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第七章:新たな力を求めるもの
235:新しい力
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巨大な四阿に到着すると、そこには夜朔とミレリア達姉妹がいた。
その四阿の大きさが、以前とまるで変っている事に呆然とする。夜朔達が訓練していた物より各段に広く、そして天井が三十メートル程ある巨大な施設になっていた。
「この空間どうなっているんだろうな……正に青天井ってか、ハハハ……」
分かっていた事だが、もう常識って何だろう? と思える程おかしな空間に乾いた笑いしか出ない流だったが、夜朔と姉妹が話しかけて来る事で現実に引き戻される。
「お館様、本日より修業ですな。我らもお供します!」
「妹共々お世話になります」
「こっちこそよろしくな!」
「よ~し、じゃあガキんちょ。今から出す石を斬ってみい」
そう言うと前鬼は石の床の上に、直径一メートル、高さ二メートル程の円柱状の石を出す。
「分かった。危険は無いと思うが、全員横にいてくれ。後ろと前には行かないように」
全員流の指示に従い所定の場所へ行くが、鬼の夫婦のみは流の斜め前にいた。
「おい、危ないぞ?」
「何を言っちょるが。ここからじゃないと見えんがよ」
「アタシ達の事は気にしないでいいから、とっとと斬りな」
「はいよ……」
流は精神集中すると、美琴から妖力をもらう。
そのまま美琴を腰から抜き、正座をしながら美琴を右側に置き、そっと鞘に手を触れる。
さらに高まる妖力。それを何度も美琴と高速にやり取りし、鞘の中に圧縮された妖力で満たし、それが臨界にまで達した時、流は動き出し高速で鞘を後ろへと弾き飛ばす。
「――ジジイ流納刀術! 奥義・陸翔燕斬!!」
右の膝を立てながら、刃に圧縮したとてつもない妖力を使用し、刀身の鋭さを高速で極限まで研ぎすます。
結果、飛ばした鞘から抜け出る刹那に刃先から火花を飛び散らせながら、羽毛の如く軽くなった美琴を円柱石に向けて斜め上部に一閃する。
その刹那、美琴は有り余る妖力を刀身に解放し、そこから天女を召喚させる。
天女は慈愛に満ちた表情で円柱石に触れた途端、石が悲鳴を上げるような音がし、天女は天に帰るかのように飛翔し、クルリと高速ターンすると、手には大鎌を手にし、流が返しの下方への一閃をすると同時に天女も大鎌で斬り付ける。
すると円柱石は〝キーン〟と言う石らしくない音を奏でると、音も無く砂になって崩れ落ちる。
「…………は?」
呆然とする流……。
「あ、アンタの頬が切れてる。ってアタシのブラが斬れた!?」
「なんがこりゃ!?」
騒然となる夫婦……。
「「「……何が……?」」」
何が起こったのかすら分かっていない夜朔と姉妹……。
そして全員が同時に叫ぶ。
『『『『『なんじゃこりゃああああ!?』』』』』
「なんがコレは!? ガキんちょ! どうなっちょる!?」
「俺もよく分からん……。ただ爺さんから教えてもらった奥義の真似事をしただけだが、そこに美琴の力でこうなったとしか……」
「驚いたねぇ、まさかここまでのモノだとは。これで未完成なんだろう? いや末恐ろしいねぇあの流派は」
「ジジイの流派か?」
「そうが、あれは恐ろしい業だがね」
「あの頃のアタシらは改心してたから対象にはならなかったけど、時代が時代ならその業と戦う事になってかと思うとゾっとするね」
そんなに凄いのかと流も思う。
「そうなのか……実は今だにその流派名を教えてもらって無いんだが、何て名前なんだ?」
「あ~。それはオイ達の口からは言えんが。それに知った所でガキんちょにはまだ名乗れんがね」
「そうさね、アノ流派を名乗れるのは、正当な後継者のみ。坊やが爺さんから完全に受け継いだら名乗れるさ」
「そう言う物か……」
「楽しみにとっておけ。その方が修行に身も入ろうが」
「じゃあその内聞くとするさ。で、どうだった?」
鬼の夫婦は互いの顔を見やり呆れるように言う。
「どうもこうも無いがよ。予想の遥か上を行っているぜよ」
「ああそうさね。ただ完全待ちの業だろう? 使い勝手は悪いね」
「だな。俺も豚王と戦った時、相手が俺の攻撃を、正面から打ち砕くって前提があったから、撃てた業だからな」
「なるほどね、じゃあ今使える全部の業を見せて見な」
「了解だ。じゃあまず三連斬から――」
流は円柱石へ次々と業を放つ。特に太刀魚・改には驚かれたが、概ね鬼の夫婦の予想通りだったようだった。
「なるほどの~。ここまでは業として完成しちょるが」
「ただ実戦経験がまだ足りないから、美琴ちゃんとうまく連携が取れてない感じだね」
「妖力の練り方も甘いがね。ガキんちょ、例えばこんが事出来ちゅうか?」
そう言うと前鬼は妖力を右手に集めると、それを刃の形にし円柱石へと飛ばす。
すると円柱石は真っ二つになり、妖力の刃は消失する。
「「「おお~」」」
見学していた夜朔や姉妹も驚いているようだった。
「いや、俺には無理だな。精々美琴から妖力をもらって、それを体に巡らせて身体強化のような感じだな」
「なるほどの~。ほんじゃあ、まずはソコからやるがね」
「じゃあ呼ぶよ――」
後鬼が黒い穴のような物を空間に開く。するとそこから腹が異様に出た、目が虚ろだが狂暴な声で叫ぶバケモノが出て来る。
☆*:゚♪+。.☆.+**:゚+。☆彡
【あなた様に大感謝♪】
☆*:゚+。.☆.+*♪*:゚+。★彡
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その四阿の大きさが、以前とまるで変っている事に呆然とする。夜朔達が訓練していた物より各段に広く、そして天井が三十メートル程ある巨大な施設になっていた。
「この空間どうなっているんだろうな……正に青天井ってか、ハハハ……」
分かっていた事だが、もう常識って何だろう? と思える程おかしな空間に乾いた笑いしか出ない流だったが、夜朔と姉妹が話しかけて来る事で現実に引き戻される。
「お館様、本日より修業ですな。我らもお供します!」
「妹共々お世話になります」
「こっちこそよろしくな!」
「よ~し、じゃあガキんちょ。今から出す石を斬ってみい」
そう言うと前鬼は石の床の上に、直径一メートル、高さ二メートル程の円柱状の石を出す。
「分かった。危険は無いと思うが、全員横にいてくれ。後ろと前には行かないように」
全員流の指示に従い所定の場所へ行くが、鬼の夫婦のみは流の斜め前にいた。
「おい、危ないぞ?」
「何を言っちょるが。ここからじゃないと見えんがよ」
「アタシ達の事は気にしないでいいから、とっとと斬りな」
「はいよ……」
流は精神集中すると、美琴から妖力をもらう。
そのまま美琴を腰から抜き、正座をしながら美琴を右側に置き、そっと鞘に手を触れる。
さらに高まる妖力。それを何度も美琴と高速にやり取りし、鞘の中に圧縮された妖力で満たし、それが臨界にまで達した時、流は動き出し高速で鞘を後ろへと弾き飛ばす。
「――ジジイ流納刀術! 奥義・陸翔燕斬!!」
右の膝を立てながら、刃に圧縮したとてつもない妖力を使用し、刀身の鋭さを高速で極限まで研ぎすます。
結果、飛ばした鞘から抜け出る刹那に刃先から火花を飛び散らせながら、羽毛の如く軽くなった美琴を円柱石に向けて斜め上部に一閃する。
その刹那、美琴は有り余る妖力を刀身に解放し、そこから天女を召喚させる。
天女は慈愛に満ちた表情で円柱石に触れた途端、石が悲鳴を上げるような音がし、天女は天に帰るかのように飛翔し、クルリと高速ターンすると、手には大鎌を手にし、流が返しの下方への一閃をすると同時に天女も大鎌で斬り付ける。
すると円柱石は〝キーン〟と言う石らしくない音を奏でると、音も無く砂になって崩れ落ちる。
「…………は?」
呆然とする流……。
「あ、アンタの頬が切れてる。ってアタシのブラが斬れた!?」
「なんがこりゃ!?」
騒然となる夫婦……。
「「「……何が……?」」」
何が起こったのかすら分かっていない夜朔と姉妹……。
そして全員が同時に叫ぶ。
『『『『『なんじゃこりゃああああ!?』』』』』
「なんがコレは!? ガキんちょ! どうなっちょる!?」
「俺もよく分からん……。ただ爺さんから教えてもらった奥義の真似事をしただけだが、そこに美琴の力でこうなったとしか……」
「驚いたねぇ、まさかここまでのモノだとは。これで未完成なんだろう? いや末恐ろしいねぇあの流派は」
「ジジイの流派か?」
「そうが、あれは恐ろしい業だがね」
「あの頃のアタシらは改心してたから対象にはならなかったけど、時代が時代ならその業と戦う事になってかと思うとゾっとするね」
そんなに凄いのかと流も思う。
「そうなのか……実は今だにその流派名を教えてもらって無いんだが、何て名前なんだ?」
「あ~。それはオイ達の口からは言えんが。それに知った所でガキんちょにはまだ名乗れんがね」
「そうさね、アノ流派を名乗れるのは、正当な後継者のみ。坊やが爺さんから完全に受け継いだら名乗れるさ」
「そう言う物か……」
「楽しみにとっておけ。その方が修行に身も入ろうが」
「じゃあその内聞くとするさ。で、どうだった?」
鬼の夫婦は互いの顔を見やり呆れるように言う。
「どうもこうも無いがよ。予想の遥か上を行っているぜよ」
「ああそうさね。ただ完全待ちの業だろう? 使い勝手は悪いね」
「だな。俺も豚王と戦った時、相手が俺の攻撃を、正面から打ち砕くって前提があったから、撃てた業だからな」
「なるほどね、じゃあ今使える全部の業を見せて見な」
「了解だ。じゃあまず三連斬から――」
流は円柱石へ次々と業を放つ。特に太刀魚・改には驚かれたが、概ね鬼の夫婦の予想通りだったようだった。
「なるほどの~。ここまでは業として完成しちょるが」
「ただ実戦経験がまだ足りないから、美琴ちゃんとうまく連携が取れてない感じだね」
「妖力の練り方も甘いがね。ガキんちょ、例えばこんが事出来ちゅうか?」
そう言うと前鬼は妖力を右手に集めると、それを刃の形にし円柱石へと飛ばす。
すると円柱石は真っ二つになり、妖力の刃は消失する。
「「「おお~」」」
見学していた夜朔や姉妹も驚いているようだった。
「いや、俺には無理だな。精々美琴から妖力をもらって、それを体に巡らせて身体強化のような感じだな」
「なるほどの~。ほんじゃあ、まずはソコからやるがね」
「じゃあ呼ぶよ――」
後鬼が黒い穴のような物を空間に開く。するとそこから腹が異様に出た、目が虚ろだが狂暴な声で叫ぶバケモノが出て来る。
☆*:゚♪+。.☆.+**:゚+。☆彡
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