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第224話 洋服を買いにいこう(3)
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とりあえず、ご納得して頂いたようで一安心したところで――、
「それでは、また後程、伺いますので、迎賓館の方でお待ちください。それと何か必要なモノなどがあればおっしゃってください」
「えっと……、それでは……、甘い物など――」
「分かりました。見繕って持ってきますので、あとは素材も持ってきます」
よくよく考えて見れば迎賓館の利用は一日という事で考えていたので、食材などは殆ど用意していなかった。
あとで、持ってくるとしよう。
「お願いします」
「はい。任されました」
ルイーズ王女殿下と話したあと、俺の運転するマイクロバスは王女殿下らに見送られながら、迎賓館の敷地を出ていき――、坂道を下っていく。
「ゴロウ様」
「どうかしましたか? ナイルさん」
「いま、ルイーズ様と何か話していましたが、困りごとなどありましたか?」
「困りごとと言うか、食材関係ですね。じつは、昨日、国王陛下を迎賓館で歓待したのですが、それはその日だけと考えていましたので、ほとんど食糧が無いはずです。たぶん、3人なので今日一日分しか――」
「それは、急いだ方がいいですね」
ナイルさんの、その言葉に俺は頷いた。
俺が運転するマイクロバスは、結城村の周囲を囲っている山岳部へと通じる道路を登っていく。
途中で森吉山トンネルを抜けると右手側には、スキー場が見えた。
まだ雪の時期ではないので、スキー場は一面緑に覆われている。
「これは、広いですね」
メディーナさんが、声をあげる。
そして、しばらく走ると、くまくま牧場を左手にして長く続く坂道をずっと下っていく。
20分ほど、坂道を下ったところで、無人駅を左手に見ながら通り過ぎる。
「すごい深いの!」
「すっげー!」
桜と、和美ちゃんの声が聞こえてくる。
いまは渓谷にかけられている橋の上を渡っているところ。
橋から川までの高さは、優に100メートルを超えているから、高所恐怖症でもない限り絶景だろう。
「それにしても副隊――じゃなくて、ナイル。こんな田舎にまで、これだけ立派な構造物を作るだけの国力があるなんて異世界は、驚きですね」
「そうですね」
メディーナさんは、異世界人の――、軍人としての意見を語り、それにナイルさんも同意している。
「まぁ、メディーナ。本当に、すごいのは、都心に向かった時ですよ?」
「これ以上に、凄いモノが?」
「ええ。正直、我々の常識を簡単に覆すほどの光景が広がっていますから」
「それは、とても恐ろしく、そして同時に楽しみでもありますね」
「ええ」
そうして、それぞれの会話が運転中に聞こえてくる中、
「五郎さん」
「どうかしましたか? 雪音さん」
「何だか、メディーナさんとナイルさんが異世界の会話をしているのに、子供達が、それに一切感心を示さないことに、少し面白可笑しくありますね」
そう、俺に雪音さんが話しかけてくる。
「たしかに――。ただ、桜や和美ちゃんにとっては、それ以外に興味が惹かれるモノがあるからかも知れませんね」
そう俺は雪音さんに言葉を返す。
「そうですね。それに、その方がいいですから」
しばらく山岳部を走り、国道10号線に出たあとは、国道をどこまでも北へと走る。
そして2車線の代わり映えの無い国道を走ること1時間ほど。
ようやく秋田市方面へと続く国道214号線へと車線を変更することが出来た。
さらに走り続けること1時間。
俺が運転するマイクロバスは、ファッションセンター「やまむら」井川店に到着した。
駐車場にマイクロバスを停めたところで、寝ていた桜と和美ちゃんを雪音さんが起している間、ナイルさんとメディーナさんは先にバスから降りる。
「随分と長い間、バスに乗せてしまって申し訳ない」
「いえいえ。ゴロウ様が謝ることでは! それに、快適でした」
そう、ナイルさんが笑顔を向けてくる。
「はい! 私も、これほど長く乗り物に乗っていましたが馬車や馬では腰を――」
苦笑いをメディーナさんも向けてくる。
たしかに異世界の馬車はサスペンションもないし、道路もきちんと手入れがされていないから、馬車に乗っていても、かなり揺れるからな。
それと比べたらマイクロバスの方が乗り心地はいいのかも知れない。
「子供達は雪音さんに任せて、俺達は先に店に入りましょうか」
ここで、グタグタ話していても仕方ない。
俺は、ナイルさんとメディーナさんを連れてショッピングセンター「やまむら」の店内に足を踏み入れた。
店内は、月山雑貨店の20倍――、いや30倍……40倍以上はある。
「おおっ――、こ、これが……、ショッピングセンター……。副隊長! こんなに服が、あります!」
「ああ。これは、王都でも見た事がないな」
ふらふらと、マネキンに着せられているスカートに手を伸ばすメディーナさん。
「触った事のない生地ですね。ゴロウ様! それで、着付けというか針子というか採寸役は、どちらに?」
「採寸役というか――」
俺は近くのハンガーに掛けられている衣類を一枚手に取る。
「このハンガーにMとかLとか書かれているので、これが服のサイズになります。これを目安に、欲しい服を手にとって購入するって感じですね。今回は、予算に関しては自分が出すので下着、衣類、冬用のコートやマフラー、手袋を選んでください。ナイルさんの方は、自分がアドバイスするので、メディーナさんは、雪音さんが来るまで、そこらの商品を物色していてください」
「――な、なんと! このまま購入ですか……。たしかに――、採寸から針子を使うよりかは、最初から出来合いのモノを購入した方が効率がいいというか……。それにしても副隊長、異世界の服屋というのは、すごいですね」
「ああ。それと副隊長と呼ぶのはやめてください。変な目で、先ほどから見られていますから」
いくら地方都市と言えど、ショッピングセンター「やまむら」を利用している客がゼロという訳にはいかない。
へんな風な会話をしていれば、それは当然、周囲に警戒を与える事になるし、興味を引くことにもなる。
「ナイルさんの言う通り、言動には注意してください」
「わ、分かりました」
注意をすると、メディーナさんは素直に従ってくれた。
しばらく男服を選ぶ点に関してナイルさんにレクチャーしていると――、
「眠い、おっさん」
「俺は、おっさんじゃないからな」
いきなり、俺を、おっさん呼ばわりする和美ちゃんと、
「おじちゃん。おはようなの」
「おはよう」
まだ寝ぼけている可愛い桜が――、
「五郎さん、やっと二人が起きました」
雪音さんに連れられて店に入ってくるなり、俺達の近くにくると話しかけてきた。
「メディーナさん」
「はい?」
すぐに、俺はメディーナさんを呼ぶ。
「雪音さん。メディーナさんの服選びをお願いしていいですか? それと、うちの店の近くは冬は――」
「分かっています。ブーツと長靴が必需品ですからね」
「はい。お願いします」
女性陣のことは雪音さんに任せて、俺はナイルさんの服を選ぶことにした。
「しめて29万5228円になります」
全員の服と冬用の防寒着、さらに下着を含めて購入したら、万札の束が飛んだ。
車に戻ったあとは時刻を確認する。
「これは、時間に間に合いそうにないな」
すまない! 恵美さん! と、心の中で謝罪しつつ、俺は車を安全な速度――、法定速度で走らせた。
そして月山雑貨店の駐車場についた頃には、午後2時を過ぎていた。
明かに約束の時間をオーバーしている。
「皆さん、到着したので雪音さんの指示に従ってください」
そうナイルさんとメディーナさん、雪音さんに話すと、俺はバスから降りて店内に入る。
「根室さん」
「どうでしたか? いいものは購入できましたか?」
怒るわけでもなく、そう聞いてくる根室さんは神様なのかな?
「はい。とりあえず自分が店番に入るので、根室さんは休憩してきてください」
「それでは行ってきます」
店番を根室さんから引き継いだ俺は、商品の補充の為にバックヤードへと向かった。
「それでは、また後程、伺いますので、迎賓館の方でお待ちください。それと何か必要なモノなどがあればおっしゃってください」
「えっと……、それでは……、甘い物など――」
「分かりました。見繕って持ってきますので、あとは素材も持ってきます」
よくよく考えて見れば迎賓館の利用は一日という事で考えていたので、食材などは殆ど用意していなかった。
あとで、持ってくるとしよう。
「お願いします」
「はい。任されました」
ルイーズ王女殿下と話したあと、俺の運転するマイクロバスは王女殿下らに見送られながら、迎賓館の敷地を出ていき――、坂道を下っていく。
「ゴロウ様」
「どうかしましたか? ナイルさん」
「いま、ルイーズ様と何か話していましたが、困りごとなどありましたか?」
「困りごとと言うか、食材関係ですね。じつは、昨日、国王陛下を迎賓館で歓待したのですが、それはその日だけと考えていましたので、ほとんど食糧が無いはずです。たぶん、3人なので今日一日分しか――」
「それは、急いだ方がいいですね」
ナイルさんの、その言葉に俺は頷いた。
俺が運転するマイクロバスは、結城村の周囲を囲っている山岳部へと通じる道路を登っていく。
途中で森吉山トンネルを抜けると右手側には、スキー場が見えた。
まだ雪の時期ではないので、スキー場は一面緑に覆われている。
「これは、広いですね」
メディーナさんが、声をあげる。
そして、しばらく走ると、くまくま牧場を左手にして長く続く坂道をずっと下っていく。
20分ほど、坂道を下ったところで、無人駅を左手に見ながら通り過ぎる。
「すごい深いの!」
「すっげー!」
桜と、和美ちゃんの声が聞こえてくる。
いまは渓谷にかけられている橋の上を渡っているところ。
橋から川までの高さは、優に100メートルを超えているから、高所恐怖症でもない限り絶景だろう。
「それにしても副隊――じゃなくて、ナイル。こんな田舎にまで、これだけ立派な構造物を作るだけの国力があるなんて異世界は、驚きですね」
「そうですね」
メディーナさんは、異世界人の――、軍人としての意見を語り、それにナイルさんも同意している。
「まぁ、メディーナ。本当に、すごいのは、都心に向かった時ですよ?」
「これ以上に、凄いモノが?」
「ええ。正直、我々の常識を簡単に覆すほどの光景が広がっていますから」
「それは、とても恐ろしく、そして同時に楽しみでもありますね」
「ええ」
そうして、それぞれの会話が運転中に聞こえてくる中、
「五郎さん」
「どうかしましたか? 雪音さん」
「何だか、メディーナさんとナイルさんが異世界の会話をしているのに、子供達が、それに一切感心を示さないことに、少し面白可笑しくありますね」
そう、俺に雪音さんが話しかけてくる。
「たしかに――。ただ、桜や和美ちゃんにとっては、それ以外に興味が惹かれるモノがあるからかも知れませんね」
そう俺は雪音さんに言葉を返す。
「そうですね。それに、その方がいいですから」
しばらく山岳部を走り、国道10号線に出たあとは、国道をどこまでも北へと走る。
そして2車線の代わり映えの無い国道を走ること1時間ほど。
ようやく秋田市方面へと続く国道214号線へと車線を変更することが出来た。
さらに走り続けること1時間。
俺が運転するマイクロバスは、ファッションセンター「やまむら」井川店に到着した。
駐車場にマイクロバスを停めたところで、寝ていた桜と和美ちゃんを雪音さんが起している間、ナイルさんとメディーナさんは先にバスから降りる。
「随分と長い間、バスに乗せてしまって申し訳ない」
「いえいえ。ゴロウ様が謝ることでは! それに、快適でした」
そう、ナイルさんが笑顔を向けてくる。
「はい! 私も、これほど長く乗り物に乗っていましたが馬車や馬では腰を――」
苦笑いをメディーナさんも向けてくる。
たしかに異世界の馬車はサスペンションもないし、道路もきちんと手入れがされていないから、馬車に乗っていても、かなり揺れるからな。
それと比べたらマイクロバスの方が乗り心地はいいのかも知れない。
「子供達は雪音さんに任せて、俺達は先に店に入りましょうか」
ここで、グタグタ話していても仕方ない。
俺は、ナイルさんとメディーナさんを連れてショッピングセンター「やまむら」の店内に足を踏み入れた。
店内は、月山雑貨店の20倍――、いや30倍……40倍以上はある。
「おおっ――、こ、これが……、ショッピングセンター……。副隊長! こんなに服が、あります!」
「ああ。これは、王都でも見た事がないな」
ふらふらと、マネキンに着せられているスカートに手を伸ばすメディーナさん。
「触った事のない生地ですね。ゴロウ様! それで、着付けというか針子というか採寸役は、どちらに?」
「採寸役というか――」
俺は近くのハンガーに掛けられている衣類を一枚手に取る。
「このハンガーにMとかLとか書かれているので、これが服のサイズになります。これを目安に、欲しい服を手にとって購入するって感じですね。今回は、予算に関しては自分が出すので下着、衣類、冬用のコートやマフラー、手袋を選んでください。ナイルさんの方は、自分がアドバイスするので、メディーナさんは、雪音さんが来るまで、そこらの商品を物色していてください」
「――な、なんと! このまま購入ですか……。たしかに――、採寸から針子を使うよりかは、最初から出来合いのモノを購入した方が効率がいいというか……。それにしても副隊長、異世界の服屋というのは、すごいですね」
「ああ。それと副隊長と呼ぶのはやめてください。変な目で、先ほどから見られていますから」
いくら地方都市と言えど、ショッピングセンター「やまむら」を利用している客がゼロという訳にはいかない。
へんな風な会話をしていれば、それは当然、周囲に警戒を与える事になるし、興味を引くことにもなる。
「ナイルさんの言う通り、言動には注意してください」
「わ、分かりました」
注意をすると、メディーナさんは素直に従ってくれた。
しばらく男服を選ぶ点に関してナイルさんにレクチャーしていると――、
「眠い、おっさん」
「俺は、おっさんじゃないからな」
いきなり、俺を、おっさん呼ばわりする和美ちゃんと、
「おじちゃん。おはようなの」
「おはよう」
まだ寝ぼけている可愛い桜が――、
「五郎さん、やっと二人が起きました」
雪音さんに連れられて店に入ってくるなり、俺達の近くにくると話しかけてきた。
「メディーナさん」
「はい?」
すぐに、俺はメディーナさんを呼ぶ。
「雪音さん。メディーナさんの服選びをお願いしていいですか? それと、うちの店の近くは冬は――」
「分かっています。ブーツと長靴が必需品ですからね」
「はい。お願いします」
女性陣のことは雪音さんに任せて、俺はナイルさんの服を選ぶことにした。
「しめて29万5228円になります」
全員の服と冬用の防寒着、さらに下着を含めて購入したら、万札の束が飛んだ。
車に戻ったあとは時刻を確認する。
「これは、時間に間に合いそうにないな」
すまない! 恵美さん! と、心の中で謝罪しつつ、俺は車を安全な速度――、法定速度で走らせた。
そして月山雑貨店の駐車場についた頃には、午後2時を過ぎていた。
明かに約束の時間をオーバーしている。
「皆さん、到着したので雪音さんの指示に従ってください」
そうナイルさんとメディーナさん、雪音さんに話すと、俺はバスから降りて店内に入る。
「根室さん」
「どうでしたか? いいものは購入できましたか?」
怒るわけでもなく、そう聞いてくる根室さんは神様なのかな?
「はい。とりあえず自分が店番に入るので、根室さんは休憩してきてください」
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