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第一章 異世界魔法少女
第十二話 力の代償
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「メグリン様、治療のお時間です」
メープルと別れた俺達は脱衣所から出ると、アレイスターが数人の村人を連れて近づいてくる。村人は子供から大人まで、性別と年齢層はかなりバラバラだ。
「あっ! もうそんな時間かぁ。ごめんね~」
メグリンはアレイスターたちに謝る。治療の時間? メグリンはどこか悪いのだろうか。
「メグリン様、頼んます……腰が痛とうて痛とうて……」
一番手前に居た老婆が、腰をさすりながらメグリンの目の前に立つ。
「うんっ、まかせてねぇ」
メグリンはニッコリと笑うと、老婆の腰に手を当てる。その手がポッと光ったかと思うと、老婆の表情が見る見るうちに和らいでいった。
「ありがとうごぜぇます……ありがとうごぜぇます……このお礼は必ず……」
両手を合わせて、メグリンにぺこぺこと頭を下げる老婆。
「いいよいいよおばあちゃん~。私達、魔法少女もおばあちゃんたち皆にお世話になってるから、お互い様なんだから♪」
メグリンはほんわかと笑うと、去っていく老婆に手を振った。
「メグリンお姉ちゃん、次は俺!」
そう言って鼻水を垂らしながら、十歳くらいの男の子がメグリンの前に立つ。右足の膝小僧を擦り剥いていて、少し痛そうだ……まあ、唾をつければ治るレベルではあるのだが……。
「う~ん、これぐらいの怪我なら自分の力で治した方がいいよぉ……」
その怪我の具合を見て、メグリンが困った顔をして言う。しかし鼻垂れ小僧はーー
「いやだいやだ! 今日治さないと明日の戦いごっこで勝てなくなるかもしれないんだもん!」
首を激しく横に振ってその場を動こうとしない。
「うーん……しょうがないなぁ。今回だけだよ~?」
「うん!」
メグリンの言葉に元気に頷く鼻垂れ小僧。
「メグリン様」
「魔法少女様」
「メグリン!メグリン!」
いつのまにやら俺達の回りには村人が集まり、ちょっとしたお祭り騒ぎになっていた。
「あ、あのっ……」
今にも人波に飲まれそうになりながら、一人の小さなおさげの女の子がメグリンに助けを求めるような視線を送る。
『にゃぁ……』
その華奢な両腕には、小さな子猫に似た動物が抱えられていた。傷だらけのその姿は、素人目の俺から見ても瀕死に近い状態であることがわかる。
「嬢ちゃん! 後ろがつかえてんだ! そんな子猫一匹後回しでいいだろ!」
「きゃっ!?」
後ろから現れた腕に包帯を巻いた男におさげの女の子は突き飛ばされる。
『にゃぁぉ……』
女の子の手から離れた子猫に似た動物は、弱々しく地面に転がると動かなくなった。
「メグリン様! オレを! オレを見てくれよ!」
包帯が巻かれた腕を振り上げる男。俺は怒りで腸が煮えくり返りそうだった。
「おい! あんたーー」
「…………」
しかしメグリンはふんわりとした笑みを浮かべたまま、男に詰め寄ろうとした俺を制止する。
「よしよ~し♪ 大丈夫だからね~」
『にゃ…………』
地面に転がる子猫に手を当てると魔法を発動させ、おさげの女の子の手に優しく子猫を乗せた。
「はい、これでもう大丈夫だよぉ♪」
「あ、ありがとうおねえちゃん!」
おさげの女の子は目を輝かせると、一度子猫に頬擦りをしてペコリとお辞儀をしてその場を去る。
「ちぇっ……」
それを面白くなさそうに見ていた男は居ずらくなったのだろう、地面に唾を吐くとそのまま人混みから立ち去ろうとする。
「こらこらぁ♪ その怪我はちゃんと治療しないといけないよ~」
メグリンは人混みを抜けると、ふんわり微笑みながら男の包帯を巻いた手に自分の手を当てて、魔法を発動する。
「め、メグリン様……?」
「今度から、ちゃんと優しくしてあげてね♪」
驚いた表情で自分を見上げる男に微笑むと、メグリンは再び俺がいる人混みの中へ戻ってきた。
「はいはーい! 皆、治療再開だよぉ」
そう言って何事もなく村人の治療に戻るメグリンを見て、この子には逆立ちしたってかてっこないな、と俺は思ってしまう。
やっぱりメグリンは、俺が出会った中で最高の魔法少女だ。
「おおー! 魔法少女様! ここにおられましたか!」
しばらくメグリンが治療をしていると、人波を割って、立派な身なりをした小太りの男が現れるとガッシリと両手で俺の手を握ってきた。
「え?! 誰!?」
あまりに突然の事に俺は慌てふためく。
「この村の村長さんだよ~」
そんな俺を見て、村人の治療をしながらメグリンが小太りの男を紹介してきた。
「ど、どうも……ロンロンって言います……」
とりあえず俺も自己紹介。てかこの名前で名乗るのすっげえ恥ずかしいんだが……。
「おお、よろしくお願い申し上げます! ささ、ロンロン様はこちらへ。お食事の準備が整っておりますので……」
「いや、でもまだメグリンが……」
俺の手を取り、どこかへ連れていこうとする村長に戸惑いの声をあげ、俺はメグリンの方を見た。
「大丈夫だよロンロン~♪ 私も皆の治療が終わったらすぐいくからぁ」
そう言って、俺にヒラヒラと手をふるメグリン。
「わ、分かった。待ってるからな?」
「了解だよぉ♪」
「さささ、ロンロン様、此方へ……」
ほんわかと笑うメグリンを見ながら、俺は村長に引かれていった。
メープルと別れた俺達は脱衣所から出ると、アレイスターが数人の村人を連れて近づいてくる。村人は子供から大人まで、性別と年齢層はかなりバラバラだ。
「あっ! もうそんな時間かぁ。ごめんね~」
メグリンはアレイスターたちに謝る。治療の時間? メグリンはどこか悪いのだろうか。
「メグリン様、頼んます……腰が痛とうて痛とうて……」
一番手前に居た老婆が、腰をさすりながらメグリンの目の前に立つ。
「うんっ、まかせてねぇ」
メグリンはニッコリと笑うと、老婆の腰に手を当てる。その手がポッと光ったかと思うと、老婆の表情が見る見るうちに和らいでいった。
「ありがとうごぜぇます……ありがとうごぜぇます……このお礼は必ず……」
両手を合わせて、メグリンにぺこぺこと頭を下げる老婆。
「いいよいいよおばあちゃん~。私達、魔法少女もおばあちゃんたち皆にお世話になってるから、お互い様なんだから♪」
メグリンはほんわかと笑うと、去っていく老婆に手を振った。
「メグリンお姉ちゃん、次は俺!」
そう言って鼻水を垂らしながら、十歳くらいの男の子がメグリンの前に立つ。右足の膝小僧を擦り剥いていて、少し痛そうだ……まあ、唾をつければ治るレベルではあるのだが……。
「う~ん、これぐらいの怪我なら自分の力で治した方がいいよぉ……」
その怪我の具合を見て、メグリンが困った顔をして言う。しかし鼻垂れ小僧はーー
「いやだいやだ! 今日治さないと明日の戦いごっこで勝てなくなるかもしれないんだもん!」
首を激しく横に振ってその場を動こうとしない。
「うーん……しょうがないなぁ。今回だけだよ~?」
「うん!」
メグリンの言葉に元気に頷く鼻垂れ小僧。
「メグリン様」
「魔法少女様」
「メグリン!メグリン!」
いつのまにやら俺達の回りには村人が集まり、ちょっとしたお祭り騒ぎになっていた。
「あ、あのっ……」
今にも人波に飲まれそうになりながら、一人の小さなおさげの女の子がメグリンに助けを求めるような視線を送る。
『にゃぁ……』
その華奢な両腕には、小さな子猫に似た動物が抱えられていた。傷だらけのその姿は、素人目の俺から見ても瀕死に近い状態であることがわかる。
「嬢ちゃん! 後ろがつかえてんだ! そんな子猫一匹後回しでいいだろ!」
「きゃっ!?」
後ろから現れた腕に包帯を巻いた男におさげの女の子は突き飛ばされる。
『にゃぁぉ……』
女の子の手から離れた子猫に似た動物は、弱々しく地面に転がると動かなくなった。
「メグリン様! オレを! オレを見てくれよ!」
包帯が巻かれた腕を振り上げる男。俺は怒りで腸が煮えくり返りそうだった。
「おい! あんたーー」
「…………」
しかしメグリンはふんわりとした笑みを浮かべたまま、男に詰め寄ろうとした俺を制止する。
「よしよ~し♪ 大丈夫だからね~」
『にゃ…………』
地面に転がる子猫に手を当てると魔法を発動させ、おさげの女の子の手に優しく子猫を乗せた。
「はい、これでもう大丈夫だよぉ♪」
「あ、ありがとうおねえちゃん!」
おさげの女の子は目を輝かせると、一度子猫に頬擦りをしてペコリとお辞儀をしてその場を去る。
「ちぇっ……」
それを面白くなさそうに見ていた男は居ずらくなったのだろう、地面に唾を吐くとそのまま人混みから立ち去ろうとする。
「こらこらぁ♪ その怪我はちゃんと治療しないといけないよ~」
メグリンは人混みを抜けると、ふんわり微笑みながら男の包帯を巻いた手に自分の手を当てて、魔法を発動する。
「め、メグリン様……?」
「今度から、ちゃんと優しくしてあげてね♪」
驚いた表情で自分を見上げる男に微笑むと、メグリンは再び俺がいる人混みの中へ戻ってきた。
「はいはーい! 皆、治療再開だよぉ」
そう言って何事もなく村人の治療に戻るメグリンを見て、この子には逆立ちしたってかてっこないな、と俺は思ってしまう。
やっぱりメグリンは、俺が出会った中で最高の魔法少女だ。
「おおー! 魔法少女様! ここにおられましたか!」
しばらくメグリンが治療をしていると、人波を割って、立派な身なりをした小太りの男が現れるとガッシリと両手で俺の手を握ってきた。
「え?! 誰!?」
あまりに突然の事に俺は慌てふためく。
「この村の村長さんだよ~」
そんな俺を見て、村人の治療をしながらメグリンが小太りの男を紹介してきた。
「ど、どうも……ロンロンって言います……」
とりあえず俺も自己紹介。てかこの名前で名乗るのすっげえ恥ずかしいんだが……。
「おお、よろしくお願い申し上げます! ささ、ロンロン様はこちらへ。お食事の準備が整っておりますので……」
「いや、でもまだメグリンが……」
俺の手を取り、どこかへ連れていこうとする村長に戸惑いの声をあげ、俺はメグリンの方を見た。
「大丈夫だよロンロン~♪ 私も皆の治療が終わったらすぐいくからぁ」
そう言って、俺にヒラヒラと手をふるメグリン。
「わ、分かった。待ってるからな?」
「了解だよぉ♪」
「さささ、ロンロン様、此方へ……」
ほんわかと笑うメグリンを見ながら、俺は村長に引かれていった。
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