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第三話 真っ直ぐな愛と歪んだ愛
ドラマみたい 茶飲み話や 卯月曇
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お義母様から、義妹来夢の話相手を任されたものの、何時くるのか分からない。
私はスマホを使いこなせないので、航空便の時刻表を調べる事もできず、何時くるかもわからぬまま、そわそわと待ち続けることになった。
去年、来夢から、「夕実さんですね。初めまして」と声を掛けられた時、正直、お義母様の娘さんだとは思いもしなかった。渡米している私の一学年下の一人娘がいると聞いていたけど、凄く若く見えたし、義母とは似ていない芸能人としか思えない美女だったから。
お義母様の偉大さを知ったのもその時。父も義母の事を話したがらないし、義母も自分の事を話したがらない人なので、名刺でビーナスライフの社長とは知っていたけど、ビーナスライフが何の会社なのかすら知らなかった。
その時、ビーナスライフは、都内に七店舗も展開しているかなり大手の美容ヨガの会社だと初めて知った。
しかも、そもそもは専業主婦で、十三年前に旦那が亡くなり、八千万円もの借金を背負い、寝る時間もない程、苦労して借金返済に努めたのだとか。
ビーナスライフは、そのインストラクターの経験を活かし、会社と大喧嘩して、独立して設立したものだとかで、既に、莫大な借金も全て返済し、今では、その実績を買われ、コンサルタントとして、他の会社の取締役を二つも兼務している程の凄い人だった。
そんな人が、父なんかと何で再婚したんだろうと不思議だったけど、それを教えてくれたのも来夢。
「スーパーネイチャー。超常現象ね。二人が初めて結ばれた時、丸一日会わないと、死んじゃう呪いにかかっているんだって。本当か嘘かは知らないけど。同棲する言い訳として、そんなこと言ってた」
それを聞いて、私は漸く、義母が父なんかと結婚したのかを理解した。
うちの両親も、喧嘩ばかりしているくせに、仲が良く、頻繁に愛し合っていた。声を出さないよに、我慢していても、どうしても出てしまうみたいで、夜になるとあえぎ声が聞こえてくる。
夫婦仲がいいのはいいことだけど、高校受験の時、ついイライラして、母に文句をいったら、セックスしないと死んじゃう呪いに掛けられているのと、義母と同じ様な言い訳をしていた。
つまり、父は巧みな精技を持つ床上手なのだ。
確かにアソコもかなり大きい方だし、父と寝ると、虜になって、父から離れられなくなってしまう。
あの年なので呆れるが、その所為か、二人ともどんどん若返っていき、今じゃ中年夫婦の様に若々しい。義母なんて、肌がつやつやの餅肌に戻っていて、羨ましい限り。
「只今」 そんなことを思い出していると、漸く来夢の声が聞こえた。
「来夢さん、遅いので心配しました」
以前、会った時は、黒のワンピースドレスで、ウエストにベルトをして、腕にはカルチェの時計を巻き、クールで知的なキャリアウーマンと言う正装だった。
けど、今日は、打って変って、学生さんにしか見えないアウトドアルック。上は、ブルーのトップスに、ベージュのマウンテンパーカーを着て、下は、ブラウンの膝上丈のサマーショーツ。靴はナイキの運動靴で、右肩には、カリマーのデイパックをかけていた。
それでも美人の特権で、良く似合っている。義母もそうだが、美人で体型がいいと、何歳にでも変身できて羨ましい。
「お義姉さん、ごめんね。先に事務所に挨拶に行ってきちゃった」
「あら、それならいいのよ。あれ、荷物は? クロネコかしら」
来夢は、私の顔を見て、ぽかんとあきれ顔をしている。何か変な事をいったのかしらと不安になった。
「上海のホテルから空港にいくのに、白タクを使ったんだけど、その運転手が酷い人で、空港について、降りると直ぐに走り去って、持ってかれた」
「泥棒さんだったの?」
「その後も、いろいろ大変だったんだ。警察でいろいろ聴取されて、ニューヨークに帰る便の時間は過ぎちゃうし、カードも取られちゃって、お金ないし」
海外旅行は、嘘みたいな出来事がおきると聞くけど、実際にそんな貴重な経験をできたなんて、羨ましい。
「それは大変だったわね。でも凄い経験。私なんか、新婚旅行も国内だったから、海外に行ったこと無いの。そんな経験してみたい」
彼女は、また冷たい視線を送ってきた。私としては、本当に、羨ましかっただけなのだけど、人の不幸を喜んでいるみたいで失言したかもと反省した。
私は、義母に教えてもらった美味しいハーブティーの作り方でお茶をいれ、人探し業務のお礼にと頂いたお菓子の余り物を出して、彼女のサスペンス体験に耳を傾けた。
「それで、お金はどうしたの」
「ニューヨークまでの飛行機代はなかったけど、日本に帰るだけのお金はあったから」
「それで、突然の帰国になったわけね」
「でも、一文無しでしょう。お土産も買えなかった。御免なさい」
「そんなのいいわよ。このお話は、私には最高のお土産だもの。あら、御免ね。決して、不幸を喜んでるんじゃないわよ。すごい経験だなと思って」
「じゃあ、更に酷い目にあった話もしてあげる」
そう言って、彼女は、次々と楽しいエピソードを話してくれた。
昼ドラくらいしか、楽しみがない私には、久しぶりの楽しいひと時。
彼女の話によると、まず出国審査で、執拗に追及を受けたのだとか。手ぶらだったので、犯罪者に違いないと疑われ、個室に連れていかれ、身体検査まで受けたのだそう。
飛行機は天候悪化のため着陸できずに、三十分以上遅れ、スカイライナーが出てしまって、ここに来るまでに、かなり時間が掛かってしまった。
さらに、最悪なのが、父にPCを借りようと、便利屋の事務所に顔をだしたこと。つい直行してきたと口を滑らせたので、アメリカで犯罪を犯し、逃亡してきたのだろうと疑われ、踏んだり蹴ったりの目にあったという話だった。
「ママ」 大輔が居間に顔を出して来た。
時間が経つのは早い物で、もうとっくに大輔の昼寝の時間が終わっていた。
私があわただしく、トイレにつれていったりしたことで、来夢に気を使わせてしまった。
「じゃあ、シャワーを浴びてくる」
「ごめんなさい。気が付かなくて」
そういう訳て、祐輔にオッパイを上げたり、大輔と遊びながら、夕食の準備をしたりと、忙しく動きまわることになった。
料理を作り終わった頃、丁度時間を見計らったかのように、来夢がリビングにやってきた。
でも、酷い恰好。
黄色のトレパンに、ピンクのトレーナー。どうも、外出しないときは、ファッションを全く考えていない様子。しかも、トレーナーの胸に乳首の痕がうっすら浮かんでいる。
「来夢さん、ちゃんとブラはしてますよね」
「荷物を取られちゃったから、替え下着がないの」
「まさか、パンツも穿いてないの」
「そっちは、替えは持ち歩いてたから。ちゃんと穿いてるよ。ノーブラだと、磯川さんを興奮させちゃうかな」
「うちのは、ノーブラでなくても、興奮するので構いませんが、安君が一緒に住んでいるので、ノーブラは不味いです。私のを貸してあげたいけど、アンダーバストが合いそうもないですよね。どうしましょう」
「安君って、もしかして、便利屋で働いていた恰好良い紳士の人? 一緒に住んでるの?」
「事務所で何も聞いていないないんですか?」
「だって、犯罪者扱いしてきたから、慌てて逃げ出すしかないじゃない」
「彼、安田翔といって、今は背広を着て、大人びて見えるけど、私達より一回りも年下の二十歳の元暴力団員なんです。本当にいい子で、危険は全くないけど、まだ若いから、刺激的な恰好は避けるべきだと思います」
「ええっ、二十歳なの。しかも、元暴力団員? どうして、そんな怖い人が、一緒に住むことになったの」
私が、その経緯を説明し始めると、「只今」と義母の声が聞こえた。
「そうだ。来夢さんって、体系はお義母さんと同じくらいだから、お義母さんに借りれば? Fカップもあるので、少し大きいかもしれないけど、なんとかなるんじゃない」
「Fカップって、何時の間にサイズアップしたの」
そう指摘され、そういえば、去年の春の時の義母の胸は、もう少し小さかった気がした。
父もだけど、再婚してからは、どんどん若がっているようで、本当に、スーパーネイチャー。
「来夢。あなた、いったい何をしてきたの」
義母が血相を変えてやってきた。
「ねぇ、あの男の人、ここに住んでるの。いやだよ。恥ずかしい」
「ちゃんと、お風呂の時間も管理してあるので、大丈夫です。それより、あなたの話を聞きたいの。いったい、何があったんですか」
「実は、ホテルから白タクを……」
来夢は、またさっきの話を繰り返していた。
考えてみると、この後も、ばらばらに皆が帰ってくるので、その都度、説明しなくちゃいけない。少し、可哀相。
ノーブラの件は、スポーツブラなら、サイズも何とかなると、義母が、使わなくなったスポーツブラを提供し、それをつける事に落ち着いた。
服は、若い頃のがあるので、当面はそれで凌ぐみたいで、次の水曜日の休日に、義母と二人で買い物に行くことに決まったみたい。
でも、来夢は、安君を意識してるみたいで、二人がどうなっていくのか、私としては興味深々。
来夢はアメリカに戻らなければならないのに、二人が恋におちて、結ばれて……。
勝手な妄想が、沸き上がって来て、これからの二人に目が離せないと、私の心は踊っていた。
私はスマホを使いこなせないので、航空便の時刻表を調べる事もできず、何時くるかもわからぬまま、そわそわと待ち続けることになった。
去年、来夢から、「夕実さんですね。初めまして」と声を掛けられた時、正直、お義母様の娘さんだとは思いもしなかった。渡米している私の一学年下の一人娘がいると聞いていたけど、凄く若く見えたし、義母とは似ていない芸能人としか思えない美女だったから。
お義母様の偉大さを知ったのもその時。父も義母の事を話したがらないし、義母も自分の事を話したがらない人なので、名刺でビーナスライフの社長とは知っていたけど、ビーナスライフが何の会社なのかすら知らなかった。
その時、ビーナスライフは、都内に七店舗も展開しているかなり大手の美容ヨガの会社だと初めて知った。
しかも、そもそもは専業主婦で、十三年前に旦那が亡くなり、八千万円もの借金を背負い、寝る時間もない程、苦労して借金返済に努めたのだとか。
ビーナスライフは、そのインストラクターの経験を活かし、会社と大喧嘩して、独立して設立したものだとかで、既に、莫大な借金も全て返済し、今では、その実績を買われ、コンサルタントとして、他の会社の取締役を二つも兼務している程の凄い人だった。
そんな人が、父なんかと何で再婚したんだろうと不思議だったけど、それを教えてくれたのも来夢。
「スーパーネイチャー。超常現象ね。二人が初めて結ばれた時、丸一日会わないと、死んじゃう呪いにかかっているんだって。本当か嘘かは知らないけど。同棲する言い訳として、そんなこと言ってた」
それを聞いて、私は漸く、義母が父なんかと結婚したのかを理解した。
うちの両親も、喧嘩ばかりしているくせに、仲が良く、頻繁に愛し合っていた。声を出さないよに、我慢していても、どうしても出てしまうみたいで、夜になるとあえぎ声が聞こえてくる。
夫婦仲がいいのはいいことだけど、高校受験の時、ついイライラして、母に文句をいったら、セックスしないと死んじゃう呪いに掛けられているのと、義母と同じ様な言い訳をしていた。
つまり、父は巧みな精技を持つ床上手なのだ。
確かにアソコもかなり大きい方だし、父と寝ると、虜になって、父から離れられなくなってしまう。
あの年なので呆れるが、その所為か、二人ともどんどん若返っていき、今じゃ中年夫婦の様に若々しい。義母なんて、肌がつやつやの餅肌に戻っていて、羨ましい限り。
「只今」 そんなことを思い出していると、漸く来夢の声が聞こえた。
「来夢さん、遅いので心配しました」
以前、会った時は、黒のワンピースドレスで、ウエストにベルトをして、腕にはカルチェの時計を巻き、クールで知的なキャリアウーマンと言う正装だった。
けど、今日は、打って変って、学生さんにしか見えないアウトドアルック。上は、ブルーのトップスに、ベージュのマウンテンパーカーを着て、下は、ブラウンの膝上丈のサマーショーツ。靴はナイキの運動靴で、右肩には、カリマーのデイパックをかけていた。
それでも美人の特権で、良く似合っている。義母もそうだが、美人で体型がいいと、何歳にでも変身できて羨ましい。
「お義姉さん、ごめんね。先に事務所に挨拶に行ってきちゃった」
「あら、それならいいのよ。あれ、荷物は? クロネコかしら」
来夢は、私の顔を見て、ぽかんとあきれ顔をしている。何か変な事をいったのかしらと不安になった。
「上海のホテルから空港にいくのに、白タクを使ったんだけど、その運転手が酷い人で、空港について、降りると直ぐに走り去って、持ってかれた」
「泥棒さんだったの?」
「その後も、いろいろ大変だったんだ。警察でいろいろ聴取されて、ニューヨークに帰る便の時間は過ぎちゃうし、カードも取られちゃって、お金ないし」
海外旅行は、嘘みたいな出来事がおきると聞くけど、実際にそんな貴重な経験をできたなんて、羨ましい。
「それは大変だったわね。でも凄い経験。私なんか、新婚旅行も国内だったから、海外に行ったこと無いの。そんな経験してみたい」
彼女は、また冷たい視線を送ってきた。私としては、本当に、羨ましかっただけなのだけど、人の不幸を喜んでいるみたいで失言したかもと反省した。
私は、義母に教えてもらった美味しいハーブティーの作り方でお茶をいれ、人探し業務のお礼にと頂いたお菓子の余り物を出して、彼女のサスペンス体験に耳を傾けた。
「それで、お金はどうしたの」
「ニューヨークまでの飛行機代はなかったけど、日本に帰るだけのお金はあったから」
「それで、突然の帰国になったわけね」
「でも、一文無しでしょう。お土産も買えなかった。御免なさい」
「そんなのいいわよ。このお話は、私には最高のお土産だもの。あら、御免ね。決して、不幸を喜んでるんじゃないわよ。すごい経験だなと思って」
「じゃあ、更に酷い目にあった話もしてあげる」
そう言って、彼女は、次々と楽しいエピソードを話してくれた。
昼ドラくらいしか、楽しみがない私には、久しぶりの楽しいひと時。
彼女の話によると、まず出国審査で、執拗に追及を受けたのだとか。手ぶらだったので、犯罪者に違いないと疑われ、個室に連れていかれ、身体検査まで受けたのだそう。
飛行機は天候悪化のため着陸できずに、三十分以上遅れ、スカイライナーが出てしまって、ここに来るまでに、かなり時間が掛かってしまった。
さらに、最悪なのが、父にPCを借りようと、便利屋の事務所に顔をだしたこと。つい直行してきたと口を滑らせたので、アメリカで犯罪を犯し、逃亡してきたのだろうと疑われ、踏んだり蹴ったりの目にあったという話だった。
「ママ」 大輔が居間に顔を出して来た。
時間が経つのは早い物で、もうとっくに大輔の昼寝の時間が終わっていた。
私があわただしく、トイレにつれていったりしたことで、来夢に気を使わせてしまった。
「じゃあ、シャワーを浴びてくる」
「ごめんなさい。気が付かなくて」
そういう訳て、祐輔にオッパイを上げたり、大輔と遊びながら、夕食の準備をしたりと、忙しく動きまわることになった。
料理を作り終わった頃、丁度時間を見計らったかのように、来夢がリビングにやってきた。
でも、酷い恰好。
黄色のトレパンに、ピンクのトレーナー。どうも、外出しないときは、ファッションを全く考えていない様子。しかも、トレーナーの胸に乳首の痕がうっすら浮かんでいる。
「来夢さん、ちゃんとブラはしてますよね」
「荷物を取られちゃったから、替え下着がないの」
「まさか、パンツも穿いてないの」
「そっちは、替えは持ち歩いてたから。ちゃんと穿いてるよ。ノーブラだと、磯川さんを興奮させちゃうかな」
「うちのは、ノーブラでなくても、興奮するので構いませんが、安君が一緒に住んでいるので、ノーブラは不味いです。私のを貸してあげたいけど、アンダーバストが合いそうもないですよね。どうしましょう」
「安君って、もしかして、便利屋で働いていた恰好良い紳士の人? 一緒に住んでるの?」
「事務所で何も聞いていないないんですか?」
「だって、犯罪者扱いしてきたから、慌てて逃げ出すしかないじゃない」
「彼、安田翔といって、今は背広を着て、大人びて見えるけど、私達より一回りも年下の二十歳の元暴力団員なんです。本当にいい子で、危険は全くないけど、まだ若いから、刺激的な恰好は避けるべきだと思います」
「ええっ、二十歳なの。しかも、元暴力団員? どうして、そんな怖い人が、一緒に住むことになったの」
私が、その経緯を説明し始めると、「只今」と義母の声が聞こえた。
「そうだ。来夢さんって、体系はお義母さんと同じくらいだから、お義母さんに借りれば? Fカップもあるので、少し大きいかもしれないけど、なんとかなるんじゃない」
「Fカップって、何時の間にサイズアップしたの」
そう指摘され、そういえば、去年の春の時の義母の胸は、もう少し小さかった気がした。
父もだけど、再婚してからは、どんどん若がっているようで、本当に、スーパーネイチャー。
「来夢。あなた、いったい何をしてきたの」
義母が血相を変えてやってきた。
「ねぇ、あの男の人、ここに住んでるの。いやだよ。恥ずかしい」
「ちゃんと、お風呂の時間も管理してあるので、大丈夫です。それより、あなたの話を聞きたいの。いったい、何があったんですか」
「実は、ホテルから白タクを……」
来夢は、またさっきの話を繰り返していた。
考えてみると、この後も、ばらばらに皆が帰ってくるので、その都度、説明しなくちゃいけない。少し、可哀相。
ノーブラの件は、スポーツブラなら、サイズも何とかなると、義母が、使わなくなったスポーツブラを提供し、それをつける事に落ち着いた。
服は、若い頃のがあるので、当面はそれで凌ぐみたいで、次の水曜日の休日に、義母と二人で買い物に行くことに決まったみたい。
でも、来夢は、安君を意識してるみたいで、二人がどうなっていくのか、私としては興味深々。
来夢はアメリカに戻らなければならないのに、二人が恋におちて、結ばれて……。
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