自分がしたい人とただただする話

ヤマネコ

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第四話 初デート

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四話 初デート

優と村上が一緒に下校している時村上が優に問いかけた

村上「櫻井くんは食べたいものとかある?」

優「うーん、実は俺ジャンクフードが好きでさ笑、久々にモクドナルドが食べたいかなぁ」

村上「わかる!私もジャンクフード好き!モック美味しいよね!」

優「ポテトが大好き」

村上「私はナゲットかなぁ」

優「いいね!」

村上「うん」

村上は顔を少し赤くしながら

村上「さ、櫻井くんは筋肉多い女子とかどう思う、、?」

優「え?筋肉、、?」

村上「う、うん」

優「んーー、良いと思うけどなぁ、、筋肉あって引き締まってる体から健康そうだし、、太ってるより全然良いと思う」

村上「例えば彼女が筋肉結構あったりしたらどうかな」

優「僕は良いかな。むしろ好きだよ筋肉質な人のこと笑」

村上「そっかぁ、よかったぁ、、」

優「でもどうして?笑」

村上「いや!私結構筋肉あって昔男子に馬鹿にされたりしたからさ笑」

優「あーそっか、気にしないで良いよそんなの笑」

村上「ありがとう、嬉しいなそんなこと言ってもらえると」

優(今思うと村上さんスポーツ女子って感じで良いよなぁ、、顔も普通に可愛いしスタイルもいいし、モテるだろうなぁ)

村上「あ、じゃあそろそろ!」

優「あ、そうだね!僕は陸橋渡るからまた明日!」

村上「家着いたら明日の細かい連絡するね!」

優「りょーかい!」

優は村上と別れて家に着いた。

優「ただいまー」

優は玄関から廊下を通りリビングへと行くと机に手紙が置いてあった。

手紙 <優へ またお仕事が入ったのでしばらく帰れません。 生活費は置いておくのでくれぐれも怪我なく生活してください。 いつもごめんね 愛してます。
母より>

優「今日もいないのか母さんは」

優(前世でも母さんは仕事で忙しく家にいないことが多かった。まぁ、今は名だたる女優で世界を飛び回っている、、、まぁありきたりな設定だよね、、でも前世では身を粉にして自分を大学まで行かせるために働いてくれた母が今回は自分の好きな仕事で忙しくしていると思うととても嬉しい気持ちだなぁ、、)

優「さて、ご飯作るか」

優は冷蔵庫を開けて入っている材料で手早く料理をした。

優「さてと、生姜焼きと味噌汁、卵焼きに、和風サラダ、ご飯、これでいっか、いただきまーす」

優がご飯を食べていると天気予報の時間が近づいていることに気がつきテレビをつけた

優「明日は晴れかぁ、そーいや連絡が来ないな」

そう考えた瞬間にスマホが鳴る

優「お、来た」

村上<連絡遅くなってごめんね 明日9時に下野動物園に集合でいいかな??>

優<りょーかい 明日は晴れらしいからよかったよ>

村上<そうだね! 明日すごい楽しみ!>

優<俺もめっちゃ楽しみ! じゃあ明日9時ね!>

村上<うん! また明日~>

優「さっ!そうと決まればさっさと風呂入って寝よ!」

優はいろいろやることを終えて眠りについた。


翌日9時 下野動物園前

優「ふぅ、遅刻せず間に合った。」

村上「あ、櫻井くん!こっちこっち!」

優「村上さん!おはよう!」

村上「おはよう!」

優「じゃあ早速行こうか」

村上「うんうん、行こう」

村上「櫻井くんは好きな動物とかいる?」

優「うーんとね、カピバラかな」

村上「あ、わかるぅ、可愛いよね!」

優「そうなんだよねぇ、村上さんは?」

村上「私はぁ、カバが好きかな笑」

優「カバか、、なかなか奥深い動物だね笑笑」

村上「どゆこと?笑」

優と村上は色んな動物を見て周りとても楽しい時間を過ごした。また、二人の距離はかなり縮まりお互いの色々な身の上の話をする機会もありどんどん仲良くなっていった。

優「次はあそこいってみる?」

村上「そうだね!」

二人はトカゲに触ることができる体験コーナーに向かっていた。

係員「さ、次は君たちかな?」

二人「はい」

係員「わ、中学生かな?」

優「そーです。」

係員「あらあら、カップルで動物園デートなんていいわねぇ、じゃあこのイグアナのラックくんに触って餌をあげてみてねー」

優「あ、はーい!」(カップルじゃないんだけどな笑笑 )

村上は顔を赤らめながら餌をあげたり触ったりしていた。

そして13時を回り二人は動物園を出てご飯を食べることにした。

優「何食べる?」

村上「昨日言ってたモック食べる?」

優「あ、そうだね、モックでいいの?村上さんは」

村上「いいよ!」

二人はモックに向かい注文をしていた。

店員さん「お会計は1500円になります。」

村上が自分の分を払おうとすると

優「じゃあ2000円で」

村上「え、いいよ私も払う」

優「今日誘ってくれたお礼!遠慮しないで」

村上「そんな、、ありがとう!」

優「この後どうする?」

村上「んー、どうしようか、」

優「カラオケとか行く?」

村上「それいいね!行こう!」

優「うんうん!そーいえば村上さんは明日は柔道部の体験?」

村上「あーそうだね、、櫻井くんも?」

優「そう、明日は自由参加なんだけど俺は行こうかなって、でも午後練らしいから時間的には余裕ある」

村上「そっかそっか、私も午後練なんだ」

優「そうなんだ、大変そう柔道部は」

村上「まぁ好きなことだから頑張れるかな笑」

優「まぁ確かに好きなことなら頑張れる!」

村上「そうそう!、、、、、あのさ」

優「ん?」

村上「お互いくんとかさんとかで呼ぶの堅苦しいしさ
、やめない、?」

優「まぁ、確かにそうかも、、じゃあなんで呼ぼうか」

村上「下の名前とか?」

優「そうだね、じゃあそうしよっか、じゃあそろそろカラオケ行く?遥」

遥「そうだね、行こっか優」

二人はマックを出てカラオケに向かうがかなり人が多く中々歩きづらい

遥「優」

遥は優の名前を呼ぶと優と手を繋いだ。

遥「人多いから逸れないように、繋いでよ」

優「う、うん」(女の子と手繋ぐの初めてだなぁ、、)

二人は手を繋ぎながらなんとか人混みを抜けてカラオケに着いた。

優「じゃあ行こっか」

ウィーン

店員「いらっしゃーせ。お二人で?」

優「はい、二人で」

店員「時間は?」

遥「二時間でお願いします」

店員「はい、それでは部屋は5番でここの角曲がったとこになります。そして、当店では、、」

店員の説明を聞き二人は5番の部屋へと入った。

優「疲れたねぇ、ちょっと座ってやすもっと」

遥「そうだねぇ、私も疲れちゃった」

優のすぐ隣に遥が座り二人は飲み物を飲みながら一息ついた。













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