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後日談
後日談:好きな人
しおりを挟むリーディアは数日前に、シリウス様から隣国に出向く事になったと伝えられる。この前隣国に遠征に行ったばかりであり、何故また隣国にと思ったが、隣国は隣国でも、隣接面積の半分を占めているイザベル様の祖国ではなく、ごく一部が近接している隣国の方だった。
何故自分達にあまり関わりがない国に出向くのかと思えば、以前ユーシスとシリウス様を間違われてしまった王女がいる国といわれれば察しがつく。
どうやら、その事のお詫びを兼ねてパーティの招待状が来たらしいのだが、その招待状にはユーシスも是非にと書いてあったそうだ。
お詫びというのであれば、間違われ絡まれたシリウス様、その妻であるリーディアに対してで充分なはずなのにだ。
たがら間違いなく、これは王女がユーシスに会いたいがためだと思わざるを得なかった。
王女がユーシスに好意を抱いているのは、あの時に理解していたが、まさかこの様な形で接触を図ってくるとは思わず、ついため息が出てしまう。
隣国のエリシュベール王女・・・あの件があってから、きちんと対策をと考えて王女の事は調べてあった。
隣国には第一王子が1人おり、エリシュベール王女は第三王女だ。だから王女はどこかに嫁ぐ事になるのだが、末娘である事もあり、甘やかされ、本人が政略結婚は嫌だと言うため、未だ婚約者はいないらしかった。
もし王女がユーシスに未だ好意を寄せ、婚約をすすめてくるようであれば、王家に手を貸してもらうつもりだとシリウス様は言っていた。
今、うちの公爵家は王家との、血縁という繋がりはないが、恐らく将来、シェリーに好意を寄せているデューク殿下が頑張り、嫁ぐ事になるのではないかとリーディアは感じている。
なので他国の王家と繋がりを作ってしまえば、我が公爵家が力をつけすぎないために、シェリーが婚約者候補にあがることもなくなってしまうのを危惧していた。
それというのも、シリウス様には言えないが、幼かったはずのシェリーだが、最近は女の子へ成長し、デューク殿下を1人の男の人として見る様になっていたので、可能性は潰したくなかったのだ。
デューク殿下もただの兄の友人という難しい枠から脱し、見違えるように皇太子として振るまえる様に、女性への対応も努力されたのをみていると、やはりシェリーを思っての努力だと思わされる。
シェリーが今まで兄達から受けていた、妹としての扱いと違い、女性として扱ってくれるデューク殿下を、男の人として意識していく様子は、娘をもつ母親として幸せを願わざるを得ないのだ。
だがこの成果も、あの事件以降イザベル様がデューク殿下にかなり厳しく指導した賜物だとよく理解している。茶会のたびに、一緒に招かれるシェリーに対し、デューク殿下へ厳しく目を光らせ、指導の成果をチェックしていたのだから・・・・・・。
殿下も合格をもらえるまで、シェリーに会わせてもらえない期間もありだいぶ努力したようで、大人の目から見ても完璧といえた。しかし息子達目線では、性格自体は変わらないまま、うまくこなせる様になったというだけらしかった。
リーディアとしては、娘が何処に嫁いでもいいと思っているが、愛し愛される関係を築ける事を望んでいる。だからシェリーを一途に思い大切に扱ってくれるならば問題はないのだ。
それは息子達にも言える事で、今回ユーシスにもし婚約の話が出ればまずはユーシスの考え、気持ちを優先したいと考えていた。
だが、シリウス様から聞いた話だと、ユーシスは婚約の話になるようなら断ってほしいと頼まれたらしかった。それというのもユーシスには思い人がいるそうなのだ。それも騎士団にすでに勤めている年上の女性だとまで教えられた。
リーディアとしては、その話を聞いてユーシスが好きになるのは年上で剣を扱う女性なのかと驚かされたものだ。
気になる人がいてもおかしくない年頃ではあるし、リーディアとしても口を挟むつもりはないのだが、シリウス様がおかしそうにユーシスとその思い人の話をされるので、その様子が気になってしまうのだった。
そして、招かれたパーティには結局3人で参加をする事になったのだが、シリウス様は訪れた事がなかった国のため、屋敷からの転移ができなかった。しかし招待日が3週間後であるため、シリウス様と馬車で旅行をしながら向かう事になった。
遠征後のため休みをとる予定だった事もあり、2人でゆっくり1週間かけて隣国にやってきた。シリウス様なら単独であれば2~3日で到着し、転移をすればよかったのだが、遠征後ということもありシリウス様がリーディアと離れないと言い張ったのだ。
だから、パーティには3人で参加だが、行くまでは2人で向かい、パーティの日にユーシスを転移で連れてくる算段になった。
それに今までの旅行は、全てシリウス様が一瞬で転移してしまうため、目的地までの道のりを楽しむ事はしたことがなかったので、リーディアとしても異論はなかった。
シリウス様がいなくとも、何かあれば一瞬で転移し戻れるので問題はないため、このように遠出することがリーディアには新鮮で、シリウス様と2人ということもあり、昔に戻った様に感じた。
「疲れていないか」
長らく馬車にゆられながら到着した街に降りると、シリウス様に手をさし出される。
「大丈夫ですよ。シリウス様こそ滅多にない事ですからお疲れでは?」
リーディアは手を取りながら、シリウスに問いかけた。
「甘く見過ぎだ。これくらいで疲れたりはしない。むしろ隣にディアがずっといたのだから癒されたくらいだ」
リーディアの心配は問題なかったようで、いつもの様にシリウス様は腰に手を回し、寄り添うようにエスコートしてくる。
「それならよかったですわ。無事に着きましたし、お疲れでないなら少し街を見て歩きたいと思っていたんですが、一緒にお願いできますか」
「もちろんだ。今日ここで夕刻まで過ごしたら屋敷に戻るから、ディアをエスコートさせてくれ」
久々にシリウス様と2人だけの時間を過ごすと、予定通り転移で一旦自宅に戻った。そしてパーティ当日にはユーシスも連れ参加する。
案の定というか、遠回しではあるがやはり婚約の打診をされてしまったのだが、シリウス様はキッパリと断りの返事をしてくれた。
その際にこちらの国王から一筆書いてもらっていたという手紙も渡すと、諦めなさいと王女には言われていた。
どうやらシリウス様は、やはりしっかり対策をして来てくれたようでさすがだと思うリーディアだった。
だが、心配事が片付けば、やはり気になるのはユーシスが好意を寄せている人だ。挨拶が終わりダンス後テラスで、ユーシスがいないのを確認してシリウス様に聞いてみた。
「なんだ?気にしていたのか」
シリウス様は、意外だとでもいうような表情でリーディアを見て言った。
「母親ですし、気になるに決まっています。好きな人と結ばれるように協力だってしたいですし」
「だがな・・・当人同士の問題なのだからなるようにしかならんだろう」
シリウス様はあまり興味がないように言った。
「何か問題があるような言い方ですね・・・上手くいってはいないのですか?」
「まあ・・・ユーシスは好意を寄せていても、相手はその逆のようだとしか言えないな」
「・・・え?逆って、ユーシスが嫌われているとでも?ユーシスですよ。あの子にかぎってそんな、嫌われるなんて事があるわけないじゃないですか。スマートで優しくて、魔法の腕だってあって、将来性も高くて、シリウス様似でイケメンなのに!」
リーディアはついつい熱くなってしまう。シリウス様似で優しくてモテない要素がないと思っていたのに・・・それこそ今回のように好かれすぎて困ってしまうほどなのにだ・・・。
「・・・そうだろうが、人には好みもあるだろう。騎士団と魔導士団だとやはり仲が悪くなるのかもしれんな。好意も素直に受け取られてないようでな、見たかぎりは相手にされていないように見えたが」
ユーシスのどこに嫌いになる要素があるのか、リーディアは納得できない・・・。シリウス様も自分の子のことなのに何故他人事のように話すのか違和感があった。
「・・・もしかして、未だ騎士団とまだ蟠りが?お兄様とシリウス様の関係は改善してますでしょ?」
「・・・・・・まあ、ひどくはないな」
シリウス様はきっぱりとは否定しない。
「早急にユーシスのために、関係を良好にして蟠りを解消して下さい。じゃないと騎士団に乗り込みますよ・・・・・・いえ、見学に行く事に決めました」
リーディアは改善しなければ乗り込むと言ったが、ユーシスの想う相手がどのような女性なのか気になったため、考えを直ぐにかえ、行くといいきった。
「ダメに決まっているだろう、この前も母親と見られなかったのに危険だ。むさ苦しい騎士団なんて場所に行ったら絡まれるに決まっている」
「騎士団の団員が絡んでくるわけがないでしょう・・・仮にも団長はお兄様なんですよ。それにちょっと見学するだけですから」
「行くなら一緒にだ・・・。これだけは絶対だ」
「・・・一緒にだなんて、目立つではないですか。絶対に嫌です」
シリウス様が騎士団の見学をするなんてかなり目立つ。これでは相手を観察するなんてできない。
「なら駄目だ。絶対に阻止する」
シリウス様に駄目だと言われ続けながらも、こうして騎士団への見学計画がリーディアの中では最重要項目にあがり、こっそりとシリウス様にバレないようにすすめられるのだった。
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