異世界で緑の指喫茶始めました。

紅月

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転生しました。

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「よいしょっと…今日もいい天気だなー」

この世界に来てはや1ヶ月…僕、梅原柚季うめはらゆずきは、ただ今騒がれている植物達に水をあげている。

「柚季水だ!!水を早くくれ!!」

「柚季ここ寒い…もっとあったかい所に連れて行ってー」

「「「ねぇ、柚季!!」」」

…めっちゃうるさい。

「分かったから!!順番に言ってくれ!!」

今日も今日とて朝から植物達に振り回される日々を送っています。









…遡る事1ヶ月前

「今日も天気がいいから植物がよく育つなー」

とか言いながら道具などが仕舞われてる倉庫で作業していたら急に大きな地震に襲われた。

「うわっやばい!!と、兎に角ここから出よう!」

と言いながら後もう少しで外だと思ったところで頭に激痛を感じてそのまま意識を失った。

「うぅん…えっ?何これ…どういう状況」

次に目が覚めると何故か敷布団の上に寝かされていた。

何でこんなところで寝てるんだと思って上半身を起こすと知らない人達が何故が俺に向かって土下座をしている。

意味がわからん…

「あ、あのー…一体これはどういう…」

「「「すみませんでしたー!!」」」

「?!」

俺の頭の中はパニック状態である…。

いやマジでどういう状況なの…?

そんなことを考えていたら一人の女の人がキリッとした顔で話し始めた。

「いや、あのですねー仕事の押し付け合いをしていたら鍛治の神のクソジジイが地団駄を踏んでしまいまして…その踏んだ場所が丁度梅原さんのいた場所で地震が起きて死んでしまった感じですはい。」

「へぇーそうなんですかー地団駄を踏んで地震ですか、凄いですね…」

「そうですよねー」

「…てっそんなアホな話あるかーー!!」

「「「すみませんでしたー!!」」」

この人が普通の顔で話してくるから一瞬錯覚を起こしてしまった。

「何ですか地団駄を踏んで地震ってどういう事!!?」

「…てか誰ですか?」

「すまない…自己紹介を忘れていた…私は風の神だ。」

「私は聖の神よ」

「私は火の神だ」

「私は雷の神です!」

「わ、私は水の神」

「俺は酒の神だぜ」

「わしは鍛治の神じゃ。」

「はぁ…私は梅原柚季です。」

「「「宜しく!」」」

……元気な人が多いな…

「まぁ、まとめると神達の喧嘩に巻き込まれて私は死んだという事で大丈夫ですか?」

「「「はい、大丈夫です!!」」」

…何で喧嘩してたとか言ってたのにこういう時は息が合うんだ?

「…そうですか。それで私は一体これからどうしたら…」

「案外あっさりしてますね…そちらは問題無いですよ。もう転生させる場所は決めてますから」

「まぁ、両親はもう他界していますし結婚もしていなかったので…友達も特に居なかったし…」

「すみません…失礼なことを聞きました。」

「いえ、お気になさらず…それよりやっぱりそういう系なんですね」

「というと?」

「急に異世界に召喚されて勇者になったり死んでから新しい世界に転生すると言ったお話が私のいた世界で流行っていたんですよ。」

「あー、それですか!確かにあっちの世界で流行ってましたね。」

「でも、召喚されるって本当にあるんですか?」

「ありますよ…でもそれは私達では無くて柚季さんがいた世界の神が人を選んで召喚の儀式をした国に送っているんです。」

「そうなんですか?…それに人を選ぶって?」

「あぁ、召喚する国と召喚されたた人は全員例外なくクソ人間なんです。まぁ、地球に住むクソ人間をクソな国に送っていると言った感じです。」

「そ、そうなんだ…」

「まあ、そんな話はどうでも良くて柚季さんには謝罪として何か転生特典をお渡ししたいのですが何かありますか?」

「何かですか?」

「俺の酒の加護をやろうか?いいぜー酒がずっと飲めて」

「そんな能力いるわけないじゃろ」

「あぁん?何がクソジジイお前の鍛治の方がらねぇだろ!素手で殴ればいいんだよ!」

「なにおぅ!!」


なんか喧嘩が始まった…てか急にそんなこと言われてもなー…あ、そうだ。

「植物を育てるのが好きなのでそれ系にしていただけると…」

「植物ですか、良いですねそれにしましょう…じゃあ後は私たちがパパって決めちゃうのでちょっと待っててください」

「あ、はい。」

……十分後


「終わりましたよー能力は彼方の世界に行ってからのお楽しみです。」

「あと、容姿は黒黒のままだと召喚された人と勘違いされる可能性があるので瞳の色だけ変えて後はあちらの世界の成人年齢が15歳なので柚木さんの年齢も15歳に変えておきますね。」

「ご丁寧にどうも…」

「じゃあそういうことで何かありましたらいつでも繋がるようにしておいたのでいつでもご連絡下さい。」

「分かりましたそれでは行ってきます。」


「「「楽しんで(な!)(くださいね!!)」」」





…それが俺の新しい人生が始まった瞬間であった。











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