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第265話 ルイーズ王女殿下の訪問(2)
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その微笑みに思わずドキッとしてしまう。
何と言うか、彼女からは日本人のような既視感を覚えるのだ。
「――と、とりあえず車に乗ってください」
「はい」
後部座席に、エメラスさんとルイーズ王女殿下が乗り込む。
そして助手席にアリアさんが乗ったあと、シートベルトの付け方を教えて付けさせたあと、車を走らせる。
「ツキヤマ様、馬よりも、ずっと早いのですね」
そういえば、アリアさん以外、エメラスさんとルイーズ王女殿下はヘリで迎賓館に来たあと、ずっと迎賓館に篭ったままだったな。
「そうですね」
「それに、馬よりもずっと乗り心地がいいです。馬車とも比べようもありません。それに――、何だか温かいです」
「それは暖房つけているからですね。この車には冷暖房が完備されていますから」
「このような小さな乗り物にですか?」
「そうですね」
俺は頷く。
「すごいのですね。異世界は――。映像で見ましたけど、本当にすごいです」
そういえば王宮に映像を送ったんだったな……。
すっかり忘れていた。
ただ、映像は主に軍用車両とかだったはずだから、こんなワゴンRのような小型車だと、性能は低いと思われたのかも知れない。
「まぁ、車によって性能は、それぞれ違いますから」
「そうなのですか?」
「はい。そもそも、この車は一般車両ですから」
「一般車両?」
「一般人が乗るような車って意味です」
「それって平民が乗る乗り物ということですか? これが?」
――あ……、余計なことを言ってしまったな。
だが、そのうち、知られるから、このくらいは許容範囲という事にしておこう。
「そうですね」
俺の、『そうですね』と、言う言葉に、「ゴクリ」と唾を呑み込むルイーズ王女殿下と、エミリアさん。
「――つ、つまり、ツキヤマ様の領内では、誰でも、このような馬を必要としない馬車を誰でも所有する事が出来るという事ですか?」
「そうなります。ただ、車種によって、価格は様々ですが――」
「そうなのですか? ちなみに価格は幾らくらいなのですか?」
「そうですね……。給料の数か月分から購入する事ができます」
「給料、数か月分!?」
「中古なら、一ヵ月以内で買う事も出来ますね」
「そんなに安いのですか? 一般国民の一ヵ月以内の給料で購入することが出来るのですか?」
「そうですね」
「それって、私達も購入することは出来ますか?」
「購入ですか……」
車は、購入することだけは出来るが――、その為には車庫証明書が必要だし、運転免許証が必要になる。
車庫証明書は迎賓館の駐車場で登録すれば問題ないが、運転免許証はそうはいかない。
「無理ですか?」
「無理というよりも、資格が必要なので……」
「資格ですか?」
「そうですね。車を運転する為には、国の法やルールを理解して知識と技能を身につける必要がありますから」
「そういうことですか……。それは、無理ですね」
「はい。早くても一ヵ月以上は教習所に通う必要がありますから、その間の護衛なども含めると車を購入するのは難しいですね」
「それは残念です……」
「そこは、ツキヤマ様の――、領主の力で何とかならないのか?」
俺とルイーズ王女殿下の話を聞いていたエメラスさんが話に割って入ってくる。
「国の法を、一領主が破って良いと思っていますか?」
「――うっ……」
「ご理解頂けましたか」
「たしかに、国の法を破るのは良くはありませんわ」
エメラスさんを庇うかのようにルイーズ王女殿下がフォローしてくる。
「ただ、ツキヤマ様」
「はい?」
「エメラスも色々と国のことを想って行動しているのです。そこは、ルイズ辺境伯領のノーマン辺境伯の縁戚でもあるのですから、ご理解くださいませ」
そうルイーズ王女殿下は、語ってくる。
絶妙なタイミングで、ノーマン辺境伯の名前を出してくるな……。
そして、ルイズ辺境伯領を継ぐことを考えると、エルム王国の為に行動しているエメラスさんの行動を無碍にする事もできない。
ただ、こちらの真意を知られるのも不味い。
――なら。
「分かっています。私もなるべく配慮するようにしますから。ただ、ルイーズ王女殿下の安全を考えますと、此方も色々と考えることがありますから」
「はい。分かっておりますわ」
いつまで身の安全の為という理由で騙し切れるのか。
やはり、ここは――、今後のことも考えるとエメラスさんを何とかしないと駄目か……。
「はぁー」
「どうかなさいましたか?」
「いえ。何でもないです」
エメラスさんを懐柔する方法か。
何か良い案があるだろうか?
俺は車を運転しながら思考する。
幾つか、考えられる方法はある。
一つは、異世界側に帰らせない。
一つは、此方の世界に依存させる。
そして、もう一つは――、それは……、よろしくない。
まずは、異世界側に帰らせないという方法は、ルイーズ王女殿下との間が問題になるし、エメラス侯爵令嬢からの信頼も悪影響が出ることは容易に想像がつく。
そして、最後に此方の世界に依存させるというのは――、
「はぁー」
「ツキヤマ様?」
「いえ。何でもないです」
「――あ! ツキヤマ様の御店が見えてきましたわ」
車を月山雑貨店の駐車場に停めたあと、エンジンを切る。
「アリアさん。必要な物資をいつも通りお願いします」
「はい。ツキヤマ様」
車からいち早く降りたアリアさんは、メイド服のまま、カゴを持って店の中に入っていく。
それと代わりに、店から出てきたのはナイルさんで――、
「ゴロウ様!」
走って近寄ってくるナイルさんは、俺の目の前で足を止めると、
「ルイーズ王女殿下とエメラス侯爵令嬢様を連れて来られたのですか?」
「気分転換も兼ねて連れてきました。藤和さんの許可も取っていますから、安心してください」
「……そうでしたか。そうですね、たしかに……、ここは異世界――、メディーナの例もありますから。慣れていない土地で、ずっと暮らしているのは心身に負担がかかりますから。そう考えると気分転換も必要ですね」
「ですよね。とりあえず、ナイルさん」
「はい?」
「エメラスさんと、ルイーズ王女殿下への店内の商品の説明はよろしくお願いします」
「えーっ」
「ナイルさん、お願いします」
「……わかりました。がんばります」
渋々と言った様子で、ナイルさんが頷く。
そして、俺は車の後部座席のドアを開ける。
「お待たせしました。ナイルさんが、お二人に店内を案内します」
「そうですか。わかりましたわ」
手を伸ばしてくるルイーズ王女殿下。
俺は、その手をとりエスコートするように車の外へと連れ出す。
そしてエメラスさんは、ナイルさんが車の外へとエスコートし、
「ツキヤマ様、エメラスの案内はナイルに任せるという形でしょうか?」
「そうですね」
まぁ、正確には、ルイーズ王女殿下も一緒に任せると言う形になるんだが――。
「分かりましたわ。それでは、ツキヤマ様。お願い致しますわ」
「え?」
視線をナイルさんの方へと向ける。
するとナイルさんは、既にエメラスさんを店の中へと連れていっていて――。
どうやら、ナイルさんは、余計な気を利かせてくれたのか――、俺とルイーズ王女殿下を二人にしてくれたようだ。
「あの、ルイーズ王女殿下」
「はい! ツキヤマ様」
「ルイーズ王女殿下は、何を求めていますか?」
「そうですわね。ツキヤマ様と二人で会話をしたいと思っています。難しいでしょうか?」
どうやら、ルイーズ王女殿下が求めていることは、俺が考えていたモノとは違っていたようだ。
何と言うか、彼女からは日本人のような既視感を覚えるのだ。
「――と、とりあえず車に乗ってください」
「はい」
後部座席に、エメラスさんとルイーズ王女殿下が乗り込む。
そして助手席にアリアさんが乗ったあと、シートベルトの付け方を教えて付けさせたあと、車を走らせる。
「ツキヤマ様、馬よりも、ずっと早いのですね」
そういえば、アリアさん以外、エメラスさんとルイーズ王女殿下はヘリで迎賓館に来たあと、ずっと迎賓館に篭ったままだったな。
「そうですね」
「それに、馬よりもずっと乗り心地がいいです。馬車とも比べようもありません。それに――、何だか温かいです」
「それは暖房つけているからですね。この車には冷暖房が完備されていますから」
「このような小さな乗り物にですか?」
「そうですね」
俺は頷く。
「すごいのですね。異世界は――。映像で見ましたけど、本当にすごいです」
そういえば王宮に映像を送ったんだったな……。
すっかり忘れていた。
ただ、映像は主に軍用車両とかだったはずだから、こんなワゴンRのような小型車だと、性能は低いと思われたのかも知れない。
「まぁ、車によって性能は、それぞれ違いますから」
「そうなのですか?」
「はい。そもそも、この車は一般車両ですから」
「一般車両?」
「一般人が乗るような車って意味です」
「それって平民が乗る乗り物ということですか? これが?」
――あ……、余計なことを言ってしまったな。
だが、そのうち、知られるから、このくらいは許容範囲という事にしておこう。
「そうですね」
俺の、『そうですね』と、言う言葉に、「ゴクリ」と唾を呑み込むルイーズ王女殿下と、エミリアさん。
「――つ、つまり、ツキヤマ様の領内では、誰でも、このような馬を必要としない馬車を誰でも所有する事が出来るという事ですか?」
「そうなります。ただ、車種によって、価格は様々ですが――」
「そうなのですか? ちなみに価格は幾らくらいなのですか?」
「そうですね……。給料の数か月分から購入する事ができます」
「給料、数か月分!?」
「中古なら、一ヵ月以内で買う事も出来ますね」
「そんなに安いのですか? 一般国民の一ヵ月以内の給料で購入することが出来るのですか?」
「そうですね」
「それって、私達も購入することは出来ますか?」
「購入ですか……」
車は、購入することだけは出来るが――、その為には車庫証明書が必要だし、運転免許証が必要になる。
車庫証明書は迎賓館の駐車場で登録すれば問題ないが、運転免許証はそうはいかない。
「無理ですか?」
「無理というよりも、資格が必要なので……」
「資格ですか?」
「そうですね。車を運転する為には、国の法やルールを理解して知識と技能を身につける必要がありますから」
「そういうことですか……。それは、無理ですね」
「はい。早くても一ヵ月以上は教習所に通う必要がありますから、その間の護衛なども含めると車を購入するのは難しいですね」
「それは残念です……」
「そこは、ツキヤマ様の――、領主の力で何とかならないのか?」
俺とルイーズ王女殿下の話を聞いていたエメラスさんが話に割って入ってくる。
「国の法を、一領主が破って良いと思っていますか?」
「――うっ……」
「ご理解頂けましたか」
「たしかに、国の法を破るのは良くはありませんわ」
エメラスさんを庇うかのようにルイーズ王女殿下がフォローしてくる。
「ただ、ツキヤマ様」
「はい?」
「エメラスも色々と国のことを想って行動しているのです。そこは、ルイズ辺境伯領のノーマン辺境伯の縁戚でもあるのですから、ご理解くださいませ」
そうルイーズ王女殿下は、語ってくる。
絶妙なタイミングで、ノーマン辺境伯の名前を出してくるな……。
そして、ルイズ辺境伯領を継ぐことを考えると、エルム王国の為に行動しているエメラスさんの行動を無碍にする事もできない。
ただ、こちらの真意を知られるのも不味い。
――なら。
「分かっています。私もなるべく配慮するようにしますから。ただ、ルイーズ王女殿下の安全を考えますと、此方も色々と考えることがありますから」
「はい。分かっておりますわ」
いつまで身の安全の為という理由で騙し切れるのか。
やはり、ここは――、今後のことも考えるとエメラスさんを何とかしないと駄目か……。
「はぁー」
「どうかなさいましたか?」
「いえ。何でもないです」
エメラスさんを懐柔する方法か。
何か良い案があるだろうか?
俺は車を運転しながら思考する。
幾つか、考えられる方法はある。
一つは、異世界側に帰らせない。
一つは、此方の世界に依存させる。
そして、もう一つは――、それは……、よろしくない。
まずは、異世界側に帰らせないという方法は、ルイーズ王女殿下との間が問題になるし、エメラス侯爵令嬢からの信頼も悪影響が出ることは容易に想像がつく。
そして、最後に此方の世界に依存させるというのは――、
「はぁー」
「ツキヤマ様?」
「いえ。何でもないです」
「――あ! ツキヤマ様の御店が見えてきましたわ」
車を月山雑貨店の駐車場に停めたあと、エンジンを切る。
「アリアさん。必要な物資をいつも通りお願いします」
「はい。ツキヤマ様」
車からいち早く降りたアリアさんは、メイド服のまま、カゴを持って店の中に入っていく。
それと代わりに、店から出てきたのはナイルさんで――、
「ゴロウ様!」
走って近寄ってくるナイルさんは、俺の目の前で足を止めると、
「ルイーズ王女殿下とエメラス侯爵令嬢様を連れて来られたのですか?」
「気分転換も兼ねて連れてきました。藤和さんの許可も取っていますから、安心してください」
「……そうでしたか。そうですね、たしかに……、ここは異世界――、メディーナの例もありますから。慣れていない土地で、ずっと暮らしているのは心身に負担がかかりますから。そう考えると気分転換も必要ですね」
「ですよね。とりあえず、ナイルさん」
「はい?」
「エメラスさんと、ルイーズ王女殿下への店内の商品の説明はよろしくお願いします」
「えーっ」
「ナイルさん、お願いします」
「……わかりました。がんばります」
渋々と言った様子で、ナイルさんが頷く。
そして、俺は車の後部座席のドアを開ける。
「お待たせしました。ナイルさんが、お二人に店内を案内します」
「そうですか。わかりましたわ」
手を伸ばしてくるルイーズ王女殿下。
俺は、その手をとりエスコートするように車の外へと連れ出す。
そしてエメラスさんは、ナイルさんが車の外へとエスコートし、
「ツキヤマ様、エメラスの案内はナイルに任せるという形でしょうか?」
「そうですね」
まぁ、正確には、ルイーズ王女殿下も一緒に任せると言う形になるんだが――。
「分かりましたわ。それでは、ツキヤマ様。お願い致しますわ」
「え?」
視線をナイルさんの方へと向ける。
するとナイルさんは、既にエメラスさんを店の中へと連れていっていて――。
どうやら、ナイルさんは、余計な気を利かせてくれたのか――、俺とルイーズ王女殿下を二人にしてくれたようだ。
「あの、ルイーズ王女殿下」
「はい! ツキヤマ様」
「ルイーズ王女殿下は、何を求めていますか?」
「そうですわね。ツキヤマ様と二人で会話をしたいと思っています。難しいでしょうか?」
どうやら、ルイーズ王女殿下が求めていることは、俺が考えていたモノとは違っていたようだ。
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