年下くんに堕とされて。

bara

文字の大きさ
上 下
2 / 3

2

しおりを挟む
「ふふっ、先輩、はじめてなのにメスイキ出来ちゃいましたね。じゃあ次は後ろの準備をしましょう。」
そう言って彼は僕の目隠しと鎖を外す。
自由になったというのに、強い快感の余韻で体に力が入らなかった。
そして予め敷かれてあった布団に僕をそっと寝かせた。
「ローションをたっぷり使って解しますから痛くないと思いますけど、念の為ゆっくりやりますね。」
彼は僕の秘部へと手を伸ばした。
「はぁ……っ、先輩、ここに……入れるんですよ。分かりました?」
「わ、分かった……っ、もぉ、抜いて……っ!」
「何を言っているんですか。まだまだこれからだっていうのに……」
彼は僕の秘部から手を引き抜くとカバンの中から何かを取り出した。
「それ……なに……」
「これはローターと言って振動で中を刺激する玩具です。」
彼はその玩具を僕に入れる。
「んっ…やめ…っ」
「これで準備OKです。さて……スイッチ入れますね。」
ヴーッという機械音が聞こえたかと思うと僕の中にある器具は大きく振動し始めた。
「ああぁっ!?」
今まで味わったことのない感覚に思わず悲鳴をあげる。
「どうですか?気持ち良いでしょう?」
「ひゃぁっ、あぁんっ、やだぁっ」
「嫌じゃないですよね。先輩のここはこんなに反応してるのに……」
そう言うと彼は僕のものを軽く握りこんだ。
「あぁっ!?」
「ほら、また硬くなってきましたよ。」
彼に握られた瞬間、僕のそれは再び熱を持ち始める。
「やだぁ……っ!なんでぇ……っ」
「はは、先輩ってば変態ですね。男に触られて感じるなんて。」
「ち、違う……っ、僕は……っ」
「違わないでしょう?ほら、こんなにしておいて。」
「ひぃっ」
強く擦られ、先端に爪を立てられる。
「ほら、もっと素直になりましょう。」
「やぁ……っ、許してぇ……っ」
「ダメですよ。ほら、気持ちいいんでしょう?認めてください。」
「うぅ……っ、あぁ……っ」
「ほら、気持ちいいでしょう?」
「あぁっ、うぅ……あぁ…っ」
否定しても与えられる快楽に負けてしまう。
「あぁ……っ、気持ちいい……っ」
「ふふ、やっと正直になれましたね。可愛い……。」
「あぁっ、ごめんなさい……っ、もう……っ」
すると突然、振動が止まる。
「え……っ?」
「先輩が認めたので終わりです。」
「そんな……っ!」
僕は涙を浮かべ懇願するように彼を見つめる。
「先輩が欲しいもの、ちゃんと言えたらあげますよ。」
彼が耳元で囁く。
「あぁ……っ、お願い……っ、もう、イカせて……っ」
「そんなにイキたいんですか?」
「うぅ……っ、あぁっ、もう……っ限界、だから…ぁっ」
「ふふ、可愛い。でもまだ足りないなぁ。先輩がして欲しいこと全部言わないとずっとこのままですよ?」
「そんな……っ、あぁっ!」
彼は再び僕のそれを扱くと先端をぐりぐりと刺激した。
「ああっ!ああっ!!」
「ねぇ、先輩、イかせて欲しいなら俺の言う事聞いて下さいよ。」
「わかったぁ……っ、聞くからぁ……っ」
「じゃあ、まずは俺の名前呼んで下さい。」
「ううっ、はぁ……っ、はぁ……っ」
「ほら、早く。」
「あぁっ、とう、ま…ぁ……っ!!」
「ふふ、よくできました。じゃあ、イかせてあげる。」
彼は僕のものを一気に扱いた。
それと同時に中に入れられた器具が激しく震え出す。
「うわぁっ!ああっ!ああぁーっ!!!」
頭が真っ白になるほどの快感に襲われる。
「ふふ、いっぱい出ましたね。」
彼は僕の秘部から玩具を引き抜いた。
「はぁ……っ、はぁ……っ」
全身から力が抜けぐったりとしていると彼は僕の身体を抱き起こし口づけをする。
そして僕の両足を広げ自分の肩に乗せた。
「次はこっちに入れてあげますね。」
そう言って彼は自分のものを僕の秘部にあてがいゆっくりと挿入していく。
「やだっ……お願いだからやめ……っ」
僕のそこはすんなりとそれを受け入れた。
「はぁ……っ、入って……くる……ぅっ」
「先輩の中、すごく熱いです。それに……すごい締め付けだ……」
「やぁ……っ、動いちゃ……だめぇ……っ」
彼は腰を動かし始める。
「あぁっ、ああぁんっ」
「どうですか?気持ち良いですか?」
「ちがうっ、あぁっ、ちがうぅ……っ」
「良かった。もっと良くしてあげますね……」
彼は僕の中を激しく突き上げる。
「あぁんっ、つよぃ……っ」
僕はあまりに強い動きに無意識に彼の首に腕を巻きつけぎゅっと抱きつく。
「先輩、好きです……」
そう言うと彼は僕の唇にキスをした。
舌を入れられ、お互いの唾液を交換しながら何度も深く長い口づけを交わす。
「はぁ……っ、はぁ……っ」
息苦しくなり口を離すと銀色に光る糸が引いた。
「愛しています……」
そう言うと再び深い口づけをし、同時に彼は動き始める。
「あぁっ!あんっ、あぁっ!」
「先輩……っ、好き……っ」
「あぁっ、もうダメぇ……っ!」
「先輩……っ、一緒にイキましょう?」
「あぁっ!イクぅぅぅぅっ!!」
僕は絶頂に達し、彼は僕の最奥で果てた。
「うぅ……っ、ひどいよぉ……っ」
「ごめんなさい。ちょっと調子に乗りすぎました。でも先輩も気持ちよさそうでしたよね??」
「そんなことないもん……っ」
「ふふ、その虚勢も何日続きますかね、楽しみです」
「……っ!僕を何日ここにいさせるつもり……!!??」
「え??先輩をここから出す気なんてありませんけど」
僕はびっくりして思わず固まってしまう。
勢いだけのいたずらのようなものだと思っていたからだ。
「先輩のことが好きで、ずっとそばにいたくて……だからこうやって監禁しました。」
「そんなの……っ、許されると思ってるの……!!??」
「許されなくてもいいです。俺は先輩さえいればそれで十分。」
彼は優しく微笑み、僕の頬に手を当てた。
「ねぇ、先輩、俺のものになってください。」
「や、やだ……っ」
「どうして?」
「ここにずっといるなんて、」
「お気に召しませんでしたか??先輩を閉じ込める為に建てさせたんですけど…」

「わざわざ建てたの………!!??というかこれどこに建ってるの………!!??」
「うちが所有する山岳地帯の奥まったところです。…装備が無いと下山する事も出来ないような、ね。」
「……なんでこんな事をするの……っ!!??」
「それは先輩を愛しているからですよ。」
「……っ、君なんか大嫌い……っ!!」
「知っています。それでも好きなんですよ。」
彼は僕の手を握りしめる。
「だから…頭がおかしくなって、気持ちいい事しか考えられなくなるくらいに快楽で漬けて、無理矢理にでも俺のものになってもらいます」
「やだよ……っ、絶対逃げてやるんだから……っ」
「無駄な抵抗はしない方がいいと思いますよ。先輩はここで幸せになるしかないんですから。」
彼は僕の手を取り指先に口付けた。
「先輩、愛してます……あなたは辛い現実なんか見なくていい。」
「嫌だ……っ、やめて……っ」
「大丈夫。すぐに何もかも忘れさせてあげますから。」
彼は僕の耳元で囁くようにそう言った。
そして僕は意識を失うまで彼に抱かれ続けたのだった。
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

後輩が二人がかりで、俺をどんどん責めてくるー快楽地獄だー

天知 カナイ
BL
イケメン後輩二人があやしく先輩に迫って、おいしくいただいちゃう話です。

どうしてもお金が必要で高額バイトに飛びついたらとんでもないことになった話

ぽいぽい
BL
配信者×お金のない大学生。授業料を支払うために飛びついた高額バイトは配信のアシスタント。なんでそんなに高いのか違和感を感じつつも、稼げる配信者なんだろうと足を運んだ先で待っていたのは。

激重感情の矢印は俺

NANiMO
BL
幼馴染みに好きな人がいると聞いて10年。 まさかその相手が自分だなんて思うはずなく。 ___ 短編BL練習作品

事故物件で暮らしてみた

ぽいぽい
BL
お金がない佐伯裕太(20)が選んだ部屋は事故物件だった。

お互いβだって言ったよね!?

わさび
BL
幼馴染の僕たちは2人ともβだ。 そのはずなのにどうしてこうなった...!?!?1話完結予定

お荷物な俺、独り立ちしようとしたら押し倒されていた

やまくる実
BL
異世界ファンタジー、ゲーム内の様な世界観。 俺は幼なじみのロイの事が好きだった。だけど俺は能力が低く、アイツのお荷物にしかなっていない。 独り立ちしようとして執着激しい攻めにガッツリ押し倒されてしまう話。 好きな相手に冷たくしてしまう拗らせ執着攻め✖️自己肯定感の低い鈍感受け ムーンライトノベルズにも掲載しています。

4人の兄に溺愛されてます

まつも☆きらら
BL
中学1年生の梨夢は5人兄弟の末っ子。4人の兄にとにかく溺愛されている。兄たちが大好きな梨夢だが、心配性な兄たちは時に過保護になりすぎて。

ハッピーエンドのために妹に代わって惚れ薬を飲んだ悪役兄の101回目

カギカッコ「」
BL
ヤられて不幸になる妹のハッピーエンドのため、リバース転生し続けている兄は我が身を犠牲にする。妹が飲むはずだった惚れ薬を代わりに飲んで。

処理中です...