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後日談
後日談:新作ネグリジェ R18
しおりを挟むレティシアのお祝いに訪れ、なぜか新作のネグリジェを持たされて帰された。
シリウス様が仕事の合間に、試しにレティシアの新作を着てみた・・・。昔見られたのより、かなり露出が多い。身体にフィットしていて、身体のラインがしっかり見え、生地は所々透けている。丈はあるが動けばスリットから素肌が見える。
貰ったが・・・着たけど・・・いつシリウス様の前で着るかは約束していないし・・・とリーディアは考えた。
鏡の前で、自分の姿を眺め、考えていると、鏡にシリウス様が映り込む。シリウス様は固まり、凝視してこちらを見ている。
リーディアは鏡の中のシリウス様と目があってしまい、動けなくなった。シリウスはリーディアに近づいて来て背後で止まる。
「・・・昼間からのお誘いか?」
シリウスがリーディアの耳元で囁く。シリウス様は鏡ごしにリーディアを見てくる。
「ちッ違います・・・。これは・・・試しに着ただけで」
リーディアは、見られて狼狽える。鏡ごしに合っていた視線を外して俯いた。
しかし、後ろからシリウス様はリーディアの顎をすくい、また鏡越しに視線をあわせる。
「私のために着たのだろう・・・。なら、たっぷり堪能させてもらわねばならんな・・・」
シリウス様は、鏡の前に椅子を置いて腰掛け脚を組む。どうやら、逃がしてはくれないみたいだ。
「さぁ・・・しっかり見せてもらおうか」
だが、リーディアはまだ諦めずに話を逸らす。
「シリウス様・・・、帰ってこられたのは、何か用事があったのではないのですか・・・。それに、お仕事だって、こんな昼に抜け出しては、いけないのではありませんか?」
「問題ない。今日はこの前の休日出勤の埋め合わせで、昼食に合わせて帰って来ただけだからな」
「でしたら、昼食に致しましょう。すぐに着替えて準備を」
「昼食はまだいい・・・先にデザートを食べて軽く運動してからの方が、丁度いいいだろう」
軽く運動・・・軽くで済むのだろうかと、だがこんな格好でシリウス様にみつめられているだけで、そんな気分にもなってきてしまう。どうせ逃げれないなら大人しく捕まってしまった方がいいのかもしれないと思い始めていた。
「今堪能しなければ、きっとディアは逃げるだろう?」
そのとおりだ・・・。リーディアは返事はせず、視線を逸らす。
「諦めが悪いな・・・。だが、私も逃がすつもりはないからな・・・」
シリウス様こそ、執着深いため諦めるわけがないのを知っている。リーディアは仕方なく、シリウス様と向き合う事にした。
「照れてた昔とは大違いなんですから・・・では、どうぞ、ご覧下さい」
リーディアはシリウスの前でネグリジェを披露する。
シリウス様はじっと見てきて、時々向きを変えたり、ポーズを指示してくる。その間、手はだされないが、視姦されているようでいたたまれない。
リーディアはシリウスの指示に従いながら、シリウスの視線がどこを1番みているか気になった。
やはり、胸元、お尻、動くと見える足の順だった。シリウス様の愛撫が1番多い順で見ている。透けてはいるが一応はみえず、動くと覗く素肌にシリウス様の視線がひきつけられているのがよくわかる。
肌を出してさそうのもいいかもしれないが、透けていても、少しだけしか見えないというのも、男性は好きなんだなと思った。
足を動かして、素足がスリットから覗くと、シリウス様の視線は面白いように見てくる。リーディアはベッドに腰掛け足を組んだ。
シリウス様の瞳が一瞬驚いた様に見開かれ、勢いよく近づいてきた。リーディアは足を掴まれ、左右に開かれる。
さすがに、いきなりの羞恥的な行為に戸惑った。
「これは・・・・・・そのままでもいいということか・・・」
「シリウス様ッ、手を離して下さい。さすがに恥ずかしいです」
リーディアはシリウスに離すように要求した。
「すまない・・・ちょっと驚いて、確かめてしまった」
「何をですか・・・?」
「いや・・・ディアは知らなかったのかもしれないが、下着は脱がずともできるようになっているタイプだという事に気づいて・・・ついな」
リーディアはシリウス様の言っている意味がわからなかった。
「確かめ方が早いだろう。もう一度足を開いて・・・」
リーディアはシリウスの言葉に、仕方なく従う。シリウスがリーディアの下着に手をかけ、リーディア自身にも触れて来た。
リーディアは触れられたが、布ごしを感じなかった。リーディアは違和感に気づくが、シリウスの指が中に入ってきた。
「シリウス様ッ、やっやめて下さいッ」
シリウスはリーディアの中をかき乱す。
「わかったか?下着を履いていても、布が重なり合っているだけで、すぐに直接触れられるんだ・・・」
シリウス様は、リーディアを乱しながら、話しを続ける。
「ッわかりましたから、もうッ動かさないで下さいッ。しつこいシリウス様は嫌いですッ」
リーディアは恥ずかしさで、思わず言ってしまいハッとする。
シリウス様は固まってしまっている。リーディアがどう声をかけようか迷っていると、シリウス様は指を抜いてしまった。
シリウス様はそのまま、消沈した様子でふらふらと部屋を出て行ってしまう。リーディアは突然やめられた行為とシリウスの行動に唖然としてしまい、すぐに声がかけれなかった。昼食の席にも現れず、シリウス様は、ショックだったのか数日はそのままで、リーディアが機嫌をとるまでは元に戻らないのだった。
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