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第40話 ジャムドの亡命支援と非常識な人質誘拐、そして非常識さは神の予測を超える
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「なあ、俺達がこのまま領内に居ると誰かの口から閣僚達にバレちまう可能性が有るからよ。どうせならアルストの国内で匿ってもらう事は出来ないか?」
ジャムドはリザードマン達の事も考えてウィルにそんな事を提案してきた。
「アルストに亡命したいのであれば、拒否する理由は有りません。あなたは部下の方々の命を守る為に1合も交えずに投降してくださいました。その器は高く評価されるべきです、けど手紙の用紙が有りませんけどどうしましょうか?」
リーンは国王陛下にジャムド達の亡命を認める様に嘆願する手紙を添えようとしたが、生憎と紙が無い為手紙を書く事が出来なかった。
「リーン、大丈夫だよ。ジャムド達はこのままアルストに向かって国王陛下にウィルから『私兵として雇い入れたから、適当に宿舎とか有ったら住まわせてあげて。宿泊代は後で払うから』と言われたと言えばそれで大丈夫だから」
ジャムド達はウィルの言葉に呆れるしかなかった、1国の国王に本人がその場に居ない口約束を信じろと言っている様なものだからだ。けれども、皇太女のリーンは妙に納得した様子で
「そうね、私の手紙よりもウィルから言われたって言った方がすぐに納得されるわ。なにしろウィルの非常識さは陛下も良くご存知ですから」
一体どんな事をすれば、非常識な行動が当たり前と思われる様になるのだろうか?この少し後にジャムド達はそれを目の当たりにする事となる。
「そうだウィル殿、主都のヴェルガに女房と子供を置いてきてある。安全の為に避難させていると言えば聞こえは良いが実際は人質みたいなもんだ。もし出来るのなら2人に危害が加えられない様にしてもらう事は出来ないだろうか?」
「へ~奥さんと子供が居るんだ?」
「まあな、大勢の冒険者やモンスター達を殺してきた俺を1人の人間として見てくれた女だからな。この世で最高の女房だよ」
頭を掻きながら奥さんの自慢をするジャムド、ウィル達4人はそれをとても心地良く感じた。
「それじゃあ、リザードマンの人達も残してきた大事な人が居る筈だよね。だったら、全員ここに呼んでそのままアルストに亡命しちゃおうよ」
「はい?」
ジャムド達はウィルが何を言い出しているのかさっぱり分からなかった、分かるとすれば皇太女達がやれやれまたかといった顔で呆れている事だ。ウィルは早速スキルメーカーを使ってこの場に呼びたい人を瞬時に移動させるスキルを作成する。
スキル名 【今すぐ会いたい】
スキルLV 1(MAX)
効果 他者から今すぐにでも会いたい人の住んでいる所と名前を聞き出すか、自分自身で呼びたい人を思い描けばドラムロールと共に目の前に現れるカーテンの向こう側に居てくれる。
備考 相手の許可を得ずに強制的に呼び出すので、後でフォローが必要
「よし、こんなもんかな。それじゃあジャムド、試しに奥さんと子供の住んでいる場所と名前を教えてくれないかな?最後に今すぐ会いたいと言ってくれると尚良しだ」
「何をするつもりだ?シャイカの主都ヴェルガに住む妻のナリスと子供のリリカに今すぐ会いたい」
半信半疑で答えるジャムド、すると突然どこからかドラムロールが流れるとウィルやジャムド達の目の前にピンク色のカーテンが現れ左右に開くとそこにジャムドの妻ナリスと子供のリリカが立っていた。
「ここは一体?」
「ナリス、リリカ!?」
「え、あなた!?」
「父さん!?」
ジャムド親子は突然の再会をお互い抱きしめ合いながら喜んでいた、それを見ていたリザードマン達もウィルにこの場で今すぐ会いたい人の名をそれぞれ口にする。そして、小一時間もしない内にジャムド達は心置きなくアルストへ向かえる状態となった。
「あんたには感謝し尽くせないだけの事を俺達にしてくれた、この恩はどうやって返せば良いのだろうか?」
「それはこの国が反省して周辺の国に謝罪した後で復興するのに協力してくれれば良いって言っただろ?」
「エガリア帝王は滅多な事では宮殿にも姿を現さないし、この国の将来をどこまで案じているのか分からないのが正直な感想だ。もしかしたら他国に水や食料を奪いに行くしか生き残る術が無いと諦めているのかもしれない」
国の長が諦めてしまっては、どんな未来も拓けない。苦しみながら道を作る勇気が必要だとウィルは思えた。すると、ウィルの肩をレーメルが指先で突いてきた。
「どうした、レーメル?」
「ねえ、ふと思ったのだけど今のスキルでエガリア帝王を呼び出してそのまま人質に出来ないかしら?」
「・・・・・・」
この場に沈黙が流れた、軽い気持ちで作ったスキルだがもしかしたら問答無用の強制拉致が可能なのかもしれない。
「何事も試してみないと分からない、実際にやってみよう。シャイカのエガリア帝王に今すぐ会いたい」
ウィルが口にすると、ドラムロールと共にカーテンが現れそしてそこにはエガリア帝王の姿があった。
「何事だ、これは!?ここは一体どこなのだ!」
「エガリア帝王、お初にお目に掛かります。私はアルストの皇太女リーン、大変申し訳無いのですがあなたを人質とさせて頂きます」
「何、余を人質にするだと!?おい、ジャムド。今すぐ余を助けるのだ!」
「言い辛いのですが帝王、皇太女は俺よりも遥かに強いので助けるのは無理です」
「それでも我が国が誇る大英雄か~!?」
結局、簀巻き同然の姿で縛り上げられたエガリア帝王。これで余計な戦闘や殺しをしなくて済みそうだ。
「ウィル殿、あなたは本当に非常識な存在だ。帝王を一歩も動かずに拉致して人質にするなどこの世の誰にも出来ない所業だ」
「なんだか俺が物凄い非常識人と言われてる気がするけど・・・・まあ、いいか」
ウィルは調子に乗って、更にとんでもない非常識な言葉を口にする。
「この世界のどこかに居る闇の女王に今すぐ会いたい、何てね」
するとラスボスの登場シーンの様な荘厳なBGMと共にカーテンが現れ、ウィル達の目の前に闇の女王が姿を現れた・・・何故か全裸で。
「お母様!?」
「レーメル、お前は死んだ筈では?ってキャアアアアアアアアア!?」
両手で胸を隠しながらその場に座り込む女王、慌ててダンジョンを出すとその中に逃げ込んだ。
「この世界のどこかに居る闇の女王に今すぐ会いたい」
今度は下着姿でウィル達の前に現れる女王、既に涙目だ。
「お願い、せめてきちんと着替えさせて」
「やだ」
ウィルの即答に闇の女王は絶望しそうな顔になる、流石に可哀相だとこの場に居る者はウィル以外思い始めていた。簀巻き姿のエガリア帝王さえ哀れんでいる。
「この世界のどこかに居る闇の女王に今すぐ会いたい」
「この世界のどこかに居る闇の女王に今すぐ会いたい」
「この世界のどこかに居る闇の女王に今すぐ会いたい」
「この世界のどこかに居る闇の女王に今すぐ会いたい」
「この世界のどこかに居る闇の女王に今すぐ会いたい」
もう何回強制的に呼び出したか覚えていない。
「お願いです最低でもあと1年は会うべきじゃないので、新しい仲間が増えてから来て下さい」
と懇願する闇の女王と
「何だか無理やり呼び出すのが楽しくなってきたから断る」
と冷たくあしらうウィル、最早どちらが悪役か分からない。
闇の女王がまたダンジョンに逃げ込んだので、ウィルが再び呼び出そうとすると目の前に白いローブを着た男が突然現れウィルに土下座し始めた!
「頼む、今すぐそのスキルを消してくれ!ミラの願いを聞き入れてスキルメーカーというスキルを与えたが、お前の非常識さは我々の予想を超えている。今、闇の女王を倒してしまうとサチの立場が無くなってしまうからサチの為にも闇の女王だけは見逃してやって欲しい。エガリア帝王はそのままでも良いから」
土下座してまで闇の女王を見逃せと言ってきた人物、それはウィルにスキルメーカーを与えた神本人だった・・・。
ジャムドはリザードマン達の事も考えてウィルにそんな事を提案してきた。
「アルストに亡命したいのであれば、拒否する理由は有りません。あなたは部下の方々の命を守る為に1合も交えずに投降してくださいました。その器は高く評価されるべきです、けど手紙の用紙が有りませんけどどうしましょうか?」
リーンは国王陛下にジャムド達の亡命を認める様に嘆願する手紙を添えようとしたが、生憎と紙が無い為手紙を書く事が出来なかった。
「リーン、大丈夫だよ。ジャムド達はこのままアルストに向かって国王陛下にウィルから『私兵として雇い入れたから、適当に宿舎とか有ったら住まわせてあげて。宿泊代は後で払うから』と言われたと言えばそれで大丈夫だから」
ジャムド達はウィルの言葉に呆れるしかなかった、1国の国王に本人がその場に居ない口約束を信じろと言っている様なものだからだ。けれども、皇太女のリーンは妙に納得した様子で
「そうね、私の手紙よりもウィルから言われたって言った方がすぐに納得されるわ。なにしろウィルの非常識さは陛下も良くご存知ですから」
一体どんな事をすれば、非常識な行動が当たり前と思われる様になるのだろうか?この少し後にジャムド達はそれを目の当たりにする事となる。
「そうだウィル殿、主都のヴェルガに女房と子供を置いてきてある。安全の為に避難させていると言えば聞こえは良いが実際は人質みたいなもんだ。もし出来るのなら2人に危害が加えられない様にしてもらう事は出来ないだろうか?」
「へ~奥さんと子供が居るんだ?」
「まあな、大勢の冒険者やモンスター達を殺してきた俺を1人の人間として見てくれた女だからな。この世で最高の女房だよ」
頭を掻きながら奥さんの自慢をするジャムド、ウィル達4人はそれをとても心地良く感じた。
「それじゃあ、リザードマンの人達も残してきた大事な人が居る筈だよね。だったら、全員ここに呼んでそのままアルストに亡命しちゃおうよ」
「はい?」
ジャムド達はウィルが何を言い出しているのかさっぱり分からなかった、分かるとすれば皇太女達がやれやれまたかといった顔で呆れている事だ。ウィルは早速スキルメーカーを使ってこの場に呼びたい人を瞬時に移動させるスキルを作成する。
スキル名 【今すぐ会いたい】
スキルLV 1(MAX)
効果 他者から今すぐにでも会いたい人の住んでいる所と名前を聞き出すか、自分自身で呼びたい人を思い描けばドラムロールと共に目の前に現れるカーテンの向こう側に居てくれる。
備考 相手の許可を得ずに強制的に呼び出すので、後でフォローが必要
「よし、こんなもんかな。それじゃあジャムド、試しに奥さんと子供の住んでいる場所と名前を教えてくれないかな?最後に今すぐ会いたいと言ってくれると尚良しだ」
「何をするつもりだ?シャイカの主都ヴェルガに住む妻のナリスと子供のリリカに今すぐ会いたい」
半信半疑で答えるジャムド、すると突然どこからかドラムロールが流れるとウィルやジャムド達の目の前にピンク色のカーテンが現れ左右に開くとそこにジャムドの妻ナリスと子供のリリカが立っていた。
「ここは一体?」
「ナリス、リリカ!?」
「え、あなた!?」
「父さん!?」
ジャムド親子は突然の再会をお互い抱きしめ合いながら喜んでいた、それを見ていたリザードマン達もウィルにこの場で今すぐ会いたい人の名をそれぞれ口にする。そして、小一時間もしない内にジャムド達は心置きなくアルストへ向かえる状態となった。
「あんたには感謝し尽くせないだけの事を俺達にしてくれた、この恩はどうやって返せば良いのだろうか?」
「それはこの国が反省して周辺の国に謝罪した後で復興するのに協力してくれれば良いって言っただろ?」
「エガリア帝王は滅多な事では宮殿にも姿を現さないし、この国の将来をどこまで案じているのか分からないのが正直な感想だ。もしかしたら他国に水や食料を奪いに行くしか生き残る術が無いと諦めているのかもしれない」
国の長が諦めてしまっては、どんな未来も拓けない。苦しみながら道を作る勇気が必要だとウィルは思えた。すると、ウィルの肩をレーメルが指先で突いてきた。
「どうした、レーメル?」
「ねえ、ふと思ったのだけど今のスキルでエガリア帝王を呼び出してそのまま人質に出来ないかしら?」
「・・・・・・」
この場に沈黙が流れた、軽い気持ちで作ったスキルだがもしかしたら問答無用の強制拉致が可能なのかもしれない。
「何事も試してみないと分からない、実際にやってみよう。シャイカのエガリア帝王に今すぐ会いたい」
ウィルが口にすると、ドラムロールと共にカーテンが現れそしてそこにはエガリア帝王の姿があった。
「何事だ、これは!?ここは一体どこなのだ!」
「エガリア帝王、お初にお目に掛かります。私はアルストの皇太女リーン、大変申し訳無いのですがあなたを人質とさせて頂きます」
「何、余を人質にするだと!?おい、ジャムド。今すぐ余を助けるのだ!」
「言い辛いのですが帝王、皇太女は俺よりも遥かに強いので助けるのは無理です」
「それでも我が国が誇る大英雄か~!?」
結局、簀巻き同然の姿で縛り上げられたエガリア帝王。これで余計な戦闘や殺しをしなくて済みそうだ。
「ウィル殿、あなたは本当に非常識な存在だ。帝王を一歩も動かずに拉致して人質にするなどこの世の誰にも出来ない所業だ」
「なんだか俺が物凄い非常識人と言われてる気がするけど・・・・まあ、いいか」
ウィルは調子に乗って、更にとんでもない非常識な言葉を口にする。
「この世界のどこかに居る闇の女王に今すぐ会いたい、何てね」
するとラスボスの登場シーンの様な荘厳なBGMと共にカーテンが現れ、ウィル達の目の前に闇の女王が姿を現れた・・・何故か全裸で。
「お母様!?」
「レーメル、お前は死んだ筈では?ってキャアアアアアアアアア!?」
両手で胸を隠しながらその場に座り込む女王、慌ててダンジョンを出すとその中に逃げ込んだ。
「この世界のどこかに居る闇の女王に今すぐ会いたい」
今度は下着姿でウィル達の前に現れる女王、既に涙目だ。
「お願い、せめてきちんと着替えさせて」
「やだ」
ウィルの即答に闇の女王は絶望しそうな顔になる、流石に可哀相だとこの場に居る者はウィル以外思い始めていた。簀巻き姿のエガリア帝王さえ哀れんでいる。
「この世界のどこかに居る闇の女王に今すぐ会いたい」
「この世界のどこかに居る闇の女王に今すぐ会いたい」
「この世界のどこかに居る闇の女王に今すぐ会いたい」
「この世界のどこかに居る闇の女王に今すぐ会いたい」
「この世界のどこかに居る闇の女王に今すぐ会いたい」
もう何回強制的に呼び出したか覚えていない。
「お願いです最低でもあと1年は会うべきじゃないので、新しい仲間が増えてから来て下さい」
と懇願する闇の女王と
「何だか無理やり呼び出すのが楽しくなってきたから断る」
と冷たくあしらうウィル、最早どちらが悪役か分からない。
闇の女王がまたダンジョンに逃げ込んだので、ウィルが再び呼び出そうとすると目の前に白いローブを着た男が突然現れウィルに土下座し始めた!
「頼む、今すぐそのスキルを消してくれ!ミラの願いを聞き入れてスキルメーカーというスキルを与えたが、お前の非常識さは我々の予想を超えている。今、闇の女王を倒してしまうとサチの立場が無くなってしまうからサチの為にも闇の女王だけは見逃してやって欲しい。エガリア帝王はそのままでも良いから」
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