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175話 夫婦の営みその1
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魔法で生み出した水で全身の汚れを簡単に洗い流すと、ワープゲートで自宅の玄関前に戻って来た。
目の前には見慣れた扉。
リビングの窓からは魔法の明かりが漏れていた。
扉を開けるとリシアと顔を合わせなければならず、凄まじく気が重い。
これ絶対怒られるやつや……。
何の説明も無くいきなり血まみれの少年達を放り込んで介護をさせたのだ、怒られないはずがない。
いや、俺が怒られるのはどうだって良い。
だが以前から無茶をする俺を窘めてくれた彼女を、またこうして心配させてしまったことの方がよっぽど問題だ。
こういうことが積もり積もって、やがて飽和した想いが怒りや不満となって爆発する。
もう既に爆発させ愛想を尽かせているかもと思うと、彼女への愛情が反転し恐怖に変わる。
それでも意を決し、「ただいま」と声をかけながら扉を開けた。
重たい足取りでリビングに向かうと、やはり筆頭奥様であらせられるリシアが待ち構えていた。
「おかえりなさい」
「……その、ごめん」
「トシオ様、こちらにいらしてお座りください」
リシアが目を細められ、如何にも不機嫌ですといった表情と共に立ち上がると、仁王立ちで自身の足元を指さし告げられた。
その態度に、何とも言えない理不尽さに苛まれながらも、彼女の足元に正座する。
すると、俺の頭に手を添えたリシアが慈母の笑みを浮かべて優しく抱き寄せてくれた。
押し込められたリシアのお腹からは、洗濯ものを取り込んだばかりの太陽の香りがする。
それは嗅ぎ慣れた彼女の匂いだ。
「今日も一日お疲れ様でした、あなた」
「う、ん……」
その予想外の行動に一瞬思考が止まったが、許しの言葉を頂いていないため、未だ生きた心地がしない。
彼女に三行半を突き付けれれば俺の心は確実に死ぬ。
以前レスティーに冗談っぽくそう言ったが、あれは冗談なんかではなくまぎれもない本心だ。
俺の中でのリシアの存在とは、それ程までに大きいのだ。
そう思うと例えこの状態であろうと、いや、この状態だからこそ余計に恐怖が大きくなる。
「叱られると思いました?」
「うん……」
「私に叱られるようなことをしたのですか?」
「いつも心配ばかりかけてる……。さっきも……」
「そうですね、あなたと出会ってから、私はずっと心配ばかりしています」
「ごめん……」
「謝って欲しい訳じゃないの。けど、貴方を心配している者がこうして傍にいることを分かってください」
彼女の問いにまるで幼子の様に言葉少なに返すも、慈しむような悲しむような、そんな慈愛と哀愁の籠った声で告げられた。
たったそれだけで張りつめていた緊張が解けてしまい、信じられない程の安らぎに心が満たされる感覚だった。
まるでこの世界に来てからずっと耐えていた不安や憤りの様なモノが、取り除かれた様だった。
それと同時に、彼女を心配させたことへの申し訳なさで涙が零れる。
俺は彼女に縋るように抱き着くと、あふれて止まらなくなった涙でリシアの服を濡らした。
声も無く涙するそんな俺の頭を、彼女は優しく撫で続けてくれた。
「……ありがとう」
何とか気を持ち直して立ち上がる。
「少しは落ち着きましたか?」
「うん、もう大丈夫。かっこ悪いところを見せてごめんね」
「私達のために頑張ってくれている夫をかっこ悪いと思う妻がどこに居ますか。ですが、1人で全てを抱え込まないでください。夫が辛い時に支えられない妻の方が、よっぽどかっこ悪いのですから」
リシアが再び俺を抱き寄せてくれた。
俺なんかにはもったいない程の、愛情深く優しい女性である。
「疲れた時くらいはこうして甘えてくださいね」
「うん、ありがとね」
それに応える様に、俺も彼女の背中に手を回し背筋に沿って何度となく撫で続けた。
服の上からでも分かる大きな乳房を胸に感じ、これまた服越しに感じる背中の猫の毛の堪能する。
こうしているだけで、先程の不安が嘘のように取り除かれ心が落ち着く。
顔を上げて彼女の唇に自分の唇を重ねると、リンゴの甘い香りが漂った。
もうずっとこうして居たい。
リシアを抱きしめてイチャイチャするだけの人生を送りたい。
そう思いながらぎゅっと抱きしめ、彼女の露出した首筋にも口づけをすると、リシアが身を縮めて逃れようとする。
「そこはくすぐったいからダメです……」
弱弱しく拒絶するリシアへお構いなく、肩や首筋、頬や唇と交互に口づけ、彼女から香る優しい匂いを胸いっぱいに吸い込んだ。
呼吸を乱しながら受け入れ始めた彼女の反応に、俺自身も徐々に気持ちが高ぶっていく。
覗き込んだリシアの瞳も完全にスイッチが入り、表情が蕩けきっていた。
その色っぽさに、まだ17歳の少女であることを忘れてしまう。
「悪い子ですね」
リシアが悪戯を叱る母の様な口調で咎めてくるも、その口から零れる熱く甘い吐息に俺は完全に魅了されていた。
魅了に対する無効耐性が全く機能していないので、これはもう仕方がない。
仮にこんなに美しく愛しい新妻から抗える奴が居たとすれば、そいつは間違いなく同性愛者か機能不全である。
そのどちらも否定しなければならない俺としては、大変不本意ではあるが、折角の心温まる夫婦のエピソードを如何わしい物にしてしまわないといけないのだ。
マッチポンプ? 何それ知らない(すっとぼけ)
エッチな表情のリシアに悪戯する大義名分を勝手にでっち上げた俺は、彼女の普段着と化したメイド服のスカートをたくしてその中に手を入れると、腰の所にある下着の紐を引っ張って解いた。
スカートの中で覆うものを無くした形の良いお尻を鷲掴みにすると、その感触を堪能すべく丹念に揉みしだく。
すべすべもちもちの触感とそこから伸びる長毛の猫尻尾のもふもふ具合がたまらない。
更に彼女の大事な場所へと手を伸ばそうとするも、リシアにスカートの上から押さえられ阻まれてしまった。
「ここだと邪魔が入るかもだから、続きはお風呂で……ね?」
潤んだ瞳で恥じらいながら愛らしく「ね?」なんて言われたら、理性をフル動員してでも我慢するしかないじゃないか(血涙)
それに頭も顔も脂汗でベトベトしており、服には少年達の血が付いて不衛生だ。
こんな状態でリシアを抱くなど、愛妻に対する冒とくにほかならない。
しかし、汚れに因る不快感を忘れる程夢中にさせてくれるリシアがいけないので、ここで襲おうとした俺に非なんてあろうはずがない(詭弁)
訳の分からない責任転嫁をこねくりながら、彼女を抱き上げ風呂場に向かう。
いつもは皆一緒にワイワイと騒がしく入る風呂も、たまには2人水入らずで入るのも悪くない。
潤んだ瞳の愛妻との時間を、誰に邪魔されること無く過ごさせてもらった。
――――――――――――――――――――――――――――――
遅くなり申し訳ありません。
その2は明日UPします。
目の前には見慣れた扉。
リビングの窓からは魔法の明かりが漏れていた。
扉を開けるとリシアと顔を合わせなければならず、凄まじく気が重い。
これ絶対怒られるやつや……。
何の説明も無くいきなり血まみれの少年達を放り込んで介護をさせたのだ、怒られないはずがない。
いや、俺が怒られるのはどうだって良い。
だが以前から無茶をする俺を窘めてくれた彼女を、またこうして心配させてしまったことの方がよっぽど問題だ。
こういうことが積もり積もって、やがて飽和した想いが怒りや不満となって爆発する。
もう既に爆発させ愛想を尽かせているかもと思うと、彼女への愛情が反転し恐怖に変わる。
それでも意を決し、「ただいま」と声をかけながら扉を開けた。
重たい足取りでリビングに向かうと、やはり筆頭奥様であらせられるリシアが待ち構えていた。
「おかえりなさい」
「……その、ごめん」
「トシオ様、こちらにいらしてお座りください」
リシアが目を細められ、如何にも不機嫌ですといった表情と共に立ち上がると、仁王立ちで自身の足元を指さし告げられた。
その態度に、何とも言えない理不尽さに苛まれながらも、彼女の足元に正座する。
すると、俺の頭に手を添えたリシアが慈母の笑みを浮かべて優しく抱き寄せてくれた。
押し込められたリシアのお腹からは、洗濯ものを取り込んだばかりの太陽の香りがする。
それは嗅ぎ慣れた彼女の匂いだ。
「今日も一日お疲れ様でした、あなた」
「う、ん……」
その予想外の行動に一瞬思考が止まったが、許しの言葉を頂いていないため、未だ生きた心地がしない。
彼女に三行半を突き付けれれば俺の心は確実に死ぬ。
以前レスティーに冗談っぽくそう言ったが、あれは冗談なんかではなくまぎれもない本心だ。
俺の中でのリシアの存在とは、それ程までに大きいのだ。
そう思うと例えこの状態であろうと、いや、この状態だからこそ余計に恐怖が大きくなる。
「叱られると思いました?」
「うん……」
「私に叱られるようなことをしたのですか?」
「いつも心配ばかりかけてる……。さっきも……」
「そうですね、あなたと出会ってから、私はずっと心配ばかりしています」
「ごめん……」
「謝って欲しい訳じゃないの。けど、貴方を心配している者がこうして傍にいることを分かってください」
彼女の問いにまるで幼子の様に言葉少なに返すも、慈しむような悲しむような、そんな慈愛と哀愁の籠った声で告げられた。
たったそれだけで張りつめていた緊張が解けてしまい、信じられない程の安らぎに心が満たされる感覚だった。
まるでこの世界に来てからずっと耐えていた不安や憤りの様なモノが、取り除かれた様だった。
それと同時に、彼女を心配させたことへの申し訳なさで涙が零れる。
俺は彼女に縋るように抱き着くと、あふれて止まらなくなった涙でリシアの服を濡らした。
声も無く涙するそんな俺の頭を、彼女は優しく撫で続けてくれた。
「……ありがとう」
何とか気を持ち直して立ち上がる。
「少しは落ち着きましたか?」
「うん、もう大丈夫。かっこ悪いところを見せてごめんね」
「私達のために頑張ってくれている夫をかっこ悪いと思う妻がどこに居ますか。ですが、1人で全てを抱え込まないでください。夫が辛い時に支えられない妻の方が、よっぽどかっこ悪いのですから」
リシアが再び俺を抱き寄せてくれた。
俺なんかにはもったいない程の、愛情深く優しい女性である。
「疲れた時くらいはこうして甘えてくださいね」
「うん、ありがとね」
それに応える様に、俺も彼女の背中に手を回し背筋に沿って何度となく撫で続けた。
服の上からでも分かる大きな乳房を胸に感じ、これまた服越しに感じる背中の猫の毛の堪能する。
こうしているだけで、先程の不安が嘘のように取り除かれ心が落ち着く。
顔を上げて彼女の唇に自分の唇を重ねると、リンゴの甘い香りが漂った。
もうずっとこうして居たい。
リシアを抱きしめてイチャイチャするだけの人生を送りたい。
そう思いながらぎゅっと抱きしめ、彼女の露出した首筋にも口づけをすると、リシアが身を縮めて逃れようとする。
「そこはくすぐったいからダメです……」
弱弱しく拒絶するリシアへお構いなく、肩や首筋、頬や唇と交互に口づけ、彼女から香る優しい匂いを胸いっぱいに吸い込んだ。
呼吸を乱しながら受け入れ始めた彼女の反応に、俺自身も徐々に気持ちが高ぶっていく。
覗き込んだリシアの瞳も完全にスイッチが入り、表情が蕩けきっていた。
その色っぽさに、まだ17歳の少女であることを忘れてしまう。
「悪い子ですね」
リシアが悪戯を叱る母の様な口調で咎めてくるも、その口から零れる熱く甘い吐息に俺は完全に魅了されていた。
魅了に対する無効耐性が全く機能していないので、これはもう仕方がない。
仮にこんなに美しく愛しい新妻から抗える奴が居たとすれば、そいつは間違いなく同性愛者か機能不全である。
そのどちらも否定しなければならない俺としては、大変不本意ではあるが、折角の心温まる夫婦のエピソードを如何わしい物にしてしまわないといけないのだ。
マッチポンプ? 何それ知らない(すっとぼけ)
エッチな表情のリシアに悪戯する大義名分を勝手にでっち上げた俺は、彼女の普段着と化したメイド服のスカートをたくしてその中に手を入れると、腰の所にある下着の紐を引っ張って解いた。
スカートの中で覆うものを無くした形の良いお尻を鷲掴みにすると、その感触を堪能すべく丹念に揉みしだく。
すべすべもちもちの触感とそこから伸びる長毛の猫尻尾のもふもふ具合がたまらない。
更に彼女の大事な場所へと手を伸ばそうとするも、リシアにスカートの上から押さえられ阻まれてしまった。
「ここだと邪魔が入るかもだから、続きはお風呂で……ね?」
潤んだ瞳で恥じらいながら愛らしく「ね?」なんて言われたら、理性をフル動員してでも我慢するしかないじゃないか(血涙)
それに頭も顔も脂汗でベトベトしており、服には少年達の血が付いて不衛生だ。
こんな状態でリシアを抱くなど、愛妻に対する冒とくにほかならない。
しかし、汚れに因る不快感を忘れる程夢中にさせてくれるリシアがいけないので、ここで襲おうとした俺に非なんてあろうはずがない(詭弁)
訳の分からない責任転嫁をこねくりながら、彼女を抱き上げ風呂場に向かう。
いつもは皆一緒にワイワイと騒がしく入る風呂も、たまには2人水入らずで入るのも悪くない。
潤んだ瞳の愛妻との時間を、誰に邪魔されること無く過ごさせてもらった。
――――――――――――――――――――――――――――――
遅くなり申し訳ありません。
その2は明日UPします。
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