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『オレンジ階段』

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昨日の今日だね また嘘をついてる
素直な世界にはまだ程遠い感じ
この僕の顔さえ優しくなれたなら
それで満足だろうか 足りないと言って

ひとりはこわい ひとりはこわい
それがわかるから きみをひとりにしない

さよなら昨日の悔しい夜よ
今日ならきっとやれる気がする
あの道曲がってきみに会いたい
つれていくから 明日の夕日に

目覚めが悪い朝 トーストも焦がして
ヨーグルトもこぼす なんかもう休みたい
瞬間移動のできるドアがあるなら
きみに会うだけ会って 二度寝をしたいの

ひとりはきつい ひとりはきつい
特技いかせない ひとりじゃ生きられない

いつでもそばに 好きなきみのそばに
いられたらいいのに いられたらいいのに 無理
だから明日はつれていきたい
あの階段に下りてくる夕日に

消したくても消せない 消したくても消せない
忘れられない色 忘れたくないオレンジ

きみが望む世界につれていけない
せめてあの夕日を僕は見せたいんだ
なぜならそこが僕らが出会った
きれいなこの日が終わる場所だから

甘酸っぱい匂いがしてくるわけじゃない
でも見えるでしょ? でっかいミカンが
だから明日はつれていきたい
あの階段に下りてくる夕日に
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