19 / 24
あーちゃん初めての猫カフェ
しおりを挟む
あれから僕たちは日用品を買い揃え現在秋と僕の二人で買い物をしている。
「宗介さんいいスーツが出来るといいね。」
「ふふっ、そうだね、あーちゃん。」
現在宗介と花は秋人と綾を二人っきりにさせてあげる為に別に今日寄らなくてもいい行きつけのスーツ店で買い物をしてる。
ちなみに秋人はそのことに気付いている。
もちろん綾は気付いていない…。
そして現在二人は…猫カフェにいる。
「あき!見てみてこの子凄くフワフワで可愛い!」
モフモフモフモフッ
「「「ニャー」」」
「うわっ…ふふふっみんなどうしたの?」
綾は今猫カフェにいるすべての猫に囲まれていた。
カシャカシャカシャッ
僕は今あーちゃんを連写している。
「あ~、いつものあーちゃんと凄く可愛いのに猫に囲まれて頬を赤てるニコニコ顔のあーちゃんもめっちゃくちゃ可愛い!」
ちなみに言うと現在僕と他の客の所には一匹も猫がいない。
店の店員と客は目をまん丸にしてあーちゃんをガン見している。
俺の可愛いあーちゃんが穢れるだろうが!!
見てんじゃねぇよ!!
と大声で言いたい秋人である。
あーちゃんは猫が好きらしくて何処に寄ろうか迷って歩いてる時にこの猫カフェを見て目を輝かせていた。
可愛すぎるよ…あーちゃん。そんな可愛い顔を見てこの猫カフェに寄らない理由は僕には無かった。
そして今、あーちゃんは猫達に囲まれてとっても嬉しそうにしている。
ぐうかわっ!!
「みんな可愛いね!フワフワだね!ふふっくすぐったいよ、」スリスリッ…ペロッ
あ、あの猫!あーちゃんに抱っこされてるだけでも許せないのにあーちゃんの顔を舐めやがった!僕もまだ舐めたことないのに!
あの猫許せん!
「うわっ!ふふふっ」
あーちゃんが猫達に押し倒されて埋もれてしまった。いくらなんでも好かれすぎではないか?
やはり猫達も僕のあーちゃんの底知れない癒しの力に気付いたか。
ちなみに僕はあーちゃんセラピーと名付けている。
それにしても埋もれてしまってあーちゃんが見えない。
僕もあーちゃんに抱きつかれたいなー…
「ひやっ!ネコちゃんダメだよ!!あ、ちょっと」
?!?!?!なに!?
「く、くすぐったいよ!ひうっ!な、舐めちゃダメだよ!!」
あの茶色の子猫あーちゃんの服の中に顔突っ込んでるんだけど!
何してくれとんじゃあのネコ!!俺もまだやったことないのに!
「あーちゃん!!」
「なっ…」
あーちゃんの周りにいるネコ達が俺の事を親の仇を見るかの様な目で睨みつけてくる。
しかもあの先頭に居る猫絶対したり顔してるぞ…
………全く可愛くねぇ…
「ニャオーン♪」モゾモゾ
「あ、え!?もう一匹入って来ちゃった!!」
「あ、ダメだって~ひうっ、な、舐めちゃダメだってば~」
色気がヤバい!!
あーちゃん!その顔僕以外に見せちゃダメだよ!
顔が蕩けてるよ!!それ完全に愛し合った後の顔だよ!!
てか、あーちゃんの滑らかな綺麗な白いお腹が見えている。
ダメだよ俺以外に見せちゃ!!
おまえら、みてんじゃねぇよ!!なに顔赤くしてんだよ!!
俺のあーちゃんを見るな!穢れるだろうが!
「…このクソ猫が…」
秋人は行く手を阻む猫達を退かせながら急いであーちゃんの元へ向かった。
「あーちゃん大丈夫?!」
急いであーちゃんの服に頭を突っ込んでいる子猫2匹を退かしてあーちゃんの綺麗なお腹を隠した。
「う、うん。ありがとうあき、急に舐められちゃったからびっくりしちゃったよ。」
「クッ」
そんな顔を赤らめてトロンとした目で僕を見ないで~!!
押し倒したくなる!
我慢我慢だ!清水秋人!
「ボソッ…お前なら出来る…お前なら出来る…」
「あ、あき大丈夫?」
「え?!あ、うん、大丈夫だよ…さぁ、あーちゃんそろそろ違うお店に行こうか」
「う、うん」
「ヨイショッ」
秋人は綾の脇の下に手を入れて片腕に綾を乗せる様に抱き上げた
「うわっ!あき、僕歩けるよ」
「いいの、ほら行こうあーちゃん」
「うん、ばいばい猫ちゃん」
「ニャー!」「シャーー!」「「「ニャアニャアニャア!」」」
「ふふふっ猫ちゃん達もバイバイって言ってくれてるよあき」
「そうだね、猫ちゃん達もあーちゃんと遊べて楽しかったんだよ。」
「うん、すっごく楽しかった!!」
「それは良かったよ」
…あーちゃんあの猫達の鳴き声はバイバイするための鳴き声じゃなくて、あーちゃんと離れたくないと言う嘆き声と僕の悪口を言いまくっている鳴き声だと思うよ…。
「ありがとうございましたー」
カランッ
そうして猫カフェを後にした二人なのであった…。
「次は花さんと宗介さんと来たいね!」
「…そうだね…あーちゃん…」
これからもあきの苦労はまだまだ続く…。
「宗介さんいいスーツが出来るといいね。」
「ふふっ、そうだね、あーちゃん。」
現在宗介と花は秋人と綾を二人っきりにさせてあげる為に別に今日寄らなくてもいい行きつけのスーツ店で買い物をしてる。
ちなみに秋人はそのことに気付いている。
もちろん綾は気付いていない…。
そして現在二人は…猫カフェにいる。
「あき!見てみてこの子凄くフワフワで可愛い!」
モフモフモフモフッ
「「「ニャー」」」
「うわっ…ふふふっみんなどうしたの?」
綾は今猫カフェにいるすべての猫に囲まれていた。
カシャカシャカシャッ
僕は今あーちゃんを連写している。
「あ~、いつものあーちゃんと凄く可愛いのに猫に囲まれて頬を赤てるニコニコ顔のあーちゃんもめっちゃくちゃ可愛い!」
ちなみに言うと現在僕と他の客の所には一匹も猫がいない。
店の店員と客は目をまん丸にしてあーちゃんをガン見している。
俺の可愛いあーちゃんが穢れるだろうが!!
見てんじゃねぇよ!!
と大声で言いたい秋人である。
あーちゃんは猫が好きらしくて何処に寄ろうか迷って歩いてる時にこの猫カフェを見て目を輝かせていた。
可愛すぎるよ…あーちゃん。そんな可愛い顔を見てこの猫カフェに寄らない理由は僕には無かった。
そして今、あーちゃんは猫達に囲まれてとっても嬉しそうにしている。
ぐうかわっ!!
「みんな可愛いね!フワフワだね!ふふっくすぐったいよ、」スリスリッ…ペロッ
あ、あの猫!あーちゃんに抱っこされてるだけでも許せないのにあーちゃんの顔を舐めやがった!僕もまだ舐めたことないのに!
あの猫許せん!
「うわっ!ふふふっ」
あーちゃんが猫達に押し倒されて埋もれてしまった。いくらなんでも好かれすぎではないか?
やはり猫達も僕のあーちゃんの底知れない癒しの力に気付いたか。
ちなみに僕はあーちゃんセラピーと名付けている。
それにしても埋もれてしまってあーちゃんが見えない。
僕もあーちゃんに抱きつかれたいなー…
「ひやっ!ネコちゃんダメだよ!!あ、ちょっと」
?!?!?!なに!?
「く、くすぐったいよ!ひうっ!な、舐めちゃダメだよ!!」
あの茶色の子猫あーちゃんの服の中に顔突っ込んでるんだけど!
何してくれとんじゃあのネコ!!俺もまだやったことないのに!
「あーちゃん!!」
「なっ…」
あーちゃんの周りにいるネコ達が俺の事を親の仇を見るかの様な目で睨みつけてくる。
しかもあの先頭に居る猫絶対したり顔してるぞ…
………全く可愛くねぇ…
「ニャオーン♪」モゾモゾ
「あ、え!?もう一匹入って来ちゃった!!」
「あ、ダメだって~ひうっ、な、舐めちゃダメだってば~」
色気がヤバい!!
あーちゃん!その顔僕以外に見せちゃダメだよ!
顔が蕩けてるよ!!それ完全に愛し合った後の顔だよ!!
てか、あーちゃんの滑らかな綺麗な白いお腹が見えている。
ダメだよ俺以外に見せちゃ!!
おまえら、みてんじゃねぇよ!!なに顔赤くしてんだよ!!
俺のあーちゃんを見るな!穢れるだろうが!
「…このクソ猫が…」
秋人は行く手を阻む猫達を退かせながら急いであーちゃんの元へ向かった。
「あーちゃん大丈夫?!」
急いであーちゃんの服に頭を突っ込んでいる子猫2匹を退かしてあーちゃんの綺麗なお腹を隠した。
「う、うん。ありがとうあき、急に舐められちゃったからびっくりしちゃったよ。」
「クッ」
そんな顔を赤らめてトロンとした目で僕を見ないで~!!
押し倒したくなる!
我慢我慢だ!清水秋人!
「ボソッ…お前なら出来る…お前なら出来る…」
「あ、あき大丈夫?」
「え?!あ、うん、大丈夫だよ…さぁ、あーちゃんそろそろ違うお店に行こうか」
「う、うん」
「ヨイショッ」
秋人は綾の脇の下に手を入れて片腕に綾を乗せる様に抱き上げた
「うわっ!あき、僕歩けるよ」
「いいの、ほら行こうあーちゃん」
「うん、ばいばい猫ちゃん」
「ニャー!」「シャーー!」「「「ニャアニャアニャア!」」」
「ふふふっ猫ちゃん達もバイバイって言ってくれてるよあき」
「そうだね、猫ちゃん達もあーちゃんと遊べて楽しかったんだよ。」
「うん、すっごく楽しかった!!」
「それは良かったよ」
…あーちゃんあの猫達の鳴き声はバイバイするための鳴き声じゃなくて、あーちゃんと離れたくないと言う嘆き声と僕の悪口を言いまくっている鳴き声だと思うよ…。
「ありがとうございましたー」
カランッ
そうして猫カフェを後にした二人なのであった…。
「次は花さんと宗介さんと来たいね!」
「…そうだね…あーちゃん…」
これからもあきの苦労はまだまだ続く…。
10
お気に入りに追加
295
あなたにおすすめの小説
あざといが過ぎる!
おこげ茶
BL
自分のかわいさを理解して上手いこと利用しているつもりの主人公、美緒のあざとさは本人が思ってもいない方向に作用していた!?
「や、僕女の子が好きなんだけど!?」
※基本的に月曜日の19時更新にする予定です。
※誤字脱字あれば、ぜひふわふわ言葉で教えてください。爆速で直します。
※Rは今のとこ予定ないです。(もしかしたらあとから入るかも。その時はごめんなさい)
普通の男の子がヤンデレや変態に愛されるだけの短編集、はじめました。
山田ハメ太郎
BL
タイトル通りです。
お話ごとに章分けしており、ひとつの章が大体1万文字以下のショート詰め合わせです。
サクッと読めますので、お好きなお話からどうぞ。
ハイスペックストーカーに追われています
たかつきよしき
BL
祐樹は美少女顔負けの美貌で、朝の通勤ラッシュアワーを、女性専用車両に乗ることで回避していた。しかし、そんなことをしたバチなのか、ハイスペック男子の昌磨に一目惚れされて求愛をうける。男に告白されるなんて、冗談じゃねぇ!!と思ったが、この昌磨という男なかなかのハイスペック。利用できる!と、判断して、近づいたのが失敗の始まり。とある切っ掛けで、男だとバラしても昌磨の愛は諦めることを知らず、ハイスペックぶりをフルに活用して迫ってくる!!
と言うタイトル通りの内容。前半は笑ってもらえたらなぁと言う気持ちで、後半はシリアスにBLらしく萌えると感じて頂けるように書きました。
完結しました。
【BL】男なのになぜかNo.1ホストに懐かれて困ってます
猫足
BL
「俺としとく? えれちゅー」
「いや、するわけないだろ!」
相川優也(25)
主人公。平凡なサラリーマンだったはずが、女友達に連れていかれた【デビルジャム】というホストクラブでスバルと出会ったのが運の尽き。
碧スバル(21)
指名ナンバーワンの美形ホスト。博愛主義者。優也に懐いてつきまとう。その真意は今のところ……不明。
「僕の方がぜってー綺麗なのに、僕以下の女に金払ってどーすんだよ」
「スバル、お前なにいってんの……?」
冗談? 本気? 二人の結末は?
美形病みホスと平凡サラリーマンの、友情か愛情かよくわからない日常。
アダルトショップでオナホになった俺
ミヒロ
BL
初めて同士の長年の交際をしていた彼氏と喧嘩別れした弘樹。
覚えてしまった快楽に負け、彼女へのプレゼントというていで、と自分を慰める為にアダルトショップに行ったものの。
バイブやローションの品定めしていた弘樹自身が客や後には店員にオナホになる話し。
※表紙イラスト as-AIart- 様(素敵なイラストありがとうございます!)
悪役の俺だけど性的な目で見られています…(震)
彩ノ華
BL
悪役に転生した主人公が周りから性的な(エロい)目で見られる話
*ゆるゆる更新
*素人作品
*頭空っぽにして楽しんでください
⚠︎︎エロにもちょいエロでも→*をつけます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる