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39話 出発の朝
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夏季15日の朝がやってきた。
モリーさんに頼んでおいた装備を受け取り家を出る。
そして冒険者ギルドの前に到着したときには、すでに冒険者らしき男女が30人以上集まっていた
参加者の殆どはPTを組んでいるのかすら怪しく、レベルは10~20代に革装備で固めている若い者達ばかりである。
鋼鉄製フルプレートのメンバーが二人も居てごめんなさい。
更に高性能な装備をしてるのが一人居てごめんなさい!
変なカードで身を固めてごめんなさい!!
でもレベルは君達とそう変わらないから!
まぁここから移動すると予想していたので、武器以外の装備はグリーヴ以外殆ど外しているけれど。
そんな俺達の現在のステータスを再度確認する。
【魔法戦士】一ノ瀬俊夫
人 男 24歳
ベースLv21
ファイターLv13
マジックキャスターLv11
HP:1558 MP:401
ATK:91 MATK:103
DF:51 MDF:58
筋力:1+5
体力:1+5
敏捷:70+5
魔力:51+10
ステータスポイント:0
ボーナススキル
〈人語共用語Lv2〉
〈鑑定Lv3〉
〈ジョブ追加Lv1〉
〈アイテム収納空間Lv1〉
〈ブレイブハートLv3〉
〈詠唱短縮Lv2〉
〈クールタイム減少〉
〈獲得経験値増加Lv5〉
〈MP自動回復量増加Lv1〉
〈MP消費軽減Lv1〉
ジョブスキル
〈バッシュLv3〉
〈バーストインパクトLv5〉
〈MAXHP増加Lv5〉
〈ファイヤーアローLv5〉
〈ファイヤーボールLv3〉
〈ファイヤーストームLv3〉
トクルライトのパルチザン
鉄のブレスプレート
鉄の手甲
毒麻痺無効の鋼鉄のグリーヴ
業火の竜石のブローチ(【ジャック・オー・ランタンカード】【フレイムバードカード】【ドラゴンパピーカード】)
魔道の竜石のネックレス(【バーバヤガーカード×2】)
【神官戦士】リシア
獣人 女 17歳
ベースLv23
ジョブ:プリーストLv13
セカンドジョブ:ファイターLv15
鉄のロングソード
癒し対物のミルトライトのシールド(【エンシェントツリーフォークカード】【ゴーレムカード】)
睡眠混乱無効の鋼鉄のヘルム(【スリープゴートカードX2】)
ミルトライトのブレスプレート
鉄のグリーヴ
ククテト
セントーラ 女 18歳
ベースジョブ:セントーラLv8
セカンドジョブ:ファイターLv1
鋼鉄のエストック
鋼鉄のタワーシールド
鋼鉄のヘルム
鋼鉄のプレートアーマー
鋼鉄のガントレット
鋼鉄のグリーヴ
トトテト
セントーラ 女 15歳
ベースジョブ:ファイターLv1
セカンドジョブ:セントーラLv15
鋭利なトクルライトのハルバード(ブレードマンティスカード×2)
鋼鉄のハーフシールド
鋼鉄のヘルム
鋼鉄のプレートアーマー
鋼鉄のガントレット
鋼鉄のグリーヴ
ククの腰には刺突剣のエストックがサブウェポンとして吊るされている。
それと今日にもハーピーが孵化する可能性があり、一応食料は大目に用意しておく。
大自然の中に行くのだ、万が一遭難でもした時のことを考えても、水と食料は多いに越したことはない。
で、この後どうするんだろ?
陽こそ昇ってはいないが、空は明るくなり始める。
俺が空を見ていると、冒険者ギルドの方から複数の人の足音がする。
「皆さんおはようございますにゃ」
にゃ……。
全員に投げかけられた声に視線を向けるが、振り向くまでも無く声の正体はわかりきっていた。
そこに居たのは赤黒の毛並みの猫頭人間、モーディーンさんであった。
その隣には茶トラの猫頭人間でモーディーンさんの奥さんビアンカさん。
後ろにはザァラッドさん含めたモーディーンさんのPTメンバーの4人と、他にもベテランっぽい人達の姿もある。
そのほぼ全員が最上級職であると鑑定眼で確認した。
「「「おはようございます」」」
「おはよー!」
俺とリシアとククが会釈し、トトが手を大きく上げて挨拶を返した。
まばらではあったが他にも挨拶を返す者も居たが、多くが挨拶こそ返さなかったが目は向けているようだ。
「そこの君は元気があってよろしいですにゃ」
猫の目を細めてトトをほめながら俺達を見ると、更に他の冒険者達に目を向ける。
「クレアル湖でドラゴンフライ退治の依頼書を見て来た人達はこちらに来てくださいにゃ」
モーディーンさんの呼びかけに皆が彼の前に移動する。
「君達にはまず注意しておきますにゃ。冒険者だからと言って一人で何でも出来ません、必ず誰かの助けが必要だったりしますにゃ。君達が困ってる時に誰が君達を助けてくれると思いますかにゃ? はい、そこの君、答えてくださいにゃ」
モーディーンさんが突然話を振ってきた。
え、俺ですか!?
「ん~~」
当然自分でなんともなら無い状況なら仲間しか居ないのだろうが、冒険者が困るって事は自分のPTの戦力全てをもってしても困った事態になってるだろう。
ならそれはPT以外の人に頼るしかない。
そのPT以外とは誰かと言うと、やはり同じ冒険者しかいないのではないだろうか?
「応えられませんかにゃ?」
「いえ……、同じ冒険者ではないでしょうか?」
「それだと半分だけ正解ですにゃ」
半分は間違いか……。
「正しくは、顔見知りの親しい冒険者ですにゃ。同じ冒険者だからと言って、君達は見ず知らずの者に体を張って助けたりしますかにゃ? 恐らくそんなことをする人なんてまず居ないでしょうにゃ。では、日頃から声をかけたり話をする人だったらどうですかにゃ? いつも貴重なアドバイスをしてくれる人が危険な目にあっていたら、助けたいと思うのが人の情と言うものではないですかにゃ?」
そこまで言われて、俺は彼が何を言いたいのかを察した。
「君達には頼れる先輩冒険者は居ますかにゃ? 先程私の挨拶に返事をしなかった人達は、私以外に助けてくれる人がちゃんと居ますかにゃ? 自分達が困った事態に遭遇しても、私に見捨てられても構わないと言う覚悟がありますかにゃ?」
そう言うと、その場にいた初心者全員の顔を見回すモーディーンさん。
「もう一度言いますにゃ。おはようございますにゃ!」
「「「「「「おはようございます!!!」」」」」」
恐らく全員が挨拶を返したであろう。
しゃべり方こそ冗談っぽいが、冒険者ギルドの関係者であろう自分達より格上の人間に注意されているのだ。
当然そんな人間から「なにかあってもお前のことは助けないぞ」と言われて喜んで受け入れる奴はいないであろう。
にしても、「ちゃんと親しくなった人は、いざという時は助ける」と言ってるのと同義のモーディーンさんの器のデカさが素直にすごい。
「元気があってとてもよろしいですにゃ。ではこの依頼の目的と趣旨を説明しますにゃ。一応大量発生した巨大なトンボの魔物であるドラゴンフライの討伐というのが名目ですにゃ。しかし、今回はそれを利用し〝君達駆け出し冒険者の相互扶助であり、PTメンバーが居ない者のPT結成の後押しと君達のレベル上げ〟を目的とした合宿ですにゃ」
ギルドの維持費だけでなくこういった若手育成にもお金を使っているのかと思うと、取られた時は無理矢理自分に言い聞かせて諦めてた俺の金貨二十八枚も納得がいくというものだ。
「ドラゴンフライは中級冒険者なら簡単に倒せますが、動きが素早く数匹で徒党を組む性質があるため単独の初心者にはなかなか厄介な魔物ですにゃ。よって現地では必ず複数名のPTを組んでもらうことになりますにゃ。我々で出来る限り職業バランスを考えて組むので、その辺は心配しなくても大丈夫ですにゃ」
「説明は以上よ。そろそろ出発するからみんな竜車に乗って頂戴。PTを組んでいる人は固まっていいから」
女性エルフのアメリアさんが皆を促し、冒険者ギルドの正面に面した道路の先頭から順に人を詰めていく。
荷車を牽引するのはカバくらいは在りそうな4足歩行の爬虫類。
それが二頭立てで繋がれており、人を詰め終わった先頭車両から次々と出立していった。
竜車の速度で流れる街並みに、この後待ち受ける合宿への期待が高まった。
モリーさんに頼んでおいた装備を受け取り家を出る。
そして冒険者ギルドの前に到着したときには、すでに冒険者らしき男女が30人以上集まっていた
参加者の殆どはPTを組んでいるのかすら怪しく、レベルは10~20代に革装備で固めている若い者達ばかりである。
鋼鉄製フルプレートのメンバーが二人も居てごめんなさい。
更に高性能な装備をしてるのが一人居てごめんなさい!
変なカードで身を固めてごめんなさい!!
でもレベルは君達とそう変わらないから!
まぁここから移動すると予想していたので、武器以外の装備はグリーヴ以外殆ど外しているけれど。
そんな俺達の現在のステータスを再度確認する。
【魔法戦士】一ノ瀬俊夫
人 男 24歳
ベースLv21
ファイターLv13
マジックキャスターLv11
HP:1558 MP:401
ATK:91 MATK:103
DF:51 MDF:58
筋力:1+5
体力:1+5
敏捷:70+5
魔力:51+10
ステータスポイント:0
ボーナススキル
〈人語共用語Lv2〉
〈鑑定Lv3〉
〈ジョブ追加Lv1〉
〈アイテム収納空間Lv1〉
〈ブレイブハートLv3〉
〈詠唱短縮Lv2〉
〈クールタイム減少〉
〈獲得経験値増加Lv5〉
〈MP自動回復量増加Lv1〉
〈MP消費軽減Lv1〉
ジョブスキル
〈バッシュLv3〉
〈バーストインパクトLv5〉
〈MAXHP増加Lv5〉
〈ファイヤーアローLv5〉
〈ファイヤーボールLv3〉
〈ファイヤーストームLv3〉
トクルライトのパルチザン
鉄のブレスプレート
鉄の手甲
毒麻痺無効の鋼鉄のグリーヴ
業火の竜石のブローチ(【ジャック・オー・ランタンカード】【フレイムバードカード】【ドラゴンパピーカード】)
魔道の竜石のネックレス(【バーバヤガーカード×2】)
【神官戦士】リシア
獣人 女 17歳
ベースLv23
ジョブ:プリーストLv13
セカンドジョブ:ファイターLv15
鉄のロングソード
癒し対物のミルトライトのシールド(【エンシェントツリーフォークカード】【ゴーレムカード】)
睡眠混乱無効の鋼鉄のヘルム(【スリープゴートカードX2】)
ミルトライトのブレスプレート
鉄のグリーヴ
ククテト
セントーラ 女 18歳
ベースジョブ:セントーラLv8
セカンドジョブ:ファイターLv1
鋼鉄のエストック
鋼鉄のタワーシールド
鋼鉄のヘルム
鋼鉄のプレートアーマー
鋼鉄のガントレット
鋼鉄のグリーヴ
トトテト
セントーラ 女 15歳
ベースジョブ:ファイターLv1
セカンドジョブ:セントーラLv15
鋭利なトクルライトのハルバード(ブレードマンティスカード×2)
鋼鉄のハーフシールド
鋼鉄のヘルム
鋼鉄のプレートアーマー
鋼鉄のガントレット
鋼鉄のグリーヴ
ククの腰には刺突剣のエストックがサブウェポンとして吊るされている。
それと今日にもハーピーが孵化する可能性があり、一応食料は大目に用意しておく。
大自然の中に行くのだ、万が一遭難でもした時のことを考えても、水と食料は多いに越したことはない。
で、この後どうするんだろ?
陽こそ昇ってはいないが、空は明るくなり始める。
俺が空を見ていると、冒険者ギルドの方から複数の人の足音がする。
「皆さんおはようございますにゃ」
にゃ……。
全員に投げかけられた声に視線を向けるが、振り向くまでも無く声の正体はわかりきっていた。
そこに居たのは赤黒の毛並みの猫頭人間、モーディーンさんであった。
その隣には茶トラの猫頭人間でモーディーンさんの奥さんビアンカさん。
後ろにはザァラッドさん含めたモーディーンさんのPTメンバーの4人と、他にもベテランっぽい人達の姿もある。
そのほぼ全員が最上級職であると鑑定眼で確認した。
「「「おはようございます」」」
「おはよー!」
俺とリシアとククが会釈し、トトが手を大きく上げて挨拶を返した。
まばらではあったが他にも挨拶を返す者も居たが、多くが挨拶こそ返さなかったが目は向けているようだ。
「そこの君は元気があってよろしいですにゃ」
猫の目を細めてトトをほめながら俺達を見ると、更に他の冒険者達に目を向ける。
「クレアル湖でドラゴンフライ退治の依頼書を見て来た人達はこちらに来てくださいにゃ」
モーディーンさんの呼びかけに皆が彼の前に移動する。
「君達にはまず注意しておきますにゃ。冒険者だからと言って一人で何でも出来ません、必ず誰かの助けが必要だったりしますにゃ。君達が困ってる時に誰が君達を助けてくれると思いますかにゃ? はい、そこの君、答えてくださいにゃ」
モーディーンさんが突然話を振ってきた。
え、俺ですか!?
「ん~~」
当然自分でなんともなら無い状況なら仲間しか居ないのだろうが、冒険者が困るって事は自分のPTの戦力全てをもってしても困った事態になってるだろう。
ならそれはPT以外の人に頼るしかない。
そのPT以外とは誰かと言うと、やはり同じ冒険者しかいないのではないだろうか?
「応えられませんかにゃ?」
「いえ……、同じ冒険者ではないでしょうか?」
「それだと半分だけ正解ですにゃ」
半分は間違いか……。
「正しくは、顔見知りの親しい冒険者ですにゃ。同じ冒険者だからと言って、君達は見ず知らずの者に体を張って助けたりしますかにゃ? 恐らくそんなことをする人なんてまず居ないでしょうにゃ。では、日頃から声をかけたり話をする人だったらどうですかにゃ? いつも貴重なアドバイスをしてくれる人が危険な目にあっていたら、助けたいと思うのが人の情と言うものではないですかにゃ?」
そこまで言われて、俺は彼が何を言いたいのかを察した。
「君達には頼れる先輩冒険者は居ますかにゃ? 先程私の挨拶に返事をしなかった人達は、私以外に助けてくれる人がちゃんと居ますかにゃ? 自分達が困った事態に遭遇しても、私に見捨てられても構わないと言う覚悟がありますかにゃ?」
そう言うと、その場にいた初心者全員の顔を見回すモーディーンさん。
「もう一度言いますにゃ。おはようございますにゃ!」
「「「「「「おはようございます!!!」」」」」」
恐らく全員が挨拶を返したであろう。
しゃべり方こそ冗談っぽいが、冒険者ギルドの関係者であろう自分達より格上の人間に注意されているのだ。
当然そんな人間から「なにかあってもお前のことは助けないぞ」と言われて喜んで受け入れる奴はいないであろう。
にしても、「ちゃんと親しくなった人は、いざという時は助ける」と言ってるのと同義のモーディーンさんの器のデカさが素直にすごい。
「元気があってとてもよろしいですにゃ。ではこの依頼の目的と趣旨を説明しますにゃ。一応大量発生した巨大なトンボの魔物であるドラゴンフライの討伐というのが名目ですにゃ。しかし、今回はそれを利用し〝君達駆け出し冒険者の相互扶助であり、PTメンバーが居ない者のPT結成の後押しと君達のレベル上げ〟を目的とした合宿ですにゃ」
ギルドの維持費だけでなくこういった若手育成にもお金を使っているのかと思うと、取られた時は無理矢理自分に言い聞かせて諦めてた俺の金貨二十八枚も納得がいくというものだ。
「ドラゴンフライは中級冒険者なら簡単に倒せますが、動きが素早く数匹で徒党を組む性質があるため単独の初心者にはなかなか厄介な魔物ですにゃ。よって現地では必ず複数名のPTを組んでもらうことになりますにゃ。我々で出来る限り職業バランスを考えて組むので、その辺は心配しなくても大丈夫ですにゃ」
「説明は以上よ。そろそろ出発するからみんな竜車に乗って頂戴。PTを組んでいる人は固まっていいから」
女性エルフのアメリアさんが皆を促し、冒険者ギルドの正面に面した道路の先頭から順に人を詰めていく。
荷車を牽引するのはカバくらいは在りそうな4足歩行の爬虫類。
それが二頭立てで繋がれており、人を詰め終わった先頭車両から次々と出立していった。
竜車の速度で流れる街並みに、この後待ち受ける合宿への期待が高まった。
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