クラス転移～俺は異世界で魔王になる～

第1章

第28話

 アレックス達が順調にリザードマンやワイバーン、地竜等を狩っている頃、キリトは岩場の上空を飛んでいた。

｢そろそろだな｣

 『気配察知』を発動させながら飛んでいたキリトはそう言うと魔力を篭めた。その魔力を使い飛ぶ速度を上げた。目的対象がいる岩場の奥地へと向った。キリト程の実力者なら地形を破壊しながら突っ切ることが出来るがそれだと狩場として利用することが出来なくなってしまう。それにギルトにまた、調査の依頼と称して事情聴取を行われてしまうのが面倒だからと言うのが本当の理由である。

｢よし！ここの真下だな｣

 目的地についたキリトは地面に着地し、真下にある地面を見つめそう呟くと魔力を溜めた。その魔力を右手に圧縮し地面に向けて放った。ちなみにキリトが溜めた魔力はアレックスとレイ、マレリーの魔力を足してもお釣りがくるほど膨大であり生身の人間が受ければいくら魔力であろうと塵と化してしまうであろう。それほど膨大な魔力を放ったキリトは地面を見つめた。すると突然、小刻に地面が揺れ始めと思ったら、その後すぐ大きく地面が揺れ、地面から黒く艶のある鱗が美しい龍種が現れた。イメージ的にはモン〇ンに出てくる黒レ〇アを想像していただければわかりやすいであろう。

｢ガァアアァァアァァ！！｣

 眠りを妨げられ、激怒ぷんぷん丸の御様子の黒〇イア、キリトはそれを見るなり威圧を放った。が、黒レ〇アは、それに怯まずキリトに襲いかかってきた。

｢.........いいぞ、いいぞ！！そうこなくっちゃなぁ！！｣

いつも以上にテンションが高いキリトに黒レイ〇は火炎ブレスを吐いてきた。赤や青の炎とは違い、黒の火炎ブレスは岩をドロドロに溶かしながらキリトを襲った。それをキリトは魔力を物質化させ創った壁で防いだ。それを予測していたのか、火炎ブレスの影に隠れていたクレア(略すのが面倒になっので省略)がキリトに接近し尻尾の薙ぎ払い、爪での引っかき、噛み付き、サマーソルト等の攻撃を高速で行っていたがキリトはその全てを受け流し全くの無傷であった。

｢火力も上々、威勢もある。これは決定だな。もう少し遊びたいけど｣

 そう言うとキリト始まったばかりの戦闘を強制的に終わらしに入った。
 まず、瞬時にクレアの懐に入り魔力で創った縄で縛り上げた。流石にクレアももがき暴れ縄から抜け出そうとするがキリトが創った縄は、高濃度の魔力が込められており抜け出せない。それに追い打ちを掛けるようにキリトは、闇属性魔法で創った影の檻の中に入れられキリトの影の中に消えていった。

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今回も読んで頂きありがとうございました！！何か〇が多く出過ぎた回でしたね今回は(笑)ちょっと著作権的にはアウトかな？セーフかな？と思いながら書いてました。さて！次回ですが明後日の更新です！！たぶん！！学校が始まって忙しくなってきたので予定は未定のような感じですが出来るだけ更新予定は変えないように頑張って行きたいと思いますので宜しくお願いしますm(_ _)m