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カイオとルシア
大好きいただきました(ルシア視点)
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大きなベッドに寝かされた私の上に、少し様子が変なカイオがのしかかってきた。誰よりも鍛えているはずのカイオの息が荒い。それに、何かに耐えているような顔つきになっている。
「ねぇ、カイオ。子作りって、本当はカイオも辛いのではないの? だけど、私が子どもが欲しいとねだったから、無理して付き合ってくれているのでしょう? カイオが嫌なら、もういいの。無理しないで」
男性は子作りを行う時に快楽を感じるとカイオは言ったけれど、それは嘘かもしれない。
竜騎士になるような人が簡単に弱音を吐いたりしないだろう。少なくともカイオなら苦しいなんて絶対に口にしない気がする。
私はカイオさえそばにいてくれるのなら、もうそれでいい。カイオを苦しめてまで、子どもが欲しいと願ったりしない。
私はカイオの下から這い出そうとしたけれど、カイオの両腕で閉じ込められた。私のお腹にはカイオの硬いものが触れている。
やはりカイオは普通ではない。
「男は気持ち良いって言っただろうが。ここで止めるなんて、どんな拷問だよ。俺は子作りをしたくてたまらないからな。それに、ルシアは俺の心配をするよりまず自分の心配をしないと。ルシアなら絶対に痛いと泣くから」
「大丈夫。だって、お母さんも姉さんも耐えたのよ。私だって耐えることができるもの。それにね、カイオなら一番痛くない方法でしてくれると思うもの」
「うっ、そうきたか。でも、あんまり期待するなよ。俺だって初心者だ。本はかなり読んできたが」
そうだった。カイオだって結婚は初めてだから、慣れているはずはないものね。
「私は子作りのことをよくわからないから、カイオがしたいように進めて。泣かないとは約束できないけれど、私が泣いても、カイオが気持ちいいなら止めたりしないで。私は大丈夫だから」
「ルシア、それは反則だ」
カイオが苦しそうに呟く。
「なぜ?」
カイオはたまに意味のわからないことを言う。私の何がいけなかったの?
「ルシアが可愛すぎるからだ。それに、ルシアの体は色っぽすぎる。ルシアが俺を受け入れられるように、準備をちゃんとしてやりたいが、あまり可愛いことを言うと、俺は余裕がなくなるから」
カイオはそう言って、私にキスをした。父と母のキスは見たことがあるけれど、カイオのキスは、少し違う。
唇を合わせたと思ったら、カイオの舌が私の唇を割って口の中に入ってきた。そして、私の舌と絡めるように動き、頬裏や歯の裏も舐められる。
不快ではないけれど、不思議な感覚だった。
「ルシアも舌を出して」
唇を離したカイオは私の顎を持っている。私はそっと舌を出してみた。すると、食べるような勢いでカイオの唇に挟まれた。そして、カイオの舌と絡まる。もうどちらの舌かわからなくなるように動いていた。
そんなことを何度も繰り返した。これが夫婦の本当のキスらしい。
「ルシアの胸は、本当に綺麗だよな。とっても柔らかいし、俺の手に合わせたように大きさもちょうどいい。俺は大好きだ」
カイオが素直に私の胸を褒めてくれる。しかも、大好きと言ってくれた。それがとても嬉しい。
片方の胸をカイオの手で揉まれて、反対側の乳首はカイオの口の含まれた。
カイオがとても楽しそうに私の胸を触り、乳首を舌で転がしたり軽く噛んだりしている。
そうされていると、私もカイオに触れたくなる。私とは全く違うカイオの美しい筋肉質の体。彼の背中に手を回すと、筋肉の凹凸がはっきりとわかった。
「私もカイオの体が大好きよ。こうして触れていると、とても暖かいから」
もっとカイオに触れたい。そして、もっとカイオに触れられたい。そんな初めての欲望を感じてしまう。
「大好きなのは俺の体だけか?」
私の胸から口を離したカイオが、私の顔を覗き込みながらそう言う。
「違うわ。カイオの全てが好き。とても優しくて、でも、ちょっと素直でないところも、全部よ」
「俺も、無垢で可愛くて、そして、とんでもないことを言い出して俺を翻弄するところも、全部含めてルシアが大好きだ」
結婚したいと言ってくれたことはあったけれど、カイオから好きだと言ってもらったのは初めてかもしれない。
これが幸せというものなのだろうと思う。婚期を逃した私にはこんな幸せが訪れることはないと思っていた。
カイオが本当に愛しい。
「私の方がもっとカイオのことを大好きだから」
「いや、俺の方がもっとルシアを好きに決まっているから」
やはりカイオは変わっていなかった。こんなところでも負けず嫌いだ。
だけど、カイオへの愛情の深さでは私は誰にも負けないと思う。
「もう泣きそうな顔になっているぞ」
カイオは意地悪そうな顔で笑う。でも、そんなカイオの顔も好きだから、やはり愛情勝負は私の勝ちだと思う。
「ねぇ、カイオ。子作りって、本当はカイオも辛いのではないの? だけど、私が子どもが欲しいとねだったから、無理して付き合ってくれているのでしょう? カイオが嫌なら、もういいの。無理しないで」
男性は子作りを行う時に快楽を感じるとカイオは言ったけれど、それは嘘かもしれない。
竜騎士になるような人が簡単に弱音を吐いたりしないだろう。少なくともカイオなら苦しいなんて絶対に口にしない気がする。
私はカイオさえそばにいてくれるのなら、もうそれでいい。カイオを苦しめてまで、子どもが欲しいと願ったりしない。
私はカイオの下から這い出そうとしたけれど、カイオの両腕で閉じ込められた。私のお腹にはカイオの硬いものが触れている。
やはりカイオは普通ではない。
「男は気持ち良いって言っただろうが。ここで止めるなんて、どんな拷問だよ。俺は子作りをしたくてたまらないからな。それに、ルシアは俺の心配をするよりまず自分の心配をしないと。ルシアなら絶対に痛いと泣くから」
「大丈夫。だって、お母さんも姉さんも耐えたのよ。私だって耐えることができるもの。それにね、カイオなら一番痛くない方法でしてくれると思うもの」
「うっ、そうきたか。でも、あんまり期待するなよ。俺だって初心者だ。本はかなり読んできたが」
そうだった。カイオだって結婚は初めてだから、慣れているはずはないものね。
「私は子作りのことをよくわからないから、カイオがしたいように進めて。泣かないとは約束できないけれど、私が泣いても、カイオが気持ちいいなら止めたりしないで。私は大丈夫だから」
「ルシア、それは反則だ」
カイオが苦しそうに呟く。
「なぜ?」
カイオはたまに意味のわからないことを言う。私の何がいけなかったの?
「ルシアが可愛すぎるからだ。それに、ルシアの体は色っぽすぎる。ルシアが俺を受け入れられるように、準備をちゃんとしてやりたいが、あまり可愛いことを言うと、俺は余裕がなくなるから」
カイオはそう言って、私にキスをした。父と母のキスは見たことがあるけれど、カイオのキスは、少し違う。
唇を合わせたと思ったら、カイオの舌が私の唇を割って口の中に入ってきた。そして、私の舌と絡めるように動き、頬裏や歯の裏も舐められる。
不快ではないけれど、不思議な感覚だった。
「ルシアも舌を出して」
唇を離したカイオは私の顎を持っている。私はそっと舌を出してみた。すると、食べるような勢いでカイオの唇に挟まれた。そして、カイオの舌と絡まる。もうどちらの舌かわからなくなるように動いていた。
そんなことを何度も繰り返した。これが夫婦の本当のキスらしい。
「ルシアの胸は、本当に綺麗だよな。とっても柔らかいし、俺の手に合わせたように大きさもちょうどいい。俺は大好きだ」
カイオが素直に私の胸を褒めてくれる。しかも、大好きと言ってくれた。それがとても嬉しい。
片方の胸をカイオの手で揉まれて、反対側の乳首はカイオの口の含まれた。
カイオがとても楽しそうに私の胸を触り、乳首を舌で転がしたり軽く噛んだりしている。
そうされていると、私もカイオに触れたくなる。私とは全く違うカイオの美しい筋肉質の体。彼の背中に手を回すと、筋肉の凹凸がはっきりとわかった。
「私もカイオの体が大好きよ。こうして触れていると、とても暖かいから」
もっとカイオに触れたい。そして、もっとカイオに触れられたい。そんな初めての欲望を感じてしまう。
「大好きなのは俺の体だけか?」
私の胸から口を離したカイオが、私の顔を覗き込みながらそう言う。
「違うわ。カイオの全てが好き。とても優しくて、でも、ちょっと素直でないところも、全部よ」
「俺も、無垢で可愛くて、そして、とんでもないことを言い出して俺を翻弄するところも、全部含めてルシアが大好きだ」
結婚したいと言ってくれたことはあったけれど、カイオから好きだと言ってもらったのは初めてかもしれない。
これが幸せというものなのだろうと思う。婚期を逃した私にはこんな幸せが訪れることはないと思っていた。
カイオが本当に愛しい。
「私の方がもっとカイオのことを大好きだから」
「いや、俺の方がもっとルシアを好きに決まっているから」
やはりカイオは変わっていなかった。こんなところでも負けず嫌いだ。
だけど、カイオへの愛情の深さでは私は誰にも負けないと思う。
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