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第231話 カタログ
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「ナイルさん……。敬礼が……」
「――こ、これは! 申し訳ありません!」
「いいです。あれですよね? しばらく向こうに戻って騎士として仕事をしていたからですよね……」
つまり、あれだ。
職業病みたいな。
そんな感じ。
「あはは……」
苦笑いを向けてくるナイルさん。
無意識に行った。
そんな感じなのだろう。
ナイルさんは、作りかけの名札をテーブルの上に置くと、立ち上がる。
「それで、ゴロウ様。迎賓館には、どのようなご用向きで行かれるのですか?」
「王女殿下と護衛役のエメラスさんの洋服を通販で購入する為です。お二人とも、高貴な身分の方ですから。それに王女殿下は、ドレスしかもってきてないようですので」
「なるほど。それでしたら、早めに対応された方がよろしいですね」
「ですよね」
「それで、自分のレジに入って欲しいという事は、奥方様の雪音さんを迎賓館に連れて行かれるということですか?」
「そうなります。女性の服に関しては、自分は素人なので」
「それはありますね。先日、ショッピングモールにゴロウ様の計らいで行きましたが、多種多様な服がありましたから」
「そうですよね」
俺も想っていたことをナイルさんも考えていたようで――、
「ということもあり、雪音さんに迎賓館まで同行を頼んだので、ナイルさんはレジの方をお願いします」
「そう言う事でしたら、お任せください」
頷くナイルさん。
すぐに店へと戻る。
ナイルさんを供だって店内に入ると、雪音さんは、こちらへと視線を向けてきたかと思うとレジから出てくる。
「それでは、ナイルさん。お願いします」
何も説明しなくても雪音さんには伝わったようで――、メディーナさんに仕事を教えていた根室さんの方を見ると、彼女も頷いてくれた。
どうやら、話は通してくれていたみたいだ。
「雪音さん、行きましょう」
「はい」
俺はノートパソコンを手に、車へと乗り込む。
雪音さんが、助手席に座りシートベルトをしたことを確認したところで、俺は車を発進させた。
「あれ? 雪音さん。そのかばんは?」
車を走らせ始め1分ほど過ぎたところで雪音さんが、少し大きめのカバンを手にしている事に気が付いた。
「採寸用のテープメジャーが必要だと思いまして――」
「テープメジャー?」
「よく洋服店とかで、体の体型の採寸とかとりますよね? それをボディメジャーとか、テープメジャーって言います」
なるほど。
そんな名前だったのか。
ただのメジャーだと思っていたが……。
感心しつつも車を走らせること10分程度。
山の上に建築された迎賓館に到着する。
――コンコン
「はい」
扉をノックしてから1分ほどで、侍女メイドのアリアさんが姿を見せる。
「お仕事お疲れ様です。王女殿下に御目通りをお願いできますか?」
「少々、お待ちを――」
扉の前で待たされること数分。
「月山様、お待たせしました。ただいま、王女殿下は、ご用意中とのことですので、中でお待ちください」
アリアさんが、俺達を通したのは、お茶会をしたリビング。
そこで、俺と雪音さんはソファーに座りながら、王女殿下が来るのを待つ事にする。
「思ったよりも会うのに時間がかかりますね」
「五郎さん。王女殿下は、中世前期の時代の異世界から来られたんですよね?」
「そうですね」
「そうしますと、いきなり押しかけて来たという感じになってしまいますから、用意に時間が掛かると思います」
「そんなにですか?」
「はい。現代とは違って、中世の女性は身嗜みに拘っていたと本で読んだことがありますから」
「結構、大変なんですね」
「女性が、男性に会う前に身嗜みに注意するのは、昔も今も変わらないと思いますよ?」
「そんなものですか」
俺は、雪音さんと一つ屋根の下で、暮らしているからピンとこない。
それにリーシャに至っては、そんなことを気にしている奴じゃない気がするし。
「そんなものです」
雪音さんが、間を入れずに言葉を返してきた。
そして――、30分ほど経過したところで、
――コンコン
「はい」
返事をすると通路に繋がる扉が開く。
そして、赤いドレスに身を包んだルイーズ王女殿下が姿を現した。
「お待たせ致しました。ルイーズ・ド・エルムです」
貴族風の挨拶をしてきた女性に対して、俺と雪音さんは立ち上がると軽く会釈をする。
そして――、
「突然、訪問してしまい申し訳ありません。ただ、何分、火急な用事だった事もあり、伺いました」
そう、俺は要件を切り出す。
俺の言葉を聞いていた王女殿下は――、
「アリア。お茶の準備を」
「畏まりました」
言葉を返すこともせず、アリアさんにお茶の準備の命令をすると、俺達が座っているソファーから少し離れた場所の――、対面に置かれているソファーに座った。
しばらくして、お茶がアリアさんの手で運ばれてくる。
そして、3人分のティーカップが置かれたところで――、
「それで、本日のご用件というのは、どのようなモノなのでしょうか?」
まずはルイーズ王女殿下の方から話しかけてきた。
だが、雪音さんが口を出すことはない。
まだ俺が事情を説明する役割だということだから。
「こちらの世界で暮らしていく上で、洋服が必要になってきます。そのために洋服の手配をしたいと思っています」
「まぁ! そうなのですか! それでは、採寸係りや針子も?」
「いえ。今回は、こちらのカタログの中から選んで頂ければと思いまして――」
俺は藤和さんが持ってきてくれた厚さ数百ページにもなるアパレル企業のカタログをテーブルの上に置く。
「これは?」
「先日、置いていった洋服のパンフレットの分厚いバージョンだと見て貰えればいいです」
「そうなのですか?」
ルイーズ王女殿下は、首を傾げながらも、テーブルの上に置かれているカタログを手に取る。
そしてページを捲っていく。
「気に入って頂けたみたいですね」
カタログに完全に興味が向いてしまったのか、ページを捲っていくルイーズ王女殿下の手は止まらない。
それを見て、雪音さんは呟いていたが――、
「あの王女殿下。エメラスさんは?」
「まだ寝込んでいます」
「そうなのですか……。出来れば洋服の発注は一回が良かったのですが……」
主に配送料とかの要因でもあるが、
「あの月山様」
「何でしょうか?」
しばらく待っていると、俺の家名を呼んでくるルイーズ王女殿下。
「月山様は、お父様から、私のことは、どのように伺っていますか?」
「どのようとは?」
「いえ。何でもありません。それよりも、このカタログですか? とても精巧に細かく絵が描かれているのですね。おかげで、どのような服なのか文字が読めなくても理解できます」
「そうですか……。それでは、好きな洋服を選んでください。洋服の選び方については、雪音に聞いてください」
「雪音様に?」
カタログから顔を上げるルイーズ王女殿下に俺は、
「はい。絵で服については理解できると言われていましたが、それでも詳細までは分からないと思いますので、雪音にサポートしてもらってください」
「――で、ですが……、正妻の方に、そのようなことを――」
「雪音。頼んだぞ」
俺はソファーから立ち上がり部屋から出た。
これで、とりあえず問題はないはずだ。
あとは――、
「あの、アリアさん?」
「はい」
「アリアさんも、洋服を選んでください。外行きの服など必要になってきますから。むしろ、店に買い物に来る必要があるアリアさんこそ洋服が必要ですから」
「分かりました」
コクリとアリアさんは頷いた。
「――こ、これは! 申し訳ありません!」
「いいです。あれですよね? しばらく向こうに戻って騎士として仕事をしていたからですよね……」
つまり、あれだ。
職業病みたいな。
そんな感じ。
「あはは……」
苦笑いを向けてくるナイルさん。
無意識に行った。
そんな感じなのだろう。
ナイルさんは、作りかけの名札をテーブルの上に置くと、立ち上がる。
「それで、ゴロウ様。迎賓館には、どのようなご用向きで行かれるのですか?」
「王女殿下と護衛役のエメラスさんの洋服を通販で購入する為です。お二人とも、高貴な身分の方ですから。それに王女殿下は、ドレスしかもってきてないようですので」
「なるほど。それでしたら、早めに対応された方がよろしいですね」
「ですよね」
「それで、自分のレジに入って欲しいという事は、奥方様の雪音さんを迎賓館に連れて行かれるということですか?」
「そうなります。女性の服に関しては、自分は素人なので」
「それはありますね。先日、ショッピングモールにゴロウ様の計らいで行きましたが、多種多様な服がありましたから」
「そうですよね」
俺も想っていたことをナイルさんも考えていたようで――、
「ということもあり、雪音さんに迎賓館まで同行を頼んだので、ナイルさんはレジの方をお願いします」
「そう言う事でしたら、お任せください」
頷くナイルさん。
すぐに店へと戻る。
ナイルさんを供だって店内に入ると、雪音さんは、こちらへと視線を向けてきたかと思うとレジから出てくる。
「それでは、ナイルさん。お願いします」
何も説明しなくても雪音さんには伝わったようで――、メディーナさんに仕事を教えていた根室さんの方を見ると、彼女も頷いてくれた。
どうやら、話は通してくれていたみたいだ。
「雪音さん、行きましょう」
「はい」
俺はノートパソコンを手に、車へと乗り込む。
雪音さんが、助手席に座りシートベルトをしたことを確認したところで、俺は車を発進させた。
「あれ? 雪音さん。そのかばんは?」
車を走らせ始め1分ほど過ぎたところで雪音さんが、少し大きめのカバンを手にしている事に気が付いた。
「採寸用のテープメジャーが必要だと思いまして――」
「テープメジャー?」
「よく洋服店とかで、体の体型の採寸とかとりますよね? それをボディメジャーとか、テープメジャーって言います」
なるほど。
そんな名前だったのか。
ただのメジャーだと思っていたが……。
感心しつつも車を走らせること10分程度。
山の上に建築された迎賓館に到着する。
――コンコン
「はい」
扉をノックしてから1分ほどで、侍女メイドのアリアさんが姿を見せる。
「お仕事お疲れ様です。王女殿下に御目通りをお願いできますか?」
「少々、お待ちを――」
扉の前で待たされること数分。
「月山様、お待たせしました。ただいま、王女殿下は、ご用意中とのことですので、中でお待ちください」
アリアさんが、俺達を通したのは、お茶会をしたリビング。
そこで、俺と雪音さんはソファーに座りながら、王女殿下が来るのを待つ事にする。
「思ったよりも会うのに時間がかかりますね」
「五郎さん。王女殿下は、中世前期の時代の異世界から来られたんですよね?」
「そうですね」
「そうしますと、いきなり押しかけて来たという感じになってしまいますから、用意に時間が掛かると思います」
「そんなにですか?」
「はい。現代とは違って、中世の女性は身嗜みに拘っていたと本で読んだことがありますから」
「結構、大変なんですね」
「女性が、男性に会う前に身嗜みに注意するのは、昔も今も変わらないと思いますよ?」
「そんなものですか」
俺は、雪音さんと一つ屋根の下で、暮らしているからピンとこない。
それにリーシャに至っては、そんなことを気にしている奴じゃない気がするし。
「そんなものです」
雪音さんが、間を入れずに言葉を返してきた。
そして――、30分ほど経過したところで、
――コンコン
「はい」
返事をすると通路に繋がる扉が開く。
そして、赤いドレスに身を包んだルイーズ王女殿下が姿を現した。
「お待たせ致しました。ルイーズ・ド・エルムです」
貴族風の挨拶をしてきた女性に対して、俺と雪音さんは立ち上がると軽く会釈をする。
そして――、
「突然、訪問してしまい申し訳ありません。ただ、何分、火急な用事だった事もあり、伺いました」
そう、俺は要件を切り出す。
俺の言葉を聞いていた王女殿下は――、
「アリア。お茶の準備を」
「畏まりました」
言葉を返すこともせず、アリアさんにお茶の準備の命令をすると、俺達が座っているソファーから少し離れた場所の――、対面に置かれているソファーに座った。
しばらくして、お茶がアリアさんの手で運ばれてくる。
そして、3人分のティーカップが置かれたところで――、
「それで、本日のご用件というのは、どのようなモノなのでしょうか?」
まずはルイーズ王女殿下の方から話しかけてきた。
だが、雪音さんが口を出すことはない。
まだ俺が事情を説明する役割だということだから。
「こちらの世界で暮らしていく上で、洋服が必要になってきます。そのために洋服の手配をしたいと思っています」
「まぁ! そうなのですか! それでは、採寸係りや針子も?」
「いえ。今回は、こちらのカタログの中から選んで頂ければと思いまして――」
俺は藤和さんが持ってきてくれた厚さ数百ページにもなるアパレル企業のカタログをテーブルの上に置く。
「これは?」
「先日、置いていった洋服のパンフレットの分厚いバージョンだと見て貰えればいいです」
「そうなのですか?」
ルイーズ王女殿下は、首を傾げながらも、テーブルの上に置かれているカタログを手に取る。
そしてページを捲っていく。
「気に入って頂けたみたいですね」
カタログに完全に興味が向いてしまったのか、ページを捲っていくルイーズ王女殿下の手は止まらない。
それを見て、雪音さんは呟いていたが――、
「あの王女殿下。エメラスさんは?」
「まだ寝込んでいます」
「そうなのですか……。出来れば洋服の発注は一回が良かったのですが……」
主に配送料とかの要因でもあるが、
「あの月山様」
「何でしょうか?」
しばらく待っていると、俺の家名を呼んでくるルイーズ王女殿下。
「月山様は、お父様から、私のことは、どのように伺っていますか?」
「どのようとは?」
「いえ。何でもありません。それよりも、このカタログですか? とても精巧に細かく絵が描かれているのですね。おかげで、どのような服なのか文字が読めなくても理解できます」
「そうですか……。それでは、好きな洋服を選んでください。洋服の選び方については、雪音に聞いてください」
「雪音様に?」
カタログから顔を上げるルイーズ王女殿下に俺は、
「はい。絵で服については理解できると言われていましたが、それでも詳細までは分からないと思いますので、雪音にサポートしてもらってください」
「――で、ですが……、正妻の方に、そのようなことを――」
「雪音。頼んだぞ」
俺はソファーから立ち上がり部屋から出た。
これで、とりあえず問題はないはずだ。
あとは――、
「あの、アリアさん?」
「はい」
「アリアさんも、洋服を選んでください。外行きの服など必要になってきますから。むしろ、店に買い物に来る必要があるアリアさんこそ洋服が必要ですから」
「分かりました」
コクリとアリアさんは頷いた。
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