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王宮へ
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翌日、ユーマは裏の森へ出かけることなく、杏の世話を焼いていた。朝食を作って杏の部屋に運んできたユーマに、杏が起き上がることができると告げても、ユーマは許さなかった。
昼も同じ問答を繰り返し、根負けして杏は病人のようにベッドで食事をとることになる。ユーマは少し過保護かもしれないと杏は思った。それでも、愛されている実感に杏は幸せに満たされていた。
「本当はアンを陛下にも近衛騎士にも会わせたくないけれど、陛下が自ら迎えに来るので無視する訳にもいかない。それに、結婚のことを杏と一緒に伝えないと、納得してもらえない」
ユーマが悩んでいるので、杏は微笑みながら大丈夫だと伝えた。
ユーマは杏を横抱きにして屋敷を出て行く。いくら歩くことができると杏が言っても、ユーマは降ろそうとしなかった。
ユーマに抱かれたまま杏が外へ出ると、既に馬を繋げた荷車が用意されていた。ユーマは御者台に杏を座らせる。
「こんな所へ座らされてもどうしたらいいのかわからない」
杏が戸惑っていると、
「私が馬に乗って走らせるから心配はいらない」
そう言って颯爽と馬に乗ったユーマは、ゆっくりと馬を走らせた。
離宮の門まではすぐに着いた。
王を乗せた豪華な馬車が門近くに駐車している。ユーマと杏の姿を確認した近衛騎士は、絨毯を地面に敷き、馬車の扉を開けた。
王がゆっくりと馬車を降りる。ユーマも馬を降りて、荷車から杏を抱き上げた。
「自分で立てますから、降ろしてください」
そのまま杏を横抱きにしているユーマに、杏は恥ずかしそうに声をかける。王も近衛騎士たちも気まずそうにしているのがわかり、杏の顔が赤くなった。
その魅力的な顔を腕の中で独り占めしたいと思ったユーマだったが、杏があまりに恥ずかしそうにしているので、渋々下ろすことにする。
「娘、久し振りだな。元気そうでなりよりだ。しばらく会わないうちに随分と美しくなったな」
見つめ合っているユーマと杏に少し呆れながら王が声をかけた。
杏は王様でもお世辞を言うのかと驚く。ユーマは王が美しくなった杏を連れて行ってしまうのではないかと恐れた。
「陛下、お願いしたことがございます。私は杏を妻にしたいのです。杏を連れて行かないでください。他の男と結婚させたりしないでください」
ユーマが深々と頭を下げた。
「おまえの初めてのわがままだな」
呪いを受けて産まれてきたユーマは、小さい時から全てを諦めたように生きていた。甥であるユーマ一人に罰を押し付けた形となり、可哀想だと思っていた王だが、国を守るためどうしようもなかった。せめて出来ることは全てしてやりたいと思っていたが、ユーマは何も求めなかった。
「アンを連れて行くのなら、私を殺してほしい。もう一人では生きてはいけない」
ユーマは以前のような孤独に耐えることはできないと感じている。自分が死ねばこの国に厄災が起こるかもしれないが、それでもかまわないとさえ思った。
「アンはユーマの花嫁に決まっているだろう。予は最初からそう伝えたはずだ。神もそう願っている」
杏は性奴隷になれと言ったではないかと思ったけれど、王に突っ込んではいけないような気がして黙っていた。
悲壮な決意をしていたユーマは、あっけなく杏を妻にできそうで呆然としていた。
「アン、異界の地からやって来た客人よ。最初会った時の様々な無礼を陳謝する。許してほしい。そして、花嫁としてユーマを幸せにしてほしい。勿論貴女も幸せになるのだ。アンは幸せになるためにこの地に来たのだから」
王が頭を下げる。
「我々の無礼も許してほしい」
王の後ろで近衛騎士たちも頭を下げている。禁戒の森から杏を連れ出した近衛騎士たちだった。
「はい」
杏は微笑みながら頷いた。
王と近衛騎士に怒っていた杏だったが、昨日の幸せな記憶が全て上書きしてしまっていて、この世界に来た時のことは遠い過去のように感じ、怒りも緩んでいた。
「それでは予と一緒に王宮に来てくれ。花嫁衣装の採寸をしよう。ユーマをこの離宮から出すことはできないので、盛大な結婚式を挙げてやれないが、せめてアンを美しく飾る衣装ぐらいは用意させてくれ。ユーマ、アンは明日帰すから迎えに来るように」
そう言い残して王は杏を馬車に乗せて去っていった。
ユーマは明日まで杏と離れ離れになるのが寂しかったが、王の祝福を得られて正式に杏と結婚できることになったのを素直に喜んだ。
王宮で採寸してもらうために下着姿になった杏は、胸に付けられたキスマークを見つけて、恥ずかしくていたたまれない。しかし、ふくよかで優しそうな女性は、微笑みながらも何も言わなかった。
「アン様は色白でとてもお美しい。艶のある長い黒髪も素晴らしい。どのようなドレスでもお似合いになると思いますよ」
それは嫌味かと杏は思ったが、スケッチを広げて熱っぽく語る女性に負けて、フリルの多い派手なドレスに決めてしまった。膨張色のピンクであり、絶対に太って見えると杏は思う。
採寸が終わり、杏は再び王と会った。
「アンは元の世界で死んでしまった。しかし、輪廻を拒否するぐらいに魂が悲しんでいたので、我々の神がこの世界で預かることにしたのだ。アンが死ぬまで元の世界に帰ることはできないが、この世界で幸せになれば、死後に再び輪廻の輪に戻ることができる。アンは幸せになるためにこの世界に来た。予も全力で応援するからな。父親だと思って頼ってくれ」
杏は嫌なやつだと思っていた王が、思った以上に優しい人だったのだと驚いたが、ユーマの叔父さんなのだから当然だと思った。
やはりトラックとぶつかって死んでしまっていた。家族を悲しませただろうことは辛いが、この世界で幸せになって安心させようと杏は思う。優しいユーマと結婚して、子どもを産んで幸せになることが悲しませた家族への償いになる。
「アンが子を産んだら、長男には公爵位を与えよう。他の子たちには伯爵位を用意する。呪いは子にいくことはない。貴族として生きていけるように教育も施そう。何も心配しなくてもいい。アンはユーマの側にいてくれるだけでいい」
王が微笑んでいる。杏はその笑顔を見て何も心配することはないと安心した。
翌日、近衛騎士に離宮の門まで送ってもらうと、ユーマが既に待っていた。
「アン、戻ってきてくれたのか。良かった」
ユーマは、罪人でなくなった杏が本当に戻ってきてくれるのか不安だった。馬車から降りる杏の姿を見て、大きく安堵の息をする。
「当たり前じゃない。私はユーマの妻でしょう?」
「そうだな」
ユーマは杏の言葉を聞き、嬉しくなって杏を抱きしめた。恥ずかしいと思った杏だったが、ユーマの体が小刻みに震えていたのでは抵抗をせず黙ってされるがままになっていた。
近衛騎士たちは仕方がないので、二人を見ない振りをしつつ、荷物を移し替えた。
屋敷に戻った杏は、たった一つ残った懸案事項を解決しようと思った。
「ユーマの姿を見せてほしいの」
「しかし、私はアンに嫌われたくない。私の姿を見てアンに嫌われてしまったら、私は神を恨んでしまいそうだ」
ユーマは頑なに首を縦に振らない。
「私はユーマがどんな姿だっても嫌ったりしない。私はこの世界で幸せになりたいの。ユーマと一緒に食事をしたり、一緒に森へ行ったりしたい。それに、ちゃんとユーマの姿を見て愛されたい」
杏は両手を組んでユーマを見上げた。
その破壊力に、ユーマは抗えない。
ユーマはゆっくりと黒い布を取り去った。
ユーマの素顔が明らかになる。それは、杏の想像を遥かに凌駕していた。
昼も同じ問答を繰り返し、根負けして杏は病人のようにベッドで食事をとることになる。ユーマは少し過保護かもしれないと杏は思った。それでも、愛されている実感に杏は幸せに満たされていた。
「本当はアンを陛下にも近衛騎士にも会わせたくないけれど、陛下が自ら迎えに来るので無視する訳にもいかない。それに、結婚のことを杏と一緒に伝えないと、納得してもらえない」
ユーマが悩んでいるので、杏は微笑みながら大丈夫だと伝えた。
ユーマは杏を横抱きにして屋敷を出て行く。いくら歩くことができると杏が言っても、ユーマは降ろそうとしなかった。
ユーマに抱かれたまま杏が外へ出ると、既に馬を繋げた荷車が用意されていた。ユーマは御者台に杏を座らせる。
「こんな所へ座らされてもどうしたらいいのかわからない」
杏が戸惑っていると、
「私が馬に乗って走らせるから心配はいらない」
そう言って颯爽と馬に乗ったユーマは、ゆっくりと馬を走らせた。
離宮の門まではすぐに着いた。
王を乗せた豪華な馬車が門近くに駐車している。ユーマと杏の姿を確認した近衛騎士は、絨毯を地面に敷き、馬車の扉を開けた。
王がゆっくりと馬車を降りる。ユーマも馬を降りて、荷車から杏を抱き上げた。
「自分で立てますから、降ろしてください」
そのまま杏を横抱きにしているユーマに、杏は恥ずかしそうに声をかける。王も近衛騎士たちも気まずそうにしているのがわかり、杏の顔が赤くなった。
その魅力的な顔を腕の中で独り占めしたいと思ったユーマだったが、杏があまりに恥ずかしそうにしているので、渋々下ろすことにする。
「娘、久し振りだな。元気そうでなりよりだ。しばらく会わないうちに随分と美しくなったな」
見つめ合っているユーマと杏に少し呆れながら王が声をかけた。
杏は王様でもお世辞を言うのかと驚く。ユーマは王が美しくなった杏を連れて行ってしまうのではないかと恐れた。
「陛下、お願いしたことがございます。私は杏を妻にしたいのです。杏を連れて行かないでください。他の男と結婚させたりしないでください」
ユーマが深々と頭を下げた。
「おまえの初めてのわがままだな」
呪いを受けて産まれてきたユーマは、小さい時から全てを諦めたように生きていた。甥であるユーマ一人に罰を押し付けた形となり、可哀想だと思っていた王だが、国を守るためどうしようもなかった。せめて出来ることは全てしてやりたいと思っていたが、ユーマは何も求めなかった。
「アンを連れて行くのなら、私を殺してほしい。もう一人では生きてはいけない」
ユーマは以前のような孤独に耐えることはできないと感じている。自分が死ねばこの国に厄災が起こるかもしれないが、それでもかまわないとさえ思った。
「アンはユーマの花嫁に決まっているだろう。予は最初からそう伝えたはずだ。神もそう願っている」
杏は性奴隷になれと言ったではないかと思ったけれど、王に突っ込んではいけないような気がして黙っていた。
悲壮な決意をしていたユーマは、あっけなく杏を妻にできそうで呆然としていた。
「アン、異界の地からやって来た客人よ。最初会った時の様々な無礼を陳謝する。許してほしい。そして、花嫁としてユーマを幸せにしてほしい。勿論貴女も幸せになるのだ。アンは幸せになるためにこの地に来たのだから」
王が頭を下げる。
「我々の無礼も許してほしい」
王の後ろで近衛騎士たちも頭を下げている。禁戒の森から杏を連れ出した近衛騎士たちだった。
「はい」
杏は微笑みながら頷いた。
王と近衛騎士に怒っていた杏だったが、昨日の幸せな記憶が全て上書きしてしまっていて、この世界に来た時のことは遠い過去のように感じ、怒りも緩んでいた。
「それでは予と一緒に王宮に来てくれ。花嫁衣装の採寸をしよう。ユーマをこの離宮から出すことはできないので、盛大な結婚式を挙げてやれないが、せめてアンを美しく飾る衣装ぐらいは用意させてくれ。ユーマ、アンは明日帰すから迎えに来るように」
そう言い残して王は杏を馬車に乗せて去っていった。
ユーマは明日まで杏と離れ離れになるのが寂しかったが、王の祝福を得られて正式に杏と結婚できることになったのを素直に喜んだ。
王宮で採寸してもらうために下着姿になった杏は、胸に付けられたキスマークを見つけて、恥ずかしくていたたまれない。しかし、ふくよかで優しそうな女性は、微笑みながらも何も言わなかった。
「アン様は色白でとてもお美しい。艶のある長い黒髪も素晴らしい。どのようなドレスでもお似合いになると思いますよ」
それは嫌味かと杏は思ったが、スケッチを広げて熱っぽく語る女性に負けて、フリルの多い派手なドレスに決めてしまった。膨張色のピンクであり、絶対に太って見えると杏は思う。
採寸が終わり、杏は再び王と会った。
「アンは元の世界で死んでしまった。しかし、輪廻を拒否するぐらいに魂が悲しんでいたので、我々の神がこの世界で預かることにしたのだ。アンが死ぬまで元の世界に帰ることはできないが、この世界で幸せになれば、死後に再び輪廻の輪に戻ることができる。アンは幸せになるためにこの世界に来た。予も全力で応援するからな。父親だと思って頼ってくれ」
杏は嫌なやつだと思っていた王が、思った以上に優しい人だったのだと驚いたが、ユーマの叔父さんなのだから当然だと思った。
やはりトラックとぶつかって死んでしまっていた。家族を悲しませただろうことは辛いが、この世界で幸せになって安心させようと杏は思う。優しいユーマと結婚して、子どもを産んで幸せになることが悲しませた家族への償いになる。
「アンが子を産んだら、長男には公爵位を与えよう。他の子たちには伯爵位を用意する。呪いは子にいくことはない。貴族として生きていけるように教育も施そう。何も心配しなくてもいい。アンはユーマの側にいてくれるだけでいい」
王が微笑んでいる。杏はその笑顔を見て何も心配することはないと安心した。
翌日、近衛騎士に離宮の門まで送ってもらうと、ユーマが既に待っていた。
「アン、戻ってきてくれたのか。良かった」
ユーマは、罪人でなくなった杏が本当に戻ってきてくれるのか不安だった。馬車から降りる杏の姿を見て、大きく安堵の息をする。
「当たり前じゃない。私はユーマの妻でしょう?」
「そうだな」
ユーマは杏の言葉を聞き、嬉しくなって杏を抱きしめた。恥ずかしいと思った杏だったが、ユーマの体が小刻みに震えていたのでは抵抗をせず黙ってされるがままになっていた。
近衛騎士たちは仕方がないので、二人を見ない振りをしつつ、荷物を移し替えた。
屋敷に戻った杏は、たった一つ残った懸案事項を解決しようと思った。
「ユーマの姿を見せてほしいの」
「しかし、私はアンに嫌われたくない。私の姿を見てアンに嫌われてしまったら、私は神を恨んでしまいそうだ」
ユーマは頑なに首を縦に振らない。
「私はユーマがどんな姿だっても嫌ったりしない。私はこの世界で幸せになりたいの。ユーマと一緒に食事をしたり、一緒に森へ行ったりしたい。それに、ちゃんとユーマの姿を見て愛されたい」
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