女子小学五年生に告白された高校一年生の俺

友達以上彼女未満

慶パパと真矢ママのデート♪

優里が出掛けていく・・・。

楽しそうに・・・。

「はぁ・・・」

「貴方、私達も出掛けましょう？」

「ああ、そう・だ・な？」

真矢の格好を見て驚いた！

いつもシックな大人の服装から一転！

可愛らしいファッションに！

白いブラウスに、
花柄のピンクのロングスカート！

「貴方、何か言うことは？」

「・・・綺麗です」

「はい、よろしい」

そういった真矢の顔も、
少し赤くなっている様な気がするが、メイクだろうか？

車で少し遠出をし、

初デートした水族館。

結婚指輪を買った宝石店。

そして、最後にプロポーズをした海岸へと向かう。

「あー、今日は楽しかったわね！」

「そうだな」

「貴方と二人きりになるなんて、
久しぶりだわ！」

「本当だな」

優里が産まれ、三人の生活になってからは優里中心の生活だった。

「もう！なんか空返事ばっかりね！」

怒らせてしまった。

「ありがとう」

「えっ？」

「君と出会えて、結婚できて、優里が産まれて幸せだ」

「なっなによ？急に・・・」

俺は、真矢の両手を包み、

「結婚してくれませんか？」

真矢は真っ赤になりながらも、

「はい・・・」

口付けをかわした。