死に晒し通り
丹浚路通り、それはとある地方の県の小さな街にポツンとある商店街の名前だ。
その古めかしい街並みのなか細々と息づく人々。
なんの変哲も無いその場所には、一つ囁かれる噂があった。
『死に晒し通り』
その陳腐な異名の理由とは?
この通りに隠された暗く深い謎とは?
一つの商店街を舞台に繰り広げられるホラー短編集、ここに開幕!
その古めかしい街並みのなか細々と息づく人々。
なんの変哲も無いその場所には、一つ囁かれる噂があった。
『死に晒し通り』
その陳腐な異名の理由とは?
この通りに隠された暗く深い謎とは?
一つの商店街を舞台に繰り広げられるホラー短編集、ここに開幕!
あなたにおすすめの小説
赤い部屋
山根利広
ホラー
YouTubeの動画広告の中に、「決してスキップしてはいけない」広告があるという。
真っ赤な背景に「あなたは好きですか?」と書かれたその広告をスキップすると、死ぬと言われている。
2025年8月、この都市伝説——通称「赤い部屋」が、現実のものになってしまった。
東京都内のある高校でも、「赤い部屋」の噂がひとり歩きしていた。
そんな中、2年生の天根凛花は「赤い部屋」の内容が自分のみた夢の内容そっくりであることに気づく。
が、クラスメイトの黒河内莉子は、噂話を一蹴し、誰かの作り話だと言う。
同じくクラスメイトの紅月ゆずこと荒浜龍も、噂を信じ込まなかった。
だが、「呪い」は実在した。
「赤い部屋」の手によって残酷な死に方をする犠牲者が、続々現れる。
凛花と莉子は、死の連鎖に歯止めをかけるため、「解決策」を見出そうとする。
そんな中、凛花のスマートフォンにも「あなたは好きですか?」という広告が表示されてしまう。
「赤い部屋」から逃れる方法はあるのか?
誰がこの「呪い」を生み出したのか?
そして彼らはなぜ、呪われたのか?
徐々に明かされる「赤い部屋」の真相。
その先にふたりが見たものは——。
雪降る白狐塚の谷
K.shinob&斎藤薫
ホラー
極寒の『白狐塚の谷』に住む少女「お雪」と妖狐との暗黒の交流の物語。
この小説は過去に制作した作品を改稿したものです。
著作:斎藤薫
構成
第一章 狐の唄
第二章 死者の唄
第三章 赤色の瞳
第四章 桃色の花
第五章 氷の花
第六章 狐地蔵の坂
第七章 修羅の崖
第八章 獄門峡
第九章 赤狐門
百合カップルになれないと脱出できない部屋に閉じ込められたお話
黒巻雷鳴
ホラー
目覚めるとそこは、扉や窓の無い完全な密室だった。顔も名前も知らない五人の女性たちは、当然ながら混乱状態に陥る。
すると聞こえてきた謎の声──
『この部屋からの脱出方法はただひとつ。キミたちが恋人同士になること』
だが、この場にいるのは五人。
あふれた一人は、この部屋に残されて死ぬという。
生死を賭けた心理戦が、いま始まる。
※無断転載禁止
千年夜行
真澄鏡月
ホラー
多くの人々が笑顔で暮らす人間社会……
その裏側で厄災を鎮める為日々奔走するもの達がいた。
紀伊に住む神山 明美、彼女は何不自由なく平凡に暮らしていた。
しかしある日の夜、彼女達の暮らす家を訪れた異質な訪問者により、当たり前の日常は彼女にとって非日常へと転嫁した。
毎月20日更新予定
怪異に襲われる
醍醐兎乙
ホラー
様々な怪異に襲われる短編集です。
救いはありません。
人の抵抗など怪異の前では無力なのです。
それぞれが独立したお話で、繋がりはありません。
カクヨムにも投稿しています。
101号室の鍵
藤原遊
ホラー
廃墟と化した山奥のホテル。その一室「101号室」に隠された鍵を巡り、運命を狂わされる若者たちがいた――。
土砂崩れで立ち往生した帰り道、避難先として選んだのは、かつて栄華を誇ったが今は朽ち果てた廃ホテル。リーダー格の陽介を中心に、剣道部の仲間である隼人、大樹、真理、奈緒の五人は、雨風を凌ぐため一夜を過ごすつもりで足を踏み入れた。しかし、ホテル内に足を踏み入れた瞬間から、異常な現象が彼らを飲み込む。
奇妙な模様が刻まれた床、光を放つ台座、そして「101号室」で発見された古びた鍵。その鍵を手にした時、封印されていた異形が目覚める。出口を探す中で繰り返される戦闘と謎解き――次々と襲い来る恐怖と死の気配に、彼らはただ逃げ惑うだけでは済まされない。生き延びるためには、封印された真実と向き合い、異形との戦いに勝利するしかない。
果たして彼らは、この廃ホテルから無事に脱出できるのか?
そして、最後にこの「101号室の鍵」を握るのは、誰なのか――。
「鍵」が紐解くのは、逃げ場のない恐怖と、命を懸けた選択の物語。読めば心を掴まれる極限のホラーサスペンス。