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第八章:塔の管理者達と、新たな敵
337:生蒼薔薇の棺
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ワン太郎は短い足で〝ぽむぽむ〟歩くと、シュバルツの入った棺の前にくる。
シュバルツを入れたばかりの時は、氷のバラの蕾がかなりあったが、今は全部開花しており幻想的でとても綺麗だった。
「ほれ、ひらけ~」
ワン太郎が間の抜けた声でそう言うと、氷の棺がゆっくりと溶け出す。まず最初にバラの花が散りだし、次に枝が枯れるように粉々になる。
さらに棺そのものにヒビが入ると、そこから無数にヒビが広がったと思った瞬間〝バカッ〟と空気が抜ける音と共に、棺が割れて中からシュバルツが出てきた。
「「アニキ!?」」
氷狐王の恐怖と寒さに震える体を忘れたように、イリスとラーゼはシュバルツの下へと駆けよると、その倒れる体を支える。それは生きているかのように、実に丁寧に。
ラーゼの方がしっかりと抱きしめた事で、姉のイリスへとその場所を譲る。瞬間、イリスの愛嬌のある瞳から大粒の涙がこぼれ落ち、シュバルツの冷たい遺体を愛おしく抱きしめる……。
「アニキぃぃ……どうして一人で逝っちゃうんですか……アタシも連れてってくださいよ……」
「そうだぜアニキ……死ぬ時は一緒だって、いつも言ってたじゃねぇかよ……最後まで嘘つきやがって」
「だけどアニキ……アタシはね、アニキが置いてくってんなら……」
「姉貴の言う通りだ。ここらで俺たちのアンタへの忠義ってのを見せてやるぜ」
二人の白豹の獣人に揺らめく魔力が湧き上がる。
「「だから巨滅の英雄、テメェだけは許せねぇッ!!」」
一人は尊敬し、一人は愛した男の遺体を見て、これまでの恐怖心など吹き飛んだ姉弟は、シュバルツの遺体をそっと地面に横たわらせ、涙をながしながら立ち上がる。
二人がかりでも絶対に勝てないと分かっているが、それでもシュバルツを殺した敵に相打ち覚悟で挑む。
その思いは魔力を体内で爆発させ、肉体の限界を超え、命をつぎ込んだ最後の力をその身に宿らせ、流へと攻撃する体制に入った刹那――。
〝ガバッ!!〟
イリスとラーゼの背後から、突如覆いかぶさる重みに二人は固まる。だがその感触はいつも感じている馴染みのものだった。
「あ~ら、イリスちゃんにラーゼちゃん、そんなおっかない顔しちゃってどうしたのよ?」
「「ア、アニキイイイイイイイイ!?」」
「な、なんだよ!? そんなに絶叫されるとアニキ、驚く」
「アニキィィィ!? 死んだはずじゃなかったの!? ど、どうして生きて……いや、それよりアニキイイイイイイイ」
イリスはシュバルツを押し倒して抱きつく。それを見たラーゼは鼻を二度こすり、涙をながしながら「へへ……ほんとアニキは馬鹿野郎だぜ」と泣き笑いの表情で二人を見つめる。
そんなシュバルツはイリスにワンワンと泣きつかれ、困った顔で空を見上げると「あ~ら……アニキ、モテすぎぃ?」と苦笑いをするのだった。
「ほら、いい加減どかねぇか。まだ復活したばかりで体が思うよう動かねぇんだからよ~」
「あ、すみませんアニキ……でも、本当によかった……」
「まったく、アニキは姉貴に心配かけすぎだぜ? あと俺にもな?」
「あ~ら、そいつはすまない事をしたねぇ~。よっと……」
シュバルツはイリスをどかし、体の感覚を確かめるように勢いよく起き上がる。
だが次の瞬間、思いがけない事態に襲われる。それは起き上がり前方にいる奴らを確認しようとした時に目の前に現れる。
「と――ッ!? なんだヴぁっぽめらッ!?」
「「ア、アニキいいいいい!?」」
突如吹き飛ぶシュバルツ。そしてそのシュバルツを吹き飛ばした原因が、仁王立ちで睨みつける。
「こんの大馬鹿ヤロウがッ!! 今まで何をしていたんだ!?」
それは漆黒のフルアーマーに身を包んだ漢、ヴァルファルドその人であった。
どうやらとてもお怒りらしく、殴りつけた右拳は〝プルプル〟と小刻みに揺れている。
それを見たシュバルツは顔面を真っ青にして、殴りつけた漢に目を見開く。
「ア、ア、ア、ア、アニキイイイイイ!?」
「「アニキのアニキィィィィ!?」」
「馬鹿野郎ども!! 俺をアニキと呼ぶなと何度も言ってるだろうが!? それとイリスとラーゼ、お前らもその呼び方はやめろ!! ブッ飛ばすぞ!!」
「「ハッ!! すみません! アニキのアニキ!!」」
なんだかどこかで見たことあるやり取りを、本日二度目の目撃で苦笑いを浮かべつつ流はヴァルファルドへと近づく。
「二人が知り合いだってのは分かってたけど、まさかヴァルファルドさんがアニキのアニキだとはねぇ」
「ナガレまでやめてくれ。ハァ~、コイツがまだ駆け出しの頃、面倒見てやってからそう呼ばれて困っているんだ」
「あ~ら、そりゃねぇぜアニキ。っててて……せっかくあちこち『治療してもらった』のに、また棺桶送りになっちまうところだったぜ」
「馬鹿野郎、ナガレに感謝するんだな? お前のような馬鹿を生かしてくれたんだからな」
「だな……。なんつ~か、色々やっちまったけど感謝してるぜ。ありがとうよ、ナガレ」
「……気にするな。むしろ俺の方がアンタに悪いことをした。勝負を汚した事をもう一度謝る」
「あ~ら。まぁ死ぬほど楽しかったつーか、死んだし、それはもういいさ。しかしありゃ一体何だったんだ? 俺は確かに凍りついて死んだはずだが……」
「まったく、ワレがそんなマヌケをするはずが無いワンよ」
そうワン太郎が話に入ってくると、あの時の事を説明するのだった。
シュバルツを入れたばかりの時は、氷のバラの蕾がかなりあったが、今は全部開花しており幻想的でとても綺麗だった。
「ほれ、ひらけ~」
ワン太郎が間の抜けた声でそう言うと、氷の棺がゆっくりと溶け出す。まず最初にバラの花が散りだし、次に枝が枯れるように粉々になる。
さらに棺そのものにヒビが入ると、そこから無数にヒビが広がったと思った瞬間〝バカッ〟と空気が抜ける音と共に、棺が割れて中からシュバルツが出てきた。
「「アニキ!?」」
氷狐王の恐怖と寒さに震える体を忘れたように、イリスとラーゼはシュバルツの下へと駆けよると、その倒れる体を支える。それは生きているかのように、実に丁寧に。
ラーゼの方がしっかりと抱きしめた事で、姉のイリスへとその場所を譲る。瞬間、イリスの愛嬌のある瞳から大粒の涙がこぼれ落ち、シュバルツの冷たい遺体を愛おしく抱きしめる……。
「アニキぃぃ……どうして一人で逝っちゃうんですか……アタシも連れてってくださいよ……」
「そうだぜアニキ……死ぬ時は一緒だって、いつも言ってたじゃねぇかよ……最後まで嘘つきやがって」
「だけどアニキ……アタシはね、アニキが置いてくってんなら……」
「姉貴の言う通りだ。ここらで俺たちのアンタへの忠義ってのを見せてやるぜ」
二人の白豹の獣人に揺らめく魔力が湧き上がる。
「「だから巨滅の英雄、テメェだけは許せねぇッ!!」」
一人は尊敬し、一人は愛した男の遺体を見て、これまでの恐怖心など吹き飛んだ姉弟は、シュバルツの遺体をそっと地面に横たわらせ、涙をながしながら立ち上がる。
二人がかりでも絶対に勝てないと分かっているが、それでもシュバルツを殺した敵に相打ち覚悟で挑む。
その思いは魔力を体内で爆発させ、肉体の限界を超え、命をつぎ込んだ最後の力をその身に宿らせ、流へと攻撃する体制に入った刹那――。
〝ガバッ!!〟
イリスとラーゼの背後から、突如覆いかぶさる重みに二人は固まる。だがその感触はいつも感じている馴染みのものだった。
「あ~ら、イリスちゃんにラーゼちゃん、そんなおっかない顔しちゃってどうしたのよ?」
「「ア、アニキイイイイイイイイ!?」」
「な、なんだよ!? そんなに絶叫されるとアニキ、驚く」
「アニキィィィ!? 死んだはずじゃなかったの!? ど、どうして生きて……いや、それよりアニキイイイイイイイ」
イリスはシュバルツを押し倒して抱きつく。それを見たラーゼは鼻を二度こすり、涙をながしながら「へへ……ほんとアニキは馬鹿野郎だぜ」と泣き笑いの表情で二人を見つめる。
そんなシュバルツはイリスにワンワンと泣きつかれ、困った顔で空を見上げると「あ~ら……アニキ、モテすぎぃ?」と苦笑いをするのだった。
「ほら、いい加減どかねぇか。まだ復活したばかりで体が思うよう動かねぇんだからよ~」
「あ、すみませんアニキ……でも、本当によかった……」
「まったく、アニキは姉貴に心配かけすぎだぜ? あと俺にもな?」
「あ~ら、そいつはすまない事をしたねぇ~。よっと……」
シュバルツはイリスをどかし、体の感覚を確かめるように勢いよく起き上がる。
だが次の瞬間、思いがけない事態に襲われる。それは起き上がり前方にいる奴らを確認しようとした時に目の前に現れる。
「と――ッ!? なんだヴぁっぽめらッ!?」
「「ア、アニキいいいいい!?」」
突如吹き飛ぶシュバルツ。そしてそのシュバルツを吹き飛ばした原因が、仁王立ちで睨みつける。
「こんの大馬鹿ヤロウがッ!! 今まで何をしていたんだ!?」
それは漆黒のフルアーマーに身を包んだ漢、ヴァルファルドその人であった。
どうやらとてもお怒りらしく、殴りつけた右拳は〝プルプル〟と小刻みに揺れている。
それを見たシュバルツは顔面を真っ青にして、殴りつけた漢に目を見開く。
「ア、ア、ア、ア、アニキイイイイイ!?」
「「アニキのアニキィィィィ!?」」
「馬鹿野郎ども!! 俺をアニキと呼ぶなと何度も言ってるだろうが!? それとイリスとラーゼ、お前らもその呼び方はやめろ!! ブッ飛ばすぞ!!」
「「ハッ!! すみません! アニキのアニキ!!」」
なんだかどこかで見たことあるやり取りを、本日二度目の目撃で苦笑いを浮かべつつ流はヴァルファルドへと近づく。
「二人が知り合いだってのは分かってたけど、まさかヴァルファルドさんがアニキのアニキだとはねぇ」
「ナガレまでやめてくれ。ハァ~、コイツがまだ駆け出しの頃、面倒見てやってからそう呼ばれて困っているんだ」
「あ~ら、そりゃねぇぜアニキ。っててて……せっかくあちこち『治療してもらった』のに、また棺桶送りになっちまうところだったぜ」
「馬鹿野郎、ナガレに感謝するんだな? お前のような馬鹿を生かしてくれたんだからな」
「だな……。なんつ~か、色々やっちまったけど感謝してるぜ。ありがとうよ、ナガレ」
「……気にするな。むしろ俺の方がアンタに悪いことをした。勝負を汚した事をもう一度謝る」
「あ~ら。まぁ死ぬほど楽しかったつーか、死んだし、それはもういいさ。しかしありゃ一体何だったんだ? 俺は確かに凍りついて死んだはずだが……」
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