勝手に憎いひとの歌

トマト

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あなたは 悪くないんです

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まったくもって筋違い、だけど、一瞬「にくい!」って、思ってしまうことがあるんです。


今、私がカレーを食べてきたばかりなのに、

「ランチ、なににする?カレーは?」
「カレー、カロリー高いじゃん」
って、話してるOLが憎いです。


歯みがきのcmを流す人が憎いです。
(歯医者いかないかんのはわかっとるんじゃ)


ホームランバッターが憎いです。

それが、あなたの仕事でしょう。
でも、20:45に9回裏、同点満塁ホームランを打ってしまうなんて。
私は21:00からドラマが見たいのです。
いっそ逆転してほしかった。


地下鉄の乗り換え駅で、向こう側から、颯爽と歩いてくるお姉さんが憎いのです。

ああ、私はせっかく走ってきたのに、あなたが降りたのは私が乗りたかった電車ですね。

まったりスマホとか みながら歩いている学生さんたちと、私は同じ電車に乗るのですね。

対向者の姿をみて、急に走るのをやめることも出来ず、そのままベンチにすわったら、
《なに、この人走ってまで ベンチに座りたかったの?》
みたいなことを思っている《に違いない》学生さんも ちょっと 憎いです。


ようやく、乗った電車で 向かいに座ったおじいさん。
私の隣の超グラマーなお姉さんのほうをガン見してたけど、わたしと目が合った瞬間、ミーアキャットのように キョロキョロと横をみだしたおじいさん。

あなたは 、、、憎くはないです。


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