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腕試し編ートバルの街ー
65話 ニアと街デート(1)
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スズランと少し打ち解けたと感じたている夏希。
宿屋での朝、夏希は朝食後、部屋でまったりしている。(今日は、アスザックの朝攻撃は無かった。ちょっとだけ寂しいな。Mじゃ無いよ?)
今日はどうするかな?
2日連続で討伐依頼したから今日はお休みだな。街をブラブラしてみるかな?
ついでにアイテムボックスの野菜をどうにかしようかな?商業ギルドに売りに行く?でもまだアイテムボックスを解禁してないからな…お金は討伐で問題無く稼げてるから焦る必要は無いんだよな~。
村の野菜は美味しいしな。スズランにも食べさせてみるかな?
「スズラン~、起きてる?スズちゃ~ん。もう朝だよ。ス・ズ・ラ・ンー!」
「うっさいのじゃ!」
影から幼女の影が出てくる…(座布団1枚!)
「これ、俺の村の野菜なんだ。旨いぞ、食べて!」
夏希はキュウリを出した。あるものと一緒に。
「野菜……いらんのじゃ」
影に戻ろうとするスズランを捕まえる夏希。
「これ付けて食ってみろよ」
そう言いながらキュウリにあるものを付けてスズランの口に突っ込んだ。
「うぐっ、おばえばいぎなり……ムシャムシャ…」
スズランは文句を言っていたが、突っ込まれたキュウリを食べ始めた。
「お?これは旨いのじゃ!この白いのが酸味があってまろやかでクセになる味なのじゃ」
スズランは今度は自ら食べ始めた。ボリボリと…
今ここに新たなマヨラーが誕生した瞬間だった。
「これな、マヨネーズって言うんだ。旨いだろ?」
スズランは一心不乱に食べている。
「このマヨネーズとやらを大量に出せ!影にあるツマミにも合いそうなのじゃ。それとキュウリも出すのじゃ!」
夏希はおのれの行いを悔やんだ。(マヨネーズを大量購入しないと…)
スズランは夏希が出した大量のマヨネーズとキュウリをスズランに渡すのであった。
はぁ、失敗した…夏希が項垂れて居るとスズランが影から顔だけ出して言った。
「ビールとツマミも追加で影に入れとくのじゃ」
これ、ネットの使用限度金額上げないと不味いな…このままではスズラン専用になりそうだ。
そんな一幕を終え夏希は街に繰り出した。
「ふんふんふふーん、ふふふーん」
夏希は意味不明な鼻唄を歌いながら街を練り歩く。
街は朝から賑やかだ。屋台で朝御飯を食べている人達、道ばたで世間話をしている奥さん達、鬼ごっこをしている子供達、お店で野菜を選んでいるニア。
「ん?ニア?」
「あれ?夏希さんが居るにゃ。おはようにゃ」
夏希に気が付いたニアは、買い物を止めてコッチに向かって歩いて来た。
夏希は歩いてくるニアを見る。身長は170cmはありそうでスタイルは細身だ。ただ、出るところは出ている。髪は綺麗な水色で肩下ぐらいまである。
顔はキリッとした目と鼻筋が通った美人さんだ。(言葉使いが「にゃ」なので可愛い系と感じていたが、よく見ると美女系だ)今日は制服と違ってスポーティーなズボンとラフな上着でニアによく似合っている。
「ニア、おはよう。朝早くから買い物か?俺は今日は休みにしたんだ」
「そうにゃ。私は家の食材を買いにきたにゃ。ギルド休みでも忙しいにゃ。夏希さんはどこに行くにゃ?」
んー、これといって決まって無いしな…ニアに付いて行ってみるかな?(デートみたいだしな!)
「特に決まってないかな。なぁ、ニアに付いて行ってもいいか?荷物持つしデートだな!」
「デ、デートにゃ?」
ニアは俺の顔を見て真っ赤になっている。(可愛いな、おい!)
「ああ、買い物デートだ!どこでもお供しますよ、お嬢さん」
ちょっと自分で言ってても引くな…
夏希とニアは買い物デートをする事になったのであった。
宿屋での朝、夏希は朝食後、部屋でまったりしている。(今日は、アスザックの朝攻撃は無かった。ちょっとだけ寂しいな。Mじゃ無いよ?)
今日はどうするかな?
2日連続で討伐依頼したから今日はお休みだな。街をブラブラしてみるかな?
ついでにアイテムボックスの野菜をどうにかしようかな?商業ギルドに売りに行く?でもまだアイテムボックスを解禁してないからな…お金は討伐で問題無く稼げてるから焦る必要は無いんだよな~。
村の野菜は美味しいしな。スズランにも食べさせてみるかな?
「スズラン~、起きてる?スズちゃ~ん。もう朝だよ。ス・ズ・ラ・ンー!」
「うっさいのじゃ!」
影から幼女の影が出てくる…(座布団1枚!)
「これ、俺の村の野菜なんだ。旨いぞ、食べて!」
夏希はキュウリを出した。あるものと一緒に。
「野菜……いらんのじゃ」
影に戻ろうとするスズランを捕まえる夏希。
「これ付けて食ってみろよ」
そう言いながらキュウリにあるものを付けてスズランの口に突っ込んだ。
「うぐっ、おばえばいぎなり……ムシャムシャ…」
スズランは文句を言っていたが、突っ込まれたキュウリを食べ始めた。
「お?これは旨いのじゃ!この白いのが酸味があってまろやかでクセになる味なのじゃ」
スズランは今度は自ら食べ始めた。ボリボリと…
今ここに新たなマヨラーが誕生した瞬間だった。
「これな、マヨネーズって言うんだ。旨いだろ?」
スズランは一心不乱に食べている。
「このマヨネーズとやらを大量に出せ!影にあるツマミにも合いそうなのじゃ。それとキュウリも出すのじゃ!」
夏希はおのれの行いを悔やんだ。(マヨネーズを大量購入しないと…)
スズランは夏希が出した大量のマヨネーズとキュウリをスズランに渡すのであった。
はぁ、失敗した…夏希が項垂れて居るとスズランが影から顔だけ出して言った。
「ビールとツマミも追加で影に入れとくのじゃ」
これ、ネットの使用限度金額上げないと不味いな…このままではスズラン専用になりそうだ。
そんな一幕を終え夏希は街に繰り出した。
「ふんふんふふーん、ふふふーん」
夏希は意味不明な鼻唄を歌いながら街を練り歩く。
街は朝から賑やかだ。屋台で朝御飯を食べている人達、道ばたで世間話をしている奥さん達、鬼ごっこをしている子供達、お店で野菜を選んでいるニア。
「ん?ニア?」
「あれ?夏希さんが居るにゃ。おはようにゃ」
夏希に気が付いたニアは、買い物を止めてコッチに向かって歩いて来た。
夏希は歩いてくるニアを見る。身長は170cmはありそうでスタイルは細身だ。ただ、出るところは出ている。髪は綺麗な水色で肩下ぐらいまである。
顔はキリッとした目と鼻筋が通った美人さんだ。(言葉使いが「にゃ」なので可愛い系と感じていたが、よく見ると美女系だ)今日は制服と違ってスポーティーなズボンとラフな上着でニアによく似合っている。
「ニア、おはよう。朝早くから買い物か?俺は今日は休みにしたんだ」
「そうにゃ。私は家の食材を買いにきたにゃ。ギルド休みでも忙しいにゃ。夏希さんはどこに行くにゃ?」
んー、これといって決まって無いしな…ニアに付いて行ってみるかな?(デートみたいだしな!)
「特に決まってないかな。なぁ、ニアに付いて行ってもいいか?荷物持つしデートだな!」
「デ、デートにゃ?」
ニアは俺の顔を見て真っ赤になっている。(可愛いな、おい!)
「ああ、買い物デートだ!どこでもお供しますよ、お嬢さん」
ちょっと自分で言ってても引くな…
夏希とニアは買い物デートをする事になったのであった。
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