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46.彼との約束 *R18
しおりを挟むララは何故か彼の言葉に従い、部屋から出て行ってしまった。ララはディミドラの侍女なのにだ・・・。
「勝手に私の侍女を追い出さないでください」
いまだに首もとに顔を埋める彼に、抗議する。
「出る事を判断したのは、あの侍女だろう・・・。そうしないと、恥ずかしいのは君だからな」
そういいディミドラをソファに押し倒してきた。
「なッ、ここは私の部屋ですよ」
もしかして、ララはこうなると予想して出ていったというのか。
「ああ、ディミドラの匂いだらけで・・・堪らない」
彼は器用にディミドラの服をはだけさせてくる。
「馬鹿な事しないでッ」
先程ララが言ったこと・・・孕ませたい欲求が高まると言ったのを思いだし焦る。
明日の勝負があるのに、だき潰されたら、万全な体調で戦えないと・・・。
「最後まで抱きはしないから・・・鎮めさせてくれ」
彼はディミドラの手をとり、彼の猛ったものに触れさせた。
「ッ」
猛りきった彼のものは、ディミドラ手では掴みきれずに驚いてしまう。今までこんな凶器がディミドラの中に入ったことがあるなんてとゾッとした・・・。
「ディミドラの手はいいな・・・可愛らしい手が俺のを握っていると思うと・・・ッ」
それ以上言うなと意味を込めて、手に力を入れた。手のドクドクと脈打つ感覚が伝わり、かなり恥ずかしい。
「最後まではしないと約束するから、口づけさせてくれ」
このまま抵抗して、彼を煽るのは得策ではないと考え、明日に響かないのならと、仕方なく頷いた。
「明日、貴方が勝てば、私の愛称を呼ぶことを許してあげます・・・だから、本当に最後まではしませんからね」
再度念を押しておく。
「・・・約束する」
彼は嬉しそうに目を細め、口づけてきた。まだ彼が勝つのはわからないのに余裕な顔に少し苛立ってしまうが、触れ合う唇を離しはしなかった。
あまりにも彼の口づけが甘かったから・・・。
啄むように、ゆっくりと柔らかさを、確かめるように唇を喰まれながら目を閉じる。
彼とする口づけは、嫌いではない・・・。普段の彼とは違って無理やりではないし、触れ合いが優しいからだ。
彼の手がディミドラの手に重ねられ、猛ったものを一緒に上下にさぐらせるように動く。強くは握らずに添えるだけだが、彼のものは更に質量を増した。
「んッ」
手に意識が集中してしまい、気がつけば胸はしっかりドレスから出されてしまっていた。
彼の大きい口がディミドラの下乳から先端までの半分を含み、舌先と歯で弄ぶように執拗に転がしている。
彼の吸い付きように、食べられてしまいそうな感覚になった。
「あなたッ、胸じゃなくてお尻が好きなんでしょッ。なのになんでッ、そんなしつこくするのよッ」
胸への刺激に耐えられずに、ディミドラは言った。
「胸よりは尻派かもしれないが・・・ディミドラのはどこも格別だからな。全てが一級だ」
ディミドラの咥えていた胸から口を離し、ひと舐めして言った。
「ッ小さい胸でも、大きい胸でも、どっちでもいいようね」
ディミドラはあまり、大きくない胸を気にしているため、嫌味のように言ってしまう。
「気にしているのか?だが・・・好いた女の身体は全て愛おしいと思うのが普通だろう」
「でもッ、貴方の場合は、私が番だからでしょ」
ディミドラはつい、彼が正論をいうものだから、思っていた事を口にしてしまった。
「番についての理解が出来ていないようだから・・・今度じっくり説明しよう。今は・・・此方に集中してくれ」
彼は、ディミドラに番についての理解ができていないと言った。
だが、それにディミドラが反論する前に、秘部に触れられ、しっかりと達せられてしまう。
彼は約束どおりに、最後まではせず、自身のはディミドラの手を使って処理したのだった。
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