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第5話 1人で戦局を覆した冒険者
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「うわぁ、一体何匹のオークが居るんだアレ!?」
思わずウィルは声に出してしまう、商業都市シェルナーグは人口8000人近くを抱え周囲を砦並の城壁で囲まれており駐屯している兵士だけでも1000人は下らないアルストの物流における重要拠点の1つの筈なのだがその大都市が風前の灯に近い有様となっていた。
シェルナーグを取り囲んでいるのは、オーク達の軍勢少なく見積もっても約5000!とてもじゃないシェルナーグに駐屯している兵の数では太刀打ち出来ないだろう。これだけの大群が一体どこから現れたのだろうか?しかし、状況はそんな事を考えている余裕すら無い程切迫している。
オークの軍勢を遠目で確認する限りオーク・オークアーチャー・オークジェネラルと3種類のオークががメインで後方の陣に大将のオークキングとその護衛にオークロードの姿が見えた。
オーク LV9 HP80/80×2500匹
オークアーチャー LV11 HP100/100×2000匹
オークジェネラル LV15 HP150/150×500匹
オークロード LV20 HP250/250×10匹
オークキング LV25 HP450/450×1匹
「とりあえず、キングを倒してオークの指揮系統を混乱させよう」
ウィルは剣を抜くと、迷う事無くオークの大群の中に突入した。当初オーク達は1人で近づいてくる人間を完全に侮っていたが、接触した瞬間にその認識が誤りであったと気付かされた。ウィルの剣を横薙ぎに振る度にオーク5~7体が死んでいく。アーチャーの放つ矢もいとも簡単に避けられてしまい、むしろ仲間に当たって被害を出す始末だった。
ウィルが現在持っているスキルはスキルメーカー・ステータス変更・完治の光の3種類のみで戦闘中に使えるスキルは無いに等しかったが、ステータスの差がオークをアリと例えるならウィルは象どころか恐竜にも匹敵する程の開きが有ったので、ただ剣を横に振るだけで簡単にオーク数匹をまとめて真っ二つに切り裂く事が出来た。
ウィルがオークの軍勢と接触してからわずか1分で、オークは仲間を100匹近く失った。けれどもウィルがキングに真っ直ぐに向かっているというのにオーク達はそれを止める事が出来ない!?
『ガギャグオゥゴ!(兵達は再集結、我を守れ!)』
オークキングが周囲に響き渡る意味不明な大声を張り上げる、するとこれまでシェルナーグの門を壊そうと木槌を振るっていた者も含めキングを守る様にオーク達が集まり出して円陣を組み始めた。
「もう少しで門が壊せるというのに、それを放棄してまでキングを守ろうと集結している。キングを倒せばこいつらは敗走し始めるかもしれないな」
ウィルは再びキングを倒す為にオークの円陣の中に分け入ろうとした、アーチャー達が一斉に矢を放つと天から降り注ぐ矢はまるで雨の様にウィルに襲い掛かるがその全てが当たる事も無く避けられる。そこからはウィルが戦場を支配していた、何者も彼の前に立ち塞がる事も出来ず倒されていく。更にウィルは大軍を相手にしているのにも関わらず疲れた様子さえ無くただ黙々とオーク達を倒していった。戦闘を開始してから50分近くになろうとした時、ようやくウィルはキングの居る陣まで辿り着く。キングが率いていた軍勢は、ほぼ壊滅に近い状態になっていた。
一体何匹斬ったのか覚えていないがロングソードは既にボロボロだ、刃先も欠けており相当無理を重ねてきているがここで止める訳には行かない。ウィルは母親から貰った大切な剣がこの戦いで折れても構わない気持ちで挑む決意を固める、そして今日何度目になるか分からないが再度キングに向けて走り出した。
オークロード10匹が一斉にウィルに襲い掛かる、だがウィルはそんなロード達の攻撃を軽い足取りで避けながら斬っていくが最後の10匹目を倒した時
パキィーン!! ついにロングソードが負荷に耐え切れなくなって折れてしまった。それを見たキングは立場が逆転したと錯覚を起こし獰猛な笑みを浮かべる。だが、ウィルは武器が無い状態であったとしてもその肉体その物が武器と同じで繰り出される右手の拳はいとも容易くキングの着込んでいた鋼鉄の鎧を貫くとそのままキングの心臓を鷲掴みした。
「これで終わりだ」
ウィルはキングの心臓を握り潰した。
『グギャアアアアアア!?』
オークキングは断末魔の叫びを上げながら倒れ絶命すし、それを合図に残されたオーク達は一斉に逃げ出し始めて四散していく。シェルナーグは陥落せずに済んだ。この戦いでウィルが倒したオーク達の総数は4524匹で、更に戦闘時間は1時間以内と勇者と呼ばれる冒険者以上の功績を挙げる。だが、城壁の上から一部始終を見ていた兵士達にとってウィルの超越した強さは恐怖心を抱かせる結果となり警戒されてしまう。
「オークの軍勢は四散したから、もう大丈夫だよ。全身が返り血で汚れていて急いで洗濯したいから、服とか自分で洗える安い宿を紹介してもらえると助かるのだけど?」
しかしウィルの能天気な質問に兵士達は毒気を抜かれてしまった、これだけの功績を成し遂げた者ならば通常は大金や最高級の宿を要求してくる筈だが、この冒険者は自分で服の洗濯などをする為に宿を紹介して欲しいと言う。
「シェルナーグを未曾有の危機から救って頂いた方を安宿に泊めさせてしまっては、我々が恥を掻いてしまいます。上等な宿を用意して洗濯などもこちらで致しますのでご安心下さい」
「え、本当にいいの!?親切にして頂いて有難うございます」
逆にお礼を言ってしまうウィルに対して兵士達は先程まで抱いていた筈の恐怖心がすっかり無くなっていた。宿に連れて来られシェルナーグの多くの住人達からお礼を言われたウィルは案内されたシェルナーグで1番良い部屋に入ってから、やっと自分が物凄い功績を挙げていた事に気が付いた。
「何も考えずに行動していたけど、オークを4500匹近くを1人で倒すって結構凄い戦果だったな」
次いで所持金を調べてみると、カサッポを出た時には銅貨200枚だけだったのに今では金貨4枚と銀貨52枚に銅貨240枚となっていた。
(うわ!?これだけ有れば1ヶ月は何もしなくても遊んで暮らしていけるぞ)
そんな事を考えながら、ウィルは現在の自分のステータスを確認してみる事にした。これまでに倒してきたモンスターもそうだが今回のオーク軍勢を1人で壊滅させた事でかなりLVが上がっている筈だからだ。本来、冒険者は己のステータスをレベルが上がる度に小まめに確認するのだがウィルはその作業をするのを今までやってこなかった。その為久しぶりに表示してみた自分のステータスを見て、首を傾げる事となる。
名前 ウィル
種族 ヒト
職業 冒険者
年齢 25
LV 30
HP *65534/*65534
MP *65534/*65534
力 *65534
魔力 *65534
素早さ *65534
体力 *65534
物理防御 *65534
魔法防御 *65534
(数値最小0、最大65535、現在65535を超えている為表記は*65534となっております)
スキル スキルメーカー ステータス変更 完治の光※NEW
LVが30まで上がっているのは分かる、しかしステータスが上限である筈の65535を超えている為正しい数値の把握が出来なくなってしまった。
(自分の強さが分からなくなっちゃった、どうしよう!?)
素手で魔王と互角以上に戦える強さになっている事にウィルはまだ気付いていない、しかも相手のLVがこちらより高くても自分のステータスの方がが高すぎて経験やお金が半減している事実を知るのもしばらく後の話である。
思わずウィルは声に出してしまう、商業都市シェルナーグは人口8000人近くを抱え周囲を砦並の城壁で囲まれており駐屯している兵士だけでも1000人は下らないアルストの物流における重要拠点の1つの筈なのだがその大都市が風前の灯に近い有様となっていた。
シェルナーグを取り囲んでいるのは、オーク達の軍勢少なく見積もっても約5000!とてもじゃないシェルナーグに駐屯している兵の数では太刀打ち出来ないだろう。これだけの大群が一体どこから現れたのだろうか?しかし、状況はそんな事を考えている余裕すら無い程切迫している。
オークの軍勢を遠目で確認する限りオーク・オークアーチャー・オークジェネラルと3種類のオークががメインで後方の陣に大将のオークキングとその護衛にオークロードの姿が見えた。
オーク LV9 HP80/80×2500匹
オークアーチャー LV11 HP100/100×2000匹
オークジェネラル LV15 HP150/150×500匹
オークロード LV20 HP250/250×10匹
オークキング LV25 HP450/450×1匹
「とりあえず、キングを倒してオークの指揮系統を混乱させよう」
ウィルは剣を抜くと、迷う事無くオークの大群の中に突入した。当初オーク達は1人で近づいてくる人間を完全に侮っていたが、接触した瞬間にその認識が誤りであったと気付かされた。ウィルの剣を横薙ぎに振る度にオーク5~7体が死んでいく。アーチャーの放つ矢もいとも簡単に避けられてしまい、むしろ仲間に当たって被害を出す始末だった。
ウィルが現在持っているスキルはスキルメーカー・ステータス変更・完治の光の3種類のみで戦闘中に使えるスキルは無いに等しかったが、ステータスの差がオークをアリと例えるならウィルは象どころか恐竜にも匹敵する程の開きが有ったので、ただ剣を横に振るだけで簡単にオーク数匹をまとめて真っ二つに切り裂く事が出来た。
ウィルがオークの軍勢と接触してからわずか1分で、オークは仲間を100匹近く失った。けれどもウィルがキングに真っ直ぐに向かっているというのにオーク達はそれを止める事が出来ない!?
『ガギャグオゥゴ!(兵達は再集結、我を守れ!)』
オークキングが周囲に響き渡る意味不明な大声を張り上げる、するとこれまでシェルナーグの門を壊そうと木槌を振るっていた者も含めキングを守る様にオーク達が集まり出して円陣を組み始めた。
「もう少しで門が壊せるというのに、それを放棄してまでキングを守ろうと集結している。キングを倒せばこいつらは敗走し始めるかもしれないな」
ウィルは再びキングを倒す為にオークの円陣の中に分け入ろうとした、アーチャー達が一斉に矢を放つと天から降り注ぐ矢はまるで雨の様にウィルに襲い掛かるがその全てが当たる事も無く避けられる。そこからはウィルが戦場を支配していた、何者も彼の前に立ち塞がる事も出来ず倒されていく。更にウィルは大軍を相手にしているのにも関わらず疲れた様子さえ無くただ黙々とオーク達を倒していった。戦闘を開始してから50分近くになろうとした時、ようやくウィルはキングの居る陣まで辿り着く。キングが率いていた軍勢は、ほぼ壊滅に近い状態になっていた。
一体何匹斬ったのか覚えていないがロングソードは既にボロボロだ、刃先も欠けており相当無理を重ねてきているがここで止める訳には行かない。ウィルは母親から貰った大切な剣がこの戦いで折れても構わない気持ちで挑む決意を固める、そして今日何度目になるか分からないが再度キングに向けて走り出した。
オークロード10匹が一斉にウィルに襲い掛かる、だがウィルはそんなロード達の攻撃を軽い足取りで避けながら斬っていくが最後の10匹目を倒した時
パキィーン!! ついにロングソードが負荷に耐え切れなくなって折れてしまった。それを見たキングは立場が逆転したと錯覚を起こし獰猛な笑みを浮かべる。だが、ウィルは武器が無い状態であったとしてもその肉体その物が武器と同じで繰り出される右手の拳はいとも容易くキングの着込んでいた鋼鉄の鎧を貫くとそのままキングの心臓を鷲掴みした。
「これで終わりだ」
ウィルはキングの心臓を握り潰した。
『グギャアアアアアア!?』
オークキングは断末魔の叫びを上げながら倒れ絶命すし、それを合図に残されたオーク達は一斉に逃げ出し始めて四散していく。シェルナーグは陥落せずに済んだ。この戦いでウィルが倒したオーク達の総数は4524匹で、更に戦闘時間は1時間以内と勇者と呼ばれる冒険者以上の功績を挙げる。だが、城壁の上から一部始終を見ていた兵士達にとってウィルの超越した強さは恐怖心を抱かせる結果となり警戒されてしまう。
「オークの軍勢は四散したから、もう大丈夫だよ。全身が返り血で汚れていて急いで洗濯したいから、服とか自分で洗える安い宿を紹介してもらえると助かるのだけど?」
しかしウィルの能天気な質問に兵士達は毒気を抜かれてしまった、これだけの功績を成し遂げた者ならば通常は大金や最高級の宿を要求してくる筈だが、この冒険者は自分で服の洗濯などをする為に宿を紹介して欲しいと言う。
「シェルナーグを未曾有の危機から救って頂いた方を安宿に泊めさせてしまっては、我々が恥を掻いてしまいます。上等な宿を用意して洗濯などもこちらで致しますのでご安心下さい」
「え、本当にいいの!?親切にして頂いて有難うございます」
逆にお礼を言ってしまうウィルに対して兵士達は先程まで抱いていた筈の恐怖心がすっかり無くなっていた。宿に連れて来られシェルナーグの多くの住人達からお礼を言われたウィルは案内されたシェルナーグで1番良い部屋に入ってから、やっと自分が物凄い功績を挙げていた事に気が付いた。
「何も考えずに行動していたけど、オークを4500匹近くを1人で倒すって結構凄い戦果だったな」
次いで所持金を調べてみると、カサッポを出た時には銅貨200枚だけだったのに今では金貨4枚と銀貨52枚に銅貨240枚となっていた。
(うわ!?これだけ有れば1ヶ月は何もしなくても遊んで暮らしていけるぞ)
そんな事を考えながら、ウィルは現在の自分のステータスを確認してみる事にした。これまでに倒してきたモンスターもそうだが今回のオーク軍勢を1人で壊滅させた事でかなりLVが上がっている筈だからだ。本来、冒険者は己のステータスをレベルが上がる度に小まめに確認するのだがウィルはその作業をするのを今までやってこなかった。その為久しぶりに表示してみた自分のステータスを見て、首を傾げる事となる。
名前 ウィル
種族 ヒト
職業 冒険者
年齢 25
LV 30
HP *65534/*65534
MP *65534/*65534
力 *65534
魔力 *65534
素早さ *65534
体力 *65534
物理防御 *65534
魔法防御 *65534
(数値最小0、最大65535、現在65535を超えている為表記は*65534となっております)
スキル スキルメーカー ステータス変更 完治の光※NEW
LVが30まで上がっているのは分かる、しかしステータスが上限である筈の65535を超えている為正しい数値の把握が出来なくなってしまった。
(自分の強さが分からなくなっちゃった、どうしよう!?)
素手で魔王と互角以上に戦える強さになっている事にウィルはまだ気付いていない、しかも相手のLVがこちらより高くても自分のステータスの方がが高すぎて経験やお金が半減している事実を知るのもしばらく後の話である。
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