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21話

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 アルバートとエミーは処刑された。

 首を落とされた二人を見て、民衆は歓喜の声を上げた。

 その後、本来王族として用意されるはずの墓は用意されず、平民がはいる集合墓地にすら入れてもらえなかった。

 アルバートとエミーは国から『恥』の烙印を押され、後の歴史にも最悪の暴君として刻まれるだろう。

 新国王には遠縁の王族が迎え入れられることとなった。
 新国王は年齢が五歳とまだ若いため、権力の強い貴族による合議制がとられることとなった。

 アルバートとエミーが暴走した結果、国の財政が破綻しかけたことによる教訓を活かした結果だ。
 実質、国王の権力は減らされたこととなる。

 私は将来公爵家の代表としてこの合議制に出るために、今は勉強に集中している。

 この国の未来を明るいものにすると決意して、私は歩み始めた。
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みんなの感想(75件)

totti
2022.11.02 totti
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一色
2022.07.30 一色
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柚の実
2022.07.25 柚の実
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