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獣人村編
12話 獣人村での1日目
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ラグ家にお世話になることになった夏希。
朝、知らない天井を見ながら思う…
ああっ、定番の「知らない天井だ…」って言うの忘れてた…もう一度寝るか?(まぁ、そこまでこだわりはないけどな!)
昨日は楽しかったな。サーラさん素敵だし、アンナちゃん可愛いし、ラグは…まぁいいヤツだ。
まだ皆、起きてないな。今のうちに、やることやっとこうかな。
まずは皆にメールだな。(天使はいいかな)
内容はと… 隣の国アスディール帝国の獣人の村でお世話になっている事。近く高速馬車でバルバドス王国へ向かうこ事。1ヶ月位は掛かりそうな事。あとは…まぁこれだけでいいか。(はい、完了ポチっとな)
次はネットスキルでお菓子出しとくかな。(違う種類もアリだな)アンナちゃんから催促ありそうだしね。
ネットを立ち上げて確認するが、なにも代わり映えはないな。(レベルも上げてないしな)
ネット画面にはレベル表記がある。(当然レベル1だ)自身のレベル上げと何らかの制約を解除する必要がある。何をすれば制約解除出来るのかな?
取り敢えずは、お菓子を見るか。この間、検索したサイトを見てみると結構種類かあるな。(どれどれ?)
すもも・きな粉もち・タラタラなんとか・ソーストンカツ・パラソルチョコ・渦巻きキャンディ・etc…
大体、単価50円だな。1日上限額が1000円だから20個買えるな。おっと、残金が少ないな。銀貨を1枚チャージしてみる。(残金1000円増えたな。思った通りの貨幣価値だったな)
うま◯棒はあと4個あるからパラソルチョコと渦巻きキャンディを10個ずつ購入してアイテムボックスに入れておいた。
今日はどうするかな?馬車は明日だけど、このまま出発して大丈夫かな?なにも準備出来てないしレベルも上げてない。
この先いい人ばかりに当たるとは思えないし、魔物や悪者に襲われたら死ぬ未来が見える。ラグにお願いしてもう少しお世話になるかな?(ラグに相談だな!)
外に出て体を動かす夏希。
うん、動きはいいな。魔法はあるが体術か剣術どちらか出来た方がいいだろうな。ラグ、教えてくれないかな?(お!ラグが出て来たな)
「おはよう、夏希早いな。訓練か?」
「ラグ、おはよう。うん、体動かしてるんだけどな。なぁラグ、体術か剣術教えて貰えないか?実は素人なんだ」
「そうか?体の動きは悪くないぞ。教えるとしたら剣術になるな。何か他に出来ることは無いのか?」
「水魔法は使える。ただ、近接戦闘が出来た方がいいかなと思ってね」
「いいぞ。仕事前の朝と仕事が終わった後に教えてやる。でも馬車は明日だよな?」
「それも相談なんだが…このまま出発しても戦闘面が心配なんだ。戦闘したこと無いから…」
「まぢか!そりゃあ不安になるわな。因みに、レベルはいくつになるんだ?」
「ぃ、ぃ◯かな?」
「は?聞こえんぞ、声が小さいわ!」
「いちです!」
「…………子供でも、レベル6はあるぞ。お前、何歳なんだ?それに知識についてもなんか変だしな。なんか隠してないか?」
うん、変だよね。自分でもそう思う。ラグは、いいヤツだし全てぶちまけてみるか!その後、サーラさんも交えて今までの事を全て話した。
「そう言うことか。過去にも迷い人はいたらしい。詳しい事は知らないが、魔王が敵対していた時代に突如現れて獣人や人族を仲間にして討伐したらしいぞ。バルバドス王国の初代国王が、たしかその迷い人だったはずだ」
「そうなんだ。私達は特に何かしろとは言われてないし天使の気まぐれみたいな物だからな」
「まぁいい。それなら出発を遅らせろ。鍛えてやる」
「いいのか?助かる。お世話になる間は何でもするから言ってくれ。サーラさんも遠慮無しに、こき使ってください」
「ふふふ、気にしなくても大丈夫ですよ。アンナも喜ぶと思うわ」
「お世話になります。サーラさん!」
「いや、俺に言えよ… 」
朝、知らない天井を見ながら思う…
ああっ、定番の「知らない天井だ…」って言うの忘れてた…もう一度寝るか?(まぁ、そこまでこだわりはないけどな!)
昨日は楽しかったな。サーラさん素敵だし、アンナちゃん可愛いし、ラグは…まぁいいヤツだ。
まだ皆、起きてないな。今のうちに、やることやっとこうかな。
まずは皆にメールだな。(天使はいいかな)
内容はと… 隣の国アスディール帝国の獣人の村でお世話になっている事。近く高速馬車でバルバドス王国へ向かうこ事。1ヶ月位は掛かりそうな事。あとは…まぁこれだけでいいか。(はい、完了ポチっとな)
次はネットスキルでお菓子出しとくかな。(違う種類もアリだな)アンナちゃんから催促ありそうだしね。
ネットを立ち上げて確認するが、なにも代わり映えはないな。(レベルも上げてないしな)
ネット画面にはレベル表記がある。(当然レベル1だ)自身のレベル上げと何らかの制約を解除する必要がある。何をすれば制約解除出来るのかな?
取り敢えずは、お菓子を見るか。この間、検索したサイトを見てみると結構種類かあるな。(どれどれ?)
すもも・きな粉もち・タラタラなんとか・ソーストンカツ・パラソルチョコ・渦巻きキャンディ・etc…
大体、単価50円だな。1日上限額が1000円だから20個買えるな。おっと、残金が少ないな。銀貨を1枚チャージしてみる。(残金1000円増えたな。思った通りの貨幣価値だったな)
うま◯棒はあと4個あるからパラソルチョコと渦巻きキャンディを10個ずつ購入してアイテムボックスに入れておいた。
今日はどうするかな?馬車は明日だけど、このまま出発して大丈夫かな?なにも準備出来てないしレベルも上げてない。
この先いい人ばかりに当たるとは思えないし、魔物や悪者に襲われたら死ぬ未来が見える。ラグにお願いしてもう少しお世話になるかな?(ラグに相談だな!)
外に出て体を動かす夏希。
うん、動きはいいな。魔法はあるが体術か剣術どちらか出来た方がいいだろうな。ラグ、教えてくれないかな?(お!ラグが出て来たな)
「おはよう、夏希早いな。訓練か?」
「ラグ、おはよう。うん、体動かしてるんだけどな。なぁラグ、体術か剣術教えて貰えないか?実は素人なんだ」
「そうか?体の動きは悪くないぞ。教えるとしたら剣術になるな。何か他に出来ることは無いのか?」
「水魔法は使える。ただ、近接戦闘が出来た方がいいかなと思ってね」
「いいぞ。仕事前の朝と仕事が終わった後に教えてやる。でも馬車は明日だよな?」
「それも相談なんだが…このまま出発しても戦闘面が心配なんだ。戦闘したこと無いから…」
「まぢか!そりゃあ不安になるわな。因みに、レベルはいくつになるんだ?」
「ぃ、ぃ◯かな?」
「は?聞こえんぞ、声が小さいわ!」
「いちです!」
「…………子供でも、レベル6はあるぞ。お前、何歳なんだ?それに知識についてもなんか変だしな。なんか隠してないか?」
うん、変だよね。自分でもそう思う。ラグは、いいヤツだし全てぶちまけてみるか!その後、サーラさんも交えて今までの事を全て話した。
「そう言うことか。過去にも迷い人はいたらしい。詳しい事は知らないが、魔王が敵対していた時代に突如現れて獣人や人族を仲間にして討伐したらしいぞ。バルバドス王国の初代国王が、たしかその迷い人だったはずだ」
「そうなんだ。私達は特に何かしろとは言われてないし天使の気まぐれみたいな物だからな」
「まぁいい。それなら出発を遅らせろ。鍛えてやる」
「いいのか?助かる。お世話になる間は何でもするから言ってくれ。サーラさんも遠慮無しに、こき使ってください」
「ふふふ、気にしなくても大丈夫ですよ。アンナも喜ぶと思うわ」
「お世話になります。サーラさん!」
「いや、俺に言えよ… 」
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