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53.初体験 *R18
しおりを挟むリンジェーラは、自分に触れてゾディアス様が反応を示してくれた事を嬉しく感じる。
やはり、獣人だとしても、好きな人だからだろうか・・・。ゾディアス様が気持ちよくなる事をしてあげたくなった。
やり方はなんとなくしかわからないが、教えて貰った事を提案してみる事にした。
「あのッ・・・ゾディアス様」
「なんだ?」
リンジェーラが話しかけても、やはりゾディアス様はまさぐる手を止めない。
「えっと、反応はされているようなんですけど・・・」
リンジェーラはゾディアスのをチラ見みる。
「ああ・・・そのようだな」
「・・・触ってみてもッ、いいでしょうか」
「・・・・・・やり方はわかるのか?」
ゾディアス様は一瞬戸惑われたようだが、ダメとは言わない。
「なんとなくしか・・・、ゾディアス様が、教えて下さい・・・ッ」
リンジェーラは見たことも、触ったこともない。あるのは教えてもらった知識だけだ。
ゾディアス様は、反応を示していた自身をズボンからだして見せた。まだ完全ではないが、充分に大きいと思う。知識をくれた人が言っていた大きさよりもある。
ゾディアス様はリンジェーラの手を取り、自身を握らせた。
「握って上下に扱いてくれ・・・」
一定のリズムのように動かしていくのだが、リンジェーラは手で握って入る肉棒の感触にドキドキした。
リンジェーラは言われたとおりに動かすのだが、初めて触るものに戸惑いもあり動きがぎこちない。ゾディアス様の手がリンジェーラの手を包み込み、動かせ方を指導をする。
刺激を与えていくと質量が増し、弾力があるが固く張りつめた感じに変わっていくのがわかった。
「いいですか?」
「ああ・・・上手だ」
ゾディアス様の息づかいが耳に響く・・・。もっとゾディアス様に気持ちよくなってほしい・・・ゾディアス様の感じた声が聞きたいと思った。
ゾディアス様は目を瞑り、気持ちよさそうにしている。ゾディアス様の顔を見ているだけで、リンジェーラも子宮が疼くような感覚になった。
リンジェーラはゾディアス様の足の間にしゃがみ、肉棒を扱きながら反対の手で、先の部分からでている液を潤滑油にして、円を描くように刺激を与える。
因みに、これも教わったやり方だ。これが気持ちいいのかはリンジェーラにはわからないが、相手の表情や声を聞いて、良さそうか判断したらいいと言われたので、伺いながら強弱を付ける。
ゾディアスの吐息に艶が出てきたようだ・・・。先程までリンジェーラのお尻を触っていた手は、届かなくなってしまったため、同じような膨らみがある胸を揉みしだいてくる。
だが、今度はしつこく指で胸の先を転がしてくる。先端をさぐられこちらが、気持ち良くなってしまう・・・。
気持ちよくされても困るのだが・・・ゾディアス様は意図的なのだろうかと、表情を伺ってみるが目は閉じたままだ。
ゾディアス様が、目を瞑っているのがリンジェーラとしては面白くなくなってきたので、驚かせたくて、教わった時には絶対無理だと思ったのをやってみようと思い立つのだった。
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