女子小学五年生に告白された高校一年生の俺

出会いから告白まで

優里ちゃんの日記(火曜日)

ママがいってくれたアドバイス通りに昨日の場所で同じ時間で少し待っていた。

ドキドキしながらどうしよう。

きてくれるかな？

突然、
「おはよう」キラッ

お兄さんが現れた！

私はなんとか挨拶を返したけど変に思われてないかな？

「一緒にいく？」キラッ

ドキン！とした！

嬉しくてしかたなかったけど声に出せない・・

私はうなずくだけだった・・・。

緊張して何を話していいかわからない・・・。

お兄さんが話しかけてくれたけど
ただうなずくことしかできなかった・・・。

あっという間に学園についちゃった・・・。

私は逃げるように小学校にはいっていった。

同級生の男の子とくらべると全然違うなー

とか考えてたり友達と話していたりしたら放課後になった。

今日は日直のお仕事もあり、帰るのが遅くなっちゃった。

たまたまお兄さんを見つけてドキッとしたら隣にショートカットの可愛い女の子がいた・・・

心がズキズキし泣きそうになった・・・。

とぼとぼと帰り、

「ただいま・・・」

「おかえりなさい」

ママはキッチンで夕食を作っていた。

「どうしたの？元気ないわね？」

「・・・。」

私は黙ったまま泣いちゃった・・・。

「あらあら本当にどうしたの？」

「お兄さんが・・・女の子と・・・仲良くかえってたの・・・」

「そっか・・・でも彼女と決まった訳じゃないでしょ？もう諦めちゃう？」

私はブンブンと頭をふった！

「今日、朝には会えたの？」

こくんとうなずく。

「なら聞いてみなさい？彼女いるんですかって？勇気をもってね」

私は涙をふいて

「うん！」

「頑張ってね」

今日はショックなことがあったけど諦めたくない！

明日は勇気をもって聞いてみるんだ！

頑張れわたし！