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21話 怒れる雄山羊
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ブフー! ブフー!
大きな鼻息を上げ、こちらを血走った目で睨むエアレーさん。
おこなの?
こんな時にネットスラングを脳内で垂れ流す自分に呆れる。
だが気持ち的に余裕が生まれたのは確かだ。
MPを確認すると、三割を下回ってとても心もとない。
MP回復あくして、お願いよ?
などと豚のペルソナを被ってる余裕はない。
エアレーが軽いジョギングレベルの速度で近付いてきたのだ。
突進は見た目こそ派手だし殺傷力が高い反面見切りも容易。
あのまま突進を繰り返してくれた方がまだやり易かった。
エアレーとの距離、僅か3メートル。
止まることなくそのまま前進し、前に突き出たご自慢の角を乱暴に振り回す、
横からの一撃が唸りを上げて振るわれるのを、身をかがめて躱し、反撃を叩きこもうとしたところで首がぐりんぐりん動かしながら角が無限を描く。
単調だが力強く、受け辛いが避け易い。
だが左右の角が独立して動く時点でそれもこいつのさじ加減。
んな細かな変化に対応できる自信なんてある訳ないから、うかつに飛び込めないんだよなぁ。
…まぁ、飛び込めないなら飛び込まなくても良いじゃない。
奴の周りを反時計回りに小走りでに回る。
まずは右の角から少しでも遠ざかるような位置取りを確保。
側面に回られるたびに大きな体を大きな動作でこちらに向け直してくるエアレー。
それを繰り返されることで怒りの中に苛立ちを見せ始めたのが荒々しく雑な攻撃モーションから容易にわかる。
業を煮やし短距離突進をするも、体をその場で回す動きからの突進など、勢いもなければ精度も低い。
その間にもMPを回復させ、先程のMP状態からLv3アイスアローが打てるだけのMPを確保したら相手の大きな動きの硬直を狙ってあらぬ方角から打ち込んでいく。
直径50センチ、太さ3センチはありそうな氷の矢を25発(Lv3アイスアロー5発分)を受けて、未だに動き回れるのはさすがはファンタジーだが、痛々しすぎてこちらも辛い。
そんな感傷など、人の傲慢だ。
こちらはこの狩場でモンスターを殺しに来て、向こうもなわばりに侵入した異物を排除するため殺しに来た。
互いが殺し合いの土俵に上がっているのだ、言葉が通じないならあとは殺し合いか、逃げるかしかない。
そしてこいつは殺し合いの継続を望んでいるのだから付き合うより他になく、さりとて、逃げようとしても傷が癒えたらまたほかの冒険者を襲いかねないこいつを、ここで逃すつもりは俺にはない。
どう考えてもこんなところに来る人間側の方が悪いのだが、こちらにはこちらの事情がある。
悪く思うなとは決して言わない。
だがすまないが死んでもらう!
6発目のアイスアローを、高らかに立ち上がって勢いをつけようとしたエアレーの前足に向けて放つ。
新たに出現した5本の氷矢が、エアレーの左前脚に全弾ヒット。
さしもの巨山羊もこれには立っていられなくなり、左前脚が地面に着くと共に地面に倒れる。
その巨体に素早く近付き、立たれると面倒なため右足の付け根に〈バッシュ〉込みの槍を突き立て、何度も何度も〈バッシュ〉で突きまくった。
前脚を両方とも使用不能にされたエアレーは、それでも首を大きく振り回し、角で反撃を試みる。
危ないのでタイミングを見計らい、足で角を踏みつけにし、刀を抜くように腰から引き抜いた片手剣を上から下に振り下ろし、一連の動作で角の根元にバッシュと念じながら叩きつける。
足で踏みつけられ衝撃が逃せなくなった角が、断撃地点に体重が集約されあっさりと折れてしまった。
右の角が折れると今度は左の角を前方に伸ばして振り回すエアレー。
振り回される角に俺の身体にも多少の傷が付くものの、片っ端からリシアのヒールで相殺されていく。
そして同じ要領で左の角も折ると、エアレーの足元に魔方陣のようなものが浮かび上がる。
スキルか!?
だがやらせるか!
やられる前に殺れの精神を持って、今度はエアレーの頭部を容赦なく片手剣バッシュの連打で乱れ撃つ。
残りのMPを使い切る気で一気に押し込むも、MPよりもバッシュを打つ度に疲労感が体を重くする。
「ふ”め”ぇ”ぇ”ぇ”ぇ”え”え”え”!!!」
ベースLvUP!
ベースLvUP!
ベースLvUP!
ベースLvUP!
ジョブLvUP!
ジョブLvUP!
ジョブLvUP!
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ジョブLvUP!
ジョブLvUP!
ジョブLvUP!
最後には長い断末魔と共に、エアレーの巨体が粒子散乱を開始した。
エリアボスと言うだけあってなかなかにデンジャーだったが、やってやれない物でも無かったな。
リシアの回復が無ければ乙っていたのは俺だけど。
そう思うとゾっとしないなぁ……。
悪寒を感じながらも槍を地面に突き立て、消えゆくエアレーへ左手で拝む。
そのエアレーの断末魔を上げた場所では、アイテムがいくつも落ちている。
〈エアレーの角〉〈エアレーの角〉〈エアレーの牙〉〈エアレーの毛皮〉〈エアレーカード〉
カード出た!?
エリアボス産レアきたああああああああああ!
ここに来てネトゲーマー魂が一瞬で息を吹き返す!!
うさ耳もまぁあれはあれでアバターアイテムとしてはすごくいいものだが、やはり強化アイテムとなると一味違う。
やべぇ! どんな能力なんだろ!
ドキドキする!
エリアボスのレアアイテムだ、いやが上にも期待が高まる!
早速拾い上げて【鑑定】込みで確認した。
エアレーカード
攻撃時オートスキル〈ウィンドカッターLv3〉発動。
なんだっけ? どこかで見たスキルだが……。
あぁ、エレメンタラーの攻撃魔法にそれっぽいのがあったかも。
マジックキャスターの魔法に風属性ってなかったから。
攻撃時って事は、魔法で攻撃しても発動するのか武器で攻撃したときのみ発動するのかは気になるところではあるが、その内検証してみよう。
でもなんにしてもレアである。
うっほー! 超嬉しいいいい!
そんな興奮冷めやらぬ俺の元に、リシアが小走りで駆け寄ってきた。
「お疲れ様リシア」
「はい、お疲れ様ですトシオ様」
リシアの頭を撫でて労った。
「あの、回復が遅れてしまい申し訳ありません……」
スリープゴートに跳ね飛ばされた時の事を言っているのであろう。
確かにアレは致命的になりかねない状況ではあったが、馴れない初心者では良くあることだ。
それに、突然プリーストに転職したのも原因だろうし。
本人も反省しているので、叱る必要はないだろう。
「気にしなくても大丈夫だよ、徐々に慣れていけばいいんだから」
「はい、次は気をつけます……」
しょぼんとしているリシアに微笑みながらやさしく諭す。
しかし、その表情は晴れなかった。
これは逆に何かしらの罰を与えた方が、本人の気持ちが楽になるかもしれない。
真面目な彼女の事だ、気にするなと言っても引きずるだろう。
だがここで俺の邪な心がもたげると、彼女の耳元に口を近付ける。
「でもまぁ、罰は受けてもらおうかな」
「!?」
「昨日の夜みたいにたっぷりとね」
「……それではご褒美になってしまいます……」
俺の言葉に一瞬怯えの色を見せたリシアだが、追加の言葉で昨晩の痴態を思い出したのか、潤んだ瞳でこちらを見つめる。
その顔は見事なまでに淫らな牝のそれであった。
そんな顔をされては今すぐ襲いたい衝動に駆られるが、実はこの森に入ってから初心者らしき冒険者を何組か見かけている。
人目のある場所でおっぱじめるなんて上級者なことはできないし、何よりリシアの裸体を俺以外の男に晒すなど論外だ。
アイテム回収後、街に戻るまでリシアは俺の左腕に撓垂れ続けた。
今晩も楽しい性生活が送れそうだと幸せを噛みしめた。
大きな鼻息を上げ、こちらを血走った目で睨むエアレーさん。
おこなの?
こんな時にネットスラングを脳内で垂れ流す自分に呆れる。
だが気持ち的に余裕が生まれたのは確かだ。
MPを確認すると、三割を下回ってとても心もとない。
MP回復あくして、お願いよ?
などと豚のペルソナを被ってる余裕はない。
エアレーが軽いジョギングレベルの速度で近付いてきたのだ。
突進は見た目こそ派手だし殺傷力が高い反面見切りも容易。
あのまま突進を繰り返してくれた方がまだやり易かった。
エアレーとの距離、僅か3メートル。
止まることなくそのまま前進し、前に突き出たご自慢の角を乱暴に振り回す、
横からの一撃が唸りを上げて振るわれるのを、身をかがめて躱し、反撃を叩きこもうとしたところで首がぐりんぐりん動かしながら角が無限を描く。
単調だが力強く、受け辛いが避け易い。
だが左右の角が独立して動く時点でそれもこいつのさじ加減。
んな細かな変化に対応できる自信なんてある訳ないから、うかつに飛び込めないんだよなぁ。
…まぁ、飛び込めないなら飛び込まなくても良いじゃない。
奴の周りを反時計回りに小走りでに回る。
まずは右の角から少しでも遠ざかるような位置取りを確保。
側面に回られるたびに大きな体を大きな動作でこちらに向け直してくるエアレー。
それを繰り返されることで怒りの中に苛立ちを見せ始めたのが荒々しく雑な攻撃モーションから容易にわかる。
業を煮やし短距離突進をするも、体をその場で回す動きからの突進など、勢いもなければ精度も低い。
その間にもMPを回復させ、先程のMP状態からLv3アイスアローが打てるだけのMPを確保したら相手の大きな動きの硬直を狙ってあらぬ方角から打ち込んでいく。
直径50センチ、太さ3センチはありそうな氷の矢を25発(Lv3アイスアロー5発分)を受けて、未だに動き回れるのはさすがはファンタジーだが、痛々しすぎてこちらも辛い。
そんな感傷など、人の傲慢だ。
こちらはこの狩場でモンスターを殺しに来て、向こうもなわばりに侵入した異物を排除するため殺しに来た。
互いが殺し合いの土俵に上がっているのだ、言葉が通じないならあとは殺し合いか、逃げるかしかない。
そしてこいつは殺し合いの継続を望んでいるのだから付き合うより他になく、さりとて、逃げようとしても傷が癒えたらまたほかの冒険者を襲いかねないこいつを、ここで逃すつもりは俺にはない。
どう考えてもこんなところに来る人間側の方が悪いのだが、こちらにはこちらの事情がある。
悪く思うなとは決して言わない。
だがすまないが死んでもらう!
6発目のアイスアローを、高らかに立ち上がって勢いをつけようとしたエアレーの前足に向けて放つ。
新たに出現した5本の氷矢が、エアレーの左前脚に全弾ヒット。
さしもの巨山羊もこれには立っていられなくなり、左前脚が地面に着くと共に地面に倒れる。
その巨体に素早く近付き、立たれると面倒なため右足の付け根に〈バッシュ〉込みの槍を突き立て、何度も何度も〈バッシュ〉で突きまくった。
前脚を両方とも使用不能にされたエアレーは、それでも首を大きく振り回し、角で反撃を試みる。
危ないのでタイミングを見計らい、足で角を踏みつけにし、刀を抜くように腰から引き抜いた片手剣を上から下に振り下ろし、一連の動作で角の根元にバッシュと念じながら叩きつける。
足で踏みつけられ衝撃が逃せなくなった角が、断撃地点に体重が集約されあっさりと折れてしまった。
右の角が折れると今度は左の角を前方に伸ばして振り回すエアレー。
振り回される角に俺の身体にも多少の傷が付くものの、片っ端からリシアのヒールで相殺されていく。
そして同じ要領で左の角も折ると、エアレーの足元に魔方陣のようなものが浮かび上がる。
スキルか!?
だがやらせるか!
やられる前に殺れの精神を持って、今度はエアレーの頭部を容赦なく片手剣バッシュの連打で乱れ撃つ。
残りのMPを使い切る気で一気に押し込むも、MPよりもバッシュを打つ度に疲労感が体を重くする。
「ふ”め”ぇ”ぇ”ぇ”ぇ”え”え”え”!!!」
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リシアの回復が無ければ乙っていたのは俺だけど。
そう思うとゾっとしないなぁ……。
悪寒を感じながらも槍を地面に突き立て、消えゆくエアレーへ左手で拝む。
そのエアレーの断末魔を上げた場所では、アイテムがいくつも落ちている。
〈エアレーの角〉〈エアレーの角〉〈エアレーの牙〉〈エアレーの毛皮〉〈エアレーカード〉
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エリアボス産レアきたああああああああああ!
ここに来てネトゲーマー魂が一瞬で息を吹き返す!!
うさ耳もまぁあれはあれでアバターアイテムとしてはすごくいいものだが、やはり強化アイテムとなると一味違う。
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なんだっけ? どこかで見たスキルだが……。
あぁ、エレメンタラーの攻撃魔法にそれっぽいのがあったかも。
マジックキャスターの魔法に風属性ってなかったから。
攻撃時って事は、魔法で攻撃しても発動するのか武器で攻撃したときのみ発動するのかは気になるところではあるが、その内検証してみよう。
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うっほー! 超嬉しいいいい!
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「お疲れ様リシア」
「はい、お疲れ様ですトシオ様」
リシアの頭を撫でて労った。
「あの、回復が遅れてしまい申し訳ありません……」
スリープゴートに跳ね飛ばされた時の事を言っているのであろう。
確かにアレは致命的になりかねない状況ではあったが、馴れない初心者では良くあることだ。
それに、突然プリーストに転職したのも原因だろうし。
本人も反省しているので、叱る必要はないだろう。
「気にしなくても大丈夫だよ、徐々に慣れていけばいいんだから」
「はい、次は気をつけます……」
しょぼんとしているリシアに微笑みながらやさしく諭す。
しかし、その表情は晴れなかった。
これは逆に何かしらの罰を与えた方が、本人の気持ちが楽になるかもしれない。
真面目な彼女の事だ、気にするなと言っても引きずるだろう。
だがここで俺の邪な心がもたげると、彼女の耳元に口を近付ける。
「でもまぁ、罰は受けてもらおうかな」
「!?」
「昨日の夜みたいにたっぷりとね」
「……それではご褒美になってしまいます……」
俺の言葉に一瞬怯えの色を見せたリシアだが、追加の言葉で昨晩の痴態を思い出したのか、潤んだ瞳でこちらを見つめる。
その顔は見事なまでに淫らな牝のそれであった。
そんな顔をされては今すぐ襲いたい衝動に駆られるが、実はこの森に入ってから初心者らしき冒険者を何組か見かけている。
人目のある場所でおっぱじめるなんて上級者なことはできないし、何よりリシアの裸体を俺以外の男に晒すなど論外だ。
アイテム回収後、街に戻るまでリシアは俺の左腕に撓垂れ続けた。
今晩も楽しい性生活が送れそうだと幸せを噛みしめた。
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