純白な兎は籠の中

bara

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高校二年生、いわゆるいじめられっ子の悠兎は目が覚めると知らない部屋にいた。「ん...ここ、どこ...?」「ふふ、起きたみたいだね」
声がした方を見るとそこには銀色の髪をした男性がいた。
(誰だこの人……?僕を誘拐でもしたのか?)
そう思いながら警戒していると、男性は言った。
「そんなに警戒しなくてもいいよ、でも、そうやって警戒している姿も可愛いね...」ゾクッとした。その目はまるで獲物を狙う猛獣のような目だったからだ。そして何より、彼は僕の事を「可愛い」と言ったのだ。僕は男なのに。
すると、突然彼が僕の手を握りしめてきた。
「なっ!?何をするんですか!」
そう言って自分の手を見ると鎖が巻かれている。いわゆる、拘束されている状態だった。「ごめんね、君があまりにも可愛かったからつい、ね。ところで君はどうしてここにいると思う?」
いきなり質問されて困惑したが、とりあえず答えてみることにした。
「えっと……僕が気を失った後、あなたに連れてこられたんじゃないですか?」
男性はまたあの目でこっちを見て、ふふ、と笑った。
「そうだね。実は、俺はずっと君を見てたんだよ。」
その言葉を聞いた瞬間、鳥肌が立ち、冷や汗が流れた。
「あはは、そんなに怯えちゃって可愛いね...」
男は舌なめずりをして、長い腕を僕の腰に絡めて、こちらを見た。
「あ、あの!ここはどこなんですか!?」
怯えながらも必死に質問すると、男は目を細くして答える。
「あぁ、そういえば言っていなかったね。ここは俺の家。とあるマンションの一室、だよ」「家……?」
「うん。ちなみに大声を出しても無駄だよ。このフロアはまるまる全部、俺のものだからね。。」
「そ、そうなんですか……。あの、なんでこんなことをするんですか?」
「それはね、君が欲しいからだよ...」
そういうと男は僕の唇を奪った。
舌を絡め、息ができないほど激しく貪られる。抵抗しようとしたが力が入らず、されるがままになっていた。ようやく離された時にはもうヘトヘトになってしまっていて、涙が出ていた。
「可愛いね……泣いちゃうくらい良かったんだね。もっとキスしようか。」
そう言うと男は僕の上に覆い被さるようにして、首筋や鎖骨に唇を落とす。ちゅっという音と共に痛みが走る。
「いっ……」
「痛かったかい?大丈夫、すぐに気持ちよくなるよ……」
男は僕のお腹をさすったり胸を揉むようにして触ってくる。だんだんとその手が下の方に降りていき、ズボンの中に入ってきた。
「いやっ、嫌だ...!!」
明らかにこれまで以上のことをされるという予感に、僕は全力で拒否をする。しかし男の力は強く、全く歯が立たない。やがてズボンを脱がされてしまい、下着も脱がされてしまった。恥ずかしさに顔が赤くなるのを感じる。
すると男が僕の耳元で囁いた。
「ねぇ、悠兎くん。今どんな気分だい?無理やり男に脱がされて、変なことをされそうになって...?」
その言葉を聞いて僕はハッとする。
(そうだ……僕、男なのに……!!)
自分がこれからされることへの恐怖よりも、なぜ男であるはずの自分にこのような行為を行おうとしているのか理解できなかった。
「ひっ……!」
男はその手で僕の陰部を掴んだ。
「あれ?どうしたのかな?」
「な、なんでもありません……」
震える声で答えると、男は「そうかい?」と言って、今度は僕の乳首を舐め始めた。最初はチロチロと優しく撫でていたが次第に強く吸ってきたり噛んできたりと僕の反応を見て楽しんでいるようだった。
僕はすぐに反抗出来なくなり、息を荒らげていると男は僕の口になにかの錠剤をねじ込んだ。「んぐぅ!?」
「これを飲まないと辛いよ?」
そう言って笑うと、男はまた僕に深く口づけをした。
「んー!んんん!」
僕が飲み込むまで口を離してくれないようで、結局全て飲んでしまった。
するとすぐに身体が熱くなってきた。
男が少し体を撫でると、僕の体は面白いくらいに反応した。「なに...っ...これ...」「ふふ、効いてきたみたいだね。これは所謂媚薬っていうものなんだ。普通は女性に使うんだけどね……」
そういうと男は僕を抱き抱えて寝室に連れていった。
「ここならいくら声を上げても平気だからね。いっぱい鳴いていいんだよ。」
ベッドに押し倒されると、服を全て剥ぎ取られた。
そして、男は自分のベルトに手をかけると一気に下ろした。そこには男性器が勃ち上がっており、思わず目を逸らす。
すると男が言った。
「怖かったよね、でも、安心してね。さっき飲んだお薬のおかげで頭がおかしくなるほど犯してあげられるから...」
男の美しい顔がこちらを熱っぽく見つめる。その目はまるで獲物を狙う猛獣のようにギラついていた。

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