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「章、好き。こうしたかった。キスをして、抱きしめて」
凪が章の体を愛おしそうに抱きしめると、章の頬に手を当てて唇を重ねる。今度は章の方から舌を差し出すと、凪の舌が優しく迎え入れた。
二人は心と身体が満たされていくように感じ、何度も唇を重ねる。
「凪、俺も大好きだ。結婚してほしい」
長く深いキスを終えて凪が顔を上げると、章が蕩けそうな眼差しを凪に向ける。この幸せが未来永劫続いていくことを章は切に願っていた。
「えっ? そんなこと無理よ」
章が目を見開いて落胆する。その目には絶望が浮かんでいた。
「凪は、俺を餌付けして、こんな快楽を与えて、もう凪がいなければ生きていけない体にした上で、俺を捨てるのか?」
自分の発した言葉が章に突き刺さり絶望を深めていく。知らなければ孤独にも耐えられた。最初から得られないものならば、どんなに飢えていても無視しておけた。
しかし、章は幸せを知ってしまった。凪がいない生活を送ることはどんな拷問より辛いだろうと章は思う。
「だって、私は章より四歳も年上だし、二年間同棲していた相手がいるもの。暴力を振るったのは義父ではなくてその男なの」
章に言えば嫌われるかもしれないと今まで隠していた凪は、結婚まで考えてくれている章を裏切っていたようで落ち着かない。
「その男が忘れられないのか! 俺を捨てて凪を殴って無理やり犯したような奴のところへ帰るつもりか」
章は出会った時の変色した凪の手が忘れられない。最初は章を恐れていたのも男から暴力を受けたせいだ。そんな男に凪は渡せないと章は思う。
「違うわ。あんな男のところになんて絶対に帰らない。章が望むならずっと側にいる。でも、結婚なんて章のご両親が許すはずない」
凪があの男に最初出会った時は爽やかな青年だと思った。同い年で話しやすく、大学生に憧れもあった。
男に求められるままに処女を捧げた。それから何度も体を重ねた。アダルトビデオを見ては同じように奉仕することを求められた。
セックスが楽しいと思ったことも快楽を得たこともない。ただ、捨てられたくなかった。
いつしか凪は奴隷のように男に支配されていった。
男とこのように暮らしていた年上の女と息子を結婚させたい親はいない。ましてや名のある家ともなれば絶対に許さないだろうと凪は思う。家の格さえものすごく違うのだ。許される理由が見当たらない。
「俺の親が結婚を反対したら、俺は家を捨てるから凪の籍に入れてくれるか? 来年になると二十歳になるので親の承諾なしに結婚できる」
章は自分が嫌われている訳ではないことに希望を見出し、凪に再度結婚を申し込んだ。
「本当に私でいいの? 私と結婚してくれるの?」
二年も一緒に暮らした男からは聞けなかった結婚と言う言葉を、こんなに気安く口にしてはいけないのではないかと凪は思う。しかし、その甘い言葉に逆らえない。
凪は幸せになりたいと思う。そして、章を幸せにしたい。
「凪がいい。凪以外の女なんていらない。高校を卒業すればフルタイムで働けるようになるので給料は上がるはずだ。このマンションを出なくてはならないし、貧乏させると思うけど、それでも凪と一緒にいたい」
凪の苦労をかけるだろうことは章にもわかっていた。女性が怖い章はデートにも連れて行ってやれない。セックスだって凪を満足させられないだろう。それでも章は凪が欲しかった。
「私も働くから平気よ。余裕で生活できるから。章が側にいるのならば私はもう何もいらない」
あの男と凪の給料だけで生活をしていたことを思えば、二人が働くのであれば慎ましい生活を送るのに何の心配もない。
章の体だけではなく心まで得られるのであれば、凪にとってそれ以上の贅沢はない。貧しい暮らしには慣れている。あの男は凪に自由な時間もお金も与えなかったから。
「俺も凪がいれば何もいらない。凪、好きだ。愛している」
章に愛をささやかれる度に凪の体は熱くなり濡れていく。不安そうに揺れていた章の目が嬉しそうに細められる。セックスが幸せなことだと章が教えてくれた。あの男にはできなかったこと。
凪が章のズボンを下着ごと下ろすと、凪の中に入ったと信じられないぐらいに大きく勃ち上がったものが飛び出す。
凪は愛おしそうに章のものを撫でた。
「うぅ」
章が快楽への期待に目を輝かせている。その視線は凪を更に濡れさせる。凪は自身が章のものを受け入れる準備ができたと感じた。体も心も章を求めている。
凪は章の上にまたがり、章の陰茎を自らの蜜口にあてがいゆっくりと腰を下ろしていく。
あの男よりも章のものは大きいはずなのに、凪は痛みも不安も感じない。ただ、快感だけを拾い上げる。
凪はゆっくりと前後左右に上下に動いていく。章には快感だけを与えらたい。
章の体は凪と触れ合っている場所全て気持ちいいと訴えている。蕩けそうな快楽に身を任す章。
「凪、気持ちいい。もっと動いて」
「章、私も気持ちいい。章で満たされているの。初めての感覚よ」
凪は自身の膣が章の形に作り変えられていくように感じていた。
広いリビングには凪の喘ぎ声が響く。章の口に差し込まれた凪の指を章が舐める。章の唾液で濡れた唇が艶めかしい。
こうして二人の夜は更けていく。
「父に結婚をすることを伝えておく。反対されたらここを出ていくから覚悟しておいて。勤めている工場は住宅補助が二万円でるので俺の給料だけでなんとかなると思う」
長いセックスが終わり、手の自由を得た章が凪に告げた。凪は両親に反対されるだろうと諦めている。章と生活できるのならば狭い部屋で充分心は満たされる。
「日曜日、お天気だったらベランダで食事をしない? こんな広い部屋に住むことは一生ないから楽しもう」
かなり寒くはなってきたが、天気が良ければ昼間はまだ暖かい。高台にあるこのマンションからは海が見渡せる。美しい風景を見ながら食事をするのも、デートみたいで楽しいと凪は思う。
「ここを出ていくのは残念か?」
章が気遣わしそうに訊いた。章の給料で住むことができる部屋は六十坪ほどあるここの十分の一ぐらいかもしれない。
「いいえ、こんな広いところに住む方が返って落ち着かない。私は根っからの庶民だから。観光地気分で楽しもうと思っただけ。小さな部屋が身の丈にあっていると思う」
「わかった。日曜日はこの部屋を楽しもう。ごめんな。もっといいところへ連れて行ってやれなくて」
休みになっても普通のカップルのようにデートできない。章は申し訳なく思う。
「章と一緒ならばどこでも素敵よ」
凪の言葉は本心だった。章は嬉しそうにそんな凪を見ていた。
「日曜日に父と母が来ることになった。ごめん、日曜日は二人だけで楽しもうと思ったのに」
翌日起きてきた章が申し訳なさそうにそう告げた。
「いいのよ。今日スーパーへ行くついでに賃貸物件紹介所に寄ってくるね。ここら辺のアパートの相場が知りたいから」
章は人混みに出かけられないので、凪が動かないと進まない。二人だけで住む準備を始めなければならないと凪は気合を入れた。
凪が章の体を愛おしそうに抱きしめると、章の頬に手を当てて唇を重ねる。今度は章の方から舌を差し出すと、凪の舌が優しく迎え入れた。
二人は心と身体が満たされていくように感じ、何度も唇を重ねる。
「凪、俺も大好きだ。結婚してほしい」
長く深いキスを終えて凪が顔を上げると、章が蕩けそうな眼差しを凪に向ける。この幸せが未来永劫続いていくことを章は切に願っていた。
「えっ? そんなこと無理よ」
章が目を見開いて落胆する。その目には絶望が浮かんでいた。
「凪は、俺を餌付けして、こんな快楽を与えて、もう凪がいなければ生きていけない体にした上で、俺を捨てるのか?」
自分の発した言葉が章に突き刺さり絶望を深めていく。知らなければ孤独にも耐えられた。最初から得られないものならば、どんなに飢えていても無視しておけた。
しかし、章は幸せを知ってしまった。凪がいない生活を送ることはどんな拷問より辛いだろうと章は思う。
「だって、私は章より四歳も年上だし、二年間同棲していた相手がいるもの。暴力を振るったのは義父ではなくてその男なの」
章に言えば嫌われるかもしれないと今まで隠していた凪は、結婚まで考えてくれている章を裏切っていたようで落ち着かない。
「その男が忘れられないのか! 俺を捨てて凪を殴って無理やり犯したような奴のところへ帰るつもりか」
章は出会った時の変色した凪の手が忘れられない。最初は章を恐れていたのも男から暴力を受けたせいだ。そんな男に凪は渡せないと章は思う。
「違うわ。あんな男のところになんて絶対に帰らない。章が望むならずっと側にいる。でも、結婚なんて章のご両親が許すはずない」
凪があの男に最初出会った時は爽やかな青年だと思った。同い年で話しやすく、大学生に憧れもあった。
男に求められるままに処女を捧げた。それから何度も体を重ねた。アダルトビデオを見ては同じように奉仕することを求められた。
セックスが楽しいと思ったことも快楽を得たこともない。ただ、捨てられたくなかった。
いつしか凪は奴隷のように男に支配されていった。
男とこのように暮らしていた年上の女と息子を結婚させたい親はいない。ましてや名のある家ともなれば絶対に許さないだろうと凪は思う。家の格さえものすごく違うのだ。許される理由が見当たらない。
「俺の親が結婚を反対したら、俺は家を捨てるから凪の籍に入れてくれるか? 来年になると二十歳になるので親の承諾なしに結婚できる」
章は自分が嫌われている訳ではないことに希望を見出し、凪に再度結婚を申し込んだ。
「本当に私でいいの? 私と結婚してくれるの?」
二年も一緒に暮らした男からは聞けなかった結婚と言う言葉を、こんなに気安く口にしてはいけないのではないかと凪は思う。しかし、その甘い言葉に逆らえない。
凪は幸せになりたいと思う。そして、章を幸せにしたい。
「凪がいい。凪以外の女なんていらない。高校を卒業すればフルタイムで働けるようになるので給料は上がるはずだ。このマンションを出なくてはならないし、貧乏させると思うけど、それでも凪と一緒にいたい」
凪の苦労をかけるだろうことは章にもわかっていた。女性が怖い章はデートにも連れて行ってやれない。セックスだって凪を満足させられないだろう。それでも章は凪が欲しかった。
「私も働くから平気よ。余裕で生活できるから。章が側にいるのならば私はもう何もいらない」
あの男と凪の給料だけで生活をしていたことを思えば、二人が働くのであれば慎ましい生活を送るのに何の心配もない。
章の体だけではなく心まで得られるのであれば、凪にとってそれ以上の贅沢はない。貧しい暮らしには慣れている。あの男は凪に自由な時間もお金も与えなかったから。
「俺も凪がいれば何もいらない。凪、好きだ。愛している」
章に愛をささやかれる度に凪の体は熱くなり濡れていく。不安そうに揺れていた章の目が嬉しそうに細められる。セックスが幸せなことだと章が教えてくれた。あの男にはできなかったこと。
凪が章のズボンを下着ごと下ろすと、凪の中に入ったと信じられないぐらいに大きく勃ち上がったものが飛び出す。
凪は愛おしそうに章のものを撫でた。
「うぅ」
章が快楽への期待に目を輝かせている。その視線は凪を更に濡れさせる。凪は自身が章のものを受け入れる準備ができたと感じた。体も心も章を求めている。
凪は章の上にまたがり、章の陰茎を自らの蜜口にあてがいゆっくりと腰を下ろしていく。
あの男よりも章のものは大きいはずなのに、凪は痛みも不安も感じない。ただ、快感だけを拾い上げる。
凪はゆっくりと前後左右に上下に動いていく。章には快感だけを与えらたい。
章の体は凪と触れ合っている場所全て気持ちいいと訴えている。蕩けそうな快楽に身を任す章。
「凪、気持ちいい。もっと動いて」
「章、私も気持ちいい。章で満たされているの。初めての感覚よ」
凪は自身の膣が章の形に作り変えられていくように感じていた。
広いリビングには凪の喘ぎ声が響く。章の口に差し込まれた凪の指を章が舐める。章の唾液で濡れた唇が艶めかしい。
こうして二人の夜は更けていく。
「父に結婚をすることを伝えておく。反対されたらここを出ていくから覚悟しておいて。勤めている工場は住宅補助が二万円でるので俺の給料だけでなんとかなると思う」
長いセックスが終わり、手の自由を得た章が凪に告げた。凪は両親に反対されるだろうと諦めている。章と生活できるのならば狭い部屋で充分心は満たされる。
「日曜日、お天気だったらベランダで食事をしない? こんな広い部屋に住むことは一生ないから楽しもう」
かなり寒くはなってきたが、天気が良ければ昼間はまだ暖かい。高台にあるこのマンションからは海が見渡せる。美しい風景を見ながら食事をするのも、デートみたいで楽しいと凪は思う。
「ここを出ていくのは残念か?」
章が気遣わしそうに訊いた。章の給料で住むことができる部屋は六十坪ほどあるここの十分の一ぐらいかもしれない。
「いいえ、こんな広いところに住む方が返って落ち着かない。私は根っからの庶民だから。観光地気分で楽しもうと思っただけ。小さな部屋が身の丈にあっていると思う」
「わかった。日曜日はこの部屋を楽しもう。ごめんな。もっといいところへ連れて行ってやれなくて」
休みになっても普通のカップルのようにデートできない。章は申し訳なく思う。
「章と一緒ならばどこでも素敵よ」
凪の言葉は本心だった。章は嬉しそうにそんな凪を見ていた。
「日曜日に父と母が来ることになった。ごめん、日曜日は二人だけで楽しもうと思ったのに」
翌日起きてきた章が申し訳なさそうにそう告げた。
「いいのよ。今日スーパーへ行くついでに賃貸物件紹介所に寄ってくるね。ここら辺のアパートの相場が知りたいから」
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