんよ。どちらの陣営がどれだけ課金するか、判断はそれ次第です」
「じゃあ、レイザーズの課金が少なきゃ見殺しって可能性も?」
「えぇ。最近のデータによると、レイザーズの合計課金額は右肩下がり……。
引退する人も多く、勢いがない。先日も、ゴーエンという重課金プレイヤーがやめました」
「でも、やめたくせにすぐ戻るプレイヤーって多いじゃないですか」
「私が確認した限りでは、彼はある日いきなりログインしなくなり、それからずっとそのままです。完全に引退したんでしょう」
「うーん……。お言葉ですが、ボス、俺はあいつのことをちょっと知ってまして。彼は熱心に遊んでました、突然やめるとは思えないんですよ」
「なら、きっとリアルで何かあったのでしょう。交通事故で入院とか……」
「まさかLMに”怒られた”んですかね?」
「……(無言)」
命が惜しいならむやみにLMの話をしてはいけない。2084年の日本では当然の処世術だ。
流れを断ち切るため、梅下はまったく別の話題を持ち出すことにする。
「剣崎くん、ちょっといいですか」
「はい」
「そもそもの話、12号サーバーの合計課金額そのものが減り続けています。どういうことですか」
「言い訳になってすみませんが、仕方ありませんよ。このサーバーが始まって、ずいぶん時間が経ちました。
時と共にどんどん引退者が出る、そのぶん課金者も課金額も減る。避けられない運命です」
「そこを何とかするのがあなたの仕事でしょう!
剣崎くん、もう一度いいますが、今回の戦争はビッグ・チャンスです。しっかり稼ぎなさい!」
「かしこまりました」
「今さらこんな話をするのもなんですが、プラネットの主なスポンサーは銃メーカーです。
ところで、この前そこから苦情が来てね。こういう話です。
”プラネットでカッコよく銃が使われることで宣伝効果が生まれ、現実世界の銃が売れる。
そういう話だからスポンサーをしているのに、最近さっぱり効果が感じられない。
もっとたくさん銃を出し、活躍の場を作り、宣伝して欲しい。さもなくば関係を打ち切る”」
クソ! なにが宣伝だ! 銃とは生き物を殺す道具、それを売る手伝いをしろって、絶望的にひどい話じゃないか!
もう嫌だ! なにもかも御免だ! 治の心は怒りで真っ白になり、熱い気持ちが噴き上がる。名状しがたい何かが体外へ流れ出す。
それを見た梅下が治にたずねる。
「剣崎くん、どうして泣いてるんですか?」
「あっ……」
呆れ顔の梅下は冷たく言い放つ。
「もういいです。まったく……! この場は私に任せ、医務室に行ってください」
「はい……」
治は席を立つ。ふらついた足取りで会議室を出る。頭を占領しているのはたった一つの気持ちだけ。
もう嫌だもう嫌だもう嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌。
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