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第85話 日本の商品をプレゼンしよう(2)
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「ふむ……。まぁ、儂があまり口を出すことでもないかの……」
あまり家の事には口は出して欲しくない側面もあったのでホッとしたところで――。
「――と、言いたいのだが……」
――あ、口を出してくるのか。
困ったな……、ノーマン辺境伯との取引は月山雑貨店の生命線と言っても過言ではない。
黙って聞くしかないな。
「じつはの……」
何やら言い渋るノーマン辺境伯。
「何でしょうか?」
ある意味、微妙な緊張感が室内に漂う。
ちなみに、いま室内にはノーマン辺境伯と俺だけの二人。
護衛とか必要ないのだろうか? と思いつつも信用されていると思えば悪い気持ちはしない。
まぁ、魔法という超常現象のチートスキルがある人達から見たら俺なんて最弱の部類に入るから必要ないだけかも知れないが――。
そこまで考えたところで、唐突に両開きの扉が! 前触れもなくバタン! と開く。
「ゴロウ様!」
室内に飛び込んできたのは、ビキニ姿の豊満な贅沢ボディを持つ女性。
「リーシャ殿! 合図があるまでは部屋に入らないようにと――」
後ろからアロイスさんが、走り込んでくると同時に、俺に抱き着いてこようとした痴女ハイエルフを羽交い絞めにする。
「ゴロウ様の匂い! 久しぶり! クンクンクン」
「――っ!」
――怖っ! いきなり襲ってくるとか……、しかも辺境伯の前で――。
完全にドン引き。
「すまないの。ハイエルフ族から、早く子供を作れと催促がきていての」
「それで、話を振ってきた訳ですか」
「うむ。ハイエルフ族の方から、魔力の高い健康な男と交わって子供を作らせろ! さもないと結界を閉じるぞ! と、言われておってな……、ここだけの話だが――」
「……流石にそれは……」
「分かっておる。異世界と、こちらの世界では文化も風習も考えも違うということは」
「そうですか。――なら、どうして」
この痴女エルフが、この場所にいるのか――、と! 言う問いかけは流石に無礼だと思い言えないが……。
「言いたいことは分かる。そこで、少しだけでいいのだが――」
「少しでも、ちょっと……」
そういうのは、桜の手前よくないだろう。
「ゴロウの家に住まわせてもらう事はできないかの?」
「丁重にお断りさせて頂きます」
「――そ! そんな!?」
その表情が絶望色に染ま……、頬に赤みが差すと腰をくねくねとさせている。
一体、何の所業なのか。
「一体、彼女は――」
「ハイエルフは、夫に強い拒絶をされると体が火照ってしまうのです! わかりますよね? ねえ? わかりますよね? 弄られるほど、火照ってしまうみたいな!」
――言っている意味は分かるが、分かりたくない。
「さ、さあ? それより大事な話があるので、そろそろ部屋から出ていってもらえませんか?」
あまり無駄に時間を浪費したくない。
なるべく早く帰らないと村長に迷惑が掛かってしまうからだ。
「そんな!」
リーシャが体を震わすと突然、体から力が抜けるように――、ちょうど俺に覆いかぶさるような恰好で俺目掛けて倒れこんでくる。
咄嗟に座っていたソファーから立ち上がり距離を取るとリーシャは、ソファーに顔から突っ込む。
「スーハースーハー」
深く深呼吸してくる音が――、ソファーに顔を埋めたリーシャから聞こえてくる。
「やっぱり未来の夫の匂いはいいですわ!」
「変態か!」
思わず思ったことが口から出てしまう。
さすがに、我慢が出来なかった。
「ゴロウ」
ノーマン辺境伯が俺を嗜めようとしているのか名前を呼んでくるが――、
「変態という言葉は、ハイエルフの言葉では結婚しようという意味なのだぞ」
どういう言語体系をしているのか突っ込みどころが満載だが――、
ノーマン辺境伯が溜息交じりに俺に話しかけてくるのとは正反対に、目をキラキラさせて俺を見上げてくるリーシャの様子を見る限り、それは本当の事なのかもしれない。
「ゴロウ様! やっぱり私のことを! これは、異世界でいうところのツンデレという奴ですね!」
「どうして、そんな用語を知っているのだろうか」
それはさておいて――。
「リーシャさんには、申し訳ありませんが家には小さな子供もいますので、そういう恰好の女性を一時的とは言え置いておく訳にはいきませんので」
「大丈夫です! 私は、人間の女性ではなくハイエルフですから!」
「そういう意味ではなくて……」
「それに、小さな女の子がいるのですよね? それなら、大人の女性としての振る舞い方をキチンと教える事ができる存在が必要だと思うのです!」
「いや、だから――、そういう恰好は……」
褐色の肌にFカップに白いマイクロビキニは、すごく映えている。
さらに、それを引き立てるかのように腰まで届く銀髪は綺麗だと思うが……、いかんせん、それ以外が……。
何故なら頭には金色のとぐろを巻いたヤギの角に――、黒い蝙蝠のような翼とハート型の黒い尻尾を持っているのは……。
「これはハイエルフの夫を持つ者の正装です! ほら、ここを見てください! お腹にハート形のマークがついていますよね! 光っていますよね!」
「まぁ……」
「このハート型のマークを周囲に見せびらかす事で、伴侶が居るという事を宣伝するのがハイエルフのしきたりなのです!」
握りこぶしを作りながら力説してくる。
「そうですか。それでは頑張ってください」
さすがについていけない。
お腹いっぱいだ。
「頑張ってください! ってことは、俺に付いてこい! って意味ですね!」
「どうして、そこまでポジティブに話を曲解できるのか理解できない!」
さすがに我慢できない。
「リーシャ殿、とりあえず少し落ち着かれてはどうかの?」
「――あ、すいません。夫を目の前にして、一か月以上も放置プレイをされていたので我慢できませんでした」
ノーマン辺境伯に、頭を下げるリーシャ。
だが、その尻尾は左右に振られていて、反省しているとは思えない。
「気にしなくてよい。ハイエルフの族長からも、巫女の貴女のことは宜しくと頼まれているからな」
「ありがとうございます。それでは、何時からゴロウ様に嫁いでいいのでしょうか?」
「そのことだが……、ゴロウはどうだろうか?」
「いえ、遠慮させて頂きます」
「そんな!」
ショックを受けているリーシャはよろよろと立ち上がる。
少し言い過ぎたかも知れないが、ここはハッキリとNOと言っておかないといけないからな。
変に誤解をされても困るし。
「わ、私……」
ふらふらとおぼつかない足で倒れ込みそうになったところで、悪寒が体中を駆け巡る。
俺は咄嗟に横に飛ぶ。
すると、先ほどまで俺が立っていた場所にリーシャが倒れ込んできていた。
「もう! ゴロウ様のいけずです!」
「そういうのはいいので」
「リーシャ殿、これ以上は嫌われることになります」
見かねたアロイスさんが、リーシャを羽交い絞めにして部屋から出ていく。
そして扉が閉まったあとようやく静寂が訪れた。
内心、溜息をつきながらソファーに座り、
「ノーマン辺境伯様、店で取り扱う商品について話したいことがあります」
「ゴロウ、先ほどまでのことを完全に無かったことにしようとしているのかの?」
「何のことでしょうか? 私には何のことかサッパリ」
「……それで、取り扱う商品というのは?」
「はい。こちらの世界で商品を販売する上で、いちどノーマン辺境伯様に見て貰いたいのです」
先ほどまで合った事は忘れるとしよう。
「それで、その商品というのはお主が手に持っているカバンに入っているのかの?」
「はい」
「ふむ。それでは見せてもらうとするかの」
ビジネスバッグから、ノートパソコンを取り出し電源を入れる。
それと共に電源が入る音とファンが回転する音が聞こえ始め画面上にメーカーのロゴが表示されたあと、OSが立ち上がる。そしてファイルを選んでソフトを立ち上げ「まずは――」と、言いかけたところでノーマン辺境伯が、待った! を掛けてきた。
あまり家の事には口は出して欲しくない側面もあったのでホッとしたところで――。
「――と、言いたいのだが……」
――あ、口を出してくるのか。
困ったな……、ノーマン辺境伯との取引は月山雑貨店の生命線と言っても過言ではない。
黙って聞くしかないな。
「じつはの……」
何やら言い渋るノーマン辺境伯。
「何でしょうか?」
ある意味、微妙な緊張感が室内に漂う。
ちなみに、いま室内にはノーマン辺境伯と俺だけの二人。
護衛とか必要ないのだろうか? と思いつつも信用されていると思えば悪い気持ちはしない。
まぁ、魔法という超常現象のチートスキルがある人達から見たら俺なんて最弱の部類に入るから必要ないだけかも知れないが――。
そこまで考えたところで、唐突に両開きの扉が! 前触れもなくバタン! と開く。
「ゴロウ様!」
室内に飛び込んできたのは、ビキニ姿の豊満な贅沢ボディを持つ女性。
「リーシャ殿! 合図があるまでは部屋に入らないようにと――」
後ろからアロイスさんが、走り込んでくると同時に、俺に抱き着いてこようとした痴女ハイエルフを羽交い絞めにする。
「ゴロウ様の匂い! 久しぶり! クンクンクン」
「――っ!」
――怖っ! いきなり襲ってくるとか……、しかも辺境伯の前で――。
完全にドン引き。
「すまないの。ハイエルフ族から、早く子供を作れと催促がきていての」
「それで、話を振ってきた訳ですか」
「うむ。ハイエルフ族の方から、魔力の高い健康な男と交わって子供を作らせろ! さもないと結界を閉じるぞ! と、言われておってな……、ここだけの話だが――」
「……流石にそれは……」
「分かっておる。異世界と、こちらの世界では文化も風習も考えも違うということは」
「そうですか。――なら、どうして」
この痴女エルフが、この場所にいるのか――、と! 言う問いかけは流石に無礼だと思い言えないが……。
「言いたいことは分かる。そこで、少しだけでいいのだが――」
「少しでも、ちょっと……」
そういうのは、桜の手前よくないだろう。
「ゴロウの家に住まわせてもらう事はできないかの?」
「丁重にお断りさせて頂きます」
「――そ! そんな!?」
その表情が絶望色に染ま……、頬に赤みが差すと腰をくねくねとさせている。
一体、何の所業なのか。
「一体、彼女は――」
「ハイエルフは、夫に強い拒絶をされると体が火照ってしまうのです! わかりますよね? ねえ? わかりますよね? 弄られるほど、火照ってしまうみたいな!」
――言っている意味は分かるが、分かりたくない。
「さ、さあ? それより大事な話があるので、そろそろ部屋から出ていってもらえませんか?」
あまり無駄に時間を浪費したくない。
なるべく早く帰らないと村長に迷惑が掛かってしまうからだ。
「そんな!」
リーシャが体を震わすと突然、体から力が抜けるように――、ちょうど俺に覆いかぶさるような恰好で俺目掛けて倒れこんでくる。
咄嗟に座っていたソファーから立ち上がり距離を取るとリーシャは、ソファーに顔から突っ込む。
「スーハースーハー」
深く深呼吸してくる音が――、ソファーに顔を埋めたリーシャから聞こえてくる。
「やっぱり未来の夫の匂いはいいですわ!」
「変態か!」
思わず思ったことが口から出てしまう。
さすがに、我慢が出来なかった。
「ゴロウ」
ノーマン辺境伯が俺を嗜めようとしているのか名前を呼んでくるが――、
「変態という言葉は、ハイエルフの言葉では結婚しようという意味なのだぞ」
どういう言語体系をしているのか突っ込みどころが満載だが――、
ノーマン辺境伯が溜息交じりに俺に話しかけてくるのとは正反対に、目をキラキラさせて俺を見上げてくるリーシャの様子を見る限り、それは本当の事なのかもしれない。
「ゴロウ様! やっぱり私のことを! これは、異世界でいうところのツンデレという奴ですね!」
「どうして、そんな用語を知っているのだろうか」
それはさておいて――。
「リーシャさんには、申し訳ありませんが家には小さな子供もいますので、そういう恰好の女性を一時的とは言え置いておく訳にはいきませんので」
「大丈夫です! 私は、人間の女性ではなくハイエルフですから!」
「そういう意味ではなくて……」
「それに、小さな女の子がいるのですよね? それなら、大人の女性としての振る舞い方をキチンと教える事ができる存在が必要だと思うのです!」
「いや、だから――、そういう恰好は……」
褐色の肌にFカップに白いマイクロビキニは、すごく映えている。
さらに、それを引き立てるかのように腰まで届く銀髪は綺麗だと思うが……、いかんせん、それ以外が……。
何故なら頭には金色のとぐろを巻いたヤギの角に――、黒い蝙蝠のような翼とハート型の黒い尻尾を持っているのは……。
「これはハイエルフの夫を持つ者の正装です! ほら、ここを見てください! お腹にハート形のマークがついていますよね! 光っていますよね!」
「まぁ……」
「このハート型のマークを周囲に見せびらかす事で、伴侶が居るという事を宣伝するのがハイエルフのしきたりなのです!」
握りこぶしを作りながら力説してくる。
「そうですか。それでは頑張ってください」
さすがについていけない。
お腹いっぱいだ。
「頑張ってください! ってことは、俺に付いてこい! って意味ですね!」
「どうして、そこまでポジティブに話を曲解できるのか理解できない!」
さすがに我慢できない。
「リーシャ殿、とりあえず少し落ち着かれてはどうかの?」
「――あ、すいません。夫を目の前にして、一か月以上も放置プレイをされていたので我慢できませんでした」
ノーマン辺境伯に、頭を下げるリーシャ。
だが、その尻尾は左右に振られていて、反省しているとは思えない。
「気にしなくてよい。ハイエルフの族長からも、巫女の貴女のことは宜しくと頼まれているからな」
「ありがとうございます。それでは、何時からゴロウ様に嫁いでいいのでしょうか?」
「そのことだが……、ゴロウはどうだろうか?」
「いえ、遠慮させて頂きます」
「そんな!」
ショックを受けているリーシャはよろよろと立ち上がる。
少し言い過ぎたかも知れないが、ここはハッキリとNOと言っておかないといけないからな。
変に誤解をされても困るし。
「わ、私……」
ふらふらとおぼつかない足で倒れ込みそうになったところで、悪寒が体中を駆け巡る。
俺は咄嗟に横に飛ぶ。
すると、先ほどまで俺が立っていた場所にリーシャが倒れ込んできていた。
「もう! ゴロウ様のいけずです!」
「そういうのはいいので」
「リーシャ殿、これ以上は嫌われることになります」
見かねたアロイスさんが、リーシャを羽交い絞めにして部屋から出ていく。
そして扉が閉まったあとようやく静寂が訪れた。
内心、溜息をつきながらソファーに座り、
「ノーマン辺境伯様、店で取り扱う商品について話したいことがあります」
「ゴロウ、先ほどまでのことを完全に無かったことにしようとしているのかの?」
「何のことでしょうか? 私には何のことかサッパリ」
「……それで、取り扱う商品というのは?」
「はい。こちらの世界で商品を販売する上で、いちどノーマン辺境伯様に見て貰いたいのです」
先ほどまで合った事は忘れるとしよう。
「それで、その商品というのはお主が手に持っているカバンに入っているのかの?」
「はい」
「ふむ。それでは見せてもらうとするかの」
ビジネスバッグから、ノートパソコンを取り出し電源を入れる。
それと共に電源が入る音とファンが回転する音が聞こえ始め画面上にメーカーのロゴが表示されたあと、OSが立ち上がる。そしてファイルを選んでソフトを立ち上げ「まずは――」と、言いかけたところでノーマン辺境伯が、待った! を掛けてきた。
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