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10月24日(夜)
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幼馴染の亜紀はどさくさに紛れて泊まらせようとしてくる
夜
いつものように亜紀の家で金曜日だからと多めに出された宿題を2人で片付けて、そろそろ帰ろうかとカバンに教科書やノートをしまっているとあたしの携帯がなった。
「ん?」
携帯を確認すると凪沙からだった。どうやら週明けに迫った球技大会の練習を最後の追い込みとして明日土曜日に一緒にやらないかというお誘いみたいだ。特に用事はないが学校の行事なのに土曜日にバレーの練習を集まってまでやる必要があるのだろうか……
「どうしたの?」
机の向かいに座っていた亜紀が携帯をみたまま動かないあたしに聞いてきた。
「凪沙から明日バレーの練習しないかってメッセージがきてさ」
「休みの日に?」
「なんか妙に気合い入ってるよな。去年はここまでしてなかったのに」
亜紀が自分の携帯をカバンから取り出した。メッセージを確認しているんだろう。
静かに携帯を机に置いてあたしを見つめてきた。
「2人で?」
「え?」
「凪沙さんと2人で練習するの?」
「え!?亜紀の方にきてないの!?」
あたしは携帯をみた。確かに個人メッセージで届いていて亜紀と凪沙とあたしのグループメッセージではなかった。
「いや、バレーを2人で練習って…」
「でも、凪沙さん。ちさきと2人っきりで練習したいのかも」
机の向かいに座っていた亜紀があたしの隣まで静かに移動してきて、あたしの持っていた携帯を横から覗き込んでくる。
「なんて返事するの?」
「特に用事もないから行ってもいいかなとは思ってるけど…」
「どこで練習するの?」
「多分公園とかじゃない?」
「何時から練習するの?」
「それは返信しないとわからないかな」
「2人っきりで?」
質問してくるたびにじわじわとこっちに寄ってくるからいつの間にかあたしは壁と亜紀に挟まれていた。
「な、凪沙に聞いてみるからちょっと待って」
メガネのレンズ越しに見える亜紀の瞳は黒く濁って見えた。亜紀が片手を伸ばして壁に手をついた。完全に亜紀と壁に挟まれた。これがいわゆる『壁ドン』っていうやつか!って思ったけど、ドンはしてないから『壁トン』だな。
漫画とかでよくあるあれだ。でも、これのどこが胸ときめくんだよ!なんだか怖いよ!キュンキュンじゃなくてドキドキしちゃうじゃん!あ、ドキドキも別に胸ときめく方のドキドキじゃなくて体が恐怖に震える方のドキドキだから!
あたしは急いで凪沙に返信をする。
(ちさき)『練習は行けるけど他のみんなは誘ったの?』
(凪沙)『みんな誘ってるよぉ。でも仲良し3人組は山野さんしか来れないみたい』
(ちさき)『え!?凪沙。亜紀に連絡した?』
(凪沙)『したよ。グループメッセージに送ったでしょ?』
(凪沙)『ごめん。間違えて個人メッセージ送ってた』
(ちさき)『人騒がせなんだよ!間違えるタイミング間違えるな!』
(凪沙)『え!?なんかごめんね!?』
(ちさき)『いや、ごめん。八つ当たりした』
(凪沙)『でも、亜紀ちゃんに連絡してないのよく気づいたね?もしかして一緒にいるの?』
(ちさき)『場所と時間送っておいて!!』
携帯から顔を上げると一緒に画面を見ていた亜紀と目が合った。
凪沙から場所と時間のメッセージが再度届いた。それと同時に亜紀の携帯も鳴って、今度はちゃんとグループメッセージの方に送ってきたみたいだ。
「ほ、ほら!凪沙が間違えただけだってさ!2人じゃないよ!」
携帯を亜紀に見せつけながら叫ぶ。
いまだに黒く濁ったレンズ越しの瞳があたしをジッと見つめてくる。こんなに無言で見つめ合うのは今までなかったかもしれない。顔が熱くなってドキドキする。きっと何を考えてるのかわからない幼馴染に恐怖してるからに違いない。
亜紀がクスッと笑った。
「わかってるよ。凪沙さんがちさきだけ誘って私を仲間外れにするような事をする人じゃないし」
「か、か…からかってたのか!!」
亜紀が耐えきれずに声に出して笑い出した。
「ククッ。だって、ちさきが私に怯えてる表情が可愛くて」
「怯えてない!なんであたしが亜紀に怯えなきゃいけないんだよ!」
「本当に?」
亜紀がグッと顔を近づけてきた。よく見ると亜紀の耳が赤くなっている。
近づいてきた亜紀に視線を逸らして、肩を手で押しのけ亜紀と壁に挟まれたあたしを解放させる。
「だから怯えてないって…あたしもう帰らないと…」
解放されたあたしが隙間から抜け出そすように立ちあがろうとすると――ドンっ――
また亜紀と壁に挟まれた。
今度はドンと壁に両手をついた亜紀はあたしの携帯を上から覗き込むようにしてくる。
これが正真正銘の壁ドンってやつか!!でも亜紀はあたしじゃなくて携帯をみている……
それに壁に両手をついてあたしを挟んだせいで逃げられない!
「それで何時からなの?」
「え!?」
両手で壁ドンして退路を塞がれたあたしに聞いてくるのが時間って何だ!?わざわざ壁ドンしてくる意味ある!?そもそも自分の携帯で確認したらいいんじゃないかな!?
「明日。何時から練習するの?」
「えっと、九時から公園で練習するみたいだけど…」
そっか。と何か考えているらしい亜紀だけど、近いな。おでこがくっつきそうなくらい近い。
退路を絶たれ囚人のように亜紀の次の判決の言葉を待つ。あたし何も悪いことしてないのに何で犯罪者みたいになってんだ?
「明日朝早いし、今日泊まりでいいよね?」
亜紀が顔を上げて目が合った。
判決を下されたあたしは控訴せず受け入れた。
いや、あたし何も悪いことしてないからね!?!?
夜
いつものように亜紀の家で金曜日だからと多めに出された宿題を2人で片付けて、そろそろ帰ろうかとカバンに教科書やノートをしまっているとあたしの携帯がなった。
「ん?」
携帯を確認すると凪沙からだった。どうやら週明けに迫った球技大会の練習を最後の追い込みとして明日土曜日に一緒にやらないかというお誘いみたいだ。特に用事はないが学校の行事なのに土曜日にバレーの練習を集まってまでやる必要があるのだろうか……
「どうしたの?」
机の向かいに座っていた亜紀が携帯をみたまま動かないあたしに聞いてきた。
「凪沙から明日バレーの練習しないかってメッセージがきてさ」
「休みの日に?」
「なんか妙に気合い入ってるよな。去年はここまでしてなかったのに」
亜紀が自分の携帯をカバンから取り出した。メッセージを確認しているんだろう。
静かに携帯を机に置いてあたしを見つめてきた。
「2人で?」
「え?」
「凪沙さんと2人で練習するの?」
「え!?亜紀の方にきてないの!?」
あたしは携帯をみた。確かに個人メッセージで届いていて亜紀と凪沙とあたしのグループメッセージではなかった。
「いや、バレーを2人で練習って…」
「でも、凪沙さん。ちさきと2人っきりで練習したいのかも」
机の向かいに座っていた亜紀があたしの隣まで静かに移動してきて、あたしの持っていた携帯を横から覗き込んでくる。
「なんて返事するの?」
「特に用事もないから行ってもいいかなとは思ってるけど…」
「どこで練習するの?」
「多分公園とかじゃない?」
「何時から練習するの?」
「それは返信しないとわからないかな」
「2人っきりで?」
質問してくるたびにじわじわとこっちに寄ってくるからいつの間にかあたしは壁と亜紀に挟まれていた。
「な、凪沙に聞いてみるからちょっと待って」
メガネのレンズ越しに見える亜紀の瞳は黒く濁って見えた。亜紀が片手を伸ばして壁に手をついた。完全に亜紀と壁に挟まれた。これがいわゆる『壁ドン』っていうやつか!って思ったけど、ドンはしてないから『壁トン』だな。
漫画とかでよくあるあれだ。でも、これのどこが胸ときめくんだよ!なんだか怖いよ!キュンキュンじゃなくてドキドキしちゃうじゃん!あ、ドキドキも別に胸ときめく方のドキドキじゃなくて体が恐怖に震える方のドキドキだから!
あたしは急いで凪沙に返信をする。
(ちさき)『練習は行けるけど他のみんなは誘ったの?』
(凪沙)『みんな誘ってるよぉ。でも仲良し3人組は山野さんしか来れないみたい』
(ちさき)『え!?凪沙。亜紀に連絡した?』
(凪沙)『したよ。グループメッセージに送ったでしょ?』
(凪沙)『ごめん。間違えて個人メッセージ送ってた』
(ちさき)『人騒がせなんだよ!間違えるタイミング間違えるな!』
(凪沙)『え!?なんかごめんね!?』
(ちさき)『いや、ごめん。八つ当たりした』
(凪沙)『でも、亜紀ちゃんに連絡してないのよく気づいたね?もしかして一緒にいるの?』
(ちさき)『場所と時間送っておいて!!』
携帯から顔を上げると一緒に画面を見ていた亜紀と目が合った。
凪沙から場所と時間のメッセージが再度届いた。それと同時に亜紀の携帯も鳴って、今度はちゃんとグループメッセージの方に送ってきたみたいだ。
「ほ、ほら!凪沙が間違えただけだってさ!2人じゃないよ!」
携帯を亜紀に見せつけながら叫ぶ。
いまだに黒く濁ったレンズ越しの瞳があたしをジッと見つめてくる。こんなに無言で見つめ合うのは今までなかったかもしれない。顔が熱くなってドキドキする。きっと何を考えてるのかわからない幼馴染に恐怖してるからに違いない。
亜紀がクスッと笑った。
「わかってるよ。凪沙さんがちさきだけ誘って私を仲間外れにするような事をする人じゃないし」
「か、か…からかってたのか!!」
亜紀が耐えきれずに声に出して笑い出した。
「ククッ。だって、ちさきが私に怯えてる表情が可愛くて」
「怯えてない!なんであたしが亜紀に怯えなきゃいけないんだよ!」
「本当に?」
亜紀がグッと顔を近づけてきた。よく見ると亜紀の耳が赤くなっている。
近づいてきた亜紀に視線を逸らして、肩を手で押しのけ亜紀と壁に挟まれたあたしを解放させる。
「だから怯えてないって…あたしもう帰らないと…」
解放されたあたしが隙間から抜け出そすように立ちあがろうとすると――ドンっ――
また亜紀と壁に挟まれた。
今度はドンと壁に両手をついた亜紀はあたしの携帯を上から覗き込むようにしてくる。
これが正真正銘の壁ドンってやつか!!でも亜紀はあたしじゃなくて携帯をみている……
それに壁に両手をついてあたしを挟んだせいで逃げられない!
「それで何時からなの?」
「え!?」
両手で壁ドンして退路を塞がれたあたしに聞いてくるのが時間って何だ!?わざわざ壁ドンしてくる意味ある!?そもそも自分の携帯で確認したらいいんじゃないかな!?
「明日。何時から練習するの?」
「えっと、九時から公園で練習するみたいだけど…」
そっか。と何か考えているらしい亜紀だけど、近いな。おでこがくっつきそうなくらい近い。
退路を絶たれ囚人のように亜紀の次の判決の言葉を待つ。あたし何も悪いことしてないのに何で犯罪者みたいになってんだ?
「明日朝早いし、今日泊まりでいいよね?」
亜紀が顔を上げて目が合った。
判決を下されたあたしは控訴せず受け入れた。
いや、あたし何も悪いことしてないからね!?!?
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