触るなキケンの聖女様とお飾り騎士の探偵業(ディテクティブ)
平民騎士・ユスティードは、騎士団内で貴族と揉めて、権力闘争から締め出された昇進の見込めない教会に左遷される事になってしまった。
彼が新しく拝命したのは、聖女様の護衛役。一見すると煌びやかな職に聞こえるが、その実態は立っていればいいだけのハリボテ騎士だという話だ。
仕方がなく教会に向かった彼が対面したのは、『銀百合の乙女』という二つ名で呼ばれている、お淑やかそうでか弱そうな女性。しかし彼女、実は『触るなキケン』という二つ名でも知られているらしく……?
必ず王城に返り咲くと決意し、聖女の護衛をする傍らで功績を立てようと考えているユスティードは、聖女が受けたという『神のお告げ』に従って、街を騒がせる事件の捜査とアイーシャの言動に振り回される日々を描く、魔法を使った探偵業。
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