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完全開放!! 爽快バトル編
103:二人の正体
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そんな中、ジット戦極を見つめる一人の男がいた。
微動だにせず、戦極へ恐れもいだかず、ただまっすぐ戦極を見つめる。
呆れたやつだと戦極は思いながら、その男へと話す。
「ずいぶんと忠臣だねぇ。それで、俺をどうするってのよ?」
「忠臣、か。もしそうならとっくに逃げ出しているさ。あの副長たちのようにな」
なんだコイツ……敵意はない。
が、俺を値踏みしようとしていやがるのか?
なら乗ってやろうじゃん。
「へぇ……で、俺をどこへ連れて行きたいんだ?」
お、顔色が変わったな? ビンゴってところか。
「どうしてそう思う。自分はおまえをココで倒そうとしているかもだぞ?」
「どうもこうもねぇよ。アンタ、死ぬ気なんてねぇだろう? だからそんなに落ち着いている――俺を前にして、な?」
戦極は妖気で威圧する。
これは物理的ともいっていいほど、濃密で質量があると思えるものであり、素人であってもそれを感じる事ができるものだ。
男は「くぅ……」と苦しそうに顔を歪めるが、その瞳には敵意はない。
むしろ口角だけは上がっているほどだ。
その器用ともとれる、顔芸に呆れながら戦極は続ける。
「と、言うわけだ。それで本題といこうじゃないか、俺をどうしたい?」
「ふぅ~、なんてやつだ。それを答える前に、おまえの事を教えてくれ。今後どうするつもりだ?」
「今後ねぇ。あぁちょうど良かった。おーい、こっちこっち!」
戦極が手を振る先に、桜と剛流。それにイザークがみえた。
三人は小走りに駆け寄ってくると、戦極と一緒にいる兵士を見て剛流が不思議そうに話す。
「あれ? あなたがどうしてここに? 僕この人見たことあります。確かライオス師匠のところにいた人ですね」
「ライオンマン? あぁ、なんとなく読めてきた。アンタわざと残ったろう?」
男は両手を上にあげると、肩をすくめて観念したように話しだす。
「ふぅ~やれやれ。感がよすぎるなアンタ。そう、自分はライオス様の配下の者で〝ジン〟という。それで今後どうする?」
「それなんだが……。桜、剛流聞いてくれ。俺はこの国に少し思うところがって、このまま国内を見て回ろうと思う。お前たちはどうする?」
「私たちは首に呪の首輪があるから……」
「え!? ちょ、桜ちゃん首! 消えているよ! 呪の首輪の紋章が!!」
「……え? うそ!? って、剛流くんも消えているよ!!」
お互いが首を見て驚く。
その理由がわからず困惑していると、戦極がそれを説明する。
「あぁやっぱり消えていたか。そいつは迅羽って、さっきのダンジョンマスターが消してくれたんだよ」
「「迅羽……あ!!」」
「そう、さっきの声のやつだ。外に転移する時に、濃密な白い空間へと入ったろう? アレは聖浄な結界みたいなものだから、そこを通過した時に浄化されたんだろうさ」
二人は首をさすりながら、戦極の言った意味を理解した。
確かにあそこをくぐった時に、首筋がチリリとしたのだから。
「と、言うわけだ。これで二人も自由になったわけだが……来るか、俺と一緒に?」
戦極がそういうと、桜は一瞬の間もなくそれに応える。
「もちろんです! 一緒に行きます!! ね、剛流くん?」
「え、あ、うん。僕も……行きます」
「なら決まりだな。と言うわけだ。それでそのジンさんが、俺に何の用があるんだ?」
ジンは戦極の首筋を見る。そのあと勇者二人を見てから頷くと、その理由を話す。
「アンタのその首……エカテリーナを倒したと言うのは、やはり本当だったのだな。生きていたら首輪を外すことなんて、許さないだろうしな」
「あぁ、倒したさ。二度と蘇ることも無いとおもうぜ?」
「そうか……あのバケモノを倒す実力がある、か」
ジンはそう言うと、視線を戦極の背後へと向ける。
その奥にいる人物は、コクリと頷くと前にでた。
「お前が生きていてよかったよイザーク。彼を助けてくれたのもコマワリセンゴクか?」
「戦極でいい。まぁなりゆきでな」
「そうか、感謝するよセンゴク。この男、イザークも自分たちの仲間だ」
仲間? というと、ライオンマンの配下か。
それがなぜあんな場所にいたんだ。
「感謝はうけとっとくよ。それで、なんであんなヤバイ場所に行かせたんだ?」
「センゴクの旦那、それは俺が説明するぜ。その理由は最初に潜入すれば、宝を掻っ攫えるからだよ。それで――」
イザークの説明は続く。
新規のダンジョンと言うのは、それだけでも宝物殿と同じだという。
何があるかわからない。つまりは浅い階層でも国宝級のアイテムが出るかもしれないという事。
それを見越して、ライオスの指示のもとで潜入をしたらしい。
さらにアイテムボックス使いだとは秘密にしてあり、知っていたのは仲間だけだという。
だから拾った何個かの宝を無事に届けるために、イザークを逃したという話であった。
「そういうワケだったのか……あんたらも命がけだな」
「そうだ。自分もふくめ、全員が命をかけて戦っている」
そこだ、その戦っているってのが気になる。
死をもいとわない覚悟と、それを実行する気概。
つまりコイツらの組織ってのは、やっぱりアレか。
「レジスタンスってやつ、か」
戦極の言葉にピクリと片眉を震わせ、ジンは話し始めるのだった。
微動だにせず、戦極へ恐れもいだかず、ただまっすぐ戦極を見つめる。
呆れたやつだと戦極は思いながら、その男へと話す。
「ずいぶんと忠臣だねぇ。それで、俺をどうするってのよ?」
「忠臣、か。もしそうならとっくに逃げ出しているさ。あの副長たちのようにな」
なんだコイツ……敵意はない。
が、俺を値踏みしようとしていやがるのか?
なら乗ってやろうじゃん。
「へぇ……で、俺をどこへ連れて行きたいんだ?」
お、顔色が変わったな? ビンゴってところか。
「どうしてそう思う。自分はおまえをココで倒そうとしているかもだぞ?」
「どうもこうもねぇよ。アンタ、死ぬ気なんてねぇだろう? だからそんなに落ち着いている――俺を前にして、な?」
戦極は妖気で威圧する。
これは物理的ともいっていいほど、濃密で質量があると思えるものであり、素人であってもそれを感じる事ができるものだ。
男は「くぅ……」と苦しそうに顔を歪めるが、その瞳には敵意はない。
むしろ口角だけは上がっているほどだ。
その器用ともとれる、顔芸に呆れながら戦極は続ける。
「と、言うわけだ。それで本題といこうじゃないか、俺をどうしたい?」
「ふぅ~、なんてやつだ。それを答える前に、おまえの事を教えてくれ。今後どうするつもりだ?」
「今後ねぇ。あぁちょうど良かった。おーい、こっちこっち!」
戦極が手を振る先に、桜と剛流。それにイザークがみえた。
三人は小走りに駆け寄ってくると、戦極と一緒にいる兵士を見て剛流が不思議そうに話す。
「あれ? あなたがどうしてここに? 僕この人見たことあります。確かライオス師匠のところにいた人ですね」
「ライオンマン? あぁ、なんとなく読めてきた。アンタわざと残ったろう?」
男は両手を上にあげると、肩をすくめて観念したように話しだす。
「ふぅ~やれやれ。感がよすぎるなアンタ。そう、自分はライオス様の配下の者で〝ジン〟という。それで今後どうする?」
「それなんだが……。桜、剛流聞いてくれ。俺はこの国に少し思うところがって、このまま国内を見て回ろうと思う。お前たちはどうする?」
「私たちは首に呪の首輪があるから……」
「え!? ちょ、桜ちゃん首! 消えているよ! 呪の首輪の紋章が!!」
「……え? うそ!? って、剛流くんも消えているよ!!」
お互いが首を見て驚く。
その理由がわからず困惑していると、戦極がそれを説明する。
「あぁやっぱり消えていたか。そいつは迅羽って、さっきのダンジョンマスターが消してくれたんだよ」
「「迅羽……あ!!」」
「そう、さっきの声のやつだ。外に転移する時に、濃密な白い空間へと入ったろう? アレは聖浄な結界みたいなものだから、そこを通過した時に浄化されたんだろうさ」
二人は首をさすりながら、戦極の言った意味を理解した。
確かにあそこをくぐった時に、首筋がチリリとしたのだから。
「と、言うわけだ。これで二人も自由になったわけだが……来るか、俺と一緒に?」
戦極がそういうと、桜は一瞬の間もなくそれに応える。
「もちろんです! 一緒に行きます!! ね、剛流くん?」
「え、あ、うん。僕も……行きます」
「なら決まりだな。と言うわけだ。それでそのジンさんが、俺に何の用があるんだ?」
ジンは戦極の首筋を見る。そのあと勇者二人を見てから頷くと、その理由を話す。
「アンタのその首……エカテリーナを倒したと言うのは、やはり本当だったのだな。生きていたら首輪を外すことなんて、許さないだろうしな」
「あぁ、倒したさ。二度と蘇ることも無いとおもうぜ?」
「そうか……あのバケモノを倒す実力がある、か」
ジンはそう言うと、視線を戦極の背後へと向ける。
その奥にいる人物は、コクリと頷くと前にでた。
「お前が生きていてよかったよイザーク。彼を助けてくれたのもコマワリセンゴクか?」
「戦極でいい。まぁなりゆきでな」
「そうか、感謝するよセンゴク。この男、イザークも自分たちの仲間だ」
仲間? というと、ライオンマンの配下か。
それがなぜあんな場所にいたんだ。
「感謝はうけとっとくよ。それで、なんであんなヤバイ場所に行かせたんだ?」
「センゴクの旦那、それは俺が説明するぜ。その理由は最初に潜入すれば、宝を掻っ攫えるからだよ。それで――」
イザークの説明は続く。
新規のダンジョンと言うのは、それだけでも宝物殿と同じだという。
何があるかわからない。つまりは浅い階層でも国宝級のアイテムが出るかもしれないという事。
それを見越して、ライオスの指示のもとで潜入をしたらしい。
さらにアイテムボックス使いだとは秘密にしてあり、知っていたのは仲間だけだという。
だから拾った何個かの宝を無事に届けるために、イザークを逃したという話であった。
「そういうワケだったのか……あんたらも命がけだな」
「そうだ。自分もふくめ、全員が命をかけて戦っている」
そこだ、その戦っているってのが気になる。
死をもいとわない覚悟と、それを実行する気概。
つまりコイツらの組織ってのは、やっぱりアレか。
「レジスタンスってやつ、か」
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