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デススライムとの戦い―上

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「よっほっ……」

あれから数時間たったかな?

「にしてもこのスライムの称号って誰が付けたんだろう?」

そう思いながらスライムの攻撃を避ける。

「うーん…あとちょっとなんだけどなぁ」

なにがあとちょっとかって言うとスライムを避ける事が始まって数分後スキル【回避Lv】を取ったんですよ!

「今のLvは8だからあと2かな?」

決して10てカンストって訳では無いかもしれないけど何かあるかもだし10まで目指して避けてます。

「おっ!っととさっきのは少し危なかった……あ、やっとLv9になってる!」

喜びを感じながらもひたすらにスライムの攻撃を避ける。

「やっ…たぁ……Lv…9…だ…!」

避けながらだとどうしても普通に喋ることが出来ない!

「ん?」

気づいたらスライムの攻撃が止んだ…
スライムを見るとあっちもこちらを見ていた?いや…君どこに目があるの?なんで目線感じるの?不思議だ…

「…………え?」

スライムからさっきまでと違い数本の……あれ手かな?言葉で表すと…触手ですね…はい。

それがスライムの体の全体から……

「ひっ…ちょ!キモイわ!!」

ビジュアルがやばいよぉ…例えるなら…クリオネが食事する時に見るあれ…それの強化版?進化版?…まぁとにかく気持ち悪い……うん…

「っ!?ってこっちに来たぁ!?いやぁ!来んなぁー!!」

触手で攻撃すると思ったらそのビジュアルのままこっちに突っ込んできた!いや!キモイってより怖いってのが強くなったよ!!

「ういゃぁぁ!!」

頑張って避けます。いや絶対に避けます。あれば無理です。捕まりたくありません!

《スキル【回避】がLv10になりました。続けて、スキル【回避Lv10】をスキル【超回避Lv】に進化させます。》

「や…た……て…え…?」

スキル【超回避】?ってかなんかLv無くね?つまり?

「っうわぁぁぁ!今少し当たったよ!?やっぱりそういうこと!?ってうわぁまた来たぁぁ!!」

少しは避けられるがさっきより地味に当たる回数が多くなった。これは絶対スキル【回避】が【超回避】になってLvが0に戻ったからだよ!!

《スキル【超回避Lv】→【超回避Lv1】に上がりました。》

「え?っとわぁ危な!」

少し動きを止めてしまったせいで少し死が見えたよ…
にしてもLv上がるの早くない?

「あれじゃない?スキル【回避】の進化版なんだしスキル【回避Lv10】ぐらいの所まで楽に上げられるとかそんな感じ?」

神様からの回答ありがとうございます!なるほどそういうこと…じゃあさっさと【回避Lv10】の所まで【超回避】を上げちゃいましょうか!

━━━━少女全力回避中~━━━━

《スキル【超回避Lv6】→【超回避Lv7】に上がりました。》

「~~♪っと、お?Lv上がった!」

スキルが上がり今では歌いながらでも避けられるぐらい余裕が出てきた。

「はぁ、Lv5が感覚的に【回避Lv10】って感じだったね」

するとまたスライムの攻撃が止む…

「え…もうこれ以上…ないよね?」

あ、フラグ立っちゃった?いや、今のスライムさんの姿やっと我慢できるぐらいには慣れてきたのにさらに変化するの?……

「う、うわぁ……」

速報、フラグ回収しました。oh..

触手がより長くなりまた、数が増えた。

そしてもう1つ、

「なんか顔みたいなのが身体中に出てる件について!!」

うぅ…吐き気がする…気持ち悪いよぉ…

スライムさんはどこを目指してたんでしょうか?ほんと……何を目指していたのでしょうかね!!?

「これが俗にいう最終ラウンドってやつかね?」

神様がなんか言ってます。これが最終ラウンドだったら嬉しいですよ!……なによね?……あ、まさかまた立っちゃった?フラグ…

「強く…ww生きて……ww」

なぁーに笑てんねん、こっちは恐怖でしかないんだよ!

それを言うのを堪え、スライムがいつ攻撃してきてもいいように構えた。

「あぁ…疲れた…主に精神が…」

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