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第4話 レベルアップ!
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連絡所を出た護とアマテラスがまず最初に向かったのは村の露店だった、何はともあれ水と食料を手に入れておく必要がある。後は野宿する際に使うテントの類だ。
「水や食料が必要なら私達に言ってくれれば、いつでも出せますのに」
アマテラスの申し出を護は即座に却下した。
「町中や人が近くに居る場所でやたらと爆発されたら困る。それに・・・」
「それに?」
「こちらの世界の住人に八百万の神は自爆魔だと思われたくないからな」
「まあ!?」
アマテラスと2人で笑い合う、スライムの身体の揺れ方で感情が分かる様になるとはこれもスライム限定の魔物使いだからだろうか?
露店で買った品物を次々とアイテムボックスに入れていく、さっき分かったのだがステータスを確認した際に見たメニュー欄の下の方にアイテムボックスが有り開いた状態で品物に手を触れるとボックスの中に収まるみたいだ。
武器や防具類はウカイの街の方が品揃えが豊富との事なので、購入は後回しにする。防具にはそれなりに予算を注ぎ込むが武器は護身用のナイフ程度で済ませるつもりだ。剣や弓などを急に使える様になる筈が無い、戦闘はアマテラス達に任せて援護などで返していけば良いのだ。
村を出て冒険者としての第一歩を踏み出した護とアマテラスはウカイの街を目指しながらモンスターを倒してまずレベルアップする事を目標に掲げた。レベルが上がる事で何か加わるかもしれないと考えた所為もある。
誰も歩いていない道を護とアマテラスは2人だけで進む、またウサギでも居ないかと思って探していると今度は6匹程で固まっている大きなネズミの集団が目に入る。カピバラと同じ位の大きさだが赤い目が凶暴性を物語っているみたいだ。キラーマウスという名前のネズミ型モンスターは集団で人を襲い、あっという間に骨しか残らない食欲を見せるらしい。
「あんなのが近くに生息していたら村の住人が危ない、雷神スライムを出して纏めて倒しておこう」
「分かりました、護さん」
出てきた雷神は初陣の高揚感に押されたのか気合いが入っている。
「これが本当の意味での初陣だ、派手に決めてやろうではないか!」
「その調子で派手に自爆してこいや」
「そろそろ自爆しなかった場合を考えてくれないかな、護よ」
「今の時点じゃ自爆する未来しか浮かばない」
「ちきしょう!見ていやがれ!?」
そう言い残し、ネズミの集団に突進していく雷神。ここでネズミは思いも寄らない行動を取った、何とエサと思ったのか雷神に殺到して噛み付き出したのだ!?
「うわぁ、噛むな、噛むな~!?」
咄嗟に電気を放って身を守ろうとする雷神はそのまま自爆してしまう。
ドゴォオオオオオン!!
吹っ飛ぶネズミ達、だがかろうじて生き残ったのもトドメの落雷で敢え無く全滅した。
【経験値24と報奨金18Gを手に入れた。レベルアップまで残り26」
人を襲う凶暴なネズミを倒しても1匹辺り300円相当か、案外ケチだな。
「どうやら今のネズミを後7匹倒せばレベルアップするみたいだ」
「ではすぐに探しましょう。雷神、また自爆の方は任せましたよ」
「だから自爆じゃねえと言ってるだろうが天照大神!?」
雷神の叫びも虚しく結局はまた自爆する事となる、丁度7匹の集団が居たので突進させるとまたエサと勘違いして襲われて自爆していた。トドメの落雷まで見終えると頭の中にファンファーレが流れ出しテロップが表示された。
【おめでとう、護はLV2となりました。使役しているモンスター達のLVも2となっております」
ステータスを確認してみたが、最初に見た時と何も変わっていない。もう少しレベルを上げれば表示が変わる時が来るだろう。
「まずは1つレベルを上げられた、この調子で頑張ろう」
「そうですね、焦るとろくな事が起きませんから。ではウカイの街を目指しましょう」
この日はウカイの街に到着出来ず野宿する事となった、見晴らしの良い場所にテントを張ると中で火を起こして寝床を作る。
「初めての野宿だけどモンスターに襲われたりしないかな?」
「心配でしたら、雷神達に外を見張らせておきますよ」
「悪いけど頼んでいいか?」
「お安いご用です」
念の為、ある程度離れた場所でテントを見張らせながら早目に就寝する。アマテラスを抱き枕代わりにすると触り心地も良くなんだか癖になりそうだ。しかも最初はひんやりするものの徐々に温かくなるのですぐに寝付く事が出来た。
翌朝目覚めた護は、周辺に幾つも空いた大穴とレベルが4に上がっているのに気が付いた。それだけの数のモンスターが寝ている間にテントを襲おうとしていたと思うとゾッとする。
「俺が寝ている間、周りを見張ってくれて助かったよ。それじゃあ、まず最初に地面に空けた大穴を埋め戻す作業から始めるぞ」
「え~っ!そんな!?」
嫌がるスライム達と一緒に地面を埋め戻すと、再びウカイに向けて歩き出した。大穴を空けたままで放置するのが嫌だったから埋め戻すのを強引に手伝わせたのを気にしていた護はアイテムボックスの中から内緒で買っておいた酒を取り出すと雷神達に振舞った。
「おっ!?この酒は中々に美味だな」
「うむ、咲耶の手作りの酒にも負けぬ味だ」
「俺にも一口分けて」
「残念だったな護、もう既に空だ」
「くそ~こんな形で復讐されるとは・・・」
だが雷神達の機嫌が直ったので良しとするか。
「雷神と言えば、そういえば雷神とも呼ばれる神様は他にも居たよなアマテラス?」
「火雷大神や建御雷之男神の事ですか?」
「彼らも出せるのか?」
「出せますよ、呼びましょうか?」
「いや、今はいい。火雷大神は8体に分離するのが目に見えている」
建御雷之男神も呼び出せるのか、軍神とも称されるメジャーな神様だけど他にもスサノヲなども一部で軍神として扱われたりしているよな。他にもどんな神様が居たか思い出しながら進んでいると日も暮れかけようとしていた時にようやくウカイの街が見えてきた。
「ようやくウカイの街に着いた様だな」
「そうみたいですね。ところで街の入り口が何やら騒々しいみたいですが?」
見ると街の入り口に立っている兵士らしき人達が何やら慌てた様子で行き来している。
「冒険の途中で立ち寄ったのですが、入っても大丈夫ですか?」
「うるさい!今はそれどころじゃない、勝手に中に入って宿でも探せ!だが夜になっても街中をうろついている様なら容赦無く捕縛するからそのつもりでいろ!!」
言いたい事だけを一方的に言うと兵士達は去っていった。
「何ですか一体、あの失礼な連中は!?」
「恐らく何か有ったみたいだが、チェック無しで街に入れるんだ。この機会を利用させてもらおう」
近くに在った宿に入ると、1番下の階の部屋を借りた。部屋の鍵を借りて向かっているとアマテラスが不思議そうに話しかけてきた。
「護さん、こういう場合は高い階を借りる方が防衛的な面で見ても良いのではありませんか?」
「確かに高い階の方が迎撃準備をしやすいけどな、だけどこの宿の建物は何で出来ている?」
「普通の木ですけど・・・・あっ!?」
「気付いたか、下から火を付けられたら上の階なんかに居ると焼死してしまう。だから窓からの脱出も念頭に置いて下の階を借りたという訳だ」
部屋に着くと鍵を開けて中に入る、見ると部屋の窓が開いたままになっていた。換気の為に開けてそのままにしていた様だ。
「無用心な宿だなまったく、泥棒とか侵入していたらどうするんだ?」
ゴトッ 部屋の隅で何か物音が聞こえた。
「誰かそこに居るのか!?」
部屋の中が薄暗かったので、護は部屋に明かりを灯す。するとベッドと壁の間で若い女性が怯える様にしながら隠れていた。
「あの、どちら様で?」
「お願いします、助けて下さい」
女性は両手に手錠を掛けられ薄い布を1枚被せられただけの格好だった・・・。
「水や食料が必要なら私達に言ってくれれば、いつでも出せますのに」
アマテラスの申し出を護は即座に却下した。
「町中や人が近くに居る場所でやたらと爆発されたら困る。それに・・・」
「それに?」
「こちらの世界の住人に八百万の神は自爆魔だと思われたくないからな」
「まあ!?」
アマテラスと2人で笑い合う、スライムの身体の揺れ方で感情が分かる様になるとはこれもスライム限定の魔物使いだからだろうか?
露店で買った品物を次々とアイテムボックスに入れていく、さっき分かったのだがステータスを確認した際に見たメニュー欄の下の方にアイテムボックスが有り開いた状態で品物に手を触れるとボックスの中に収まるみたいだ。
武器や防具類はウカイの街の方が品揃えが豊富との事なので、購入は後回しにする。防具にはそれなりに予算を注ぎ込むが武器は護身用のナイフ程度で済ませるつもりだ。剣や弓などを急に使える様になる筈が無い、戦闘はアマテラス達に任せて援護などで返していけば良いのだ。
村を出て冒険者としての第一歩を踏み出した護とアマテラスはウカイの街を目指しながらモンスターを倒してまずレベルアップする事を目標に掲げた。レベルが上がる事で何か加わるかもしれないと考えた所為もある。
誰も歩いていない道を護とアマテラスは2人だけで進む、またウサギでも居ないかと思って探していると今度は6匹程で固まっている大きなネズミの集団が目に入る。カピバラと同じ位の大きさだが赤い目が凶暴性を物語っているみたいだ。キラーマウスという名前のネズミ型モンスターは集団で人を襲い、あっという間に骨しか残らない食欲を見せるらしい。
「あんなのが近くに生息していたら村の住人が危ない、雷神スライムを出して纏めて倒しておこう」
「分かりました、護さん」
出てきた雷神は初陣の高揚感に押されたのか気合いが入っている。
「これが本当の意味での初陣だ、派手に決めてやろうではないか!」
「その調子で派手に自爆してこいや」
「そろそろ自爆しなかった場合を考えてくれないかな、護よ」
「今の時点じゃ自爆する未来しか浮かばない」
「ちきしょう!見ていやがれ!?」
そう言い残し、ネズミの集団に突進していく雷神。ここでネズミは思いも寄らない行動を取った、何とエサと思ったのか雷神に殺到して噛み付き出したのだ!?
「うわぁ、噛むな、噛むな~!?」
咄嗟に電気を放って身を守ろうとする雷神はそのまま自爆してしまう。
ドゴォオオオオオン!!
吹っ飛ぶネズミ達、だがかろうじて生き残ったのもトドメの落雷で敢え無く全滅した。
【経験値24と報奨金18Gを手に入れた。レベルアップまで残り26」
人を襲う凶暴なネズミを倒しても1匹辺り300円相当か、案外ケチだな。
「どうやら今のネズミを後7匹倒せばレベルアップするみたいだ」
「ではすぐに探しましょう。雷神、また自爆の方は任せましたよ」
「だから自爆じゃねえと言ってるだろうが天照大神!?」
雷神の叫びも虚しく結局はまた自爆する事となる、丁度7匹の集団が居たので突進させるとまたエサと勘違いして襲われて自爆していた。トドメの落雷まで見終えると頭の中にファンファーレが流れ出しテロップが表示された。
【おめでとう、護はLV2となりました。使役しているモンスター達のLVも2となっております」
ステータスを確認してみたが、最初に見た時と何も変わっていない。もう少しレベルを上げれば表示が変わる時が来るだろう。
「まずは1つレベルを上げられた、この調子で頑張ろう」
「そうですね、焦るとろくな事が起きませんから。ではウカイの街を目指しましょう」
この日はウカイの街に到着出来ず野宿する事となった、見晴らしの良い場所にテントを張ると中で火を起こして寝床を作る。
「初めての野宿だけどモンスターに襲われたりしないかな?」
「心配でしたら、雷神達に外を見張らせておきますよ」
「悪いけど頼んでいいか?」
「お安いご用です」
念の為、ある程度離れた場所でテントを見張らせながら早目に就寝する。アマテラスを抱き枕代わりにすると触り心地も良くなんだか癖になりそうだ。しかも最初はひんやりするものの徐々に温かくなるのですぐに寝付く事が出来た。
翌朝目覚めた護は、周辺に幾つも空いた大穴とレベルが4に上がっているのに気が付いた。それだけの数のモンスターが寝ている間にテントを襲おうとしていたと思うとゾッとする。
「俺が寝ている間、周りを見張ってくれて助かったよ。それじゃあ、まず最初に地面に空けた大穴を埋め戻す作業から始めるぞ」
「え~っ!そんな!?」
嫌がるスライム達と一緒に地面を埋め戻すと、再びウカイに向けて歩き出した。大穴を空けたままで放置するのが嫌だったから埋め戻すのを強引に手伝わせたのを気にしていた護はアイテムボックスの中から内緒で買っておいた酒を取り出すと雷神達に振舞った。
「おっ!?この酒は中々に美味だな」
「うむ、咲耶の手作りの酒にも負けぬ味だ」
「俺にも一口分けて」
「残念だったな護、もう既に空だ」
「くそ~こんな形で復讐されるとは・・・」
だが雷神達の機嫌が直ったので良しとするか。
「雷神と言えば、そういえば雷神とも呼ばれる神様は他にも居たよなアマテラス?」
「火雷大神や建御雷之男神の事ですか?」
「彼らも出せるのか?」
「出せますよ、呼びましょうか?」
「いや、今はいい。火雷大神は8体に分離するのが目に見えている」
建御雷之男神も呼び出せるのか、軍神とも称されるメジャーな神様だけど他にもスサノヲなども一部で軍神として扱われたりしているよな。他にもどんな神様が居たか思い出しながら進んでいると日も暮れかけようとしていた時にようやくウカイの街が見えてきた。
「ようやくウカイの街に着いた様だな」
「そうみたいですね。ところで街の入り口が何やら騒々しいみたいですが?」
見ると街の入り口に立っている兵士らしき人達が何やら慌てた様子で行き来している。
「冒険の途中で立ち寄ったのですが、入っても大丈夫ですか?」
「うるさい!今はそれどころじゃない、勝手に中に入って宿でも探せ!だが夜になっても街中をうろついている様なら容赦無く捕縛するからそのつもりでいろ!!」
言いたい事だけを一方的に言うと兵士達は去っていった。
「何ですか一体、あの失礼な連中は!?」
「恐らく何か有ったみたいだが、チェック無しで街に入れるんだ。この機会を利用させてもらおう」
近くに在った宿に入ると、1番下の階の部屋を借りた。部屋の鍵を借りて向かっているとアマテラスが不思議そうに話しかけてきた。
「護さん、こういう場合は高い階を借りる方が防衛的な面で見ても良いのではありませんか?」
「確かに高い階の方が迎撃準備をしやすいけどな、だけどこの宿の建物は何で出来ている?」
「普通の木ですけど・・・・あっ!?」
「気付いたか、下から火を付けられたら上の階なんかに居ると焼死してしまう。だから窓からの脱出も念頭に置いて下の階を借りたという訳だ」
部屋に着くと鍵を開けて中に入る、見ると部屋の窓が開いたままになっていた。換気の為に開けてそのままにしていた様だ。
「無用心な宿だなまったく、泥棒とか侵入していたらどうするんだ?」
ゴトッ 部屋の隅で何か物音が聞こえた。
「誰かそこに居るのか!?」
部屋の中が薄暗かったので、護は部屋に明かりを灯す。するとベッドと壁の間で若い女性が怯える様にしながら隠れていた。
「あの、どちら様で?」
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