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第181話 エルム王国との交渉(3)
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「シルベリア様との婚約は、こちらとしては大変光栄ではありますが、当家は、王家とは釣り合っておりませんので」
「それは問題ない。貴族院と王家から汝をエルム王国の伯爵家へ取り立てる用があります」
「シルベリア様」
「辺境伯風情が、王女たる妾(わらわ)が話を遮るのでない」
「ゴロウは、別世界の貴族ですので」
「その程度のことは、お父様も理解されております。エルム王国は、それなりの歴史を有している大国です。伯爵、そなたもそのくらいは理解されておりましょう?」
その言葉に俺の視線はヴェルナー卿に向かう。
そして、俺の視線に気が付いたヴェルナー卿は頭を左右に振る。
「それは聞いていますが……」
俺は内心溜息をつきながら頷く。
すると、シルベリア王女は機嫌よく頷く。
「そんな国の貴族――、伯爵にしてやろうというのです。すばらしい事だとは思いませんか? それどころか、隣国の王子に嫁ぐ予定で会った事を破棄してまで、この私! 第三王位継承権を所持する私を娶ることが出来るのですよ? それが光栄だと言う事は分かっておりますでしょう?」
「そういうのはいいので、商談をしたいのですが」
正直、俺は伯爵の位とか必要ない。
それに王女なんて嫁いできても面倒になりそうだし、雪音さんが居るから必要ない。
そう思っていた事もあり、サラッと断っていたが、場の空気は異様なほど凍り付いた。
「……な!」
「「……」」
王女さん絶句し「……な!」と、口を開けたまま硬直。
辺境伯は、額に手を当てながら溜息。
ヴェルナー卿の顔は真っ青。
おかげで室内の空気というか雰囲気は非常に悪い。
もしかしたら、王女さんを傷つけたかも知れない。
「……あ、あなた……」
体を震わせ――、声までも振るわせているシルベリア王女。
「は、はい……」
もしかしたら非礼があったかも知れない。
「私の聞き間違いだと思いますけれど……この私を! このエルム王国! 第一王女たる! このわたくし! シルベリア・ド・エルムを要らないと! 必要ないと! そう言ったのですか?」
「必要ないというか、チェンジというか……、そういう婚約話はお互いに面倒というか……。とりあえず商談だけでいいのではと……」
「商談だけ……」
「ゴロウ様」
唐突に俺の名前を呼んでくるヴェルナー卿。
何やら、ジェスチャーしている。
それは、フォローしてほしいような感じにみられる。
つまり……、女性としてアプローチをしてきたのだからフォローしろという事なのかも知れない。
「シルベリア様」
「……」
完全に無言。
ただし、顔は真っ赤である。
これは、もしかしたら……、商談を最優先に勧めようとしている俺に対して、怒っているのかも知れない。
その原因は、何となく察しはつく。
「大変、失礼ながら申し上げさせて頂きます。シルベリア様は、大変魅力の在る方だと思います。ただ、今回の商談でシルベリア様は必要ないというか、そういう商談に女性が嫁いでくるのは違うというか……、自分には過ぎたるものかと――」
とりあえず弁明しておくが――、俺が話すごとにノーマン辺境伯は額に手を当て天井を見上げ――、ヴェルナー卿は、すでに口から泡を吹いて倒れそうな勢いになってしまっている。
「わたくしを……」
「へ? ――痛っ!?」
いきなり飛んでくる高級そうな扇。
それが、俺の額に当たり膝の上に落ちる。
もちろん視線は、扇に向けられた。
そして、投げつけてきた本人へと視線を向けると――、「どれだけ王家と! わたくしを愚弄すれば気が済みますの!」と、ソファーから立ち上がった王女さんが怒りに染まった目で俺を見下ろしてきた。
「し、シルベリア様!」
「ヴェルナーは、黙ってなさい!」
「はい……」
「シルベリア様」
「何ですの? 辺境伯!」
「この者は、先に説明した通り異世界生まれの異世界育ち。この世界の常識には疎いのです」
「それでも――!!」
ギリッ! と、歯を噛みしめて怒髪天な王女さん。
俺としては、とくに間違ったことを言った覚えはないんだが……。
「とりあえず、一度、休憩に致しましょう。このような雰囲気では、話も円滑に進みませんからの」
「……分かりましたわ」
辺境伯の説得に渋々ながら引き下がる王女。
それを見ながら、面倒くさと思いつつも俺は胸中で留めおく。
「ゴロウ。少し良いかの?」
「はい?」
話しは一段落ついていないが、辺境伯が鈴で合図をするとメイドが室内に入ってくると飲み物などを用意していく。
その合間に、俺は辺境伯と共に部屋を出る。
しばらくお互い無言で辺境伯邸を歩く。
もちろん、後ろからはアロイスさんが護衛として付いてくる。
しばらく進んだところで、一室に通されると、そこは多くの紙の束が積み重ねられている場所で――、見た目からして書庫と言った感じであった。
扉は、すぐに閉じられ
「さて――、厄介な事になったの」
溜息交じりに俺に語り掛けてくる辺境伯。
「そうですね」
俺も思わず相槌を打つ。
まったく何を考えて王女なんかを嫁がせるつもりだったのか、俺には皆目見当もつかない。
「これは戦争一歩手前かも知れんの」
――ん? どうして、いきなり商談を飛び越えて戦争の話になったんだ?
俺としては間違った対応はしていないはず……。
別に王女とか嫁いできても面倒になるだけだから要らないと言っただけだし、そんな事に無駄な時間を費やすくらいなら商談をしたいと遠回しに伝えただけなんだが……。
それでも、戦争になるかも知れないと辺境伯から言われてしまうと……。
「困りましたね」
そう答えるしか出来ない。
「うむ。まぁ、好機ではあるがな」
――ん? 好機? どういうことだ?
辺境伯の言葉に俺は内心、首を傾げる。
戦争になって好機とは、どういう……。
とりあえず、辺境伯の心の内は、俺には計りかねるが――。
「とりあえず戦争回避の方向で話は持って行った方がいいですよね?」
「だが、それでは、伯爵家の位を頂くという事になる。そうなれば、どうなるかくらいは分かっていると思うがの」
たしかに……。
伯爵家の位をエルム王家から賜るとなれば、まず! 間違いなく! 此方を下に見下してくるシルベリア王女も付いてくる。
それは、俺としては本意ではない。
「そうですね」
「うむ。ゴロウの思っている通り、エルム王国は、第一王女をお主に嫁がせることで、王家の一員として受け入れたいと考えているのだろう」
「……」
――ん? どういう意味だ?
一瞬、何を言っているのか分からない俺は、辺境伯が語り続けるので黙って聞いておくことにする。
「そして、王家から直接、貴族としての身を建てさせるという事は、我が辺境伯家を通して利益を得るのではなく、伯爵家として臣下となった者――、つまりゴロウから税を搾り取りたいと考えている事は明白であるからの」
「……」
「それに、王家の臣下となれば、儂も一々口を出すことも出来ん。そこまで理解した上で、先ほどは縁談と爵位を断ったのだろう?」
「……そうですね」
思わず頷く。
そこまで、考えて俺に爵位を与えてくるとは思わなかった。
まったく……。
ただ、そうなると貴族位は是が非でも受け入れる訳にはいかない。
「あっ……」
そこまで考えたところで、先ほど辺境伯が戦争になるかも知れないという言葉を思い出す。
つまり、大幅な税というかお金が欲しいから王家は俺を手に入れようとしている訳で、それを辺境伯経由という形になれば、予定していた税よりも減ることになる。
それどころか、王家が俺に爵位を与え、王女をわざわざ嫁がせてまで行うことを断るという事になれば……、王国側も面子と金銭面から考えて攻めてくる可能性もあると言うことか。
「それは問題ない。貴族院と王家から汝をエルム王国の伯爵家へ取り立てる用があります」
「シルベリア様」
「辺境伯風情が、王女たる妾(わらわ)が話を遮るのでない」
「ゴロウは、別世界の貴族ですので」
「その程度のことは、お父様も理解されております。エルム王国は、それなりの歴史を有している大国です。伯爵、そなたもそのくらいは理解されておりましょう?」
その言葉に俺の視線はヴェルナー卿に向かう。
そして、俺の視線に気が付いたヴェルナー卿は頭を左右に振る。
「それは聞いていますが……」
俺は内心溜息をつきながら頷く。
すると、シルベリア王女は機嫌よく頷く。
「そんな国の貴族――、伯爵にしてやろうというのです。すばらしい事だとは思いませんか? それどころか、隣国の王子に嫁ぐ予定で会った事を破棄してまで、この私! 第三王位継承権を所持する私を娶ることが出来るのですよ? それが光栄だと言う事は分かっておりますでしょう?」
「そういうのはいいので、商談をしたいのですが」
正直、俺は伯爵の位とか必要ない。
それに王女なんて嫁いできても面倒になりそうだし、雪音さんが居るから必要ない。
そう思っていた事もあり、サラッと断っていたが、場の空気は異様なほど凍り付いた。
「……な!」
「「……」」
王女さん絶句し「……な!」と、口を開けたまま硬直。
辺境伯は、額に手を当てながら溜息。
ヴェルナー卿の顔は真っ青。
おかげで室内の空気というか雰囲気は非常に悪い。
もしかしたら、王女さんを傷つけたかも知れない。
「……あ、あなた……」
体を震わせ――、声までも振るわせているシルベリア王女。
「は、はい……」
もしかしたら非礼があったかも知れない。
「私の聞き間違いだと思いますけれど……この私を! このエルム王国! 第一王女たる! このわたくし! シルベリア・ド・エルムを要らないと! 必要ないと! そう言ったのですか?」
「必要ないというか、チェンジというか……、そういう婚約話はお互いに面倒というか……。とりあえず商談だけでいいのではと……」
「商談だけ……」
「ゴロウ様」
唐突に俺の名前を呼んでくるヴェルナー卿。
何やら、ジェスチャーしている。
それは、フォローしてほしいような感じにみられる。
つまり……、女性としてアプローチをしてきたのだからフォローしろという事なのかも知れない。
「シルベリア様」
「……」
完全に無言。
ただし、顔は真っ赤である。
これは、もしかしたら……、商談を最優先に勧めようとしている俺に対して、怒っているのかも知れない。
その原因は、何となく察しはつく。
「大変、失礼ながら申し上げさせて頂きます。シルベリア様は、大変魅力の在る方だと思います。ただ、今回の商談でシルベリア様は必要ないというか、そういう商談に女性が嫁いでくるのは違うというか……、自分には過ぎたるものかと――」
とりあえず弁明しておくが――、俺が話すごとにノーマン辺境伯は額に手を当て天井を見上げ――、ヴェルナー卿は、すでに口から泡を吹いて倒れそうな勢いになってしまっている。
「わたくしを……」
「へ? ――痛っ!?」
いきなり飛んでくる高級そうな扇。
それが、俺の額に当たり膝の上に落ちる。
もちろん視線は、扇に向けられた。
そして、投げつけてきた本人へと視線を向けると――、「どれだけ王家と! わたくしを愚弄すれば気が済みますの!」と、ソファーから立ち上がった王女さんが怒りに染まった目で俺を見下ろしてきた。
「し、シルベリア様!」
「ヴェルナーは、黙ってなさい!」
「はい……」
「シルベリア様」
「何ですの? 辺境伯!」
「この者は、先に説明した通り異世界生まれの異世界育ち。この世界の常識には疎いのです」
「それでも――!!」
ギリッ! と、歯を噛みしめて怒髪天な王女さん。
俺としては、とくに間違ったことを言った覚えはないんだが……。
「とりあえず、一度、休憩に致しましょう。このような雰囲気では、話も円滑に進みませんからの」
「……分かりましたわ」
辺境伯の説得に渋々ながら引き下がる王女。
それを見ながら、面倒くさと思いつつも俺は胸中で留めおく。
「ゴロウ。少し良いかの?」
「はい?」
話しは一段落ついていないが、辺境伯が鈴で合図をするとメイドが室内に入ってくると飲み物などを用意していく。
その合間に、俺は辺境伯と共に部屋を出る。
しばらくお互い無言で辺境伯邸を歩く。
もちろん、後ろからはアロイスさんが護衛として付いてくる。
しばらく進んだところで、一室に通されると、そこは多くの紙の束が積み重ねられている場所で――、見た目からして書庫と言った感じであった。
扉は、すぐに閉じられ
「さて――、厄介な事になったの」
溜息交じりに俺に語り掛けてくる辺境伯。
「そうですね」
俺も思わず相槌を打つ。
まったく何を考えて王女なんかを嫁がせるつもりだったのか、俺には皆目見当もつかない。
「これは戦争一歩手前かも知れんの」
――ん? どうして、いきなり商談を飛び越えて戦争の話になったんだ?
俺としては間違った対応はしていないはず……。
別に王女とか嫁いできても面倒になるだけだから要らないと言っただけだし、そんな事に無駄な時間を費やすくらいなら商談をしたいと遠回しに伝えただけなんだが……。
それでも、戦争になるかも知れないと辺境伯から言われてしまうと……。
「困りましたね」
そう答えるしか出来ない。
「うむ。まぁ、好機ではあるがな」
――ん? 好機? どういうことだ?
辺境伯の言葉に俺は内心、首を傾げる。
戦争になって好機とは、どういう……。
とりあえず、辺境伯の心の内は、俺には計りかねるが――。
「とりあえず戦争回避の方向で話は持って行った方がいいですよね?」
「だが、それでは、伯爵家の位を頂くという事になる。そうなれば、どうなるかくらいは分かっていると思うがの」
たしかに……。
伯爵家の位をエルム王家から賜るとなれば、まず! 間違いなく! 此方を下に見下してくるシルベリア王女も付いてくる。
それは、俺としては本意ではない。
「そうですね」
「うむ。ゴロウの思っている通り、エルム王国は、第一王女をお主に嫁がせることで、王家の一員として受け入れたいと考えているのだろう」
「……」
――ん? どういう意味だ?
一瞬、何を言っているのか分からない俺は、辺境伯が語り続けるので黙って聞いておくことにする。
「そして、王家から直接、貴族としての身を建てさせるという事は、我が辺境伯家を通して利益を得るのではなく、伯爵家として臣下となった者――、つまりゴロウから税を搾り取りたいと考えている事は明白であるからの」
「……」
「それに、王家の臣下となれば、儂も一々口を出すことも出来ん。そこまで理解した上で、先ほどは縁談と爵位を断ったのだろう?」
「……そうですね」
思わず頷く。
そこまで、考えて俺に爵位を与えてくるとは思わなかった。
まったく……。
ただ、そうなると貴族位は是が非でも受け入れる訳にはいかない。
「あっ……」
そこまで考えたところで、先ほど辺境伯が戦争になるかも知れないという言葉を思い出す。
つまり、大幅な税というかお金が欲しいから王家は俺を手に入れようとしている訳で、それを辺境伯経由という形になれば、予定していた税よりも減ることになる。
それどころか、王家が俺に爵位を与え、王女をわざわざ嫁がせてまで行うことを断るという事になれば……、王国側も面子と金銭面から考えて攻めてくる可能性もあると言うことか。
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