50 / 57
音沙汰
しおりを挟む
どこか疲れた顔の発掘人や、観光目的で訪れていた者など雑多な人々を乗せた乗り合い車両が、早朝の「無法の街」を出発した。
数日おき、しかも不定期な運行ではあるものの、近くにある幾つかの街と「無法の街」を結ぶ乗り合い車両の路線は、発掘人や観光客にとって、重要な移動手段である。
舗装されていない道を走っている為、大型の車両は絶えず揺れている。
「丁度、今日出発の便があって良かったですね」
隣の席に座っているリリエに話しかけられ、ナタンは頷いた。
「一番近い街でも、四、五時間くらいかかるよね」
「ナタン、手紙は書いてきたのか?」
向かいの席のフェリクスが、口を開いた。
「うん。あとは、郵便局で出すだけだよ」
「あまり長い間、音信不通だと、お家の方も心配するでしょうからね」
フェリクスに寄り添うように座っているセレスティアが、そう言って微笑んだ。
遡ること数日前。
食事中の他愛ない雑談から、ナタンが家出同然に実家を出てから家族に連絡を取っていないという話になった。
それを聞いたリリエは驚いた様子だった。
「ご家族は、ナタンさんが、どこにいるかも御存知ないのですか?」
「そういうことになるね……」
「だとすれば、心配されているのでは……せめて無事であることは、知らせたほうが良くありませんか?」
二人の話を聞いていたセレスティアが、口を挟んだ。
「たしか、この『躍る子熊亭』には、仕入れに使う為の魔導通話機があった筈です。事情を話して、ご家族への連絡に使わせてもらっては?」
魔導通話機というのは、魔法技術を利用して遠隔地と音声でやり取りする魔導絡繰りの一種である。社会基盤の一環として各国で普及しつつあり、「無法の街」でも、余裕のある者は個人用に所有していることがあるのだ。
「実は私も、本国で資産管理をしてもらっている方と連絡を取る為に、お借りしたことがあります。では、宿のご主人に、お願いしに行きましょうか」
リリエの言葉に、ナタンは一瞬迷った。
「……ごめん。気を遣ってくれて嬉しいよ。でも、家族の声を聞いたら、帰りたくなりそうな気もしてしまって」
ナタンの言葉を聞いたリリエは、やや寂しそうな表情を見せた。
「それなら、手紙を出せばいいのではないか?」
フェリクスも、話題に加わった。
「ただ、『無法の街』には郵便局が無いから、どこか近くの街に行く必要があるな」
「そうか……どこの国の管理も受けていないということは、郵便局みたいな施設も無いんだよね」
ナタンたちが滞在している「躍る子熊亭」のような商売をしている店であれば、必要な食材や資材を調達する為に独自の流通経路を持っていることもある。しかし、それらは部外者が利用できるものではない。
どの国の管理も受けていない街ゆえ、当然ではあるものの、ナタンは改めて「無法の街」の不便さを思い知った。
そして今回、彼は最も近くの街に行き、郵便局から実家に手紙を出すことにしたのだ。
「おや、リリエ・ワタツミの隊じゃあないか」
男の声で不意に名を呼ばれたリリエの肩が、ぴくりと震えるのをナタンは感じた。
声の主へ視線を向けたナタンは、それが、あのクルト・ユンカースであることに気付いた。
その傍らには、彼の護衛の一人、ギードの姿もある。
「君たちも、『無法の街』を出るのか?」
「いえ……用事があって、近くの街まで行くところです」
クルトの問いに、リリエが答えた。
「クルトさんは、帰国されるのですか?」
「ああ。一旦帰国して仕切り直そうと思う。まだ、ろくな成果が上げられていないし、準備を整えたら、再び『帝都跡』の探索に挑戦するつもりだ」
そこまで言うと、クルトは少し逡巡した後、再び口を開いた。
「あの時は、彼……ナタンくんが倒れてゴタゴタしていたから、言いそびれてしまったが。君たちには、助けられた。礼を言う」
少し前、破落戸たちに拉致監禁された際のことを言っているのだろう。
「はい、ナタンさんたちのお陰で助かりました」
クルトの言葉に、リリエは誇らしげに微笑んだ。
痛い目に遭った為か、クルトからは最初に会った時のような傲慢さが抜け落ちているように、ナタンには感じられた。
彼らを乗せた車両は、やがて整備された街道へと出た。
時折、客の荷物を狙った野盗などが現れることもあると聞いていたものの、道のりは順調なものだった。
正午過ぎ、乗り合い車両は目的地の街へ到着した。
この街は「無法の街」への入り口の一つであり、停車場は帰国の途に着く者や、これから「帝都跡」へ向かう者たちで、なかなかの混雑ぶりを見せている。
「やれやれ、座りっぱなしだったから尻が痛くなったよ」
車両から降りたナタンは、狭い座席で縮こまっていた身体を伸ばしながら呟いた。
「座席がある分、荷運び用車両の荷台に比べれば千倍はマシだな」
そう言って、フェリクスが、くすりと笑った。
「帰りは、明日の午後の便になりますね……ところでナタンさん、お腹が空いていませんか?」
リリエに問われて、ナタンは顏を赤らめた。
「もしかして、俺のこと、いつも腹を減らしてると思ってる?」
「だって、もう昼過ぎだし、ナタンさんの腹時計は正確なので……」
リリエが言うのと同時に、ナタンの腹の虫が鳴き声をあげた。
「先に食事をしてから、郵便局へ向かいましょうか? そこの看板、街の簡易な地図が描かれていますよ」
セレスティアが指し示した看板には、街の主要な施設が表示されており、郵便局の場所も確認することができた。
「うん、実際、腹ぺこだし、そうしてもらえると、ありがたいや」
ナタンは、自身の空っぽになっているであろう腹を撫でた。
街は、ナタンの故郷であるクラージュ共和国の首都などに比べれば田舎と言える。だが、ごみごみした「無法の街」を見慣れた目には、整備された道路や規則的に建てられた家並みが美しく映った。
一行は、目に付いた感じの良い食堂に入り、昼食を摂った。
「やっぱり、『無法の街』とは雰囲気が違うね。外を歩いている人たちも、そんなに緊張していないというか」
好物の肉料理を平らげつつ、ナタンは言った。
「人が『法』で守られているかどうかの違い、というところだな」
そう言いながら、フェリクスが頷いた。
ナタンは店内を見回してみたが、「無法の街」の店や食堂なら当たり前のように存在する、用心棒たちの姿はない。何か、いざこざが起きたなら、その時に警察を呼んで対応してもらうのだろう。
「私……お財布の入った袋に手をかけて歩くのが癖になってしまいました」
「リリエも、すっかり旅慣れたということですね。どこへ行くにも、用心に越したことはありませんよ」
少し恥ずかしそうな顔をするリリエに、セレスティアが言った。
腹ごしらえの後、ナタンたちは郵便局へ向かった。
宛名を書いた封筒を窓口に差し出し、料金を払ったナタンは、これで実家に手紙が届けられるのだと思うと、不思議な気持ちになった。これまでであれば、出した手紙が届くことなど当たり前と思っていた。しかし、考えてみれば、配達してくれる者がいなければ成り立たない仕組みなのだ。
用事を済ませ、後は翌日の乗り合い車両の出発時刻まで待つだけになった。
程よく清潔そうな宿を見付けて部屋を取った一行は、夕食までの時間、街を散策することにした。
ナタンとリリエは、人々で賑わう商店街を歩いた。
やはり、「無法の街」に比べれば緊張感は雲泥の差だが、逸れると困る、という理由で、二人は、しっかりと手を繋いでいる。
「無法の街」では見ることのない、子供を含む家族連れを目にしたナタンは、懐かしさすら覚えた。
「あの、ちょっといいですか?」
リリエに声をかけられ、ナタンは首を傾げた。
「どうしたの?」
「ナタンさん……本当は、お家に帰りたいとかではありませんか? 無理しているのではないですか?」
不安げな顔で、彼女は言った。
――家族の声を聞いたら帰りたくなりそうだ、と言ったことを気にしているのだろうか。
「無理なんか、してないよ。君と一緒にいるのが楽しいから、言われるまで家族に連絡することも忘れてたくらいだし。リリエが『無法の街』にいる限り、俺は付き合うよ」
ナタンの言葉に、リリエは安堵したのか、小さく息をつくと、微笑んだ。
同時に、ナタンは自分の言った言葉を反芻していた。
リリエも、いつかは「無法の街」を離れる時が来るのだ。その時のことを想像すると、ナタンは、ひどく寂しい気持ちになった。
数日おき、しかも不定期な運行ではあるものの、近くにある幾つかの街と「無法の街」を結ぶ乗り合い車両の路線は、発掘人や観光客にとって、重要な移動手段である。
舗装されていない道を走っている為、大型の車両は絶えず揺れている。
「丁度、今日出発の便があって良かったですね」
隣の席に座っているリリエに話しかけられ、ナタンは頷いた。
「一番近い街でも、四、五時間くらいかかるよね」
「ナタン、手紙は書いてきたのか?」
向かいの席のフェリクスが、口を開いた。
「うん。あとは、郵便局で出すだけだよ」
「あまり長い間、音信不通だと、お家の方も心配するでしょうからね」
フェリクスに寄り添うように座っているセレスティアが、そう言って微笑んだ。
遡ること数日前。
食事中の他愛ない雑談から、ナタンが家出同然に実家を出てから家族に連絡を取っていないという話になった。
それを聞いたリリエは驚いた様子だった。
「ご家族は、ナタンさんが、どこにいるかも御存知ないのですか?」
「そういうことになるね……」
「だとすれば、心配されているのでは……せめて無事であることは、知らせたほうが良くありませんか?」
二人の話を聞いていたセレスティアが、口を挟んだ。
「たしか、この『躍る子熊亭』には、仕入れに使う為の魔導通話機があった筈です。事情を話して、ご家族への連絡に使わせてもらっては?」
魔導通話機というのは、魔法技術を利用して遠隔地と音声でやり取りする魔導絡繰りの一種である。社会基盤の一環として各国で普及しつつあり、「無法の街」でも、余裕のある者は個人用に所有していることがあるのだ。
「実は私も、本国で資産管理をしてもらっている方と連絡を取る為に、お借りしたことがあります。では、宿のご主人に、お願いしに行きましょうか」
リリエの言葉に、ナタンは一瞬迷った。
「……ごめん。気を遣ってくれて嬉しいよ。でも、家族の声を聞いたら、帰りたくなりそうな気もしてしまって」
ナタンの言葉を聞いたリリエは、やや寂しそうな表情を見せた。
「それなら、手紙を出せばいいのではないか?」
フェリクスも、話題に加わった。
「ただ、『無法の街』には郵便局が無いから、どこか近くの街に行く必要があるな」
「そうか……どこの国の管理も受けていないということは、郵便局みたいな施設も無いんだよね」
ナタンたちが滞在している「躍る子熊亭」のような商売をしている店であれば、必要な食材や資材を調達する為に独自の流通経路を持っていることもある。しかし、それらは部外者が利用できるものではない。
どの国の管理も受けていない街ゆえ、当然ではあるものの、ナタンは改めて「無法の街」の不便さを思い知った。
そして今回、彼は最も近くの街に行き、郵便局から実家に手紙を出すことにしたのだ。
「おや、リリエ・ワタツミの隊じゃあないか」
男の声で不意に名を呼ばれたリリエの肩が、ぴくりと震えるのをナタンは感じた。
声の主へ視線を向けたナタンは、それが、あのクルト・ユンカースであることに気付いた。
その傍らには、彼の護衛の一人、ギードの姿もある。
「君たちも、『無法の街』を出るのか?」
「いえ……用事があって、近くの街まで行くところです」
クルトの問いに、リリエが答えた。
「クルトさんは、帰国されるのですか?」
「ああ。一旦帰国して仕切り直そうと思う。まだ、ろくな成果が上げられていないし、準備を整えたら、再び『帝都跡』の探索に挑戦するつもりだ」
そこまで言うと、クルトは少し逡巡した後、再び口を開いた。
「あの時は、彼……ナタンくんが倒れてゴタゴタしていたから、言いそびれてしまったが。君たちには、助けられた。礼を言う」
少し前、破落戸たちに拉致監禁された際のことを言っているのだろう。
「はい、ナタンさんたちのお陰で助かりました」
クルトの言葉に、リリエは誇らしげに微笑んだ。
痛い目に遭った為か、クルトからは最初に会った時のような傲慢さが抜け落ちているように、ナタンには感じられた。
彼らを乗せた車両は、やがて整備された街道へと出た。
時折、客の荷物を狙った野盗などが現れることもあると聞いていたものの、道のりは順調なものだった。
正午過ぎ、乗り合い車両は目的地の街へ到着した。
この街は「無法の街」への入り口の一つであり、停車場は帰国の途に着く者や、これから「帝都跡」へ向かう者たちで、なかなかの混雑ぶりを見せている。
「やれやれ、座りっぱなしだったから尻が痛くなったよ」
車両から降りたナタンは、狭い座席で縮こまっていた身体を伸ばしながら呟いた。
「座席がある分、荷運び用車両の荷台に比べれば千倍はマシだな」
そう言って、フェリクスが、くすりと笑った。
「帰りは、明日の午後の便になりますね……ところでナタンさん、お腹が空いていませんか?」
リリエに問われて、ナタンは顏を赤らめた。
「もしかして、俺のこと、いつも腹を減らしてると思ってる?」
「だって、もう昼過ぎだし、ナタンさんの腹時計は正確なので……」
リリエが言うのと同時に、ナタンの腹の虫が鳴き声をあげた。
「先に食事をしてから、郵便局へ向かいましょうか? そこの看板、街の簡易な地図が描かれていますよ」
セレスティアが指し示した看板には、街の主要な施設が表示されており、郵便局の場所も確認することができた。
「うん、実際、腹ぺこだし、そうしてもらえると、ありがたいや」
ナタンは、自身の空っぽになっているであろう腹を撫でた。
街は、ナタンの故郷であるクラージュ共和国の首都などに比べれば田舎と言える。だが、ごみごみした「無法の街」を見慣れた目には、整備された道路や規則的に建てられた家並みが美しく映った。
一行は、目に付いた感じの良い食堂に入り、昼食を摂った。
「やっぱり、『無法の街』とは雰囲気が違うね。外を歩いている人たちも、そんなに緊張していないというか」
好物の肉料理を平らげつつ、ナタンは言った。
「人が『法』で守られているかどうかの違い、というところだな」
そう言いながら、フェリクスが頷いた。
ナタンは店内を見回してみたが、「無法の街」の店や食堂なら当たり前のように存在する、用心棒たちの姿はない。何か、いざこざが起きたなら、その時に警察を呼んで対応してもらうのだろう。
「私……お財布の入った袋に手をかけて歩くのが癖になってしまいました」
「リリエも、すっかり旅慣れたということですね。どこへ行くにも、用心に越したことはありませんよ」
少し恥ずかしそうな顔をするリリエに、セレスティアが言った。
腹ごしらえの後、ナタンたちは郵便局へ向かった。
宛名を書いた封筒を窓口に差し出し、料金を払ったナタンは、これで実家に手紙が届けられるのだと思うと、不思議な気持ちになった。これまでであれば、出した手紙が届くことなど当たり前と思っていた。しかし、考えてみれば、配達してくれる者がいなければ成り立たない仕組みなのだ。
用事を済ませ、後は翌日の乗り合い車両の出発時刻まで待つだけになった。
程よく清潔そうな宿を見付けて部屋を取った一行は、夕食までの時間、街を散策することにした。
ナタンとリリエは、人々で賑わう商店街を歩いた。
やはり、「無法の街」に比べれば緊張感は雲泥の差だが、逸れると困る、という理由で、二人は、しっかりと手を繋いでいる。
「無法の街」では見ることのない、子供を含む家族連れを目にしたナタンは、懐かしさすら覚えた。
「あの、ちょっといいですか?」
リリエに声をかけられ、ナタンは首を傾げた。
「どうしたの?」
「ナタンさん……本当は、お家に帰りたいとかではありませんか? 無理しているのではないですか?」
不安げな顔で、彼女は言った。
――家族の声を聞いたら帰りたくなりそうだ、と言ったことを気にしているのだろうか。
「無理なんか、してないよ。君と一緒にいるのが楽しいから、言われるまで家族に連絡することも忘れてたくらいだし。リリエが『無法の街』にいる限り、俺は付き合うよ」
ナタンの言葉に、リリエは安堵したのか、小さく息をつくと、微笑んだ。
同時に、ナタンは自分の言った言葉を反芻していた。
リリエも、いつかは「無法の街」を離れる時が来るのだ。その時のことを想像すると、ナタンは、ひどく寂しい気持ちになった。
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。

最強勇者の夫~陰であなたを支えます。
ヨルノ チアサ
ファンタジー
最強の女勇者の夫は一般人。
そんな人間がいつも強い勇者と生活するのは大変である。
最弱の夫も勇者と暮らせば、日々鍛えられる。
そして、話は訳の分からない方向へ・・・
毎週日曜日に更新します。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

巻き込まれた薬師の日常
白髭
ファンタジー
商人見習いの少年に憑依した薬師の研究・開発日誌です。自分の居場所を見つけたい、認められたい。その心が原動力となり、工夫を凝らしながら商品開発をしていきます。巻き込まれた薬師は、いつの間にか周りを巻き込み、人脈と産業の輪を広げていく。現在3章継続中です。【カクヨムでも掲載しています】レイティングは念の為です。
スコップ1つで異世界征服
葦元狐雪
ファンタジー
超健康生活を送っているニートの戸賀勇希の元へ、ある日突然赤い手紙が届く。
その中には、誰も知らないゲームが記録されている謎のUSBメモリ。
怪しいと思いながらも、戸賀勇希は夢中でそのゲームをクリアするが、何者かの手によってPCの中に引き込まれてしまい......
※グロテスクにチェックを入れるのを忘れていました。申し訳ありません。
※クズな主人公が試行錯誤しながら現状を打開していく成長もののストーリーです。
※ヒロインが死ぬ? 大丈夫、死にません。
※矛盾点などがないよう配慮しているつもりですが、もしありましたら申し訳ございません。すぐに修正いたします。
【草】限定の錬金術師は辺境の地で【薬屋】をしながらスローライフを楽しみたい!
黒猫
ファンタジー
旅行会社に勤める会社の山神 慎太郎。32歳。
登山に出かけて事故で死んでしまう。
転生した先でユニークな草を見つける。
手にした錬金術で生成できた物は……!?
夢の【草】ファンタジーが今、始まる!!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる