女子小学五年生に告白された高校一年生の俺

友達以上彼女未満

優里ちゃんの日記(月曜日4)

お兄さんは、元気になっていました！

難しい宿題がおわったみたいです！

やっぱり最近のお兄さんは、
変だと思っていたんです。

よかったですね！
お兄さん！

楽しくお話をし、お別れして、
学校に入りました。

お友達に挨拶にして、
席に座りました。

「最近なんか、ご機嫌だね？」

一番仲のいい果奈ちゃん。
男の子みたいな髪型をしている事や、格好いいので、
女の子に人気があります。

「えへへ♪
仲の良いお兄さんができたんだー」

「へぇー！どんな人なんだい？」

「格好よくて、優しいひと！」

「僕も会ってみたいな」

「うん、紹介するね！」

楽しく話してると、
いやな男の子が入ってきたの・・・。

「男女とマジメが、はなしてるぞ！」

翔太君なんだけど、
女の子をバカにしたり、
お掃除をちゃんとしなかったり、
で大キライ！

お兄さんとは全然違う！

「翔太君、
あんまりそういうことをいうのは、
よくないよ？」

「なんだよ！男女！」

「僕には果奈っていう名前があるし、
優里ちゃんにも名前がある。
君もバカとかで、
呼ばれたらいやだろう？」

「俺はバカじゃない！」

「でも、
通知表とかテストの点数は、
悪いよね？」

「うっ・・・」 

「これからは君の事なんて、
呼べばいいのかな？」

「翔太でいいよ・・・」

「じゃあ僕は果奈、優里ちゃんね」

「わかったよ・・・」

女の子達がさけんじゃった。

「果奈ちゃん！格好いい！」

「あーあ、果奈ちゃんが、
男の子だったらなあー」

「本当だよねー」

「男子なんか、
いつもいたずらしたり、
邪魔ばっかりするもんねー」

私もずっとそう思ってました。

お兄さんに会うまでは・・・。

そして、
今日はおとなしくしていた翔太君。

でも、また明日とかになったら、
またいじわるするんだろうな・・・。

お友達にさよならして、
お家に帰りました。

そして、
いつものことをして、
お部屋でゆっくりしていました。

すると、
お兄さんから、
メッセージが来ました！

写真を撮りたいそうです。

恥ずかしいな・・・。

でも、お兄さんが、
可愛いって、言ってくれたので、
ちょっと迷ったけど、

わかりましたって返しちゃった！

一緒に撮って果奈ちゃんに、
見せてあげよう・・・。

楽しみだなぁ・・・。