n回目の一生のお願いっ！ 【声劇台本】【二人用】

n回目の一生のお願いっ！ 【声劇台本】【二人用】

登場人物


○
☆を親友だと思っている
☆に頼み事があるとかで…



☆
少し口が悪い
恋人がいる





とある友達同士の日常の会話です。
性別不問、その際は一人称や語尾の変更をお願いいたします。

アドリブ追加歓迎します。




以下本文
ーーーー

○
「なぁなぁ」


☆
「んー」


○
「なぁなぁ、なぁなぁ～。オレの、今世での、最後の、どーーーーしても聞いてほしい一生のお願いがあるんだけど」


☆
「……………」


○
「聞いてる？」



☆
「聞いてない」



○
「聞いてんじゃん！」



☆
「聞いてない、というか聞きたくない……オマエの一生のお願い、これで何回目だ？」



○
「えーっと」


☆
「真面目に数えんなよ」



○
「だって……」



☆
「あぁぁぁもうメンドクセェ…さっさと言え今すぐ言え五文字で言え」


○
「えぇぇそんな、五文字じゃ足りないよぉ」


☆
「じゃあ5秒で言え。いーち、にーい…」



○
「え！？ちょ、待って待って待って」



☆
「さーん」



○
「えとえと、あの……お前の、恋人………と、よく一緒にいる子、いるじゃん？」




☆
「あぁ、そういえばいたな。親友らしいぞ。しーい…」



○
「その子と…会えるように………お前の恋人に、頼ん、で…もらえない…か？」



☆
「ごっ……はぁ！？」



○
「お願いお願いお願いっ！！これで最後の一生のお願いにするからぁ！！」



☆
「……」



○
「明日昼飯奢るからっ！ううん、明日と言わず一週間奢るから！どうか！どうかどうか！！このとーり！！！」



☆
「で？理由は？」



○
「…………」



☆
「………あれか。あいつがいつも一緒にいる親友に、お前が一目惚れしたから、なんとかしてお近づきになりたいってことか！？！？」



○
「…………………そう」



☆
「…………………はぁ…」




○
「んもうっ！！心の中まで読めるのかよ大親友よぉぉ！！惚れちまうぜ！？愛しちまうぜ！？んーマッ(投げキッス)」



☆
「やめろ、んな気持ち悪いモン飛ばしてくんな！」


○
「そんなぁ遠慮なさらずっ！」



☆
「……その愛はお前ごと簀巻きにして例の奴に送りつけるわ……危険物扱いで」



○
「え！？マジ！？！？頼んでくれるの？ヤッター！！！！！！」



☆
「っ、おいっまだ引き受けるとは言ってな…あー……、いやいや…よく考えたら…そもそもしゃべったことも無いヤツだしな…恋人経由とは言えいきなりこんな頼み事できる訳ないな……」

　
○
「そ、そそそそそそんなぁぁぁあぁぁぁ…」



☆
「…」



○
「っ、…、うっ…グス……もう、オマエしか、こ、こんな、ことっ、頼める奴…いないっ、んだ、からぁ！」



☆
「…………あー、もう！わかったわかった！！わかったっっっ！！！……っとに、そんな顔すんな…しょーがない、あとで聞いてやるから」



○
「ほっ、ほんとか！？！？」



☆
「あぁ…って！鼻水擦りつけんな！！」



○
「さすがっ！大親友よ！大感謝だ！BIGLOVEだ！このLOVEはきっと地球を救う！」



☆
「あぁぁまた気持ち悪いモン飛ばすなそれはオレじゃない奴のために取っておけ！！！！」