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まさかの拒否
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「私はその人の奴隷になります。殺さないでください」
杏は悔しかった。それでも縄で後ろ手に縛られて床に寝転がされ、剣を持った男たちに囲まれている状況ではそう言うしかない。
杏の目からは涙が溢れてくる。初めては勇馬にもらってもらおうと思っていた杏だったが、その夢も全て露と消えた。
そして、勇馬たちが杏のことを『萎える』と言っていたことを思い出し、どうせ叶えられないのであれば、誰でも一緒だと、求めてくれる人がいるのならば、その人でいいかと自棄気味になっていた。
「いいだろう。その娘の縄をほどいて立たせてやれ」
そう王が命じると、禁戒の森で杏を拘束した若くて太った騎士が杏を縛っていた縄を切り、杏の腕を引っ張って無理やり立たせた。
「ここはどこなのですか。私の住んでいたところと随分違います。私は知らない間にここに連れてこられたのです」
杏は再度この場所のことを訊いてみた。ここにいる人達は、日本人とは思えないほど顔が大きくて濃い。入っただけで死罪になる禁戒の森なんていうものも、杏は聞いたことがなかった。
日本語が通じているので外国ではないと思うが、日本だというには違和感がありすぎる。
「ここはギルグット王国。そして、予は第八十三代の国王である」
王が胸を張って答えた。椅子に座っていなければ後ろにひっくり返ってしまったのではないかと杏は思ったが、今はそれどころではないと、思い直す。
「ギルグット王国?」
そのような王国のことを杏は知らない。
奇妙な体型の見知らぬ人々。冗談だとは思えないほどの重厚な内装や調度品。そして、大人たちが真剣になっている様子。
まさか、未知の世界に来てしまったのだろうか。そんな不思議なことが自分の身に起こるなんてと、杏はあまりにも理不尽な事態に言葉をなくして立ち尽くしていた。
「この国以外の所から無理やり連れてこられたのか? どこから来たのだ」
さすがに王も杏の様子がおかしいことに気がついた。
「私は日本に住んでいました。そして、トラックに……」
杏は気を失う前のことを思い出した。薄暗い道で無灯のトラックが近付いてきて、急にライトをつけたので驚いた杏が立ち止まったところへ、猛スピードでトラックが突っ込んできた。
「日本? 予は聞いたことがない」
杏は王の言葉を聞いていなかった。あのスピードのトラックとぶつかって無事なはずがない。ここは死後の世界だろうか。もう日本には帰ることはできないかもしれない。そう思うと杏の足は震えて立っていることができず、蹲ってしまった。
「気の毒だが、どのような事情があっても、禁戒の森に入った者は死罪というのは変わらない。あの森には神が愛した女性の墓があり、管理を任されている我が一族と、我々に仕える近衛騎士以外は、何人たりとも立ち入ることは許されていないのだ」
先程より随分と声が優しくなった王だが、内容は変わらなかった。
生きるためには世界一醜い男の性奴隷になる他に選択肢がないと、杏は覚悟を決めて立ち上がった。
「父親が森の木を伐採したから、息子が呪われたとは、どういうことですか?」
この世界が地球ではないだろうことはわかった。禁戒の森という不思議な存在も認めざるを得ないかもしれない。それでも、親が行ったことで子どもが呪われるなんてことは受け入れがたい。
そんな理不尽なことが起こったとは信じられないので、その男性は偶然障がいを持って産まれてしまったのではないかと杏は考えた。
「二十数年前、王であった予の兄は、驕り高ぶり神を蔑ろにしようとした。神の最愛の女性は人であったので神界に連れていくことができず、禁戒の森に埋葬されて王家が管理を任されていたのだが、王家の力を示したいがため、禁戒の森の木を伐採して、当時妊娠していた王妃のために離宮を建てようとしたのだ」
話すのが辛いのか王は言葉を一旦切って、金色の杯を手にとって水で口を潤す。
「木を切ろうとして斧を振るった者は、怪我をしたり病気になったりと、伐採は進まなかった。そのうち豪雨と干ばつが交互にやって来きた。その上、地は震え山は噴火して国は潰れそうになった。その時、王妃が自分の責任だからと、自分と王の第一子となるはずだった胎の子の命を捧げるので国を救ってほしいと神に祈った。しばらくして神託が下された。王妃の胎の子は呪われ世界一醜い姿で産まれてくる。その醜い姿で生き続けることがこの国への罰として、神の怒りを収めようとの内容だった。実際に王妃は信じられないほどの醜い男の子を産んだ。やがて天変地異は治まった」
王の話を聞いている近衛騎士たちも項垂れている。彼らにとっても辛い記憶だった。
「王様はどうなったのですか?」
王妃が神に祈って、胎の子が呪われて醜く産まれた。元凶のはずの王は知らん振りしていたのかと、杏は納得できないでいた。
「兄は長く苦しみながら病気で身罷った。王妃は産後の肥立ちが悪く子を産んで一ヶ月後に亡くなった。あとには醜い王子だけが残されたのだ。荒れた国を復興するために予が即位して王になるしかなかった」
多くの国民の命と財産が失われ、王家への不満と不信感だけが残った。
混乱する国を何とかまとめ上げ平和をもたらした現在の王は、見かけはデフォルメした王様のように滑稽だが、意外と有能だった。
私欲を捨て、王家や貴族の財を民のために使った。
完全に無事に残された豊かな禁戒の森は、何人たりとも立ち入りを禁止して、禁を破ったものは死罪とした。
王は不眠不休で働いて復興をやり遂げたのだ。
「その王子様は、今はどうしているのですか?」
「王宮の奥の離宮に一人で住んでいる。乳母となった女が一人側についていたが、その女が死んでからは、王子があまりに醜いため離宮の立ち入る者はいない。生存確認と物資を渡すため、近衛が一日一回面会するだけだ。その時は黒い布で全身を覆っている」
父親である王が何もしなければ王子として幸せに暮らしていたと思うと、 杏はその男性がとても哀れに感じた。
「本当に性奴隷になる覚悟はあるのか?」
王は杏に鋭い目で問うた。王にとっては呪われた王子は甥に当たる。この国の罪の象徴として孤独に生きてきた甥を慰めてやりたい気持ちもある。
呪われた王子の奴隷になっても生きることを望むのならば、杏を殺さずに済ませてやりたいとも思っていた。
はっきりと声に出して肯定するには抵抗があり、杏は黙って頷いた。
「おまえは美人というほどではないが、それなりに美しいから、あれも気に入るだろう」
王は微笑みながらそう言った。
「その人の名前を教えてもらえないでしょうか?」
せめて名前ぐらい知りたいと思う杏だった。
「呪われた王子の名は、ユーマという」
そのあまりに皮肉な事実に、杏は唇を噛んでいた。
荷物を満載した馬車に乗せられて、近衛騎士たちに馬で監視されながら杏は王宮の奥へと連れて行かれた。
王宮の一部だと聞いていたが、これほど広いとは思わなかった。
塀に囲まれた敷地は杏の進学予定の大学より広いぐらいだ。遥か彼方に比較的小さな屋敷が見え、奥は森へと続いていた。
杏が近衛騎士によって馬車から降ろされる。禁戒の森で捕まった時のように乱暴にはされなかった。近衛騎士たちが、無理やり連れてこられたという杏の言葉を信じたことに加えて、この罰が非情に厳しいと感じているからだ。
遠くの屋敷の方から屋根のない馬車を引いた馬が走ってくるのが見えた。御者台には頭からすっぽりと黒い布をかぶったユーマが座っている。がぶっている布は目の所が薄くなっていて、外からは目を見ることはできないが、中からは外を伺えるようになっている。
門の所で馬を止めたユーマは、御者台からゆっくりと降りてきた。
ユーマは杏が思っていた以上に背が高く、王や近衛騎士のように太ってはいないのが黒い布の上からでもわかった。
「ユーマ様。本日の差し入れでございます」
近衛騎士はユーマが乗っていた馬車に荷物を移し替える。
全ての荷物を運び終えた近衛騎士の一人が、杏を指差した。
「この女も陛下からの差し入れでございます。お好きなように扱っていただいてかまいませんので」
その言葉を聞いて、杏はいたたまれず下を向いた。そんな杏をユーマはじっと見つめていた。
「そんな女はいらない。連れて帰れ」
初めて喋ったユーマの言葉は、杏を拒絶する内容だった。
思わず顔を上げてユーマを見上げる杏。黒い布に阻まれてユーマの表情は窺い知れない。
杏はユーマにも拒絶されてしまうのかと悲しくなった。
「この女は禁戒の森への侵入者です。ユーマ様が受け取りを拒否するのであれば、この場で首を切り落とします」
近衛騎士たちは一斉に剣を抜いた。
杏は驚いてその場を動くことができない。運動が苦手な杏が逃げてもすぐに捕まって殺されてしまうだろうから、逃げても無駄であった。
「お願いです。私を性奴隷にしてください」
杏は震える声でそうユーマに願い出た。剣先が喉元に迫っている。こんなところで死にたくない杏には、ユーマに頷いてもらう以外に生きる道はない。
「わかった。好きにしろ」
そう言うユーマの声はかなり不機嫌だった。
杏は悔しかった。それでも縄で後ろ手に縛られて床に寝転がされ、剣を持った男たちに囲まれている状況ではそう言うしかない。
杏の目からは涙が溢れてくる。初めては勇馬にもらってもらおうと思っていた杏だったが、その夢も全て露と消えた。
そして、勇馬たちが杏のことを『萎える』と言っていたことを思い出し、どうせ叶えられないのであれば、誰でも一緒だと、求めてくれる人がいるのならば、その人でいいかと自棄気味になっていた。
「いいだろう。その娘の縄をほどいて立たせてやれ」
そう王が命じると、禁戒の森で杏を拘束した若くて太った騎士が杏を縛っていた縄を切り、杏の腕を引っ張って無理やり立たせた。
「ここはどこなのですか。私の住んでいたところと随分違います。私は知らない間にここに連れてこられたのです」
杏は再度この場所のことを訊いてみた。ここにいる人達は、日本人とは思えないほど顔が大きくて濃い。入っただけで死罪になる禁戒の森なんていうものも、杏は聞いたことがなかった。
日本語が通じているので外国ではないと思うが、日本だというには違和感がありすぎる。
「ここはギルグット王国。そして、予は第八十三代の国王である」
王が胸を張って答えた。椅子に座っていなければ後ろにひっくり返ってしまったのではないかと杏は思ったが、今はそれどころではないと、思い直す。
「ギルグット王国?」
そのような王国のことを杏は知らない。
奇妙な体型の見知らぬ人々。冗談だとは思えないほどの重厚な内装や調度品。そして、大人たちが真剣になっている様子。
まさか、未知の世界に来てしまったのだろうか。そんな不思議なことが自分の身に起こるなんてと、杏はあまりにも理不尽な事態に言葉をなくして立ち尽くしていた。
「この国以外の所から無理やり連れてこられたのか? どこから来たのだ」
さすがに王も杏の様子がおかしいことに気がついた。
「私は日本に住んでいました。そして、トラックに……」
杏は気を失う前のことを思い出した。薄暗い道で無灯のトラックが近付いてきて、急にライトをつけたので驚いた杏が立ち止まったところへ、猛スピードでトラックが突っ込んできた。
「日本? 予は聞いたことがない」
杏は王の言葉を聞いていなかった。あのスピードのトラックとぶつかって無事なはずがない。ここは死後の世界だろうか。もう日本には帰ることはできないかもしれない。そう思うと杏の足は震えて立っていることができず、蹲ってしまった。
「気の毒だが、どのような事情があっても、禁戒の森に入った者は死罪というのは変わらない。あの森には神が愛した女性の墓があり、管理を任されている我が一族と、我々に仕える近衛騎士以外は、何人たりとも立ち入ることは許されていないのだ」
先程より随分と声が優しくなった王だが、内容は変わらなかった。
生きるためには世界一醜い男の性奴隷になる他に選択肢がないと、杏は覚悟を決めて立ち上がった。
「父親が森の木を伐採したから、息子が呪われたとは、どういうことですか?」
この世界が地球ではないだろうことはわかった。禁戒の森という不思議な存在も認めざるを得ないかもしれない。それでも、親が行ったことで子どもが呪われるなんてことは受け入れがたい。
そんな理不尽なことが起こったとは信じられないので、その男性は偶然障がいを持って産まれてしまったのではないかと杏は考えた。
「二十数年前、王であった予の兄は、驕り高ぶり神を蔑ろにしようとした。神の最愛の女性は人であったので神界に連れていくことができず、禁戒の森に埋葬されて王家が管理を任されていたのだが、王家の力を示したいがため、禁戒の森の木を伐採して、当時妊娠していた王妃のために離宮を建てようとしたのだ」
話すのが辛いのか王は言葉を一旦切って、金色の杯を手にとって水で口を潤す。
「木を切ろうとして斧を振るった者は、怪我をしたり病気になったりと、伐採は進まなかった。そのうち豪雨と干ばつが交互にやって来きた。その上、地は震え山は噴火して国は潰れそうになった。その時、王妃が自分の責任だからと、自分と王の第一子となるはずだった胎の子の命を捧げるので国を救ってほしいと神に祈った。しばらくして神託が下された。王妃の胎の子は呪われ世界一醜い姿で産まれてくる。その醜い姿で生き続けることがこの国への罰として、神の怒りを収めようとの内容だった。実際に王妃は信じられないほどの醜い男の子を産んだ。やがて天変地異は治まった」
王の話を聞いている近衛騎士たちも項垂れている。彼らにとっても辛い記憶だった。
「王様はどうなったのですか?」
王妃が神に祈って、胎の子が呪われて醜く産まれた。元凶のはずの王は知らん振りしていたのかと、杏は納得できないでいた。
「兄は長く苦しみながら病気で身罷った。王妃は産後の肥立ちが悪く子を産んで一ヶ月後に亡くなった。あとには醜い王子だけが残されたのだ。荒れた国を復興するために予が即位して王になるしかなかった」
多くの国民の命と財産が失われ、王家への不満と不信感だけが残った。
混乱する国を何とかまとめ上げ平和をもたらした現在の王は、見かけはデフォルメした王様のように滑稽だが、意外と有能だった。
私欲を捨て、王家や貴族の財を民のために使った。
完全に無事に残された豊かな禁戒の森は、何人たりとも立ち入りを禁止して、禁を破ったものは死罪とした。
王は不眠不休で働いて復興をやり遂げたのだ。
「その王子様は、今はどうしているのですか?」
「王宮の奥の離宮に一人で住んでいる。乳母となった女が一人側についていたが、その女が死んでからは、王子があまりに醜いため離宮の立ち入る者はいない。生存確認と物資を渡すため、近衛が一日一回面会するだけだ。その時は黒い布で全身を覆っている」
父親である王が何もしなければ王子として幸せに暮らしていたと思うと、 杏はその男性がとても哀れに感じた。
「本当に性奴隷になる覚悟はあるのか?」
王は杏に鋭い目で問うた。王にとっては呪われた王子は甥に当たる。この国の罪の象徴として孤独に生きてきた甥を慰めてやりたい気持ちもある。
呪われた王子の奴隷になっても生きることを望むのならば、杏を殺さずに済ませてやりたいとも思っていた。
はっきりと声に出して肯定するには抵抗があり、杏は黙って頷いた。
「おまえは美人というほどではないが、それなりに美しいから、あれも気に入るだろう」
王は微笑みながらそう言った。
「その人の名前を教えてもらえないでしょうか?」
せめて名前ぐらい知りたいと思う杏だった。
「呪われた王子の名は、ユーマという」
そのあまりに皮肉な事実に、杏は唇を噛んでいた。
荷物を満載した馬車に乗せられて、近衛騎士たちに馬で監視されながら杏は王宮の奥へと連れて行かれた。
王宮の一部だと聞いていたが、これほど広いとは思わなかった。
塀に囲まれた敷地は杏の進学予定の大学より広いぐらいだ。遥か彼方に比較的小さな屋敷が見え、奥は森へと続いていた。
杏が近衛騎士によって馬車から降ろされる。禁戒の森で捕まった時のように乱暴にはされなかった。近衛騎士たちが、無理やり連れてこられたという杏の言葉を信じたことに加えて、この罰が非情に厳しいと感じているからだ。
遠くの屋敷の方から屋根のない馬車を引いた馬が走ってくるのが見えた。御者台には頭からすっぽりと黒い布をかぶったユーマが座っている。がぶっている布は目の所が薄くなっていて、外からは目を見ることはできないが、中からは外を伺えるようになっている。
門の所で馬を止めたユーマは、御者台からゆっくりと降りてきた。
ユーマは杏が思っていた以上に背が高く、王や近衛騎士のように太ってはいないのが黒い布の上からでもわかった。
「ユーマ様。本日の差し入れでございます」
近衛騎士はユーマが乗っていた馬車に荷物を移し替える。
全ての荷物を運び終えた近衛騎士の一人が、杏を指差した。
「この女も陛下からの差し入れでございます。お好きなように扱っていただいてかまいませんので」
その言葉を聞いて、杏はいたたまれず下を向いた。そんな杏をユーマはじっと見つめていた。
「そんな女はいらない。連れて帰れ」
初めて喋ったユーマの言葉は、杏を拒絶する内容だった。
思わず顔を上げてユーマを見上げる杏。黒い布に阻まれてユーマの表情は窺い知れない。
杏はユーマにも拒絶されてしまうのかと悲しくなった。
「この女は禁戒の森への侵入者です。ユーマ様が受け取りを拒否するのであれば、この場で首を切り落とします」
近衛騎士たちは一斉に剣を抜いた。
杏は驚いてその場を動くことができない。運動が苦手な杏が逃げてもすぐに捕まって殺されてしまうだろうから、逃げても無駄であった。
「お願いです。私を性奴隷にしてください」
杏は震える声でそうユーマに願い出た。剣先が喉元に迫っている。こんなところで死にたくない杏には、ユーマに頷いてもらう以外に生きる道はない。
「わかった。好きにしろ」
そう言うユーマの声はかなり不機嫌だった。
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