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お披露目まで後…
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「義母様!僕のことを助けてくれた恵お兄ちゃんだよ!」
「貴方が、恵様ですかこの度は、ローシャを助けて頂き本当にありがとうございました。」ペコリッ
「あ、頭を上げて下さい!それより、ローシャくんの義母様と言うことは…」
「はい、私は、先代の国王の王妃を務めておりましたアリス•アドリーと申します。」
どう見てもロイド様のお年の息子さんがいる母親に見えない…。
シルバーの髪と綺麗な水色の瞳…ロイド様の髪はアリス様から受け継いだんだな。
しかし、何度見ても普通に二十代に見える…異世界凄いな。
「私は、森中恵と申します。えーと恵が名前です」
「素敵なお名前ですね。」
「あ、いえ、ありがとうございます」
「しかし、恵様は本当に綺麗な黒髪と瞳でいらっしゃいますね。」
「私の国では普通の色なんですよ」
「そうなのですか?」
「えぇ、」
日本人はほぼ黒髪とか茶髪とかだったしなぁー。
逆にこの世界の人たちの髪色の方が謎だ…。
「私住んでいた国ではほぼ皆この色ですよ。あの、本当に私は神子なのでしょうか?」
「はい、間違いありません黒の瞳や髪を持った人はこの世界に存在しないのです。」
「そうなんですか…お披露目はいつぐらいに行うのでしょうか?」
出来れば早く家に帰りたい…この場所は落ち着かん!
「そうですね…急いで5ヶ月と言った所でしょうか。」
「5ヶ月ですか?!」
長すぎじゃないか?普通に一週間ぐらいで終わるものだと思ってたんだけどなぁ。
「はい、他国の王族などもお呼びしないと行けないので結構時間が掛かってしまうのです。」
「そうなんですね。その間私は家に帰っても宜しいんでしょうか?」
せめて、準備期間中はうちに帰りたい!こんな人がたくさんいる所でリラックスなんてできない。
「え!恵お兄ちゃんだよ帰っちゃうの?!帰っちゃ嫌だよ!」
ギュッー
ごめんよ、ローシャくん…お誕生日はちゃんと全力で祝うから許して下さい。
「私も恵様には白に滞在していただきたいと思っております。
お披露目までの間に何か起こっても城の方が恵様を守り安い
ので。」
「私でしたら、魔法も使えるので大丈夫だと思いますが…?」
「いいえ、もしもがありますから!!それに、ロイドとローシャも恵様とまだ一緒にいたい様なので」ニコツ
アリス様が目をこれ以上無いくらいに大きく開いて私にそう言って来た。
「は、母上?!」
「ロイドあなたも良い加減漢を見せなさい!母は応援しているわ。ふふふっ」
「はぁー、なぜ気付かれたんだ」
「?」
なんだ?ロイド様は私と友達になりたかったのか?
「恵お兄ちゃん!また一緒に遊ぼうね!」
「うん、そうだね」
「それでは恵様、お部屋にご案内いたしますわ!」
アリス様の圧がすごい、というか城に滞在するのは確定なのか。
あー、後5ヶ月耐えられるのか…。
「貴方が、恵様ですかこの度は、ローシャを助けて頂き本当にありがとうございました。」ペコリッ
「あ、頭を上げて下さい!それより、ローシャくんの義母様と言うことは…」
「はい、私は、先代の国王の王妃を務めておりましたアリス•アドリーと申します。」
どう見てもロイド様のお年の息子さんがいる母親に見えない…。
シルバーの髪と綺麗な水色の瞳…ロイド様の髪はアリス様から受け継いだんだな。
しかし、何度見ても普通に二十代に見える…異世界凄いな。
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「素敵なお名前ですね。」
「あ、いえ、ありがとうございます」
「しかし、恵様は本当に綺麗な黒髪と瞳でいらっしゃいますね。」
「私の国では普通の色なんですよ」
「そうなのですか?」
「えぇ、」
日本人はほぼ黒髪とか茶髪とかだったしなぁー。
逆にこの世界の人たちの髪色の方が謎だ…。
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「はい、間違いありません黒の瞳や髪を持った人はこの世界に存在しないのです。」
「そうなんですか…お披露目はいつぐらいに行うのでしょうか?」
出来れば早く家に帰りたい…この場所は落ち着かん!
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「5ヶ月ですか?!」
長すぎじゃないか?普通に一週間ぐらいで終わるものだと思ってたんだけどなぁ。
「はい、他国の王族などもお呼びしないと行けないので結構時間が掛かってしまうのです。」
「そうなんですね。その間私は家に帰っても宜しいんでしょうか?」
せめて、準備期間中はうちに帰りたい!こんな人がたくさんいる所でリラックスなんてできない。
「え!恵お兄ちゃんだよ帰っちゃうの?!帰っちゃ嫌だよ!」
ギュッー
ごめんよ、ローシャくん…お誕生日はちゃんと全力で祝うから許して下さい。
「私も恵様には白に滞在していただきたいと思っております。
お披露目までの間に何か起こっても城の方が恵様を守り安い
ので。」
「私でしたら、魔法も使えるので大丈夫だと思いますが…?」
「いいえ、もしもがありますから!!それに、ロイドとローシャも恵様とまだ一緒にいたい様なので」ニコツ
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「?」
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「恵お兄ちゃん!また一緒に遊ぼうね!」
「うん、そうだね」
「それでは恵様、お部屋にご案内いたしますわ!」
アリス様の圧がすごい、というか城に滞在するのは確定なのか。
あー、後5ヶ月耐えられるのか…。
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