その令嬢は兵器である

貴族の子女だけを集めた舞踏会。

その場で王太子は婚約破棄を宣言した。
傍らに、婚約者令嬢の従妹を侍らせて。

婚約者は首を傾げる。
婚約の破棄などしてもよいのかと。

王太子と従妹は薄ら笑いを浮かべている。
彼らは愚かな事をしたことに、気づかずに。

※若干のR表現
※タイトル【凶器】→【兵器】に変更しました。
※ちょこちょこ内容変更しまくってすいません…。
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