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第81話 カニパーティ
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「ずいぶんと買い込んできたものだの」
村長が半分呆れた顔で呟いてきた。
「月山さん、私も手伝いますね」
雪音さんが、俺が持っていたカニを見て申し出てきてくれる。
焼くだけだから、特に手伝ってもらう事はないんだが、無下にするわけにもいかない。
「よろしくお願いします」
「はい! 任されました」
雪音さんに手伝ってもらいながら、焼きカニの用意をしていく。
俺は、そのままカニを焼けばいいのでは? と思っていたが――、人数と――、そして綺麗に食べやすいようにと、カニの足を落として半分に包丁を使い切る事になった。
雪音さんが、カニを洗って焼くための下準備をしているのを俺は横で眺めているだけ。
「おじちゃん……」
「桜、人間には得手不得手というのはあるんだよ」
「月山さん、醤油やレモンなどはありますか?」
「あります。あとはポン酢も有った方がいいですか?」
「そうですね。好みはそれぞれですので」
しばらくして、カニの焼ける香ばしい匂いが周囲に漂ったところで、藤和さんが近づいてくる。
「月山様。ここはクライアントとして御一言、よろしくお願いします」
「自分がですか?」
「はい。この場を設けられましたのは月山様ですので」
「わ、わかりました」
俺は、全員が注目している中で大きく息を吐きつつ、順序よく全員に視線を向けていく。
スポットのアルバイトが5人。
トラックの運転手が4人。
田口村長。
その孫娘である雪音さん。
藤和さん。
踝兄弟。
根室夫妻に和美ちゃん。
あれ? 当初よりも人数が増えている気がするぞ?
問い詰めは後にするとしよう。
「えー、月山雑貨店の店主、月山五郎です。今日は、お暑い中――、作業お疲れさまです。私の方からささやかながらも食事を用意させて頂きました。英気を養って頂き、仕事を頑張って頂ければと思います、カンパーイ!」
俺は紙コップに入っている麦茶を飲み干すと、カニパーティが始まった。
「田口村長」
「――ん? どうかしたのかの?」
「他の方が来ているなと思いまして――」
「踝兄弟は、店の改装や外の工事を請け負ったのだろう? それに、二人とも近くに住んでおるからの。何かをするなら、呼んでおいた方が角は立たないと思っての」
そう言われてしまうと何も言えない。
田舎というのは互いに助け合って生きているので、基本的に催事や祭りなどの人が集まるというイベントを大事にすることが多いからだ。
「それより、根室夫妻は――」
もう年齢的に70歳を超えているはずなので、夜に集まるのは大変なはずなんだが……。
「そのへんは、和美ちゃんを連れて来たかったという意図もあったようだからの」
「どういう意味ですか?」
以前に根室正文さんと話した時には、都会に帰るような話をしていたような……。
いや――、あれは俺の憶測だったか。
それでも母親が来ていて何か話をしていた印象があったが――。
「うむ。その内、分かる事だからの。五郎、こっちに来い」
バーベキューをしている場所から、少し離れた位置まで村長と一緒に移動する。
もちろん、その際には桜が居る場所を確認しておく。
桜は和美ちゃんと一緒にカニを食べながら、フーちゃんに焼きカニや茹でカニを与えていた。
特に問題は無さそうだな。
「それで話というのは?」
「じつは諸文(もろふみ)のことだが」
「諸文が何か?」
「うむ。どうやら、今月の頭に交通事故で他界したらしくての」
「――!? 諸文が!? 交通事故でですか?」
いきなりのことで俺は驚く。
まさか同級生でいつも一緒に遊んでいた知り合いが逝去するとは信じられなかったからだ。
だが――。
「それで、諸文の奥さん――、恵美さんは諸文の実家を頼って来たようだ」
「……そうだったんですか」
以前に、根室さんの所へ行った時に感じた――、あの何とも言えない場の空気。
それは諸文が死んだことと、その事について話をしていたことが関係しているのなら納得できるものだ。
「なんだかやるせないですね」
「だが、人が生きているという事は必ず死ぬという事に他ならないからの」
「それは、そうですが……」
さすがに同級生が死んだとなると、心中穏やかではいられない。
無言になった俺を見ていた田口村長が溜息をつきながら俺の肩に手を置いてくる。
「五郎。あまり背負わないようにの」
「分かっています」
たしかに、村長の言う通り生物は何れ死ぬのだから。
そして事実は事実として受け止めるしかないのだから。
「それで、諸文の奥さんは、和美ちゃんを連れてご自分の実家には行かれなかったんですか?」
「それがの……。恵美さんは、一人っ子で――、しかもご両親は既に亡くなっているそうなのだ」
「……」
つまり血が繋がっているのは和美ちゃんだけということか。
それで、諸文の実家を頼ってきたと。
色々と考えてしまうな。
どうりで、パーティを楽しんでいる人達から距離を取った訳だ。
「ところで、諸文が死んだことは和美ちゃんは知っているんですか?」
「言ってはいないようだ」
「そうですか……」
「ところで……だ。五郎」
「何でしょうか?」
「来年から和美ちゃんは、ここの学校に通う事になったのだが、恵美さんは仕事が見つからないらしい。ずっと専業主婦だったこともあり、職歴に空欄があるらしいからの。そこでだ。五郎のところで――、雑貨店で働くというのは難しいかの?」
「いえ。自分としては助かりますが……。そんなに給料は出せませんよ?」
実際、人を雇ったことがない。
一応、雪音さんを雇う事になったが、和美ちゃんの母親を雇うとなると適正な雇用条件というのが判断つかない。
「それなら秋田県の最低賃金が790円だからの。それでどうかの?」
時給790円か。
それって正直、母子家庭だと金額面として生活のことまで考えると大変そうだな。
ただ、恵美さんがどういう人なのかも知らない。
そう考えると――。
「試用期間を3か月。その間の時給は790円で――、3か月目以降の時給は1000円というのはどうでしょうか?」
とりあえず、以前に求人で見たような内容を思い出しながら提案することにした。
「わかった。それで正文の方には伝えておく」
「よろしくお願いします」
話が一段落したところでカニパーティをしている月山雑貨店の駐車場まで村長と共に戻る。
「おう! 五郎!」
「踝さん。お酒を飲んでいるんですか?」
「もちろんだ! ダースでビールを持ってきたぞ! 五郎も飲むか?」
「いえ。自分は――」
「まあ、お前は仕事中だからな! アハハハハ」
完全に踝さんの兄の方は出来上がっていた。
「どうも兄がご迷惑を掛けまして――」
踝さんの弟である誠さんが申し訳なさそうに頭を下げてくる。
「誠さんはビールを飲まないので?」
「いえ、飲んでいます。ただ、私は顔には出ない性質なので――」
「なるほど……」
「それより根室さんは、ずいぶんと色々な物を持ってきてくれましたね」
「色々な物?」
誠さんの視線の先を見ると、そこにはトウモロコシや牛肉やソーセージなどが山のように簡易テーブルの上に置かれているのが見えた。
「すごいですね」
「根室さんは、ずいぶんと奮発したみたいですね」
二人して頷いていると、根室正文さんと目が合う。
「五郎。すまないな」
「いえ。こちらこそ――、たくさん差し入れをして頂いて」
「これから迷惑をかけるかも知れないからな」
根室さんの言葉に、誠さんが何かを察したのか兄である踝(くるぶし)健(けん)さんを連れて離れてくれる。
「ずいぶんと勘がいいな」
離れていく誠さんを見て、正文さんは感心したかのように頷くと「田口から話は聞いた。雇ってくれると」と、小さく会釈をしてくる。
頭を下げると周りに感づかれるからこその配慮だと思うが、そういうのは止めてほしい。
村長が半分呆れた顔で呟いてきた。
「月山さん、私も手伝いますね」
雪音さんが、俺が持っていたカニを見て申し出てきてくれる。
焼くだけだから、特に手伝ってもらう事はないんだが、無下にするわけにもいかない。
「よろしくお願いします」
「はい! 任されました」
雪音さんに手伝ってもらいながら、焼きカニの用意をしていく。
俺は、そのままカニを焼けばいいのでは? と思っていたが――、人数と――、そして綺麗に食べやすいようにと、カニの足を落として半分に包丁を使い切る事になった。
雪音さんが、カニを洗って焼くための下準備をしているのを俺は横で眺めているだけ。
「おじちゃん……」
「桜、人間には得手不得手というのはあるんだよ」
「月山さん、醤油やレモンなどはありますか?」
「あります。あとはポン酢も有った方がいいですか?」
「そうですね。好みはそれぞれですので」
しばらくして、カニの焼ける香ばしい匂いが周囲に漂ったところで、藤和さんが近づいてくる。
「月山様。ここはクライアントとして御一言、よろしくお願いします」
「自分がですか?」
「はい。この場を設けられましたのは月山様ですので」
「わ、わかりました」
俺は、全員が注目している中で大きく息を吐きつつ、順序よく全員に視線を向けていく。
スポットのアルバイトが5人。
トラックの運転手が4人。
田口村長。
その孫娘である雪音さん。
藤和さん。
踝兄弟。
根室夫妻に和美ちゃん。
あれ? 当初よりも人数が増えている気がするぞ?
問い詰めは後にするとしよう。
「えー、月山雑貨店の店主、月山五郎です。今日は、お暑い中――、作業お疲れさまです。私の方からささやかながらも食事を用意させて頂きました。英気を養って頂き、仕事を頑張って頂ければと思います、カンパーイ!」
俺は紙コップに入っている麦茶を飲み干すと、カニパーティが始まった。
「田口村長」
「――ん? どうかしたのかの?」
「他の方が来ているなと思いまして――」
「踝兄弟は、店の改装や外の工事を請け負ったのだろう? それに、二人とも近くに住んでおるからの。何かをするなら、呼んでおいた方が角は立たないと思っての」
そう言われてしまうと何も言えない。
田舎というのは互いに助け合って生きているので、基本的に催事や祭りなどの人が集まるというイベントを大事にすることが多いからだ。
「それより、根室夫妻は――」
もう年齢的に70歳を超えているはずなので、夜に集まるのは大変なはずなんだが……。
「そのへんは、和美ちゃんを連れて来たかったという意図もあったようだからの」
「どういう意味ですか?」
以前に根室正文さんと話した時には、都会に帰るような話をしていたような……。
いや――、あれは俺の憶測だったか。
それでも母親が来ていて何か話をしていた印象があったが――。
「うむ。その内、分かる事だからの。五郎、こっちに来い」
バーベキューをしている場所から、少し離れた位置まで村長と一緒に移動する。
もちろん、その際には桜が居る場所を確認しておく。
桜は和美ちゃんと一緒にカニを食べながら、フーちゃんに焼きカニや茹でカニを与えていた。
特に問題は無さそうだな。
「それで話というのは?」
「じつは諸文(もろふみ)のことだが」
「諸文が何か?」
「うむ。どうやら、今月の頭に交通事故で他界したらしくての」
「――!? 諸文が!? 交通事故でですか?」
いきなりのことで俺は驚く。
まさか同級生でいつも一緒に遊んでいた知り合いが逝去するとは信じられなかったからだ。
だが――。
「それで、諸文の奥さん――、恵美さんは諸文の実家を頼って来たようだ」
「……そうだったんですか」
以前に、根室さんの所へ行った時に感じた――、あの何とも言えない場の空気。
それは諸文が死んだことと、その事について話をしていたことが関係しているのなら納得できるものだ。
「なんだかやるせないですね」
「だが、人が生きているという事は必ず死ぬという事に他ならないからの」
「それは、そうですが……」
さすがに同級生が死んだとなると、心中穏やかではいられない。
無言になった俺を見ていた田口村長が溜息をつきながら俺の肩に手を置いてくる。
「五郎。あまり背負わないようにの」
「分かっています」
たしかに、村長の言う通り生物は何れ死ぬのだから。
そして事実は事実として受け止めるしかないのだから。
「それで、諸文の奥さんは、和美ちゃんを連れてご自分の実家には行かれなかったんですか?」
「それがの……。恵美さんは、一人っ子で――、しかもご両親は既に亡くなっているそうなのだ」
「……」
つまり血が繋がっているのは和美ちゃんだけということか。
それで、諸文の実家を頼ってきたと。
色々と考えてしまうな。
どうりで、パーティを楽しんでいる人達から距離を取った訳だ。
「ところで、諸文が死んだことは和美ちゃんは知っているんですか?」
「言ってはいないようだ」
「そうですか……」
「ところで……だ。五郎」
「何でしょうか?」
「来年から和美ちゃんは、ここの学校に通う事になったのだが、恵美さんは仕事が見つからないらしい。ずっと専業主婦だったこともあり、職歴に空欄があるらしいからの。そこでだ。五郎のところで――、雑貨店で働くというのは難しいかの?」
「いえ。自分としては助かりますが……。そんなに給料は出せませんよ?」
実際、人を雇ったことがない。
一応、雪音さんを雇う事になったが、和美ちゃんの母親を雇うとなると適正な雇用条件というのが判断つかない。
「それなら秋田県の最低賃金が790円だからの。それでどうかの?」
時給790円か。
それって正直、母子家庭だと金額面として生活のことまで考えると大変そうだな。
ただ、恵美さんがどういう人なのかも知らない。
そう考えると――。
「試用期間を3か月。その間の時給は790円で――、3か月目以降の時給は1000円というのはどうでしょうか?」
とりあえず、以前に求人で見たような内容を思い出しながら提案することにした。
「わかった。それで正文の方には伝えておく」
「よろしくお願いします」
話が一段落したところでカニパーティをしている月山雑貨店の駐車場まで村長と共に戻る。
「おう! 五郎!」
「踝さん。お酒を飲んでいるんですか?」
「もちろんだ! ダースでビールを持ってきたぞ! 五郎も飲むか?」
「いえ。自分は――」
「まあ、お前は仕事中だからな! アハハハハ」
完全に踝さんの兄の方は出来上がっていた。
「どうも兄がご迷惑を掛けまして――」
踝さんの弟である誠さんが申し訳なさそうに頭を下げてくる。
「誠さんはビールを飲まないので?」
「いえ、飲んでいます。ただ、私は顔には出ない性質なので――」
「なるほど……」
「それより根室さんは、ずいぶんと色々な物を持ってきてくれましたね」
「色々な物?」
誠さんの視線の先を見ると、そこにはトウモロコシや牛肉やソーセージなどが山のように簡易テーブルの上に置かれているのが見えた。
「すごいですね」
「根室さんは、ずいぶんと奮発したみたいですね」
二人して頷いていると、根室正文さんと目が合う。
「五郎。すまないな」
「いえ。こちらこそ――、たくさん差し入れをして頂いて」
「これから迷惑をかけるかも知れないからな」
根室さんの言葉に、誠さんが何かを察したのか兄である踝(くるぶし)健(けん)さんを連れて離れてくれる。
「ずいぶんと勘がいいな」
離れていく誠さんを見て、正文さんは感心したかのように頷くと「田口から話は聞いた。雇ってくれると」と、小さく会釈をしてくる。
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