上 下
78 / 78
エピローグ

あとがき。そして、続編投稿。

しおりを挟む
しおりを挟む
感想 7

この作品の感想を投稿する

みんなの感想(7件)

北極星
2021.04.20 北極星

そう云えば作者様に質問したいことがあったのを忘れてました。
クラウンという名前は道化師を意識して付けたのか、どうかと。
愚かさ具合からするとピエロが連想される方ぴったりだなとか思ってみたり。

野菜ばたけ@既刊5冊📚好評発売中!
2021.04.29 野菜ばたけ@既刊5冊📚好評発売中!

感想、ありがとうございます。

と、これまたコアな質問を。
嬉しい限りです。


さて。

クラウンがそういう名付けになった理由は実は幾つかあるんですが、その内の一つがおっしゃる通り『道化』です。

実はここには「セシリアによってあらかじめ与えられた台本に沿って動く滑稽な操り人形」という意味があったりします。
と、「この説明ならピエロでもいいんじゃない?」と思うのも無理はありませんね。
しかし彼の名は、敢えてクラウンにしました。

ピエロとクラウンはよく似た役割ですが、大きな違いに涙マークのの化粧をしているかどうかが挙げられます。
ここにはどうやら「どんなに周りから笑われるような事を楽しげにしていても心では泣いている」という意味があるようです。

対して作中のクラウンは、少なくともこの時点では笑われている事にさえ気付かず感情を露わにする子ですよね。
彼の気性上、何で笑われてるのか分かってさえいないのに笑われている事に対して内心では悲しむというのは何だかおかしな話で、結局作中でも憤慨はしても悲しみはしていません。
そういう物語上の進行を見据えての『クラウン』命名でした。

まぁそれもある一点を境にしてもう一つの意味へとゆっくり移行していきます。
これはそれでこの物語の主題の一つとなっていますので、そちらも合わせて想像しつつ見守ってくださると嬉しいです。

解除
北極星
2021.04.15 北極星
ネタバレ含む
野菜ばたけ@既刊5冊📚好評発売中!
2021.04.17 野菜ばたけ@既刊5冊📚好評発売中!

感想、ありがとうございます。

作品の終わり方については……すみません。
アルファポリスでも続編は既に投稿済みですのでそちらをご覧いただくか、もし区切られるのが煩わしいようでしたら『カクヨム』にて同作をつなぎで連作していますので、そちらに来ていただいたほうがいいかもしれません。

後字報告、ありがたく受け取りました。
報告感謝です。

解除
鈍いの木馬
2021.03.06 鈍いの木馬

なるほどそうきたかと感心しきりです。推理小説ライクで次はどうなんだろうと想像しながらページをめくるワクワク感はたまらんです。

侯爵笑顔で地雷原を地雷履んでるのにも気づかずズンズン歩いてるわけですけど。
ホントに大丈夫か?この侯爵家(笑)和解の受け入れとその後仲良くするかは別問題だろうに。

一方セシリアは面倒事が嫌いと避けて通って更なる面倒事を引き寄せちゃいそうですね。
効率主義に反してる?とも思ったけどまだ子供ですしね。
親は子の成長を見守る所存のようですし、どう成長していくのか楽しみです。

野菜ばたけ@既刊5冊📚好評発売中!
2021.03.06 野菜ばたけ@既刊5冊📚好評発売中!

感想、ありがとうございます。

推理小説、今ちょうど一作品チャレンジ中なんですが、好きなジャンルなのに(むしろだからこそなのか)中々上手く物語にならないんですよね。
だから推理小説ライクと言ってもらえてとても嬉しいです!


さて、ここからはとても本編に踏み込んだ感想をくださったので、ちょっぴり長文返信になります。
嬉しくてテンション上がっちゃったのですよ、許して。(笑)

という事で、お時間がある時にでも読んでやってください。

 ↓ ↓ ↓

ホントですよね、侯爵。
まぁほとんど侯爵の自業自得な訳ですが、今後どんな展開になるかは是非とも楽しみにしていただければ。

そして、セシリア。
鈍いの木馬さんはよく読んでくださってるなぁと思ったのが、セシリアの巻き込まれ体質と、思わず「効率主義……?」と言いたくなってしまう部分を上手く分かってくださっている所です。

彼女は、確かに「効率主義でありたい」と思ってる子。
だけどセシリア個人として、そして伯爵家の一員として譲れない部分があって、そこに折り合いがまだ上手くつけられるほど大人じゃない(精神的にも経験値的にも足りない)からこそ、色んな面倒に巻き込まれちゃう。

セシリアにはまだまだ未熟なところがあって、親はそんな彼女を見守っています。
よろしければ鈍いの木馬さんも、彼女の親たちと一緒に彼女の経験値稼ぎとレベルアップを見守ってくださると嬉しいです。

解除

あなたにおすすめの小説

異世界着ぐるみ転生

こまちゃも
ファンタジー
旧題:着ぐるみ転生 どこにでもいる、普通のOLだった。 会社と部屋を往復する毎日。趣味と言えば、十年以上続けているRPGオンラインゲーム。 ある日気が付くと、森の中だった。 誘拐?ちょっと待て、何この全身モフモフ! 自分の姿が、ゲームで使っていたアバター・・・二足歩行の巨大猫になっていた。 幸い、ゲームで培ったスキルや能力はそのまま。使っていたアイテムバッグも中身入り! 冒険者?そんな怖い事はしません! 目指せ、自給自足! *小説家になろう様でも掲載中です

追放された引きこもり聖女は女神様の加護で快適な旅を満喫中

四馬㋟
ファンタジー
幸福をもたらす聖女として民に崇められ、何不自由のない暮らしを送るアネーシャ。19歳になった年、本物の聖女が現れたという理由で神殿を追い出されてしまう。しかし月の女神の姿を見、声を聞くことができるアネーシャは、正真正銘本物の聖女で――孤児院育ちゆえに頼るあてもなく、途方に暮れるアネーシャに、女神は告げる。『大丈夫大丈夫、あたしがついてるから』「……軽っ」かくして、女二人のぶらり旅……もとい巡礼の旅が始まる。

【完結】伯爵令嬢が効率主義の権化だったら。 ~社交の輪を広げてたらやっぱりあの子息が乱入してきましたが、それでも私はマイペースを貫きます~

野菜ばたけ@既刊5冊📚好評発売中!
ファンタジー
「『和解』が成ったからといってこのあと何も起こらない、という保証も無いですけれどね」    まぁ、相手もそこまで馬鹿じゃない事を祈りたいところだけど。  *** 社交界デビューで、とある侯爵子息が伯爵令嬢・セシリアのドレスを汚す粗相を侵した。 そんな事実を中心にして、現在社交界はセシリアと伯爵家の手の平の上で今も尚踊り続けている。 両者の和解は、とりあえず正式に成立した。 しかしどうやらそれは新たな一悶着の始まりに過ぎない気配がしていた。 もう面倒なので、ここで引き下がるなら放っておく。 しかし再びちょっかいを出してきた時には、容赦しない。 たとえ相手が、自分より上位貴族家の子息であっても。 だって正当性は、明らかにこちらにあるのだから。 これはそんな令嬢が、あくまでも「自分にとってのマイペース」を貫きながら社交に友情にと勤しむ物語。     ◇ ◆ ◇ 最低限の『貴族の義務』は果たしたい。 でもそれ以外は「自分がやりたい事をする」生活を送りたい。 これはそんな願望を抱く令嬢が、何故か自分の周りで次々に巻き起こる『面倒』を次々へと蹴散らせていく物語・『効率主義な令嬢』シリーズの第4部作品です。 ※本作品までのあらすじを第1話に掲載していますので、本編からでもお読みいただけます。  もし「きちんと本作を最初から読みたい」と思ってくださった方が居れば、第2部から読み進める事をオススメします。  (第1部は主人公の過去話のため、必読ではありません)  以下のリンクを、それぞれ画面下部(この画面では目次の下、各話画面では「お気に入りへの登録」ボタンの下部)に貼ってあります。  ●物語第1部・第2部へのリンク  ●本シリーズをより楽しんで頂ける『各話執筆裏話』へのリンク  

老女召喚〜聖女はまさかの80歳?!〜城を追い出されちゃったけど、何か若返ってるし、元気に異世界で生き抜きます!〜

二階堂吉乃
ファンタジー
 瘴気に脅かされる王国があった。それを祓うことが出来るのは異世界人の乙女だけ。王国の幹部は伝説の『聖女召喚』の儀を行う。だが現れたのは1人の老婆だった。「召喚は失敗だ!」聖女を娶るつもりだった王子は激怒した。そこら辺の平民だと思われた老女は金貨1枚を与えられると、城から追い出されてしまう。実はこの老婆こそが召喚された女性だった。  白石きよ子・80歳。寝ていた布団の中から異世界に連れてこられてしまった。始めは「ドッキリじゃないかしら」と疑っていた。頼れる知り合いも家族もいない。持病の関節痛と高血圧の薬もない。しかし生来の逞しさで異世界で生き抜いていく。  後日、召喚が成功していたと分かる。王や重臣たちは慌てて老女の行方を探し始めるが、一向に見つからない。それもそのはず、きよ子はどんどん若返っていた。行方不明の老聖女を探す副団長は、黒髪黒目の不思議な美女と出会うが…。  人の名前が何故か映画スターの名になっちゃう天然系若返り聖女の冒険。全14話。

モブで可哀相? いえ、幸せです!

みけの
ファンタジー
私のお姉さんは“恋愛ゲームのヒロイン”で、私はゲームの中で“モブ”だそうだ。 “あんたはモブで可哀相”。 お姉さんはそう、思ってくれているけど……私、可哀相なの?

陽キャグループを追放されたので、ひとりで気ままに大学生活を送ることにしたんだが……なぜか、ぼっちになってから毎日美女たちが話しかけてくる。

電脳ピエロ
恋愛
藤堂 薫は大学で共に行動している陽キャグループの男子2人、大熊 快児と蜂羽 強太から理不尽に追い出されてしまう。 ひとりで気ままに大学生活を送ることを決める薫だったが、薫が以前関わっていた陽キャグループの女子2人、七瀬 瑠奈と宮波 美緒は男子2人が理不尽に薫を追放した事実を知り、彼らと縁を切って薫と積極的に関わろうとしてくる。 しかも、なぜか今まで関わりのなかった同じ大学の美女たちが寄ってくるようになり……。 薫を上手く追放したはずなのにグループの女子全員から縁を切られる性格最悪な男子2人。彼らは瑠奈や美緒を呼び戻そうとするがことごとく無視され、それからも散々な目にあって行くことになる。 やがて自分たちが女子たちと関われていたのは薫のおかげだと気が付き、グループに戻ってくれと言うがもう遅い。薫は居心地のいいグループで楽しく大学生活を送っているのだから。

薬屋の少女と迷子の精霊〜私にだけ見える精霊は最強のパートナーです〜

蒼井美紗
ファンタジー
孤児院で代わり映えのない毎日を過ごしていたレイラの下に、突如飛び込んできたのが精霊であるフェリスだった。人間は精霊を見ることも話すこともできないのに、レイラには何故かフェリスのことが見え、二人はすぐに意気投合して仲良くなる。 レイラが働く薬屋の店主、ヴァレリアにもフェリスのことは秘密にしていたが、レイラの危機にフェリスが力を行使したことでその存在がバレてしまい…… 精霊が見えるという特殊能力を持った少女と、そんなレイラのことが大好きなちょっと訳あり迷子の精霊が送る、薬屋での異世界お仕事ファンタジーです。 ※小説家になろう、カクヨムにも投稿しています。

【完結】人々に魔女と呼ばれていた私が実は聖女でした。聖女様治療して下さい?誰がんな事すっかバーカ!

隣のカキ
ファンタジー
私は魔法が使える。そのせいで故郷の村では魔女と迫害され、悲しい思いをたくさんした。でも、村を出てからは聖女となり活躍しています。私の唯一の味方であったお母さん。またすぐに会いに行きますからね。あと村人、テメぇらはブッ叩く。 ※三章からバトル多めです。

処理中です...
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。