Way‐World‐Online〜のんびりするつもりが気づいたら有名人になってた。〜

白くまきゅん

文字の大きさ
上 下
24 / 40

服の完成

しおりを挟む
「お帰りなさいませ、ユナ様」

僕は自室へ戻り直ぐにゲームを起動させログインした。

「ん、ただいま」

まぶたを開くとそこは噴水の前だった。

どうやらログアウトしてまたログインすると自動的にここ噴水の前に転移?するみたい、

「ではユナ様、調理器具を買いに行きましょう」

「ん、行く」

そして僕は調理器具を買った。

「まいど!」

「買えた。」

いやまぁ買えるのは当たり前なんだけどさ?なんかこう…自分の物になったものの嬉しさ?があるんですよ

「ふふ、ではやっそく使いますか?」

「ん!使う!」

っと言ってもここでは流石に通行の妨げになるから草原地帯で使用しようかな?

「草原地帯で使う」

「確かにここでは通行の妨げにもなりますし街歩く人々の目もありますからね…移動しましょうか」

「ん」

あ、使用をしよう…ダジャレじゃないよ?はいそこドッっじゃない!

ピコンっ

「?」

「どうされました?」

どうやらフレンドからのメールらしい、差出人は…

「又さんから、えっと…装備品できたって」

「では受け取ってからにしますか?」

「うん、もうちょっと使用はお預け」

さて、取りに行きますか

「あ、待ってたよ!んじゃあまずはこれね」

〈プレイヤー:又からトレード申請が来ました。〉

それを了承する。

「んー作成にあたっての料金は…うん、丁度7万エナで大丈夫かな?」

「わかった。んじゃあこれで…」

〈外着:モコモコのパーカー内着:モコモコの服を獲得〉

ふふふ!これで初心者の服から脱した!

「あれ?料金に関して口を出すと思ったんだけど…」

嬉しさを感じてるとそう又さんが言ってきた。

「服を作るのは大変、それに又さんは無料でくれるとは一言も言ってなかったから、でも…お金足りて良かった。」

どやっ

「……何この幼女…頭良くない?そして可愛くない?可愛いよ…」

「ユナ様ですから」

なんか又さんとメラが凄い微笑ましいものを見る目で僕を見てる気がするけど…気にしたら負けだよね!!

装備▽
武器:グローウルフの短剣
サブ武器:スライムソード
頭部:なし
外着:モコモコのパーカー
内着:モコモコの服
靴:初心者の靴

「っよし、…おぉー!メラっメラっ!見てみて!…どう?」

「とても可愛らしいですよ」

「うん!我ながらいい出来だよ!」

ふむふむ、ちょっとパーカーが大きすぎないかな?

「手の半分くらい隠れてるし…下も太ももの半分ぐらいかな?隠れてる…。」

それにモコモコのってついてたからてっきりモコモコしてると思ってたけど…全然モコモコしてなかった。

モコモコのパーカー
作成者:又

プレイヤー:ユナに似合うように作られた服、モコモコの綿毛を使っているので触り心地抜群であるが静電気は発生しないように作られている白色のパーカー
【回復量上昇(微小)】

モコモコの服
作成者:又

プレイヤー:ユナに似合うように作られた服、モコモコの綿毛を使っているので触り心地抜群であるが静電気は発生しないように作られている胴部分はキャミソール白でズボン部分は灰色の半ズボンで作られている。
【体温調整(微小)】

「本当はもっと良い効果が付いて欲しかったんだけど…そこはランダム、運だから…あ、強化と修復はできるからしたかったら何時でも聞いてね」

「ありがとうございます。大事に使わせてもらうね」

「ではユナ様、行きましょう」

メラはそういうと僕の手を取る

「ん、又さんまたね」

「ばいばい」

っと手を振ってくれたので僕もで振り返す

「尊い…」

「…?」

なんか言ったみたいだけど聞こえなかった。そしてそのまま草原地帯へ

「では料理を始めます。」

「はいユナ様」

ストレージから調理器具セットを取り出し、使用ボタンを押す

ポンッ

「おぉー!…キッチン」

さて、まずはどこに何があるかを把握しよう。

「ふむふむ、ここにフライパン…あ!大中小ある。包丁とまな板はここ…調味料は塩と故障だけ…あれ?食器等がない?買い足さないと…。」

まぁとりあえず作って行きましょう!

「はい、というわけでまな板を出してっと、ほい」

ボト

「意外とうさぎ肉大っきい…よし、最初は一口台に切る」

そしたらスジがあったら切って、塩と胡椒をまぶしてもみもみ…

「そして出てくるこの草さん」

バジル

雑草扱いされている。

「これを刻んで…」

あとはフライパン(中)を取りだしコンロの火をつけて、

「焼く!」

……うん、いい匂いです。

「完成ー」

〈職業‐【料理人Lv2】に上がりました。スキル【料理Lv2】に上がりました。〉

Lvも上がった。
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

戦争と平和

澤村 通雄
SF
世界が戦争に。 私はたちの日本もズルズルと巻き込まれていく。 あってはならない未来。 平和とは何か。 戦争は。

人生詰んだ気がしたので、VTuberになってみた。

未来アルカ
大衆娯楽
 鬼堕 俊隆(きだ としたか)。  とある事件によって親族に見放され、就職することも難しく貯金の残りもわずかとなった彼は、人生の最後くらい楽しく過ごしたいという思いから、VTuber『鬼道 奈落』としてデビューする。  VTuberを通して出会う、自分の知らない世界。その中で、徐々に明らかになっていく彼の悲しい過去。  カクヨムでも投稿しています! 『なんか姿似てるVTuber知ってるなー』とか『名前のイントネーション似てるVTuber知ってるなー』って感じで楽しんで貰えたら嬉しいです。

―異質― 激突の編/日本国の〝隊〟 その異世界を掻き回す重金奏――

EPIC
SF
日本国の戦闘団、護衛隊群、そして戦闘機と飛行場基地。続々異世界へ―― とある別の歴史を歩んだ世界。 その世界の日本には、日本軍とも自衛隊とも似て非なる、〝日本国隊〟という名の有事組織が存在した。 第二次世界大戦以降も幾度もの戦いを潜り抜けて来た〝日本国隊〟は、異質な未知の世界を新たな戦いの場とする事になる―― 大規模な演習の最中に異常現象に巻き込まれ、未知なる世界へと飛ばされてしまった、日本国陸隊の有事官〝制刻 自由(ぜいこく じゆう)〟と、各職種混成の約1個中隊。 そこは、剣と魔法が力の象徴とされ、モンスターが跋扈する世界であった。 そんな世界で手探りでの調査に乗り出した日本国隊。時に異世界の人々と交流し、時に救い、時には脅威となる存在と苛烈な戦いを繰り広げ、潜り抜けて来た。 そんな彼らの元へ、陸隊の戦闘団。海隊の護衛艦船。航空隊の戦闘機から果ては航空基地までもが、続々と転移合流して来る。 そしてそれを狙い図ったかのように、異世界の各地で不穏な動きが見え始める。 果たして日本国隊は、そして異世界はいかなる道をたどるのか。 未知なる地で、日本国隊と、未知なる力が激突する―― 注意事項(1 当お話は第2部となります。ですがここから読み始めても差して支障は無いかと思います、きっと、たぶん、メイビー。 注意事項(2 このお話には、オリジナル及び架空設定を多数含みます。 注意事項(3 部隊単位で続々転移して来る形式の転移物となります。 注意事項(4 主人公を始めとする一部隊員キャラクターが、超常的な行動を取ります。かなりなんでも有りです。 注意事項(5 小説家になろう、カクヨムでも投稿しています。

謎の隕石

廣瀬純一
SF
隕石が発した光で男女の体が入れ替わる話

クラスメイトの美少女と無人島に流された件

桜井正宗
青春
 修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。  高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。  どうやら、漂流して流されていたようだった。  帰ろうにも島は『無人島』。  しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。  男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
 クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。  トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。  いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。  考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。  赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。  言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。  たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

処理中です...